醒めたハート、その罪と罰
チャリティーコンサートにウチの高校と近所の中学生バンドが出るのでリハサールからお邪魔しました、最初はウチの高校、なんとも辛いリハーサルでした、まったくハートの無い演奏の中わずか数本聞こえてくる熱い音、その数本が浮いて聞こえてしまう程の醒めたステージその数本の熱い音がどんどん哀しく聴こえてくる強烈な逆風の中、それでも立ち向かい、跳ね除けようやく客席まで来るがその手前、あとちょっとの所で力尽きて倒れ行く熱い音こちらが手を差し伸べても寸前で逆風により力尽きるオレの目の前で力尽きる熱い姿は見えるが目の前で力尽きてしまう強烈な醒めた逆風により、、、、本来追い風であるべきある仲間ステージ上に一緒にいる仲間が逆風になっているまるでハートの無い醒めた音を出し逆風となっているなぜ?キミにはあの熱く哀しい音は聞こえないの?いや、聞こえないはずが無い、熱くなれないのか?その原因は何か?自信の無さなのか?練習不足が自信の無さに繋がっているのか?演奏技術は練習量によることもあるから仕方ないでも気持ちは意識でいくらで変えられるだろ?がんばれ、もっと気持ちを高めて演奏してごらん能力の前に脳力、意識でいくらでも音は変えられるがんばって、、、、、でもダメでしたね、哀しく辛いリハーサルは終わり中学生へとステージを明け渡しますその間、高校生はロビーでパート練習中学生がステージでリハーサルをしている間の貴重なパート練習時間、そうそう、この僅かな時間で最終チェックをして少しでも自信を取り戻すんだよ、キミたちなら大丈夫だと客席でつぶやきながら中学生のリハーサルを聞くでもなんとなく気になるので最終のパート練習をしてるであろうロビーへと向かう そしてそこで見た光景は、、、うっ、、、、なんとも、、、、、信じがたいダラダラとダベって遊んでいますマジっすか!!?なんとなくチョットは練習した形跡はありますがあとは殆どダベりです熱心に練習?してませんあの、、、、キミたち、、、、まぁ~いいですよ、キミ達のステージですから好きにすればいいですよと思いましたが、オイこらっ!今日は違うだろぃあんたら中学生との合同演奏があるんだよあんたらそん時にさっきみたいな醒めた演奏するなよそうこう言ってるウチに合同演奏のリハに入り演奏開始、、、、、もうグチャグチャ、冷え冷えのボロボロ熱いのは中学生と高校生の数本だけ、、、、 私、どんなにヒドイ演奏をしてもですね怒ったりしませんどーすれば良くなるのかなぁ~って考えますでも今回のリハを聞きロビーの態度を見て正直イヤになりましたね今回始めてですリハーサルだけ見て本番を見るのを辞めましたてか耐え切れません バンドの演奏ってさ、結構残酷でねショボイ音ひとつでね醒めたハートひとつでねバンドメンバーの努力を全部無にしちゃうんですよっ!!あんた達は今回中学生の努力を無にしちゃったんですよっ!!!この時に思いました練習しないのは罪です。