暮れの園芸家
暮れも押し詰まった30日の夕方、鉢植えを2つ植えた。ひとつは、25日にもらった名前を知らない、肉厚の観葉植物で、もうひとつは、28日に買ったムスカリ。暮れも30日というのに、ようやると自分でも思うけど、この日しかなかったから。正月用に切花は買ったけれど、やっぱり、私は生きてる花を育てるのがいい。と言ってもよく枯らすのだけれど・・・。枯らしても枯らしても懲りずに育てる。そうだ、柚子の種も植えないと・・・。いつかは、芽が出て、何年か後には実がなるだろうから・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・われわれ園芸家は、未来に生きているのだ。バラが咲くと、来年はもっときれいに咲くだろうと考える。10年たったら、この小さな唐檜(とうひ)が一本の木になるだろう、と。早くこの10年がたってくれたら!50年後にはこのシラカンバはどんなになるか、見たい。本物、いちばん肝心のものは、わたしたちの未来にある。新しい年を迎えるごとに高さとうつくしさがましていく。ありがたいことに、私たちは、また1年、齢(とし)をとる。「園芸家12カ月」カレル・チャペック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カレル・チャペックの「園芸家12カ月」が好きです。楽天にカレル・チャペックの紅茶なんかもあるけど、今ブームなの?◎外は冷たい雪が降っています。来年もどうぞよろしくお願いします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★12月22日*松迎え* UP