アレクサンダーテクニークのレッスン
アレクサンダーテクニークのレッスンに行ってきました、グループレッスンで2回コースの2回目に初参加です、第1回を受けないと理解できないのかなぁ~って思いはありましたが、まぁ~なんとかなるだろぉ~ってな勢いで参加しました、会場の私の自宅から非常に近く、チャリンコでブッ飛ばせば5分も掛かりません、と言いながらチト迷いましたがね、会場に着きメンバーを見ますと6名の参加、ウチ初参加3名、なぁ~んだ大丈夫じゃん、ピアノ2名、フルート1名、ウクレレ1名、SAX1名(横ちゃん)、タイコ1名(私)楽器も多種多様なかなか面白いメンバーです、そもそも私がタイコを叩くにあたり数十年のキャリアを全て否定しフォーム改造にチャレンジするのも、このアレクサンダーテクニークを正月に本屋で立ち読みしたのがキッカケ、そりゃ期待も大きく膨らみます、先生もスマートできれいなかた、そりゃ期待も大きく膨らみます(←アホか)レッスン内容は座る時の坐骨の位置とか、首の位置の再確認とか(私は首の位置をカンちがいしてました)シャコツとトウコツとか、腕の関節とかぁ~との他イロイロと、、、こりゃ本を読んだだけじゃーわからんぞい!みなさん楽器を持参で参加、私はタイコなのでドラムセットを持参、、、する訳には行かず、スティックのみ持参、でもってチェロとかのエンドピンで床を傷つけないよーにするゴムパットを倉庫から勝手に持ち出し、それを叩きながら先生にフォームのチェックをいただきました、頭の位置とか胸の位置とか肩甲骨の位置とか、先生がやさしく私の体を修正します、ほんのチョット位置をズラスだけ、しかもやさしくごくごく普通にチョットだけズラします、いつもの私ならココで興奮しちゃうのですが、その前に一瞬スッと落ちた!のです。あ!逝っちゃったのかも!!、イヤイヤそーではありません、何かが、体の中心をスッ落ちた感じがありました、確かに感じ取ることが出来ました、なんだ!今の!正直ビックリしました、落ちたのかもしれないし何かが上がったのかも、ウエに行ったか下に行ったか分かりませんが何か中心をスッと通った、これがウエイトを感じないってコトなのかぁぁぁ!と衝撃の中、自分でまたその感触を探すために頭を微妙にズラしますと先生が「探しちゃ駄目ですよ」うへ、なんも言ってないのに行動がバレてる、なおかつ今度は先生が私の左手を優しく持ち上げ微調整をしますとなんと腕がみるみる伸びるではありませんか、あまりの衝撃にツイ笑ってしまいました、ホント伸びるのです、いつもの私ならココで「先生足伸ばしてぇ~」とか言うのですが、ショックのあまり笑うのみです、コレマジっすよ、伸びるんですモン、もうびっくりです、そーなると右手もやって見たくなります、自分で右手を伸ばそうと手を上げますと、先生は「探しちゃ駄目ですよ」なんでも自分で位置を探そうとすると必ず力が入って歪みが来るとかなんとか、ん~そのヘンがどーも、じゃーどーするのよ!って感じになります、がしかし、こんなんでは終わらないのですこのレッスンは、今日はなんでもステージ上でのパフォーマンスについてとか言う題名の付いたレッスンらしくて、他のメンバーをステージを想定して楽器を演奏して先生に観てもらってました、あちゃ~なんだよ、スネア持ってくればよかったよ、世界中探してもチェロのエンドピンパットをピアノ椅子の上の載せてパカパカ叩くステージ見たことねぇ~よ、アホかオレは!で、フルートの人なんかは舞台袖から出てくるところからやったり、ピアノの人なんかはMC付きでやったりとかステージのロールプレイングをやってました、基本的にクラッシク系の人が多かったのか、フルートの人が舞台袖から出てきたときに私はイェ~ィ!とかで迎えますと、なんですか?それは?みたいな顔をされました、ただウクレレの人の時は曲が軽快なハワイアンと驚くべきテクニックで私が思わずイエッス!!!と言っても違和感なくコトが過ぎましたね、あのウクレレの人めちゃいいです、久しぶりにイエッスとか言っちゃったモンな、でピアノの人の時なんですがね、めちゃめちゃすごい演奏をするんですよ、もうホントお上手なんです、でもねぇ~だからなに?みないな感じなのね、スゴイ演奏なんですが、だからなに?って感じ、私なんかもうつまんなくてフンゾリ返って座って聞いてましたよ、で演奏が終わり先生が「今の演奏なにかありますかぁ~?」って聞くモンだから、先生がそんな質問を私達にするモンだからツイ言っちゃいました「○○さんさぁ~、あんたさっきオレとしゃべってた時さ、すげぇフレンドリィな人なのになんでピアノを弾くとガチーンとスイッチが入ったよーに人が変わっちゃうんだよ」あ、やべ、ちょっとキツかったかな?と狼狽しましたが、すかさずウクレレの人が「なんか自分一人の世界に入ってボク達は別って感じがしました」とのご意見、で先生が「じゃ~今度は観客を意識してやってください」とのご指導、すると「あのぉ~、私、観客を意識するとピアノに集中できないんですぅ~、観客がちょっとでもで喋っても駄目なんですぅ~」との発言「じゃ~、ピアノ弾く前に曲の説明をして弾いてください」とのご指導「え~とこの曲は○○が何年に作曲した○○って曲です」とピアノ演奏スタート,すると、むむむ?あれあれ?今度は先生が「じゃ~次はみんなピアノの周りに集まって、手を振って」おおお?なんと先ほどとは演奏が全然ちがいます、演奏ははっきり言って集中できないのか、ボロボロになってます、がしかし明らかにコッチの方が私のハートに来る演奏です、すごいテクニックがすごく聞こえます、ヘコってもスリリングに聞こえます、一番最初の演奏はすごい演奏だけど、スタジオが二分されてアンタとワタシは別室ですよ、みたいな、でも今は違います、スタジオ全体がひとつになっています、演奏は所々ヘコります、でもコッチの方がはるかにハートに来ます、これはかなり実験的に行われていますが、比較が出来るから分かりやすい、すごくいい体験ができましたね、ちなにみ私の普段のステージはどーでしょーか?自分ではバリバリ客を意識してますし、バンドのメンバーも意識してますし、ヘタすりゃ舞台袖の対バンまで意識して叩いてます、がしかし、この経験を踏まえてるのと踏まえてないのでは私のハート伝達具合が大きく変わるでしょうアレクサンダーテクニークって一体なんなんでしょーか?こんな体験は当然本を読んだりしても到達できない所、私はもっと人間の体の本来の使い方とかそーゆーモンだと思ってましたがどーもそれだけでは無さソーだ、