医療保険のからくり

原発事故の影響で被った身体障害は
多くの入院保障、一部の死亡保障の保険で
保障してもらえないことをご存じですか？


保険会社によって異なりますが
保障できない条件に
核燃料物質もしくは核燃料物質によって汚染された物の放射性
爆発性その他有害な特性またはこれらの特性によって被った身体障害。


身体障害には
急性障害と晩発障害があり

急性障害とは
福島原発作業員が「ベータ線熱傷」で病院に運ばれたような場合


晩発障害とは
体に取り込まれた超微粒子の放射性物質が長期間にわたって持続的、
慢性的に臓器組織を照射し続け、骨髄や免疫細胞などを破壊するからです。
１９４５年のビキニ水爆実験で被爆した第５福竜丸の乗組員にも見られた症状です。

晩発障害で最も懸念されるのは
乳幼児への影響です。




福島原発の事故が原因で
チェリノブイリ原発事故のような放射線障害による
死亡多発や、子供などに深刻な後遺障害被害が起きると

医療保険、がん保険、一部の死亡保険などで保障してもらえない保険があります。



放射性物質は長期間放出され続けると言われているので
その影響は今後、ずっと続くと思われることから
発がんするとそれを理由に保障してもらえないことになる場合が考えられます。



注意すべきことは
国の発表やテレビなどで報道されている時に注意して聞いて頂きたいのは
「直ちに健康に影響を及ぼすものではない」

この言葉を鵜呑みにしては　いけないと思います。

直ちに健康に影響を及ぼさなくても
長期的には影響を及ぼすかどうかの説明がありません。

都合良い部分だけの発表だと思います。
すべて正しく発表する義務があると思われます。


今日の夕刊ゲンダイに紹介されていました
中部大学教授の武田邦彦氏がホームページにアップされた内容では
政府、マスコミ、ごまかし。危ない？！

政府やマスコミ発表は
レントゲンで浴びる数値より少ないとか言われますが、それは一瞬の測定値

今回のように広範囲に広く放射能が広がっている場合
連続して浴びることになるので
結果は異なると警告されています。

詳しくはホームページを確認して下さい。

 

原発　緊急情報（１０）政府、マスコミ、ごまかし。危ない？！

核燃料物質による身体障害は保障できないと書かれている保険は
共済系、損保系に多いと思われます。


ご加入されている保険にこのような保障できない条件が記載されている場合
保障してもらえないことになる場合が考えられるので
記載がないかご確認しておくことをお勧め申し上げます。



是非、ご確認ください。



昨年から、新聞等に記事になっている中で
保険で保障できない条件に該当する事例が続いています。

かぶき役者の泥酔による喧嘩事件

よっぱらいや社会不安などから駅構内や踏切などでの事故や自殺

そして、今回のような放射能事故

これらは保険会社によって異なりますが
保障しないと約款に記載されている保険があります。


私は、保険を勧めるときは
このような保障できない条件なども確認し
保障されないことになる条件が一番少ないと思われる保険を確認しています

そうしなければ保険にならないからです。



私の著書　医療保険にだまされるなの８１ページにも記載されています。

さらに詳しい内容をこちらで確認できます。
宜しくお願い申し上げます。

医療保険にだまされるな！