本と着物と時々ごはん

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  たごまる。

  先日ラジオで「宮城の方言を標準語化するならどの言葉？」と話題になってました。メジャー（？）どころは“投げる”＝“捨てる”、　“うるかす”＝“浸す”、　“いたましい”＝“もったいない”など。CMなんかで使ってるから、御存じの方も多いのではないでしょうか。私ならぜひ「たごまる」を標準語化に推薦です。もしかしたら宮城県でも一部しか使わないかな？　こんな時使います。主に布などやわらかいものが、くしゃっとまるまった（溜まった）状態を差します。こんな時にも。（例2：「まぁ～だあんだ、靴下たごめで！　ちゃんとのばしてがら洗濯機さいれいん！」（訳　：「またあんたは靴下丸めて脱いでる！　ちゃんとのばしてから洗濯機に入れなさい！」標準語では「たもとの襦袢が片寄る」かな？うーん、これだと、あのごたごたしたいづさ（あ、これも方言か）がでてない気が。やっぱりこれは「たごまる」で決定です（笑）

  2006.11.02

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  長羽織2枚♪

  残業で、楽しみにしてた独りハロゥインパーティ（ってかくとめちゃめちゃ寂しいな）やれませんでした…。着物着て山盛りお菓子食べながらビバップの「天国の扉」見つつブラッドベリの「十月のゲーム」読むつもりだったのになぁー。でもそんな悲しい気分吹き飛ぶような、素敵なものが届きました！長羽織ー！　それも２枚♪　先日オークションで落札したものです。　ちりめんに絞りで柄ゆき。　現代物ではアリエナイ大胆な柄と色の発色が見事！昔から「茶」×「水色」組み合わせに弱い私。もう一目ぼれで、「万札だしてでも落としてみせらぁ！」と意気込んでいたんですが……他に入札者もいなく、5000円で買えちゃいました。こっちは銘仙アンティークもの。柄もどんっと大きくて好みｖそしてサイズの大きさにひかれて落札しました。体デカイんで（裄70cm近い）、アンティーク物着るとたいてい手首がにょっきり丸見え。これはちゃーんとかくれるんです！　うわーあったかい！　感動～！こちらも他に入札者ナシで、5000円で落札。これでますますお出かけが楽しくなりそう♪

  2006.11.01

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  ご近所さんぽ

  日曜は、近所にできた新しいケーキ屋さん目指してお散歩。途中おいしい蕎麦屋で「天ざる」休憩入れつつ、「カボチャとアーモンドペーストのタルト」　「ほうれん草とベーコンのキッシュ」買ってごきげんです。ってどんだけ食うんだ私。　食欲の秋満喫スギ…。仕事に追われている間に、すっかり季節は秋になってました。カタバミ、紫式部、原っぱいちめんの猫じゃらし。コーディネートは「お気楽に」。骨董市で買った半幅を貝の口にむすんで、ほどけ防止に「がまぐちバッグ」についてたチェーンで締めました（笑）。これだけじゃさみしかったんで、キリンのブローチを帯どめに。めっちゃ威嚇してます。来週はドコいこうかなー。

  2006.10.29

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  体重計が怖い…

  天気がよかったんで、土日連チャン着物でお出かけ♪土曜日はにょろたまたんと街へ飲みに！せっかくなので、数日前決めたハロゥインコーディネートで出かけました。途中、すれ違ったおばあちゃんに「お似合いねぇ」と声をかけられたり、ショップの店員さんに「ガイコツ、カワイイですね！」と面白がられたり、洋装ではありえないくらいほめてもらえてうれしい～ｖ肝心のごはんは、オイスターバーで牡蠣4つと地酒「森乃菊川純米」（後味甘くて飲みやすかったｖ）でエンジンかけた後、居酒屋へ直行！ビール片手に「豚トロのゆず味噌かけ」の突き出しからはじまって、「豆腐と大根のサラダ」「きのこと合鴨の朴葉みそ焼き」「豚の蒸篭蒸し」「ナスの博多揚げ」「焼きおにぎり」、締めは「杏だんごと薩摩芋ぜんざいほうじ茶アイス添え」。着物話肴に、いやぁーくったくった。着物でこんなに飲み食いしたこと無かったので苦しくならないか心配だったけど、ぜんぜん大丈夫でした。むしろ腹周りが出ないぶん、食べすぎるかも……！帯がちょっとアレなくらい派手…。　朴葉味噌焼き好きーｖ　ほうじ茶アイスうまし。

  2006.10.29

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• 『痴人の愛』　谷崎潤一郎

  キモノ好きなら、谷崎潤一郎の「細雪」ははずせないらしい。そんなわけで「痴人の愛」読んでみました。（肝心の細雪、下巻しかなかったんでとりあえず…）確かに主人公「ナオミ」がどんな着物着てるとか事細かに表記されてて、中には奇抜な着こなしもあって面白い。話的にはナボコフの「ロリータ」のほうが変態度高くて好きだけど。でもおかげで「ナオミ」の共通言語性が分かって、長年のナゾがひとつ解けました。数年前、ナオミ・キャンベルが「ナオミよ～」って登場するCMありましたよね。あれの面白味がイマイチつかめなかった。インパクトはあるけど、そんな大騒ぎするほどのもの？って感じで。いま思うと、いわゆる「団塊の世代」的なおじさん中心に話題になってた気が。そうです、「谷崎文学」をいまの京極夏彦くらい一般的に読んでいたであろう方々。あのCMは、当時この「痴人の愛」読んで「ナオミ」が“日本における妖婦の代名詞”と理解していた人にだけわかる、共通言語を有した面白さだったんじゃないかと勝手に納得できたのでした。なんか堅苦しくなったけど、「共通言語」っていまで言う「額に肉の字」とか「赤はシャア専用」とかですよ。…いや、これだと20代でもキビシイか……アレ？そーいやイマドキのネタ知らないや…！谷崎は「卍」「春琴抄」「猫と庄造と二人のおんな」も読みました。今んとこ「猫」がいちばん好き。

  2006.10.27

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  同人リサイクル・其の二

  昨日のハロゥインコーディネート、もっと分かりやすくするためオーブン陶土でモチーフ作ってみました。（原寸大）薔薇はちねってくるくる巻くだけなんでカンタン♪蝙蝠は思ったよりもむずしい！羽のカーブが曲者ー。なんかヨロヨロ、いまにも墜落しそうになっちゃいました……。あとは焼いてニス塗れば完成！組み合わせて羽織紐にしよっかなーｖ実は今日、某オークションで長羽織落札しちゃったんです！銀鼠色のちょい派手柄な銘仙で、すごくかわいいの！品物届いたら写真アップしますね☆そうそう、この粘土も同人リサイクル品です（苦笑）。ナルトやってた頃、「クナイチャーム」作ったあまり～。……って、アレ？やってること、着物も同人も変わんないや…。

  2006.10.26

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• もうすぐハロゥイン♪

  とゆーわけでハロゥインコーディネートしてみました★骨董市で買った矢羽柄銘仙に、満月色の半襟、オレンジ地に青ラメ（！）でいろんな形の王冠が刺しゅうされた単帯。これは泉のリサイクルショップ・アクアンで発見しました♪　写真じゃ見えないけど、襦袢のうそつき袖は黒地に骸骨柄。足元は黒の二枚場下駄にするか、桜皮草履にするか迷い中です。仕上げにショールもプラスしてコテコテに。ポイントはファンシーショップで見つけた骸骨のぶら。木とビーズで出来てて、手足がぷらぷら動く！まさに「ぶら」って感じです（笑）　ガイコツのくせに、王冠つけてブーツまで履いてるのがナマイキで可愛いｖ着物始めて約半年、ようやくコーディネートできるくらい物が増えました。買い物だけでも幸せなのに、さらに楽しめるなんてすごーく得した気分！さーて、あとはお出かけ先決めるだけだ！（笑）

  2006.10.25

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  これもひとつのリサイクル。

  昨日買ったがまぐちバッグ、取っ手が金具で冷たいんで手持ちの牛柄フェイクファー貼ってみました♪　自分的に冬らしくなってイイ感じです。実はこのフェイクファー、5.6年ほど前にこんなもん作るため買ったヤツ……。あけずの引き出し（封印気味）から、最近発見したものです。いわゆる同人誌～。ちなみにカップリングはルゾロでした☆いやー、若気の至りって怖え～な～……。コスプレもしてたんで、そのころの衣装やら小物やら処分してないのが一杯あります。着物につかえそうなの、もうちょっと探してみるか……。

  2006.10.23

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  買い物と運転

  ひどい風邪＆仕事激忙しくって、更新とまってましたー。なおゆこさん、お返事おくれてしまい申し訳ありませんっ（汗）　リンク貼ってくださってすごくうれしいですv　こちらこそよろしくお願いいたしますｖ今日は２週間ぶりの休み！　たまりまくったストレス発散すべく、市内買い物めぐりに出かけました。山形の円阿弥さんで買ったアンティークお召しに、オークションで競り落とした薔薇刺しゅうの名古屋。初お太鼓結びで気合入れまくり！……のはずが、案の定結べなくて一緒にお出かけしたにょろたまたんちゃんに仕上げてもらいました（苦笑）。腕つりそうでやばかった……。世の中の着物人はこんな大変なのいつもしてるのか！と感心です。まずは東照宮の骨董市。銀ラメのかわいい名古屋帯発見！ちょっとよごれ有だけど、500円と格安な値段につられて買っちゃいましたｖ お次はさくら野の池坊展をチェックした後（仕事で関わってたもんで）、ゆづりはさん＆二幸さんをはしご。がまぐちバッグにコサージュ、ショール、帯締めと小物いろいろ購入です。気づけばオール秋っぽい色（笑）。見事に季節に左右されてる……。　 まだまだほしい物あったけど、ひとまず終了。天気もよくって最高な買い物日和でした。あ、そうそう、お出かけたんびに感じることがひとつ。私は車で出かけるんですが、二枚歯下駄履いてるときは、運転用として草履も用意します。これがいちいち履き替えるのめんどくさい！　こんなのあったらいいな～といつも思います。 探せばあるのかな？　車運転ってのが、そもそも間違いなのか……。

  2006.10.22

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• マンガとキモノ

  昨日の「りん」つながりで「無限の住人」再読。つってもいちばん好きなのは「蒔絵」さんですが。（強くて不幸な女の子好き…。）いつか彼女の　「赤地に金唐草模様」　半襟をこっそり作って着けてみようとたくらみ中。落ち着いた茜色にしたら、かなりかわいいと思うなー。見る人が見れば「ストリートコスプレ」でしょうけど、　面と向かって突っ込んでくる人も、仙台じゃいないだろうし。　そういや、着物が普段着だった当時のお嬢さんは、夢二や華宵の少女絵をまねて、あるいは同じものを作って（夢二ゆかたとか）着てたんですよね。だったら、現在でやっても大丈夫じゃん！……本当か？あ、どーでもいいけど昨日の絵、「モンゴルラブアタック（ぷにこ著）」の「マダム＝ヤン」にそっくりだ。

  2006.09.20

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  半襟の表情

  ひさびさに塚本晋也監督作品「双生児」を鑑賞。全国ロードショーだったので、観たひとも多いのではないでしょうか。着物好きになってから改めて観ると、新たな発見がたくさんあってすごーくおもしろい。中でも目についたのは、ヒロイン「りん」の「半襟の表情」。内容はヒロイン「りん」が、双子の男たちの間で翻弄される話。舞台は明治、上流階級層のお屋敷からはじまります。いろいろあった末、りんは幸せをつかむんですが、その過程でさまざまな着物姿を披露。厳格なお屋敷でのひとコマ、奔放な振袖姿、おだやかな夏のラストシーン。それぞれの場面ごとに着物はもちろん、着方もさまざま。半襟の出し方ひとつとっても、その場のりんの気の持ちようが現れてる。……あれ、もしや、これがイマイチわからなかった「半襟の表情」？！ 「半襟の表情」。『「多め」や「ぬきぎみに」といった少しの差で、襟元の表情ががらっと変わります』　と初めて買った着付けの本で図入り説明されてたものの、差はともかく、「表情」って一体なに？と理解不能。表情って、空間と心情から生まれるものだもの、すまし顔の写真からじゃ分からない。この映画を見て、ようやく納得できたのでした。着物の質感や色に対するこだわり、さすが北野道子！と圧巻ですが、半襟ひとつで緊張と緩和をみごとに表現したところに、本物の「天才」を感じました。凄い。今度、他の時代映画と見比べてみようっと。おまけに、衣装予算をほとんどつぎ込んだという安藤広重が画家になる前に手掛けた江戸時代の着物は、信じられないくらい綺麗です！

  2006.09.19

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• “はじめて”　の３枚

  クリーニングに出していた浴衣・単・夏着物がもどってきました。左から浴衣、高校生（遠い目…）の時におばあちゃんに仕立ててもらったものです。当時数回着ただけで、タンスのこやしになってたかわいそうな子。今年やっと自分で着れるようになって、再び無事に日の目を見ることができました。そういやこれ、バイト代ためて、生まれてはじめて呉服屋に出かけ、さんざん悩んだ挙句に決めた反物だったなぁ。母とお店の人には「地味すぎる」と不評でしたが、おかげで十数年たった今でも着れてます（笑）。真ん中の水色木綿は、今年の４月にはじめてお店でお仕立てしてもらった着物。ちょっと厚手の洋服地なので、重くて正直着にくい。でもぼや～っとした色、見てるだけでも落ち着いてきて、大好きな一枚です。右の綿紅梅は、着物を始めた3月、これまた生涯初のネットオークションで買ったもの。初買い＆初古着着物でもあります。これほど「はじめて」を体感する日々は、生涯のうち、そうないんじゃないかと思うこの頃です。着物にはまって、本当よかった。

  2006.09.15

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• 確認と足袋考察。

  昨日のソウルソサエティ足袋、確認しました。ほんとに長い！　両サイドにスリット（？）が入ってる。靴下みたいに履くのかな。いーなー、こんなのほしいなぁ。ストレッチ足袋は便利だけど、いかにも「ポリエステル」な風合いがたまーに気にかかる。足袋ソックスも手軽でかわいい柄たくさんあって、とっても便利。けど短いんだよなー。いちど、裾がすれて足首痛くて歩けなくなった事あったっけ……。やっぱり柄足袋がいちばん？　でも、結構高し、こはぜ苦手。枚数そろえるには時間かかりそう。綿で、靴下みたいにさっと履けて、足首かくれる長さの足袋が理想なんだけど……やっぱソウルソサエティ足袋一足ほしい！ジャンプさん、銀魂ふんどしもいいけど、足袋もぜひ商品化おねがいします！

  2006.09.14

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  要確認。

  よーやく今週のジャンプ読み終わったー。うっはー弥子ちゃん緊縛ですか。えろいねー。メゾン～もたもっちゃんイイ男。最近のジャンプはハッチャケ気味で楽しいなぁ。魔法律もあいかわらず乙女だし（子エンチュー愛らしスギ！）ブリーチもやっとチャド（おまけで石田）登場。ど、どうか、本当、強くなってますように（祈）。あ、ブリーチといえばこの間こんなことが。 死神（ソウルソサエティ）衣装の「足袋」と、「オリジナル」ストーリーがなんたら～ってのが一緒になってヒットしたもよう（笑）トークによると、死神衣装の足袋は「こはぜ６枚、特注で」ってなくらい長いらしい。えっ、ずっと読んでるのに気づかなかった！　あとでコミックス見てみよーっと。昔から着物きていた友人は「もちろん、長いって感じてた」そうです。いやー、こーゆーところで着物暦の差が出るとはねぇ。コスプレでそこまでこだわってやってる人いたら、最高カッコイイだろーな！

  2006.09.13

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• もういっかい

  つい丈着物、一昨日あんまりぐだぐだだったんでもう一度着付けてみました。ちょーっとマシなった？……いや、変わんないか……。「1ｃｍでもいいから、おはしょりは必ず取ること！　そうすればすっきりいくわよ」つづら屋さんで教えていただいたコツを思い出し、何度が挑戦するも……む、難しい。きれいに取ったはずの1ｃｍおはしょり、いつの間にか伊達締めの中で消えてしまうんです。しわをのばそうとアッチコッチひっぱりまくるのが原因かなぁ。ふぅー、お太鼓もまだ結べない（！）ってのに、練習することが増えてしまった…。ま、楽しいからいいか！

  2006.09.11

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  ジャズフェスと着物

  昨日は地元仙台で行われる「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」へ。詳しい内容はお友達の「にょろたまたん」ちゃんがアップしてたんで割愛（笑）。素敵な音楽と、素敵な着物姿の方々が見れて大満足な一日でした。（とゆーか、ほとんど着物ウオッチングがメインだったような……。）まず、一緒に出かけたにょろたまたん。おろしたて（ウラヤマシイ！）の薄茶の片貝木綿に、青地にガーリッシュな模様の入った帯。抹茶色の帯揚げが効いてて、カワイめなのに甘すぎないコーディネート。この色の組み合わせ、今度ぜったいマネしよう。お次は白黒の浴衣に山高帽（？）をわざとぐちゃっとくずして着てたオニイサン。コスプレ感覚で楽しそうー。それにしても、男の人って、着物っぽいもの着てるだけで二、三割は男前度アップするなー。世の中のオタクも、キモTやめて和服きればいいのに。メイドにモテルぞきっと。途中立ち寄った「つづら屋」というアンティークも取り扱ってる呉服屋さんでは、黄緑地の着物に白の名古屋を、清楚に着こなしてたお嬢さん発見。なるほど、帯の色にあわせれば、白半襟も「女中さん」に見えないのね。赤っぽい華やかな着物（たぶん銘仙）をおそろいでかわいく着た、二人連れの女の子も見かける。あーゆーの、もうちょっと若かったら着てみたかった……。さて、本日ベストカッコイイで賞はこの方！たぶん塩瀬とか大島とかゆーめちゃ高い、でも格は高くないものをキリッと短めに着付け、美しい銀糸で刺しゅうの入った白の帯を平たく上品にお太鼓結び。髪はアップ、半襟・足袋は白、手には日傘のご婦人。なにがカッコイイって、この格好で一人、ストリートバンドに足を止めて聴き入ってるんです！うーん、素敵。着物姿の方は数見れど、「着こなし」と「立ち振る舞い」がこんなにもぴったり様になってる人って、そうはいない。いつかこんなおば様になりたい！　と音楽そっちのけで、うっとり見入っちゃったのでした。あ、人のこととやかく言ってる私はこんな格好でした。いちおー「ジャスフェス」意識。フリマで1000円くらいだった薄紫地にピンクの織模様の単にピアノの鍵盤っぽい柄の入った赤の半幅（骨董市で500円）を角だし風にむすんで、飾りにアジア雑貨屋で買った用途不明の紐と、赤ラメが入った黒スカーフをだらんと。（ちなみにつづら屋のお姉さんに「これは出してていいの？」とつっこまれました）対丈で着てるんで（背デカイ）、もーぐだぐだ。次はもうちょっとピシッと着たいもんだ。反省／参考になることだらけの、有意義な時間をありがとう仙台市。ちゃんと市民税払ってるからね♪

  2006.09.10

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• はじめに

  ３ヶ月前、友人から着物熱をうつされました。地味なオタク女がとつぜん着物にハマッたからさあ大変。どっちもやりたい！　でも体力も時間もない！　いっそまとめてやっちゃえ！とゆーわけで、このブログではオタクにとってキモノがどれほど「すばらしくって素敵」なものか等々、あつく語っていこうと思います。　あ、もちろん、オタク話もたっぷりと。

  2006.06.19

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