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テーマ:生命保険について(974)
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今日は成人の日ですね 20歳になられた皆様 成人おめでとうございます。 今日起きて、新聞を取りに外に出たら 道路に少しだけですが雪が言い訳程度に積もっていました? でも快晴です。南側は雪の気配すらありません。 数年に一度、自宅の周辺だけ雪が積もることがあります。 そうなると急坂なので外出が困難になります。 今日は医療保険の正しい見比べ方 例えば、35歳男性、終身保障、保険料終身払い 保障内容が下記のような内容の場合 ■1入院60日型 ●入院日額5,000円 ¥1,270 ●手術保障 ¥530 ●退院給付金3万円 ¥276 ●通院給付金 ¥333 ●ガン診断給付金 ¥1,821 月払い保険料合計¥4,230 ■1入院120日型 ●入院日額5,000円 ¥1,615 ●手術保障 ¥530 ●退院給付金3万円 ¥276 ●通院給付金 ¥333 ●ガン診断給付金 ¥1,821 月払い保険料合計¥4,575 ■1入院365日型 ●入院日額5,000円 ¥2,020 ●手術保障 ¥530 ●退院給付金3万円 ¥276 ●通院給付金 ¥333 ●ガン診断給付金 ¥1,821 月払い保険料合計¥4,980 ■1入院730日型 ●入院日額5,000円 ¥2,165 ●手術保障 ¥530 ●退院給付金3万円 ¥276 ●通院給付金 ¥333 ●ガン診断給付金 ¥1,821 月払い保険料合計¥5,125 4種類の1入院の日数が異なる例ですが 入院日額の保障日数が異なるので保険料が異なります。 本当の保険の価値を判断するには 1入院の日数が異なっても 保険料が違わない特約保障を除外しなければなりません。 何故なら、特約の保障が膨らまし粉の役目を果たすので 本当は加入する価値がないと思われる保険でも メリットがいっぱいあるように錯覚するからです。 例えば、入院例で 胃ガンで入院20日、手術して退院後、通院を10日した例では ●入院日額5,000円×20日=10万円 ●手術保障10万円 ●ガン診断給付金100万円 ●退院給付金3万円 ●通院保障3千円×10日=3万円 ■保障総額126万円 短期入院事例では上記、どの保障に入っていても保障される額は同じ額です だったら、保険料が一番安い保障で良いという考え方になりますよね このような入院事例は偏った事例であり結果は どんな入院になるか誰も分かりません。 また、入院保障が必要な入院とは死ぬかも知れない 入院になったときです。 そんな入院になるとどのくらいの入院日数になるか分かりません。 だから、入院シミュレーションをする場合は 長い日数を基準にしなければいけないのです。 そこで入院事例に関係なく、 その保障内容に対しての保険料負担総額が 見合っているかどうかの確認をしなければなりません。 そのためには、 公平に判断するには特約保障は保険料が変わらないので除外し 保障条件で保険料が異なる主保障部分だけでその保険を分析します。 ●1入院60日型 日額5千円の保険料¥1,270 ●1入院120日型 日額5千円の保険料¥1,615 ●1入院365日型 日額5千円の保険料¥2,020 ●1入院730日型 日額5千円の保険料¥2,165 これが本来の正しい判断ができる見比べる方です。 見比べる基本は 保障内容に対してその保険料を何回支払う価値があるかを確認します。 注意点は 保障される事が確定していれば最大保障額と 同額まで支払っても損はありません。 しかし、 実際にはどうなるか確定していることは 保障では皆無ですが保険料の支払いは確定しています。 だから 保障される額に対してできるだけ少ない負担でなければ意味がありません。 私の目安は 保障額の最大3割前後の負担にしなければ保険に入る意味がないと思います。 ●1入院60日型 日額5千円×60日=最大30万円の保障に対して 保険料負担の総額の目安は3割で9万円。 保険料¥1,270を何回まで支払う価値がある 9万円÷1,270=70回=5.9年(40.9歳) ●1入院120日型 日額5千円×120日=最大60万円の保障に対して 保険料負担の総額の目安は3割で18万円 保険料¥1,615を何回まで支払う価値がある? 18万円÷1,615=111回=9.2年(44.2歳) ●1入院365日型 日額5千円×365日=182.5万円の保障に対して 保険料負担の総額の目安は3割で55万円 保険料¥2,020を何回まで支払う価値がある? 55万円÷2,020=272回=22.6年(57.6歳) ●1入院730日型 日額5千円×730日=365万円の保障に対して 保険料負担の総額の目安は3割で109万円 保険料¥2,165を何回まで支払う価値がある? 109万円÷2,165=503回=41.9年(76.9歳) 保険料を支払う価値を判断した場合 この中で長く保険料を支払って保障してもらう価値があるのは 1入院730日型になります 保障をしてもらうことだけを考えた場合 入院は長くしないということが常にネックなり 短期入院しかしないのであれば1入院の日数は60日、120日でも問題ない むしろ保険料負担が少ない分、お得。という選択になります。 しかし、保険料負担も考慮すると選択は違ってきます。 1入院の日数が短くなるほど保険料負担は少なくなりますが 同時に保障総額も少なくなることから 保険料を支払う総額も保障に合わせて少なくしなければなりません。 ところが保険契約ではそんなことはなく どれを選んでも支払い期間は同じです。 従って、 1入院の日数が少ないほど実質は保障に見合う保険料支払いを 通り越した無駄な支払いをすることになります。 上記の計算例で説明しますと 1入院60日の保障では保険料は70回くらいしか支払う価値がないのに 保険料支払い期間は終身払いなので70歳まで支払うと¥533,400で 約44万円も払いすぎることになります。 44万円払いすぎても保障されるのは最大で60日です。 44万円あれば約7ヶ月の入院費に相当します。 これだけ払いすぎても保障されるのは最大60日の2ヶ月です。 だったら、保険料の支払いも日額5千円で60日の保障に見合うのは 9万円までにしなければ損とはっきり分かって頂けると思います。 だから、保険料負担が少し高くなっても 保障総額が多くなり 保険料支払いが保障に見合う額になるまで 長く支払える保険を選ばなければ損ということになります。 また、保障が必要な入院とは死ぬかも知れない入院になったときです。 そんな入院になると何日入院するか分かりません。 だから、家族に医療費で迷惑がかからないように 安心して入院できる長い日数が必要です。 そんなに長い入院はしないという考えでは 保障はいらない、短い入院保障では保険料を支払うメリットがないということを 今日は知ってもらえたと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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