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医療保険のからくり

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2011/02/09
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保険を選ぶとき、比較するものを間違えています。

保険を選ぶとき、
ほとんどの方が保険同士を見比べます。
そして、
保障に対して保険料が安いかどうかを判断されているようです。

この選び方が間違っています。


医療保険やガン保険は医療費を補うための保険です。
だから、見比べる対象は保険と医療費です。
保障に対して保険料が安いと思っても医療費に対しての判断ができていないからです。


その保険は、いくらの医療費を補うのかを確認し、
そのために支払う保険料は総額で補う医療費より多く支払わないことが
保険選びの基本的な考え方になります。



いくらの医療費を補うのかを確認するには、
医療保険で入院を保障してもらう日数の限度である1入院の日数を確認して
その日数を月数に置き換えれば、補う医療費負担額が分かります。

何故なら
高額療養費助成制度は
医療費を負担する限度は1ヶ月単位で決まっているからです。


だから
1ヶ月ごとの上限を累計すれば
入院月数ごとに負担する医療費の目安は事前に分かるからです。


そこでその医療費負担額を補うために保険料を支払うのと、
保険に入らずに医療費を支払うのと、どっちが良いかを見比べるのです。


補う医療費負担額が高くなければ、
その保険に入るまでもないと判断できるでしょうし、
あとは保険料次第です。
補う医療費負担額と同額になるまでの支払回数で保険料の価値を判断します。


保険料は保障内容、保障額、保障期間、年齢、性別などで異なりますが、
入院を保障される日数の限度である1入院の日数が同じであれば、
補う医療費負担額も同じなので
保障内容に関係なく、
保険料と1入院の日数から分かる医療費負担額を
費用対効果で判断するのが一番確実で賢明な選び方です。

これが正しい医療保険の選び方です。


その為には
高額療養費助成制度のことを詳しく知ることと
1入院という保障条件は1回入院のことではないこと
そして一生涯で保障されるのは1入院とみなされる日数の範囲になってしまうことを
理解出来なければなりません。


だから
保険は難しい、ややこしいと言われるのです。


一度覚えれば簡単に選ぶことができます。

保障内容に関係なく
1入院の日数と保険料を確認するだけで
その保険の善し悪しを見抜くことができるのです。


そうなれば
貴方は並の保険セールスマン以上の知識を身につけることになりますよ

















 






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最終更新日  2011/02/09 08:21:15 PM
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