[ペッポコ君たち]の記事一覧 | 遠藤でぇ～す､タイコ叩きまぁ～す２

第20回定期演奏会でドラムソロぶちかます！７

学生バンドのリハーサルを聞き感激しております、もう上手いとかヘタとかの問題ではありません、とにかくこの一瞬で燃え尽きてしまいそーな演奏なのです、それは充分に気が入っていて、なおかつ自分自身の経験等も入り混じり胸が張り裂けそうになりますかと言っても自分の出番まで時間が有り余り暇ヒマ状態は変わらず､､久しぶりのこのホールあっちへフラフラこっちへチョロチョロと歩き回り暇を潰します、あ～こんな所に会議室があったんだぁ～とか、あれ？ここ図書館なの？とか､､､ほかＯＢ連中は年齢近い同士で固まり、顧問の先生は忙しくて相手などしてくれず、ビックバンドを組んでるＯＢは行方不明､､､ったく早く始まらねぇ～かな､､､などとブータレてタバコをプカプカしておりますと、よーやくウワサを聞きつけた同期の連中が客として姿を現し出します、おおお、久しぶりジャンてな、挨拶等々交わし、今までのウップンもあり無理矢理遊んでいただきます、「オレがステージ上がったらイェ～イとか言えよな」「あったりめぇ～よ」「なんなら暴れよーかぁ」なんとも頼もしい言葉です、そーです、このノリを待っていたんですホールの中では現役高校生諸君が定期演奏会を始めています、私は３部構成の第３ステージの２曲目、始まってもまだまだ時間があります、演奏は相変わらず緊張しまくりの音が飛び交い、マトモに聞いてるとまた胸が張り裂けソーになってしまうので外で同期連中とくだらない話をダベッています、はいはい、そろそろ本当に出番がやってまいりました、舞台袖で待機しておりましたが、相変わらずステージが固いので、やはりココはいっちょブチ噛まさないとイカン！他の人に一切なにも言わずに舞台袖から客席へと向かいます、それでもステージは進み、司会者が「次の曲はシング･シング･シングです、ドラムは４期生の遠藤でぇ～す」と紹介してくれました､､､がしかし､､､､本人がいない！舞台袖がワサワサしてるのが客席でもわかります「あれ？先輩がいない！」「どーするどーする？」アタフタしてるのが解ります、そこで私がいきなり客席から登場します「どぉも～遠藤でぇ～す」てな感じでね、そして間髪いれずに客席から「うぉ～エンドォォォ」とか「イェェェィ！！！！！」とかもう打ち合わせバッチリ状態です、事情を知らない客にウケまくりです「サンキュ～♪」って手を上げます、まだ曲が始まっていなにのにサンキュは無ぇ～だろ!!と思いましたが、まぁ～そのヘンもノリですわい、現役高校生諸君にもウケています、スタッフはちょっとムッしてます、顧問の先生は余裕で構えています、たぶんこの方には行動を読まれていたんでしょう、ま、そんなノリでドラムソロもバリバリこなし、最後にスティックを高々と投げてキャッチ、もうウケまくりです、とても高校生の定期演奏会の雰囲気はありません、イッキに世界を変えてやりました、楽しいステージに変わっておりますしかし、そこまでしなくてもねぇ～そのときの写真はココにあります、でも待機時間の長いステージってマジで疲れます

第20回定期演奏会でドラムソロぶちかます！６

さていよいよ本番当日です、私の卒業した吹奏楽部の定期演奏会が第２０回を迎えたそーです、その記念すべき演奏会でＯＢ現役合同バンドで演奏するとのこと、で参加したＯＢはと言いますと４期生：１名（私）第１回定期演奏会出演者あとは１０期生以下役２０名ほど､､､､つまり私だけ第１回を経験していてあとはずっと下ばかり、現役の学生諸君は２０歳も離れていて話が一切合いません、唯一第１回定期演奏会を知る人は顧問の先生２名だけ､､､､ん～それってちょっと悲しいぃ私のすぐ下のメンバーはどーなったんでしょーか？意外と楽器を続けてる人って少ないのね、吹奏楽って、、、でもそれって吹奏楽に限らないかも、野球部やサッカー部とかでもなかなか高校からずっと続けてるって人少ないのかも、「先輩ドラムの搬入があるので８時半には来てもらえますか？」てな発言があったので朝早く会場入りします、早朝現場に行きますとやはり現役高校生諸君は会場の前で整列して待機していますうげ！やはりお行儀がよろしぃとか言ってる私も時間厳守で現場に到着してるし、しかし８時半に来いと言ったＯＢのヤツが来ない､､､､んナロォ～オレに早く来いって言いながら本人が時間に来ない!!!と怒りながらもこーゆーある程度の適当さに親近感を覚えます（↑ちなみに私に時間指定をしたのはビックバンドメンバーです）ま、こちらは時間になってドラムを搬入して本番を迎えます、現役高校生諸君は前日に楽器搬入を終えてますので即リハーサル開始です、舞台リハでドラムの立ち位置等キメ軽く曲を流し、待機です､､､それも午前中の早めに終わり次に私の出番は「じゃ先輩、次は15時です」なぬ？１５時？イッキに何時間も暇になります、大人しく客席で演奏を聞いていればいいのですが、まだまだ本番開始にも時間があります、ん～マジで暇ですあまりにも暇なので現役高校諸君のリハーサル状況を聞きます、いやぁ～すごいですね、緊張はピークに達してるのか音がパッキパキですまぁでもなかなか高校生吹奏楽らしくていい演奏です、このド緊張の演奏を聴いてますとやはり昔の自分とカブってきます、そして背景が見えてきます、あ～コイツらマジで一生懸命やってるんだなぁ～とまさしく感動してきます、私ね、プロの演奏で感動ってあまり無いんですよ、でもね、学生バンドの演奏はすぐに感激しちゃうのね、もう絶対的に魂の入り方が違うんですよ、やはりね、学生諸君にはね、明日が無い！んですよ、そーゆー風に言うと大袈裟なんですが、でもそーなんです、このステージに立ってる３年生とかは今日を持って引退したりするんですね、たしかにこの先楽器演奏は続けるのかもしれませんが、高校生としてのステージは今日で最後ってメンバーがいるのね、そーなりゃどーしても思い入れが変わって来ます、当然、気の入った演奏になります、上手いヘタはもう一切関係ありません、魂の入った演奏がココにあります、ん～すばらしぃ!!これが本当の意味でのいい演奏だ!!!私リハーサルの段階でもう感激しております、

第20回定期演奏会でドラムソロぶちかます！５

なんともクラッシク的お作法に縛れている学生諸君、そのお作法を否定はしませんがね、なんでもカンでもそれに縛られるのはどーかと思います、なんせ今回演奏する曲はシング･シング･シングでっせ、しかもドラムフリーソロ有りでっせ、それをですねぇ～、クラッシク的お作法に嵌めるのはちょっとイカンでしょなんだぁ～カンだぁ～でリハーサル最終日です、全曲通しての時間を計ったりとかいろいろスタッフがやっております、あまりにもお行儀が良すぎるバンドなのでＯＢ連中を予め教育しておきます「ドラム盛り上がったらイェ～イとか言えや」「そっすよね、なんか暗いですよね」「いや、なんか言える雰囲気じゃないっすよね」「なんかみんなピリピリしてるモンすからねぇ～」おおお、やはりＯＢ連中は同じよーなコトを思っていました、しかしイマイチ演奏中に声を出すこと自体抵抗があるみたいです、ほなビックバンドをやってるＯＢメンバーに「いつもの頼むぜぇ～」「なんかやりにくいっすねぇ～」「吹奏楽ですからねぇ～、なんか昔はオレもこんなんだったかなぁ～」全体のピリピリした雰囲気に圧されサクラ要員がなかなか集まりません、そんな中リハーサル開始、そろそろシングシングシングの番となりました、そして突然、顧問の先生のご指導が「ドラムソロが盛り上がったら足ドコドコするよーに」「はい！」うへ？そーいや～、顧問の先生よぉ～、あんたウチのビックバンドのリードラッパじゃんかよ、最初からソレを言えよ、学生諸君は先生のご指導となりますと忠実にソレを実行します、そしてイマイチであったサクラ要員の掛け声も出しやすくなり、リハ最終日のドラムソロはなんと無く盛り上がり楽しい演奏が出来ました（←オレだけか？）さてさて次は本番のステージ、今度はどー盛り上げましょうか､､､

第20回定期演奏会でドラムソロぶちかます！４

「演奏中に喋ったら怒られますよぉ～」まじ驚きです、考えてみればココは吹奏楽部、みなさんいわゆるクラッシクな人達なのです、あまりこーゆー言い方は良くないと自分でも思うのですが、どーしてもそーなのです、以前アレクサンダーテクニークのレッスンを受けた時の人も言ってましたが「あのぉ～、私、観客を意識するとピアノに集中できないんですぅ～、観客がちょっとでもで喋っても駄目なんですぅ～」てな発言がまかり通るのです、そして観客も他の演奏者も物音一つ立てないよーに気を使い、観客も含めて全員が緊張する中演奏が行われるしかも拍手の場所もお決まりがあって演奏が終わっただけでは拍手をしてはいけません、指揮者が礼をしたら拍手していいのですこれって変じゃない？たしかに演奏中の姿を見てますと、指揮者と他のプレイヤーには意識が行ってるよーですが、あんたそこで止まってないかい？もっと指揮者の向こう側の客席まで意識を持っていかないとステージと客席が２分割しちゃうぞ、これだからクラッシクのステージは楽しく無いんです、でも学生オーケストラはそれだけじゃない、もう本気で一生懸命な姿を見てると客席に居る私達のほーが背景が読めるので逆方向のステージ客席一体化現象が起きる、でもそれって学バン経験者でないと起こり辛いのね、しかし喋ったら怒られるって発想は困ったモンです、あの～ちなみに私が演奏した曲はシング･シング･シングですよ、とりあえずジャズとか呼ばれてる曲ですよ、楽しくやろーぜ、かと言って現役学生君にどーすればこの感覚を伝えることが出来るのでしょーか､､､ＯＢの中には普段私とビックバンドをやってるメンバーが３人いますなおかつ音大のジャズ課に通ってるのが２人いますこの辺りから作戦開始を狙うか！

第20回定期演奏会でドラムソロぶちかます！３

高校の定期演奏会のリハーサル初日、怒涛のドラムソロをカツッーン♪と終えた所です、超ド派手なソロを叩きまくりましたしかし、しかしですよ、周りのメンバーは全く無反応!!なんです、なぜ？なんでウケなの？まったく持ってヘコみます、顧問の先生が「はい、次の曲ぅ～」私で出番終了です、うううううう、全然高校生にウケませんでした、私のドラムソロそしてリハーサル終了、半ベソ状態でスティックを仕舞っていますと高校生諸君が「先輩、すごいですねぇ～」とか「ドラムってこんな音するんですねぇ～」とか「いやぁ～ドラムソロってかっこいいですね」とかありゃ？なんだよ！！ウケまくってるじゃん!!「おいおい、そー思うならさ、イェ～イと言ってくれよ」と言いますと「いや絶対無理っすよ」「へ？なんで？だれに？」「演奏中に喋ったら怒られますよ」なんと信じられない発言です！！

第20回定期演奏会でドラムソロぶちかます！２

最近の高校生はぁ～､､､､､まったくぅ～礼儀正しすぎ!!である、まったくもって調子が狂ってしまう、ぜんぜんノリがありません、もっとフレンドリーに扱ってくれないと困ります、確かに私は先輩ってコトですがね、もーいいじゃん、いつまでも先輩ズラする先輩は私ダイッキライなモンですからね、「よ～元気ぃ～♪」「あ、えんちゃん先輩ぃ～どもぉ～」「最近どぉ～」「あ～ボチボチですポン」みたいなノリでね、別に軍隊じゃ～ないんですからね、ハイハイ言わんでいいんですよ、もっとフレンドリーにねさてさて早速リハーサルです、ＯＢ現役合同バンドは３曲やるそーです、その中の１曲だけ私がドラムを叩きます、しかもフリーソロありとのこと、人数がやたらといるのでリハは体育館で､､､音響的には最悪状態です、まぁ～そのヘンもブラバンらしくていいでしょう、で演奏開始です？お？叩いてみてわかりましたが、いつもと違う、ま、バンドが違うから当然なんですが、普段ビックバンドジャズでタイコを叩いてるのとは全然違う、、、ん？なんだ？そーです、すぐに気がつきましたホルンやチューバの音です、このバンドのチューバはすばらいぃですね、抜けと厚みが違います、ビックバンド編成とブラスバンド編成ではこんなに違うのか！と叩いてみて初めて分かりましたさてさて、ドラムソロをぶちかまします、バリバリ叩きます、で最後カツーン♪とシメます､､､､､､､､､反応無しへ？なんで？こんな派手ハデなソロをぶちかましてるのに反応無しですなんでですかぁぁぁ？

第20回定期演奏会でドラムソロぶちかます！１

私の卒業した吹奏楽部の定期演奏会がなんと第20回目!!!を迎えました、私が高校３年の時に第１回を無理矢理強行して２０年が経つのです、いやぁ～信じられませんねぇ～過ぎてしまえば月日ってーのは本当に早く感じます第２０回と言う記念すべき演奏会に第１回の時にドラムソロをぶちかました遠藤先輩に是非とも出演してほしい！！って依頼が来ました私は高校３年の時にドラムソロをすでにぶちかましてるのです、で今回もその時と同じシング･シング･シングを演奏するとのこと、なんでも映画スイングガールズの影響かなんかで、今年は特に中高校の吹奏学部はこの曲を演奏する所が多いらしいたしか第１回の時はベニーグットマンがお亡くなりになった年だったとかなんとか､､､､､なんかしらの理由があったと思う(もう忘れました)でもってリハは３回で本番にのぞむとのこと、ま、やったことある曲だから大丈夫だろーってな感じでリハに望みます、久しぶりの母校、そして音楽室､､､､､いやぁ～変わってないよーで変わってます、当時とはえらい違いです､､､､でナニが違うかといいますと階段がキツイ！ウチの高校は階がちょっと変則的で１階が１階じゃないのね、なんだか理解しにくいですが、校舎の入り口が地下にあるよーなモンなんです、で音楽室は一番上の､､､､あれ？何階だっけな？よく覚えてねぇ～や、とにかく登って登って、よし音楽室だぁ～と思った所はまだ下なのね、なんだよ、まだ上かよって登ってみるともう１ツ上なのげ、マジ疲れる、高校の時は全然気にしてなかったのに､､､､やはり歳なのか､､､いやいや普段楽してるからでしょ～その登山家化してる途中で現役の高校生と何人もとすれ違います、そしてみんな「こんにちはぁ～」「先輩！こんにちは！」「こんにちは」とまぁ～やたらと礼儀正しいのね、まったくもって調子が狂う、せめて「どもぉ～」とか「ウース」とかにしてもらいたい、そしてよーやく、本当によーやく音楽室に到着、もう息がゼーゼーしてます（←大袈裟）一仕事（階段登り）した後は一服タバコ、え～と喫煙所は､､､､､､喫煙所が無い！あたりまえです、いったいドコに喫煙所のある高校があるでしょーか？、げ！しまった、んじゃ～缶コーヒーでも飲むかぁ～「あの、自販機どこ？」とその辺の生徒に聞きます「あ、先輩こんにちは」挨拶はいいんだよ、でトコ？「ゼー、ゼー、自販機ドコ？」「はい、一番したの出口を出まして学食まで行って､､､､」ゼーゼー、もういい、また下まで行って登るのはイヤだ、ちなみに「喫煙所ある？」こちらはギャクのつもり「は？キツエンジョですか？」真顔です「そ、喫煙所」知ってて聞いてるんですが､､､「は～､､､､､わかりません」やはり大真面目に誤ってます､､､､､ん～疲れるし、調子狂うし、、、、困ったぁ～礼儀正しすぎですでもって早速パーカッションパートリーダーがスッ飛んできて「遠藤先輩よろしくお願いします」と挨拶、ん～やっぱしこーゆーのはダメですねぇ～、やっぱ理想としては「あっえんちゃん、今日頼むねぇ～」「ハイハイぃ～おっけーでぇ～す」てなノリがいいのですが､､､､どーも調子が出ない、もっとフレンドリーに行ってほしいのよねぇ～、もう全然ノリの会わない中で早速機材のチェックコンサートスネアはラディックだのソナーだの合わせシンバルはＫジルジャン､､で泣かせるのはイスタンブールの合わせシンバルうひょ～いい楽器使ってますねぇ～、でドラムセットは､､､､？、なんじゃコりゃ？ヤマハの､､､､なんじゃコリャ？､､､よく解らん、超ポンコツってコトは解る、しかもチューニングがデロデロ、ボコボコのバキバキってイメージのセット、ペダルはと言いますと、ギゴギゴのガギガギですさすが吹奏楽部、クラッシック系に使わない楽器は産業廃棄物扱いです、ま、そんなモンだろーとは思ってましたがね、私が現役学生の時はセットばかり叩いていてメンテもばっちりでしたがね、その代わりコンサートスネアなんかはゴミ扱いしてましたモン、ま、その辺は吹奏楽らしいと言えばそーですがねん～まずはチューニングでもするかぁ～とチューニングキーを差込、グググっと､､､､､グググっと､､､､､､､うりゃ～!!!!!!!!!回りませんそれでもド根性で回しなんとかそれっぽく､､､まさか他の楽器もそーなのか？コンサートスネアをちょっといじってみる､､ん？大丈夫、メンテはＯＫです、はははぁ～ん、どーやらドラムセットだけだれもいじってないよーです叩いてはいるけど、チューニングまでは一切やらんみたいです、ま、それも吹奏楽らしいと言えばそうなんですがね、さてさてこんな状況でこれからどーするのでしょーか、果たして現役学生とのジョイントライブは成功するのでしょーか？