カテゴリ:家★庭
中学の頃は・・もっと寒い季節に咲いていたように感じていたキンモクセイ。
なぜって・・・制服が冬服だった・・ということだけは覚えていたから・・ 部活の帰りに・・友達とキンモクセイの花を集めて小瓶に詰めたことを想いだします。 <<キンモクセイ>> キンモクセイ(金木犀)はモクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹。ギンモクセイの変種。中国南部が原産で、江戸時代に渡来した。桂花とも呼ばれる。 主に、庭木として観賞用に植えられている。秋になると小さいオレンジ色の花を無数に咲かせ、芳香を放つ。芳香はギンモクセイよりも強い。雌雄異株であるが、日本では雄株しか入っていないので結実しない。雄しべが2本と不完全な雌しべを持つ。 中国では丹桂と呼び、花を白ワインに漬けたり(桂花陳酒)、茶に混ぜ花茶にしたりする。 近くでは・・大井町の町花になっている。 ============================= 我が家には2本のキンモクセイが植樹されている。 玄関横アプローチ、庭の隣地境界線の2箇所だ。 10月2日から芳香がしはじめ・・そのときは花もまだ薄い黄色。 それが7,8日頃からオレンジ色にかわり、香りも強くなってきた。 去年のこの時期は、キンモクセイが咲き・・4,5日目でまとまった雨が降り、すぐに香りは終わってしまった。今年も天気予報では連休も雨模様だったので残念だなあと思っていたが・・曇天だが、花が落ちてしまう程の降雨量にはなっていない。 私は元々この香りが大好き。 元々・・香りを放つ花が好き。沈丁花、くちなし・・ おもえば全て実家に植えられていた。 木々の花の香り、実のなる時期・・その実をついばみにくる鳥の鳴き声・・ 季節を感じることができた。 亡き父もキンモクセイは大好きだった。 ある意味特別なものだったのかもしれない。 去年、外科手術を受ける際に私たち兄弟宛に書き記したメッセージだったか・・以前、直接聞いたのか良く覚えていないが・・ 自分が死んだら棺の中にはキンモクセイでいっぱいにしてくれ。といっていた。 父が旅立ったのは憲法記念日だったので(5月3日)流石にキンモクセイの花はなく、かわりに庭の枇杷の葉(温灸でよく使っていたので)を綺麗にして旅立った。 お彼岸にお墓参りができなかったけど・・キンモクセイを墓前に供えることができました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.10 14:01:06
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