カテゴリ:競馬雑記
ダービーのラップ
12.6 - 11.3 - 12.2 - 12.7 - 12.8 - 13.5 - 13.1 - 12.9 - 12.4 - 11.3 - 10.8 - 11.3 高速馬場だったことを考えれば、道中のラップは相当にぬるい。 完全に上がり3Fの勝負になったことがわかる。 前有利だが、高速馬場のぶん最後の極限の切れ味が無いと好走できない展開だった。 一番テンのスピードがありそうなハンソデバンドが出遅れ、押し出されるようにアリゼオがハナに。 でそのままスローペースになってしまった。 何故、スローをチャンスと見て先行粘り込みを狙う馬が出てこなかったのか? これは血統のトレンド大きな流れがあると思う。 異常にサンデー系が多い。 父系がサンデーじゃなくても、母系がサンデー。 サンデー系の大雑把な特徴は中距離で抜群の切れ味の差しを見せるというところ。 同じような一族の特徴を持った馬が集まったレース、自分でレースを作る馬がいないレースになってしまった。 メイショウサムソンのような重厚なノーザンダンサー系の名馬はほとんどいない。 サンデー系が作り出したレースの流れだったが結果的に好走したのは非サンデー系。 エイシンフラッシュの父King’s Bestはミスプロ系ながらもノーダンサー系の重厚さを併せ持つ馬。 母系は完全ヨーロッパの重厚さを持っている。 まったくサンデーの要素を持っていない馬が好走した。 偶然だろうか? 2着はローズキングダムこの馬の父もKing’s Bestと似た血統構成を持つキングカメハメハ。(母系はサンデーだが) サンデー系は主流に成り過ぎたが故に衰えるという前兆なのかもしれない。 次世代の種牡馬のエースはゼンノロブロイでは無くて、非サンデー系のキングカメハメハと思います。 この馬はノーザンダーの重厚さ、ミスプロのスピードを併せ持っていて素晴らしいと思います。 さてエイシンフラッシュ。 この馬の皐月賞の好走は前崩れで差しがはまった。 そしてマグレの烙印を押してしまいました。 ダービーは超スローで紛れる展開。 今回もマグレの烙印を押して良いのか? しかし良く考えれば、皐月賞は休養明けだった。 それを考えると相当強い馬なのかもしれない(まだかも?がついてしまいます) 母系はヨーロッパの長距離路線でやっていた一族。 距離が伸びる菊花賞ではさらにやれる可能性がある馬。 でも一番面白そうなのが種牡馬として。 非サンデー系の流れで成功しそうだ。 とにかく今後注視したい馬です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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