民具:飯そうけ(しょうけ)
暑いので、冷蔵庫に入れてなかった、ご飯が2回もいたんで、ギラギラとし始めた。(ノД`)でも、こんな時は、捨てない。ちゃんと、水で洗って、お茶漬けにして食べる。子どもの頃、みんなそうしていたので、今もそうしている。子どもの頃は、冷蔵庫のある家は、村には一軒もなかった。朝、炊いたご飯は、朝ごはんを食べた後、どうしたのか・・・。飯*そうけ(しょうけ)*に入れて、風通しのいい所に吊るしておく。これがご飯の保存方法だった。「そうけ」とは、竹で編んだ籠。ザルのこと。ご飯を入れるから、飯そうけと言う。「しょうけ」という地方もあるが私たちは「そうけ」と言っていた。昔は写真のそうけの下に、15cm程の長さの竹を半分に割ったものが付いていた。それが、そうけの足で、直に底が着かないようにという工夫。いつか、私が直してみようと思っている。このそうけを実家で見つけて、持って帰った。もう、たぶん、これにご飯を入れて保存することはないだろう。でも、これは子どもの頃の思い出がある道具なのだ。捨てることは出来ない。飯そうけ、それは、冷蔵庫がなかった頃の暮らしの思い出につながる・・・。**そうけ(しょうけ)**竹細工で目の細かく編んだのがそうけ、荒く編んだのが籠。♪かごめかごめ籠の中に鳥は・・・。の籠や、山に行く時、担いで行くのは目の荒い竹製品は籠。「しょうけ」は本来中国語で,「そーき」(漢音), あるいは「しょーき」(呉音)と発音する。こんな所から、「そうけ」派と「しょうけ」派が出来たのではないだろうか。□今も飯そうけを作っている人がいる!!写真 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★8月21日**三尺流れて水清し/「くわばら、くわばら」**UP・・・・・・・・・・・・・