映画「ベオウルフ～呪われし勇者」に感想＆ツッコミ♪

2007.12.06

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テーマ：映画館で観た映画(8575)

カテゴリ：映画・ドラマ・お笑い

今公開中の映画「ベオウルフ」を見ての感想。私的には星３つ★★★☆☆
ふと思い立ってなんの前知識もなく見に行ってみた。

見た後にいろいろ知っていくと、どうも英国の伝説を元に作られているらしい・・・。これ、本も出ているのね。
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ベオウルフ

・・・あらすじ・・・

呪われた王国に取り憑く人々を苦しめる怪物に勇者ベオウルフが果敢に挑んでいくのだが・・・。
人間の男ベオウルフの弱点をつく怪物のワナにベオウルフは易々とはまってしまう。
そこから、またベオウルフの果てしない悪夢は始まるのだった。

ここから先は映画のツッコミ話になるので、これから絶対見に行くって人は見ない方が。

うー・・ん・・・ストーリー的に突っ込みどころ満載なのは、伝説の話だからなのかと納得。
これが映画のために作られたストーリーだったらストーリー展開的にどうかなと思うけど、伝説や物語だったらまぁ・・・そういう伝説なのでしょうがない。

まず、後に知ったのだけれど、これってフルＣＧだったのね。。

おかしいと思ったの。端役の人々が明らかに実写の人間じゃないよ～シュレック的なＣＧ人間でRPGゲーム見てるみたいで動きがぎこちない。

その割には主役級の人たちは実写と見まがうほどの出来栄え。

実写と思ってみるとＣＧが変だよーと思うけれど、フルＣＧと知ると映画一本フルＣＧで出来るなんてＣＧ技術って進歩してるのねと感心する。

最初の怪物グレンデルが登場・・・。

この怪物グレンデルは聴力が異常に優れているようで、遠い人々のいる城での宴会がうるさいと城への襲撃殺戮を繰り返す。

この怪物、人間の言葉もしゃべれて、理解できて、意思疎通も出来るという設定。

・・そんなに人間言葉しゃべれるなら「うるさいんだよ。静かにしてよ」と言えばいいのに・・などと思いつつ物語りは続く・・・

勇者ベオウルフの登場☆

筋肉隆々でカッコイイ～ビリーズブートキャンプに入隊していたような蟹のごとく割れた腹筋・・・スゴイ肉体美と思ったけれど、フルＣＧだったとは・・。いやいや、実物もそうなのかも。

ベオウルフは、怪物グレンデルを退治してやると意気込み戦うのだが・・・。

勇者ベオウルフの戦う姿に、驚きを隠せながったし・・・。
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わざわざ服脱いで、全裸で戦わなくてもよくはない！？

観客へのサービスショットなのか？？
・・どうにも可笑しくて笑いが止まらなくなってしまった。

俊敏に全速力で戦っているのに、全裸ベオウルフ股間部分にはいつも不自然に他人の手や頭、物などなどで動きにあわせて隠す映像・・・。

フルＣＧとは知らずに見たので、別の意味でベオウルフ見えちゃわないかヒヤヒヤしたわよぅ～。

アンジェリーナ　ジョリー扮する黒幕とも言える怪物グレンデルの母親。
美女の色香に男はみなさんイチコロ～・・。

この映画に登場する男性は、みな一様に金と権力と美女の色香に弱すぎ・・・。

現代もそうかもしれないけれど、＾＾

一人ぐらい、アンジェリーナ・ジョリーを振るくらいの勇者ヒーローがストーリー的に一人くらい登場してもよくはないかな～などと思いつつも終わってしまった。

物語的には、いわゆる因果応報。欲に負けて、間違った種を蒔くと自分で刈り取ることになるという教訓かな～。