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テーマ:生命保険について(974)
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今日もとても寒い朝ですね 娘は明日から学校の授業が始まるので今日東京に戻ります。 娘が1人増えるだけで家の中が賑やかになりますね。 でも、今日からまたいつものように静かになります。 少し、寂しい感じがします。 具体的に医療保険をどのように選べば良い? 保険会社が勧める保障の主流で説明します。※私のお薦めではない A社の終身医療保険 35歳、男性 保険料は終身払い ●入院保障日額1万円(1入院60日型) ¥2,540 ●手術保障 ¥1,060 ●退院とくやく 5万円 ¥460 ●通院とくやく 日額3千円 ¥333 ●ガン診断給付金100万円 ¥1,821 ●先進医療とくやく ¥107 月払い保険料¥8,079 この保険に入る価値があるかを確認する ●病気や怪我で入院したときに保障してもらえる最大額は1入院で60万円 さらに、手術をすればプラス20万円 退院したときに5万円 退院後に通院を3回した場合9千円 保障総額¥859,000 ●胃ガンで20日入院した場合 ガン診断給付金100万円 入院給付金20万円 手術給付金20万円 退院保障5万円 退院後に通院10日した場合、3万円 保障総額は¥1,480,000 保険料は毎月¥8,079、これが安いか高いかを判断します。 ここで注目すべきことは 入院したときに保障してもらえる1入院の日数です。 1入院60日の保障です。60日を月数に置き換えると2ヶ月の入院を保障です。 入院を保障してもらえる日数と同じ2ヶ月の入院をした時、 病院から請求される医療費はいくら?の確認が必要です。 ●病気や怪我で入院したときの例として 胃潰瘍で60日間入院して、 1ヶ月目の医療費の総額が80万円、 2ヶ月目の医療費の総額が80万円かかった場合 病院から請求される医療費負担額は 1ヶ月目 80,100+(80万円-¥267,000)×1%=¥85,430 2ヶ月目 80,100+(80万円-¥267,000)×1%=¥85,430 2ヶ月の入院で病院に支払う医療費の総額は¥170,860 そして保障として¥859,000をもらって、医療費を病院に¥170,860を支払うと 差し引きは¥688,140のプラスになります。 保険に入っていて良かったと思うひとときでしょう。 でも、保険料を支払い続けている計算が抜けています 保険料¥8,079を 5年(40歳)支払えば¥484,740 10年(45歳)支払えば¥969,480 15年(50歳)支払えば¥1,454,220 20年(55歳)支払えば¥1,938,960 30年(65歳)支払えば¥2,908,440 この入院が加入後10年経過していた場合は 688,140のプラスだと思った額は実際にはプラスではなく 保険料の支払総額は¥969,480+医療費¥170,860=¥1,140340 ¥1,140340-¥859,000=¥281,340のマイナスだったという事になります。 ただ保障をしてもらったという事実だけです。 そこで、この保険に入ったつもりで毎月タンス預金をしていた場合 10年で¥969,480が貯まっており、病院に支払うのは¥170,860 差し引き¥798,620が手元に残ります。 これだけあれば、さらに1年以上の入院費を支払えます。 結論として まずここで判断できることは 医療保険で入院したときに保障される額ではなく 保障してもらう日数と同じ日数を入院したときに病院から請求される費用は17万円ほどだということ。 それに対して保険料¥8,079を10年支払うと約97万円になります。 10年で80万円ほどの払いすぎになっている事実が抜けている。 その払いすぎた額を保障で返してもらっても意味がないのでは? もっと考えなければならないのは この入院例では保障される日数の限度内の入院費で説明していますが 実際には治らない重い病気で入院すると通算の入院日数は1年以上になる場合が少なくありません。そんな入院も1入院とみなされる場合が少なくありません。 だから、1入院の日数が60日や120日などの短期保障型の保険には 加入したくても保険料が高すぎてメリットがないのです。 まとめ 保険を見比べる時は 保険と保険ではなく、 保険料を保険に支払うのか医療費に支払うのかという保険と医療費を見比べることです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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