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テーマ:公園練習(216)
カテゴリ:公園日記
今時期は公園で練習してるとね、
結構キツいんですよぉ~ 色んな意味でキツいんですよ 最初はいいの大したコト無いの 練習を始める時は気温がね12度ぐらいあるのね でもね、パンパカ叩いてるウチに 気温が下がってくるのね コノ前なんかは7度ぐらいまで下がっちゃってさぁ~ もう寒ぃ~のなんのってさ でね、オレはいいの、叩いてるから 好きなコトやってるからいいの でもね、ガラガラとご登場するんですよ ココの公園を住まいとされてるオジさんがさ たぶん家財道具一式なんでしょうねぇ~ いつも大きな荷物をガラガラと引きずってご登場するのね この日はさ、北風ビュービューでメチャメチャ寒い訳 でオジサンご登場するんだよ、どこからとも無く オレとしては、あぁ~またオジサン来たなぁ~てなモンです オジサンは完全にシカトでオレの横を通過するのね オジサンと言っても推定60歳ぐらい 正直爺さんだよ、その爺さんがさ、この公園で冬を越す訳 絶対ぇキツいと思うのね、 ガラガラと家財道具一式を引きずり通過する 完全にオレをシカトして通過する その荷物を持つ手 その手を見ると なんだか なんだか ん~ でも やっぱり オジサンのお住まいは夜中のトイレ 唯一雨風しのげるトイレ 素手で荷物を引きずる手 凍てつく北風 オレは温度計を見る、針は7度を指している オレはいいの、叩いてるから、ジャンバーも着てるし でも手はね、めちゃめちゃ寒いのね 冬の公園練習はめちゃめちゃキツいのね 身に染みてそのキツさがわかるのね これからもっとキツくなる オレは練習をやめて機材を片付ける もう限界と言って練習をやめて片付ける 機材を片付ける時は軍手をはめて片付ける 軍手をはめるだけで凄く楽になる それほど今日の北風は辛い 先ほどのオジサンの手を思い出す 素手で荷物を運んでいた これからもっと寒くなる オレは機材を車に積込み 運転席に座ろうとドアを開ける ん~ ん~ なんだかなぁ~ なんだかなぁ~ どうしても ん~ 気になる、 オジサン去年もいた、 ココの公園暦としてはオレの方が長い やり始めの頃は雪の日も叩いてた 4度まで下がった日も叩いてた でも最近は10度を切ったら辞めようかと思ったりする 歳を重ねる度に段々と弱気になる オジサンは去年もいた オジサンだって1つ歳を取ったろうに 去年よりも段々とキツくなってるだろうに ん~ 助手席にコロがってるホカロンを何個かつかみ取り 空けたドアを閉める トイレに行く オジサン何か食ってる オレはめていた軍手を取って言う それをオジサンに指し出て言う 「オジサンよぉ~コレ使ってくれよ」 オジサン、、シカト 「今日はめちゃめちゃ寒いよな」 オジサン、、オレに言う 「いりませんよ、そんなモン」 げっ!!??、そんなモンとか言いやがった まぁ~いいや、 オレは気を取り直してオジサンのカバンに目をやる なんだかセンベイだの、パンだのいっぱい入ってる どうやら食いモンは沢山あるようだ てか、オジサン、結構顔色いいじゃん てか、相当な爺さんだぞ、70歳越えじゃね? 「オジサンよぉ~ホカロンあるぜ、使う?」 「つかいませんよ、そんなモン」 げっ!!また言いやがった しかし、絶対ぇ寒ぃ~と思うんだけど まぁ~いらねぇ~って言うんだから仕方ねぇ 別に無理して使ってもらう必要は無ぇ~から オレもそれ以上は何も言わないでその場を去る 一応、もしかしたらと思ってホカロンは水道のトコに置いた なんかすげぇ~片意地を張ったような感じのオジサンだけど たぶんイロイロと事情があるんだろうなぁ~ でもよぉ~ なんかアンタがそーゆー生活になってしまった理由が見えた気もしたぜ 余計なコトしなきゃ良かったとも思うけどよ オラァ~変態だからぁ~ そーゆーのがさ なんか ほっとけ無ぇ~んだよっ!! 変な公園ドラマーにイチャモン付けられたと思ってよ ホカロン使えやっ!! アンタのその素手を見るのがキツいんだよっ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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