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テーマ:生命保険について(974)
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医療費と医療費自己負担額は違う 高額療養費助成制度では かかった医療費に対して私達が3割負担する限度が決められています。 これを医療費自己負担額と言います。 従って、医療費と医療費自己負担額の違いを理解していなければなりません。 医療費とは 治療のためのすべての費用のこと 診察費、入院費、手術費、治療薬代などを合計した額のこと 医療費自己負担額とは 医療費に対して私達が負担する額のこと この負担額に対して限度が決められているのです。 例えば、医療費の総額が1ヶ月間で200万円になった場合 自己負担額は 69歳以下の方で ●住民税非課税世帯 ¥35,400が限度 残り¥1,964,600は国が負担してくれる ●一般世帯 ¥80,100+(200万円-267,000)×1%= ¥97,430が限度 残り¥1,902,570は国が負担してくれる ●上位世帯 ¥150,000+(200万円-50万円)×1%= ¥165,000が限度 残り¥1,835,000は国が負担してくれる 70歳以上の方 ●住民税非課税世帯1 ¥15,000が限度 残り¥1,985,000は国が負担してくれる ●住民税非課税世帯2 ¥24,600が限度 残り¥1,974,000は国が負担してくれる ●一般世帯 ¥62,100が限度 残り¥1,937,900は国が負担してくれる ●現役並み世帯 ¥80,100+(200万円-267,000)×1%= ¥97,430が限度 残り¥1,902,570は国が負担してくれる このように医療費が200万円になっても 私達が自己負担する医療費に限度があります。 それなのに、不安を煽る方は ガンになったら医療費がいくらかかるか分からないと言われます。 ガンになっても、盲腸であっても 医療費が200万円になると、自己負担するのは限度が決まっているので そんなに不安になって心配する必要はないと思います。 そして、 医療保険に入るは これらの自己負担額を補うためですよね。 それなのに 自己負担額のことを理解されている方がほとんどいないのです。 どうしてでしょうか? これらのことを詳しく知りたい場合 最寄りの保険組合に質問すれば 個別の負担限度額を教えてくれると思います。 医療保険、ガン保険に入るのは 自己負担額を知ってからです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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