おーさるの旧正月
旧正月(クジョン)が終って、やれやれ・・と一息つくと、ぐっと、眠気がきて、何もしたくない状態に陥ってしまった。^^シオモニの家は、山の上。住所は、長興郡だが、長興郡、和順郡、羅州市の境界線の近くにある。初めて、お母さんの家を訪ねた時、今よりも道が悪く、時速20Kmぐらいの徐行運転で、山道を上がった。そして、(・・・あ~、あんな所にも、家がある。こんな所でも住んでいる人がいるんだな~~)と思って見ていた家が、シオモニの家だった・・・。^^;昔は、もっと人が住んでいたが、都会へ、都会へと引っ越して行ったそうだ。歩くと、1時間はかかりそうな、ふもとの小学校は廃校になり、今は民宿になっている。不便といえば、不便だけど、水は湧き水を使っているし、山菜も豊富だし、山菜を捜して訪ねてくる人は多い。土は肥えているので、畑で取れるものも美味しい。今の時代、ここで暮らしていることが、贅沢ともいえるかもしれない。近くにお店もないので、行く前には、必要だと思われるものは、あらかじめ買って行かなければならない。山なので、気温も低く、今年も雪が降った。朝起きると、台所のものは、すべて凍ってしまっている。改装しよう・・と言いながら、昔のままのかまどに薪をくべて、釜でお湯をわかして使っている。最初は、寒くてガタガタ震えていたけど、今は寒さに対する対策もバッチリ!!兄弟が少なくて、お客さんも少ないので、お正月の挨拶をして、お墓参りが終れば、しばらく‘お昼寝タイム’に突入する。^^これが、楽しみだったりして・・・。慣れない時は、シオモニの横で、昼寝をするのも何か悪いような気がするし、熟睡もできなかったけど、慣れって、恐い・・・。今年は、なかったけれど、石臼でヨモギ餅を作ったり、ゲームをしたり、のんびりしたクジョン。あ、もちろん日記で紹介した、「カンジェミ」の和え物も食べた。マッコリ(濁り酒、どんどん酒)で、洗って、お酢でしめて作るカンジェミの和え物。山の澄んだ空気の中で食べるからか、さらに美味しく感じる。マンションに持って帰ると、味が落ちたような気がするから不思議だ。そんなクジョンを過ごしても、やはり、嫁というものは疲れるもの・・・・。今日は、ゆっくりリフレッシュした分、明日から頑張ろう!!と思った、おーさるだった。