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カテゴリ:お肌にやさしいコスメ・メイクアップ
タール系色素についてご質問頂いたので、簡単に自分の知識、それに加えて少し調べた事を掲載しておきます。
知っていても、全ての添加物を排除していくのは困難な世の中です。それだけ製品ほぼ全てに入っています。外食する食品にも含まれているでしょう。 なぜ危険性があってもタール系色素が使われるのか?それは色が良い方が売れるからです。 もちろん、食品や製品として使用すること自体国から認められてはいるのですが、中にはアレルギー、発ガン性、変異原性、催奇性など危険性が指摘され、アメリカでは使用禁止になってたりするものもあります。 タール色素(合成着色物質)は食品にも化粧品にも使用され、成分表示で、 赤色○号、黄色○号、青色○号・と表示されているのがタール系色素です。 このタール系色素は合成着色料で石油から作られた色素です。 食品に認められているのは12種類あまりだそうで、化粧品に認められている法定色素のは83種類だそうですが、ここで注意したいのが食品では認められていないタール系色素が、化粧品には認められていることです。 しかし、口紅は食品と共に体内に入ります。女性であれば解りますよね。 口紅を1日に3回つけなおすと、一生のうちに約15本近くの口紅を食べる事になると言われているのです。 その上、クレンジングなどの合成界面活性剤でバリアの壊された皮膚には、異物が容易に入りやすくなります。 アゾ系統の色素には皮膚吸収されアレルギー反応を起こし、リール黒皮症の原因とされるものがあります。変異原性、発ガン性を示すものも多くあるそう。 キサンチン系色素は紫外線により皮膚への刺激、発赤などを起こすとされています。 赤色203号、204号、213号と橙色203号は米国の食品医薬局が、1988年には、発ガン性を理由に化粧品類に使用することを禁止。赤色2号もアメリカでは使用禁止だという事です。 私は成人し、化粧するようになって唇だけにシミが出来たんですが、タール系色素がもしかしたらよくなかったのではないかと思ったりしています。 石油に含まれているタールは、紫外線に反応し、肌の酵素に刺激を与える作用があります。 刺激を受けた酵素は、通常以上に色素細胞をたくさん作り出し、色素沈着を加速度的に促進するそうです。いわゆるシミです。 タール系色素は落ちにくいメイクアップ化粧品を作れて、発色がきれいなので、ほとんどの化粧品に使われています。 一方、自然由来の発色の化粧品は、肌にやさしい分落ちやすかったり劇的なはっきりした色彩は出しにくいです。それでも充分な色合いは出してると思うのですが。。 もしも、何らかの肌トラブルを抱えてる方は、その原因は何かというところで、原因排除のご参考になればと思います。 体に害がある綺麗な発色のものより、体に安全とされる天然系色素を消費者が求めれば社会の製品も変わっていき、もしかしたら、増加の一方のアレルギーやガンも減少していくのではないだろうかと思えてなりません。 製品を選ぶのは個人の選択の自由です。 使用感も好みもありますし、どこまでこだわって選ぶのか?というところの基準は難しいです。 数ある肌にやさしい化粧品の中でも、特に厳格に、厳しい基準を持って商品開発されているメーカーをUPしておきます。 ナチュラルピュリファイ 指定成分無添加。発ガン性、環境ホルモンなどの疑いのある物質はもちろん、肌に負担をかける合成ポリマーやシリコンも無添加。メイクアップ用品にもタール系色素無添加。 色素や防腐剤にも植物性のものを使用。 合成界面活性剤、防腐剤、紫外線吸収剤、鉱物油、着色料、香料、酸化防止剤無添加 ★ナチュラルピュリファイ化粧品一覧★ HABA化粧品 指定成分無添加。また、発ガン性、環境ホルモンなどの疑いのある物質も無添加。メイクアップ用品にもタール系色素などは無添加。ネイルカラーにもタール系色素や揮発性溶剤不使用。 パラベン、石油系界面活性剤、香料、鉱物油、タール系色素、紫外線吸収剤無添加 ★HABA化粧品一覧★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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