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テーマ:吹奏楽(3434)
カテゴリ:ペッポコ君たち
更に、更に、超ド丁寧に頑張る金管メンバーに向け私は言います
「あのよぉ~オマエらよぉ~」 「は、はいぃ~」 「明日部活休みだよなぁ~」 「は?、、はい」 「じゃ~分かってるよなっ!!」 「は?、、、、あ、はい」 「じゃ~今日は何の日だ?」 「はい、限界を超える日です」 「違う」 「え?」 明日は休み、部活も珍しく休み つまりクチビルや身体を休ませる時間が取れる おまえら若者なんぞ、1日インターバルがあれば 大抵のことは回復できる ってコトはよ 限界を超える、、? そりゃ毎日の練習の話だろぃ そんなモンじゃねぇ~ 限界を遥かに超える日なんだよっ!!! 自分の出来る範囲で練習してたら、 そりゃその範囲の人になっちまう 自分を大きく伸ばす為には常に限界点を越え そしてその点をドンドン上に上げないとダメなのね しかも 今日はOFF前日っ!! 限界点を遥かに遥かに越え、 クチビルがブッ潰れるまで 吹きまくる日なんですっ!! これはココのバンドの顧問の教えなんです ウチのバンドのバンマス殿の教えなんです あの熱い熱いおじさんの教えなんです 自己の能力を上げる為にもっと高く飛ぶために 学生は過激に行かないとダメなんです 過激に行けるのが学生なんです その貴重な時期に 温くやってるんじゃねぇっ!! 当然、金管メンバーもそれを知っている クチビルがブッ壊れようが構わず立ち向かいます そしてトランペット、、 もうパスパスです 音出ません 出ても外れちゃいます 上の音なんか息の音だけです でもね コイツね すげぇ~ガッツなんですよ コイツね、直接、先生にご指摘いただいたヤツ 「出来る範囲でセーブするなっ!!」 「ブレーキなんぞスッ飛ばせっ!!」 何故か今日は他のラッパはお休み 1人で合奏に立ち向かう もう吹きまくりでパスパス 挫けそうになる所を オレが 隣に座り 優しく 声を かける ゴラァァァ!! パスってんじゃねぇ~よっ!! 根性出せっ!!ボゲェ!!!!! (↑優しくないじゃんっ!!) それでもパスパスはパスパス もう限界点を越えています は?だから何、限界点を越えるのは当たり前です 今日はね 遥かに越える日 合奏時間を残りを僅かとし 先生が仰います 「えぇ~、最後に○○って曲やります」 ラッパのヤツが青ざめます 最後の最後にラッパが超キツイ曲が来ました 「せ、先輩、、無理っす、もう無理っす」 「ウルセェ~ここからが根性出すチャンスだろぃ!!」 「うへぇ~」 と言って私は席を立ちます 私がとなりに座ってガンバルのは当たり前 私がいなくても自分の意思でどうするか それがすげぇ大事 私はボントロに激を入れに行きます スネアにケリを入れに行きます そして、やや離れた位置に聴こえてくるのが 先ほどのラッパ 1人合奏に立ち向かってます 1人自分の限界に立ち向かっています 音、引っ繰り返ります、パス音のオンパレードです 6拍ほどの伸ばし パス音でも止めずに、息を入れ続けます あ ああ あああ ガンバレ、ガンバレ、ゴラァ、そのまま譜面通り 最後まで伸ばし切れ、最後のリリースまでハートをブッ込め パスゥ~~~ から 最後の音 出だしはパスだけど、パスから蘇らせろっ!! その6拍でパスからバキューンに変えろっ!! もう すげぇガッツですっ!!♪ もうダメだ、もう吹けない、と思った所から 更に前に進む 強制されるコトなく自分自身の意思で立ち向かう なんか本当に久しぶりに聴いた気がします ハートが篭った 熱きパス音♪ (↑何それ?) やがて合奏が終わり 礼をして着席したあと そのトランペッターはヘナヘナァ~と椅子に座り込み あぁぁ~もぉ~ラッパ吹きたくねぇぇぇ!!! って態度がとても好印象でしたねぇ~ 素晴らしいガッツです♪ (↑てかそんな荒い方法でいいんですか?) (↑いいんです、そーゆー時期なんです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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