医療保険のからくり

国保料滞納（無保険）から
医療費重荷で７１人死亡という
痛ましい記事がありました。

国民健康保険の保険料を滞納して無保険状態になったり
保険証は持っていても医療費の自己負担分を払えなかったりして
受診が遅れ亡くなった人が昨年、２４都道府県で７１人に上り
前年４７人の１．５倍に増えたことが２日、全日本民主医療機関連合会の調査で分かった



先週にもＴＶで大阪市が国保の保険料滞納者に対して
差し押さえなどで厳しく対応していく
その中で、学資保険までも差し押さえて
子供の将来までももぎ取っているなど
話題になっていました。



私は、国民皆保険制度があっても
収入に対して国保保険料を負担する割合が高すぎると思います。


一生懸命働いても
税金、保険料などで給料の半分近くを負担する


それで生活が潤っているのであれば問題ありませんよね

もともとの収入が多くないので日常の生活が大変でやりくりしているのに
保険料を払え、税金を払えと、義務だから払いなさいというのは
可笑しいと思いませんか？

まず、生活ができる収入を保証したうえで
残った分から負担して下さいと言われるのであれば
納得できますよね。


そんなことは関係なく
義務だから払えと紙切れ１枚、請求書を送ってくるのは
誰のために働いて
誰のために生きているのか分からなくなると思いませんか？


それだけ負担したら
医療費負担は無料、老後の生活はすべて国が面倒をみてくれるのであれば
納得できます。


でも、この国は国民から徴収しても
さらに負担しなければなりません。


最後の最後までむしり取られているような気がいたします。


国会議員、官僚は
何かが足りなくなったら、国民から吸い上げることしか考えません。

すぐ、増税、増税
そしてこのままだったら大変だというだけで
本当に大変だったら
まず、議員が節約する、官僚を減らす、無駄使いをしないなどから
始めるべきではないでしょうか

それをしないで国民にだけ負担を増やすことばかり
大変だと言うだけで
同意して良いのですか？


暗い出来事が増えている現状を
打開してくれる政治をしてもらいたいと思います。