おすすめおくすり

富士登山してきました！

といっても、悪天候の為8合目（太子館）より下山を余儀なくされましたが。

自分的には、軽い高山病の症状が出ていたようなので、

（なんとなく気持ち悪いかもというのと、お腹の張り・痛み。

貧血のような、気を抜いたら倒れるかも！と言う感覚も感じたり。）

それ以上登る自信がなくなってきていたところだったので、

よかったのかもしれません。


富士山を甘く見ていました。

道具を揃えるのに必死で、

体力をつけることを忘れていました。

ほとんど何も準備をしていなかったのです。


20時45分。河口湖口。

1時間前に5合目に到着後食事を摂って、体を慣らせてスタート。

6合目を超えた登り始めのジグザグから既に疲れが出てきて、

心臓はバクバクになるし、持久走のあとの苦しさのようでした。

酸素の薄さを実感しました。

22時15分。時計見たの、どこだろう。7合目手前かな。

岩場では股関節痛に見舞われました。

後ろから付いてくるランプが見えると、プレッシャーで

どっと疲れてしまいました。

這い蹲りながら山小屋を目指していました。

夜間登山だったので、足場が見えなく怖かったです。

2度ほどつまづき、手を擦り剥きました。

休憩をたくさん取らせて貰って

グループのみんなの足をひっぱりっぱなしで、

申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

すれ違う下山者。

理由を聞くと、

雨がひどくなる予報なので、早めに下っているとのことでした。

8合目まで行けば、ご来光が見えると聞いていたのと、

この雨では登頂は諦めるような流れになっていたので、

下山道に出られる8合目を目標に、気力をつないでいました。


1時半頃着いたのかな。太子館前で休憩。

もう食欲も話す余裕もなくなって、長めの休憩を取っていました。

立ち止まると本当に寒かった！

雨は強くなる一方。

今日はご来光は見られない・・・と言う見解で、

夜明けを待って、下山道から引き返すことにしました。

2時。トイレで休むことにし、（本当はダメなのですが）

服を着替えて、酸素を補給。

それからうずくまって少し仮眠を取ることができました。

（3時45分頃、表へ出るよう言われてしまいました。）


4時半頃、太子館利用のツアー客が下山すると聞き、

最後尾についていくことにしました。

長く休めたので、復活！話もできるまで体力も回復しました。

下山道に出ると、周りが青白くなり、、、夜明けを迎えました。

そうそう、雷も2回鳴りました。

滑る砂利道。

1度転びそうになりつつも、列を乱すことなく下ることができました。

途中で土砂崩れがおき、下山道の真ん中に流れてきました。

先頭を行くツアーガイドさんの

「川が流れてます！！」「雨すごいですね！頑張りましょう！」

などという明るい声が励みになりました。

6時頃。6合目まで、休むことなく無事下ることができました。

そこからは登ったり下ったりで、

5合目の建物が見えてからの登りがちょっときつかったけど、

6時半過ぎに5合目に到着しました。

雨宿りをしたので、家に着いたら10時過ぎでした。


毎日見ている富士山。

美しさの裏にある厳しさを知りました。

大雨の中の下山などとても貴重な体験ができました。

そして、グループのみんなをはじめ、見ず知らずのツアーの方にも手を借りて、

たくさんの人に支えられ助けてもらってる登ってるんだと実感して、

とてもありがたかったです。

下山中、「もうこりごり！」と思った瞬間もあったけど、

体力つけて、来年、リベンジしてみたい気もします。



あぁ、山頂でお守り買いたかったなぁ。

記念切手もあるんだって！？欲しかったな。

写真もいっぱい撮りたかったよ～。（ここに載せられる富士山らしい写真が1枚もない・・・。）

また、挑戦しろっていうことですかね？次回までお預けですね。