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おしゃれ手紙

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2007年12月の記事

全23件 (23件中 1-23件目)

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12月の「おしゃれ手紙」：諦めない

今年の夏は異常に暑かった。この言葉をここ数年、ずっと使ってきた。1992年、ブラジルで地球サミットがあったとき、「これが地球を救う最後の機会かもしれない」と言われていた。あれから、15年以上たつのに、よくなるどころか、悪くなる一方の、環境問題。もう無理かもしれないと時々、無性に悲しくなる。今日、テレビで、元巨人軍で大リーガーの桑田投手が出ていた。彼は、巨人軍に入団当時から、タバコが体に悪いから、タバコを吸う人と吸わない人は、バスを分けて欲しいを球団に言っていたという。今では、当たり前の、嫌煙権も当時は、受け入れられなく、禁煙車を走らすまでに5年かかったという。私も、諦めないで来年も環境のことを書こうと思った。地球温暖化防止のために、もっと環境のことを知りたいと思う方は下のボタンをクリックして下さい。いろんなためになるサイトがあります。 ↑をクリックすると、環境問題のブログにとびます、とびます♪1クリックで10ポイント。■□■ネタ帳■□■*「ALWAYS　続三丁目の夕日」にみるエコ。*「ちりとてちん」*鞍馬の言葉*夜お茶■□■先月までの書き残し■□■*本*エコ検定*検索エコ活動*冨士の地名*「京のあたりまえ」*カフェ「フランジパニ」*京都の地名*柳馬場*堺**京都のフレンチomoya*温暖化防止のための案。*「私の部屋」*ギリシャの山火事*魯山人*中国の田舎の風景。*中国のトイレ。*食事のマナー、日本と中国。*格差婚：藤原紀香と陣内の結婚式*大根島*京都の鯉*四国（内子、砥部その他）*琴平さんの電車*温泉の憂鬱*淀屋*プチダイエット*「片付けられない女魂」■□■12月に見た映画■□■■ヘアスプレー■12.5■呉清源■12.5■「ALWAYS　続三丁目の夕日」■12.26今年は43本の映画を見た。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月31日*民具：もろぶた2/松迎え*UP・・・・・・・・・・・・・

2007.12.31

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「もう一度『捨てる！』技術」

安いから、便利だから、いるかもしれないから・・・。さまざまな理由から私たちは買い物をする。その結果、家の中は、モノが溢れている。雑誌に「収納」特集が組まれることも多い。そんな中、収納法・整理法では解決できない！「とりあえず、とっておく」は禁句。「“仮に”はだめ、“今”決める」から「後ろめたさのない捨て方」まで、「捨てるという発想」の基本を具体的に教える「『捨てる！』技術」は大ヒットした。「もう一度『捨てる！』技術」は、その続編。その中で印象に残った文章があった。思い出づくりのためにいくら写真を撮っても、忘れないためにたくさんの思い出の物を取っておいても、思い出は次第に消えていく。そうなのよね、と私はうなずく。今の子どもは、そういう意味で可哀想。私など、小学生の時、始めて食べた、クリスマスケーキの形も色も一緒に食べた人も憶えている。テレビが始めて、家に来た日や電話が来たことも・・・。始めて、湯沸かし器が家に来たのは、私の初ボーナスで買ったもの。シンプルなことは、豊かなことなのだと思う。だから、なにもなかった昭和30年代が今、受けているのだと思う。難しいけど、やってみよう、シンプルライフ。少ない物を大切に使うことは、エコに繋がるのだから。◎地球を救う127の方法◎１３．衝動買いをしない。買う前に、本当に必要かどうかもう一度考える。　　普段あまり使わないものは、借りる。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月29日*民具：もろぶた*UP・・・・・・・・・・・・・

2007.12.29

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ALWAYS　続三丁目の夕日★健気な子どもたち

■「ALWAYS　続三丁目の夕日」■昭和34年。貧乏作家の茶川は、自宅に預かる少年・淳之介に安定した生活をさせようと、芥川賞受賞を目指して執筆を続ける。一方、向かいの自動車修理工の鈴木家は、事業に失敗した親戚の娘・美加を預かることになる。昭和30年代の東京の街並みをVFXで再現し、当時の人々の暮らしを描いた大ヒット人情ドラマ「ALWAYS　三丁目の夕日」の続編。前作の翌年の設定で、夕日町三丁目で起こる新たな出会いや感動をつづる。・・・・・・・・・・洗濯板、ベーゴマ、「桃の花」など、今回も昭和30年代が懐かしい映画だった。なかでも、30年代らしいと思ったのは、売れない作家、茶川と暮らす淳之介の給食費のこと。小学生の淳之介（10歳）は、学校で給食を食べない。淳之介は、家で食べる米が値上がりしたから、自分の給食費を米代にしたのだった。先生が「給食費のことは、気にしなくてもいいから食べなさい」と言うと「僕、朝と夜に沢山、ご飯をたべるから大丈夫です」と言う。私は、給食費が払えなくても、知らん顔をして食べていたけれど、給食費は払えない（払わない）からと、家に食べに帰っていた子がいた。どんなに辛かったろうと思う。「もはや戦後では無い」と言われた昭和30年。それから4年後でも、ほとんどの人は、貧しかった。それでも子どもたちは、よく働き、健気で逞しかった。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月28日*おつりはマッチ*UP・・・・・・・・・・・・・　　　　　

2007.12.28

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フレンチ「o・mo・ya」で自分にご褒美

12月20を過ぎたある日、日程がぽかりと空いた。「そうだ、京都、行こう！」目的は、京都の錦小路にあるフレンチレストラン、「o・mo・ya（おもや）錦小路」でランチをとること。京都の台所として賑わう錦小路のo･mo･ya は、町屋の「離れ」や「蔵」を使った五つの個室とカウンター席のあるおしゃれなレストラン。普段は、食べられないようなお値段だけれど、平日の12：00～14：00までなら、1580円でランチが食べられる。今年は、すでに2回行っていたが、紅葉の季節に京都に行った時には、お弁当持参というケチケチ行楽だった。たまには、がんばった（？）自分にご褒美を出すのもいいだろう。というわけで、その日のランチは、*サラダ*蕪のスープ*フランスパン*鯛のポワレ。ランチは、その日、その日でメニューが変わるから、2度と食べられないかも・・・。今回、私は、一人でカウンター席に座ったので、料理の写真をとることが出来なかったのが残念。この写真は、5月に行った時のもの。春らしい色合いの料理に感激したものがった。和の器にフレンチという組み合わせも楽しい。自分を奮い立たせるためにも、私には、こういうご褒美が必要だと思う。来年もがんばって、美味しい料理を食べよう。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月27日*正月準備：年の箸 *UP・・・・・・・・・・・・・　

2007.12.27

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昔語り：テレビの来た日

うちにテレビがはじめて来たのは、昭和37年。私が中学2年生の冬だった。その日のことを私は、今も鮮やかに覚えている。この頃は、ほとんどの家にテレビがあったが、うちには、まだなかった。昭和37年の12月、父がにこにこしながら言った。「今度、うちにもテレビがくるぞ！」その年の夏、私達家族は、岡山から兵庫県龍野市に引っ越して、工場に家族で住み込んでいた。私たちは、工場の社長のテレビを遠慮がちに見ていたのだった。そんな私達子どもに、父と母は相談して、「月賦」でテレビを買ってくれたのだった。普及したといっても、父母の給料の何ヶ月分もしたテレビ・・・。引っ越す時に持ってきた家財道具は、ナベと釜。洗濯機もラジオも炊飯器もない暮らしだった。必要なものは沢山あった。けれども、父と母は、テレビを買ってくれた。工場の角に建てられた、粗末な部屋。それが私たちの家だった。そこに置かれたテレビは立派に見えた。今日より明日に希望が持てた時代のテレビは象徴的なものだった。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月26日**UP・・・・・・・・・・・・・　　　　　

2007.12.26

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プレゼントは、フードドライブ

クリスマスプレゼントはしないと、なにも買わずに、娘と孫の所に行った。がしかし、まったく手ぶらということではない。うちには、冷蔵庫いっぱいの食品がある。食べきれないのに、買い物好きの夫は、安いからと買ってくる。その冷蔵庫の中を整理するためにも、食品を長女、ミナの家に持っていこう。そう思った。りんご、蜜柑、すき焼き用肉（800ｇ）。下の娘、レイにも、蜜柑、ジャガイモ、玉ねぎ、ニンジン、ケーキ。夫の母親にも、りんご、蜜柑、牛乳、ケーキ。腐らせるよりはいいと、私は、せっせと、子どもや知り合いに、おすそ分け。*フードドライブ*という取り組みが行われている。フードドライブとは、家庭であまった食料品を持ち寄り、食料の確保が困難な団体や個人を支援するための活動。賞味期限がきれて、捨てる食品が多い世の中。賞味期限切れで、捨てるなんてもったいない！余っていたら、知り合いに、おすそわけ。それでもあまったら、食料の確保が困難な団体や個人に、フードドライブを！！ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月25日*はじめて食べたXmasケーキ*UP・・・・・・・・・・・・・

2007.12.25

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M1メモ

漫才師のNO1を決める「M1グランプリ」は、私にとって、12月の年末恒例行事となった。第1回目から見ているが、今年もしっかり見た。出場者のネタなどをメモしておこう。★笑い飯　「ロボット」ネタ。面白くなかった。★POISON GIRL BAND　ネタさえ忘れた。これも面白くなかった。なぜ、このコンビが選ばれたのか、不思議。麒麟やノンスタイルの方が絶対に面白いと思うけど、審査員には、関東の人が入っているからかもしれない。★ザブングル　漫才ではなく、顔芸。★千鳥象を殺すなというと→高感度アップ→CMが入るかも・・・。というようなのが3つ。　★トータルテンボス　関西ではあまり見ないコンビだけれど、面白かった。ホテルのフロントと客という設定で、テンポよく、面白く優勝するかもと思った。順位は3位で2回戦出場。コンビ結成10年目だったので、今年が最後のM1.★キングコング人気者のコンビ。テレビでは、よく見るが、漫才をしているのを見るのは、はじめて。面白くない。大声で怒鳴りまくり、頭を叩きまくり・・・。なのに、得点は第二位で2回戦進出。なんでや。絶対に贔屓してる。（｀ヘ´）今日、娘の家に行ったら、4歳の孫が、「キングコングは、天気予報やねんで」と言っていた。天気予報ネタだった。恐るべし、大阪の幼児。　★ハリセンボン女性コンビ、ぜんぜんダメ。顔が面白いから、漫才が面白いと勘違いしているのかと思う。このコンビもなぜ、出場したのか謎。孫は、「ハリセンボン、出てたで」と言ってた。（￣m￣*）★ダイアン人気もルックスも華もないというコンビ。★サンドウィッチマン。敗者復活戦で勝ち上がったはじめてのコンビ。面白かった。「名前だけでも覚えて帰ってください」と言っていたが、一躍有名になった。「M1グランプリ」は、登竜門といった感があるが、大会実行委員長は島田紳助は、芸人が芸人をあきらめるきっかけを作りたかったとも語っている。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月24日*「大きな森の小さな家」のクリスマスプレゼント *UP・・・・・・・・・・・・・　　　　　

2007.12.24

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プレゼントなしのクリスマス

明日、24日に会う、孫のちゅん太（4歳）にクリスマスプレゼントをしようと、デパートを見た。あちこち、探したが、思うものは、なかった。オモチャも本も服も必要なものは、みんな持っている。もし、それ以外に買ってプレゼントしたとしても、それは単に私の自己満足を満たす以外のなにものでもない。沢山のモノは、家の中を狭くする。多すぎるオモチャは、想像力をなくする。だから明日は、プレゼントなしで行くことにした。ただし、愛情はいっぱい持って・・・。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月23日*山茶花（さざんか）ちらし /松迎え/月待ち・「二十三夜講」*UP・・・・・・・・・・・・・　　　　　

2007.12.23

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100万人のキャンドルナイト2007・冬至

なにをするかは、自分次第。たとえば、キャンドルのあかり一本だけともしてこどもたちに本を読んであげるたとえば、お風呂にアロマキャンドルつかれたカラダをやすめてみるたとえば、とっておきのワインを開ける父（母）といつもはできない話をしてみるたとえば、ひとり静かに灯りを見つめる遠くにいる大切な人を想うたとえば、キャンドルの灯りでご飯をたべる恋人と平和とか戦争とかの話してみるたとえば、ペットと晩酌するひとりじゃない幸せに乾杯するキャンドルを灯したその後の、「火の始末」もわすれずに。 100万人のキャンドルナイト2007冬至環境問題を考えるということを具体的に形に表したのが、キャンドルナイト。ただ2時間、でんきを消すことで、ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を地球上にひろげていきませんか。明日は、100万人のキャンドルナイトの日。この日だけでも、日本中から、クリスマスの電飾がなくなりますように・・・。(￣人￣) ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月20日*トリビアの井戸：サンタとコーラの意外な関係 *UP・・・・・・・・・・・・・

2007.12.21

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自転車で買い物にポイントを！

マイバッグ運動とは、小売店が渡すレジ袋を使わず、消費者が持参した袋・バッグを使用しようという運動。一人ひとりが実行できる、もっとも身近な環境保護活動の一つであるとも言える。いわゆるレジ袋に対し、買い物客が持参するマイバッグは、エコバッグとも呼ばれる。スーパーマーケットを中心に、マイバッグ持参者に「スタンプがたまると100円引き」等の特典も行われている。マイバッグ運動は、すっかり定着した。私も、マイバッグ派！昨日もポイントがたまって、100円の金券をもらった。ヽ(゜∀゜)ノで、提案がある。自転車や徒歩で買い物に来る人のために、ポイントを出すようにしたらどうだろう。スーパーは、車の駐車場のために、サービスとして場所をとっている。人を雇っているところもある。私たち、自転車族は、それを使わないのだから、その分のサービスをしてもらいたいのだ。マイバッグは、地球にやさしく、商店にとっても、袋代の節約になる。自転車で買い物に行く人が増えれば、地球にも、駐車場の節約にもなる。自転車で買い物にポイントを！！ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月19日*昭和恋々（れんれん）/大阪しぐれ：いちびり *UP・・・・・・・・・・・・・

2007.12.19

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原油高騰を機にエコライフを！

原油が高騰して、大変だという声がテレビから聞こえる。自転車通勤の私は、他人事。いや、このさい、エコライフを考えてはどうだろうか。■車に乗らないで公共交通を利用してはどうか。バスなどには、公的な支援をして、利用者負担を軽くするなどして、弱者を守ることはしなければならない。病院通いの人たちには、乗り合いタクシーを利用する。それでも、どうしても車が必要なら、出来るだけ燃費のよい車を選ぶ。排気ガスから大気中に放出されるCO2は、地球温暖化の原因になっている。原油は、いつまでもあるものではない。これを機に、脱車社会を本気で考えるチャンスにしてはどうだろう。■季節にあった暮らしをする。キュウリやトマトは、本来、夏の食べ物。灯油を使って暖かくした、温室で育てたキュウリやトマトを冬に食べなくてもいいではないか。遠距離からくる、季節はずれの野菜や魚よりも近場の季節の野菜や魚を味わう。そんな、当たり前の暮らしがしたい。地球にも人にも優しい暮らしが、原油高騰を機に、高まればいいと思う。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月17日*ヤドリギの下でキスを・・・。 *UP・・・・・・・・・・・・・　　　　　

2007.12.17

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もったいないカレンダー

お気に入りのカレンダーを選ぶのが年末の楽しみだった。しかし、ここ数年、カレンダーを買わなくなった。以前に比べて、商店や銀行などのカレンダーは、激減したけれど、毎年10こ（？）くらいは、もらう。もし、私が買えば、それらが、無駄になる。そう思うと、買えない。家で使うのは、2～3つほど残して、あとは会社に持っていく。会社の従業員で、手に入らない人がいたら、その人の使ってもらうのだ。会社で余るとそれは、もらって帰る。孫のちゅん太が遊ぶに来た時に、裏に絵を描いて遊ぶためだ。しかし、「もったいないカレンダー」は買いたい。全体のコンセプトを「もったいない」に設定し、ゴミを減らすための知恵が満載なのだが、カレンダー自体、使い終わったらメモとして活用できるよう、ウラには罫線を引き、一日分を1ピースとしてミシン目で切り離せるようになっている。写真は、もったいないと、リモコンのボタンの部分で作られた、ＳＥＣＣＯ（せっこ）のアクセサリー。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月16日*父の麦わら帽子：不思議な贈り物 *UP・・・・・・・・・・・・・　　　

2007.12.16

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環境用語：グリーンコンシューマー

用事があったので、関西空港の近くの*「りんくうプレミアムアウトレット　モール」*に行った。アウトレットモールは、「ブランド品」（通常、百貨店などで高額で売られているもの）を低価格で販売するショッピングセンターのこと。土曜日だからか、12月だからか、混雑していた。関空に近いからか中国語や韓国語も飛び交っていた。みんな、なにを、どんな目的で買うのだろう。私は、クリスマスだからといって買い物をしないけれど、靴をこのこの時期に買う。よく歩くので、一年たつと、底が磨り減ってくるのだ。一人で、買い物をしながら、私は、『グリーンコンシューマー』なのかどうかと自問自答した。■グリーンコンシューマの10の法則■1.必要なものを必要な分だけ買う。 2.使い捨て商品ではなく、長く使えるものを選ぶ。3.包装はないものを最優先し、容器は再利用できるごみにならないものを選ぶ。4.作るとき、使うとき、捨てるとき、資源とエネルギーが少ないものを選ぶ。5.化学物質による環境汚染と健康への影響の少ないものを選ぶ。6.自然と生物多様性をそこなわないものを選ぶ。6.近くで生産・製造されたものを選ぶ。7.作る人に公正な分配が保証されているものを選ぶ。8.リサイクルされたものやリサイクルシステムがあるものを選ぶ。8.環境問題に熱心に取りくみをしている（環境情報も公開している）メーカーやお店を選ぶ。＋＋＋写真は、**ＷＷＦの寄付つきトイレットペーパー。ＷＷＦは、 100 を超える国々で活動する世界最大の自然保護 NGO （非政府組織）です。 1961 年に、絶滅の危機にある野生生物の保護を目的としてスイスで設立され、次第に活動を拡大して、現在は、地球全体の自然環境の保全に幅広く取り組んでいます。**グリーンコンシューマ-**環境に配慮した行動をする消費者をいう。例えば、エコマークの付いた商品を購入したり、省エネルギー製品などを積極的に導入する。環境に配慮した製品が通常の製品より高価であっても、あえて購入するという環境保護意識の高い消費者である。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月15日*哀しみの赤い羽根/「焚き火大全」 *UP・・・・・・・・・・・・・

2007.12.15

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橋下弁護士と御堂筋

7人もの子沢山で有名な*橋下弁護士*が大阪府知事に立候補するというニュースが流れた。地球環境を変えずに現在のアメリカ人の平均的生活を維持しようとすれば、地球人口の制限は2億人だという。（大江戸リサイクル事情より）2001年の世界の人口は61億3千万人と推計されている。今年の世界人口は、約66億人。だから、子どもが欲しいからといって、育てる力があるからといって、7人もの子どもをもつ、橋下弁護士に、疑問を感じている。その橋下弁護士が出馬記者会見でこういっている。御堂筋を歩行者天国にして、これは警察の専権事項ではありますが、そこは職員の方が汗をかいて歩行者天国にすれば自然と大道芸人さんが集まってきます。御堂筋になんでイルミネーションがないのか。４３００万円の赤字で神戸のルミナリエをやめるなんてもったいない。それなりのお金がかかるんでしょうが、みんなが喜ぶような街にしたい。■御堂筋を歩行者天国に！大賛成。ヽ(゜∀゜)ノ私も、常々、御堂筋は、地下鉄とバス、タクシー以外は、通れないトランジットモールという試みを御堂筋もやるべきだと思う。■御堂筋をイルミネーションで飾るべき。イルミネーション＝きれいとか、イルミネーション＝市民が喜ぶなんて、短絡的な考えだ。御堂筋のシンボルは、イチョウ並木。先日、映画を見た帰りに歩いた黄色く色づいたイチョウ並木に、これぞ、御堂筋と感動した。御堂筋をつくったのは、1923年に大阪市長となった関一（せき　はじめ）。御堂筋の広さを44メートル、建物の高さは31メートルという黄金比でつくった人だ。彼は、「都市計画」という言葉を最初に使った人。この御堂筋は、高さの規制が緩和され、ありふれた道路になろうとしている。今、御堂筋に必要なのは、イルミネーションで飾り立てることではない。ビルの高さの規制とイチョウ並木の保護だ。それにイチョウは、昼も温暖化防止に黙って働いている。これ以上、地球の温度が上がることが、7人の子どもには、無関係だと思っているのだろうか？ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月13日*「小さな村の小さな家」・・・山の昼ご飯/事始め・・・煤払い*UP・・・・・・・・・・・・・

2007.12.13

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世界にひとつだけのパジャマ

これは夫のツギの当たったパジャマ。これは、夫の亡き父の使っていたパジャマ。これは、夫の母が父のために繕ったパジャマ。これは、夫の亡き父のものだったパジャマを夫の母が繕いそれを息子の夫が受け継いだパジャマ。新しいパジャマを買うのは簡単だけれど、このパジャマには、新しいものにはない物語がある。クリスマスや、お正月が近いといっても新しいパジャマは、買わない。世界でたったひとつの、パジャマがあるから・・・。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月11日*「小さな村の小さな家」・・・山への道 *UP・・・・・・・・・・・・・　　　　　

2007.12.11

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呉清源　極みの棋譜★スーパースター

　呉清源（ご　せいげん）という名前を私は、この映画ではじめて知ったのだが、囲碁が趣味の夫は知っていた。川端康成なども、絶賛した、囲碁のスーパースターなのだそうだ。■呉清源　極みの棋譜　あらすじ■1914年に中国・福建省で生まれた呉清源は、7歳で囲碁を学び始めたちまち“天才少年”と呼ばれるようになる。1928年、日本人棋士、瀬越憲作の尽力によって母と来日。その実力で日本囲碁界のトップに。1936年、清源は中原和子を紹介され翌年、結婚。しかし太平洋戦争が開戦、母たちは祖国への帰国を余儀なくされる。1944年、清源は徴兵検査を受けるが持病のため免除。その頃から次第に深い孤独を感じるようになっていくのだった…。1910年代から1940年代は、中国の激動の時代。普通に暮らしているだけでも物語が生まれそうな時代。何百年に一人の天才が加われば、物語が広がる。呉清源が今、若かったら、もっと活躍できたろうと思う。今なら、飛行機で飛べば、中国は近いし、電話にメールというツールがある。ホームシックから精神的にまいって、新興宗教にのめることもなかったろうに・・・。当時は、中国と日本は、今よりも離れていた。映画は、たんたんと描く。天才、呉清源の佇まいの美しさに感動した。呉清源だけでなく、当時の日本は、今の日本が失ってしまった美しさがある。主演のチャン・チェンは、30代の呉清源にそっくり！！チャン・チェンは、呉清源、本人からクセを学んだという。呉清源は、90歳を過ぎた今も日本で健在で、映画の冒頭に出演している。骨董品のようなお爺さんだった。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月10日*◎掛け紙◎*UP・・・・・・・・・・・・・　　　　　

2007.12.10

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鞍馬山の憂鬱

*バイキングの憂鬱*だったり、*野仏の憂鬱*だったり*トイレの憂鬱*だったり*シーツの憂鬱*だったりと、旅行中には、憂鬱になることがある。がしかし、京都に限っていえば、なかった。これまでは・・・。12月2日（日）、友人と京都の鞍馬山に行った。ご存知、源義経が牛若丸と呼ばれた幼少の頃、修行をしたところ。叡山電鉄出町柳駅から鞍馬線に乗ると約30分で鞍馬駅に着く。鞍馬駅のそばを流れる鞍馬川にも秋の景色・・・。鞍馬駅から数分の所にある、鞍馬保育園の運動場には、落ち葉がいっぱい。平日には、ここで、小さな子ども達が遊んでいるのだろうか・・・。ロープウェーを使わずに歩いて登った。苔むした石垣にいにしえを思う。道の落ち葉にあわれを思う・・・。嗚呼！鞍馬山・・・。ここまでは、よかった・・・。がしかし、ここでとんでもないものがあった。「愛と光と力の像　いのち」ダメ押しをするように、こんな説明がしてあった。これを見て、友人と私は怒った。「『いのち』って、いのちだったら、木が命やんか。山の動物や鳥が命やんか。木を植えることが命を伝えることやのに・・・。」「こんなもんいらんわ！！（｀ヘ´）」 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月9日*「若いおまわりさん」/「サランカのやろ」 *UP・・・・・・・・・・・・・

2007.12.09

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気になる木

♪この木何の木　気になる木～上賀茂神社にあるこの木は、モミジ。雷にでも打たれたのか、幹が半分以上ない。人間だったら、胴体が半分もないといったところ。なのに、なんの手当てもせずに、青々とした葉をつけている。この木を見ながら、友人に言った。「えらいよね、この木は・・・。もし、私が、半身不随になったら、この木を思い出そうと思う。」上賀茂神社の前を流れる、明神川のほとりに、ある藤木社。何百年もたった大楠が堂々とたっている。しかも、その大楠の幹には、ナンテンやシダ類、棕櫚などが生えている。いろんな植物や、小鳥など小動物を養う、母なる樹。こんな樹を見ていると、人間ってほんと小さいと思う。木を見ていると、人間が一番エライなんて思えない。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月7日*七月（ななつき）の投げ座（ずわ）り*UP・・・・・・・・・・・・・

2007.12.07

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ヘアスプレー★テーマは差別

■ヘアスプレーあらすじ■音に注意♪1962年、アメリカのボルチモア。16歳のトレーシーは、ダンスもファッションもセンス抜群だけれど、体型はかなり太め。そんな彼女が偶然、人気番組に出演するチャンスを得た。しかし、スリムなライバル母娘のわなにはまり、トラブルに巻き込まれる。ブロードウェイの人気ミュージカルを映画化。“ミス・ヘアスプレー”を目指す女性らが華やかな歌やダンスを披露する。主人公の母親を演じる女装したジョン・トラボルタに注目。・・・・・・・・・・・・・・・・・白黒テレビにワンドアの冷蔵庫。ヘアスプレーを使った、大げさなヘアスタイル。1960年代のアメリカが楽しい映画。でも、まだ黒人は差別され、テレビの番組も白人用、「ニグロデー」と分かれていた。もちろん、住んでいる区域が違うから、お互いに行き来はなし。ある時、トレーシーたちが、黒人街に招待されて行くことに。「怖くない？」と恐る恐る、黒人少年に聞いた白人少年。すると黒人少年は、「黒人が白人の街に行く方が怖いよ」と言う。そのとおりだったのだと思う。きっと、黒人というだけで理由もなく殴られたり、殺されたりしても、警察も動かないような時代だったのだ。そんな時代も、少しずつ変わっていくというのがメインテーマ。私は、黒人のスラリとした体やしなやかな動き、軽やかなダンス、歌を見ると、美しいと思う。「ブラック　イズ　ビューティフル！」という言葉を若いころ聞いていたからだろうか。音楽が楽しい。「ユー　キャント　ストップ　ザ　ビート」は、昔から土曜は、踊りまくることに決まっている・・・みたいなフレーズがあるが、ビッグなママ役のジョン・トラボルタの「サタデー　ナイト　フィーバー」を思ってにやり(￣ー￣)とした。テーマは、人種差別だけど、楽しく見ることが出来る映画だ。■おまけ■ママ役のトラボルタ、体重がすごい！わざと肥ったの？肥ったアメリカ人を見ると、「飢えてる人が多い国もあるのに、そんなに肥るまで食べなくてもいいのに・・・」と思ってしまう私は、肥った人を差別してるのかな・・・。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月6日*父の麦わら帽子」：山人（やまど）は戻るし・・*UP・・・・・・・・・・・・・

2007.12.06

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蓮華寺・もうひとつの見所

京都の蓮華寺に行ったら、是非、お抹茶を飲むことをオススメ。山門を入るとき、拝観料とは別に300円を払うと、抹茶の券がもらえ、それを示すと、別室に入ることが出来る。茶室の近くに迫り来る山。その山の下を流れる小さな流れ。もし、広い土地がないから、庭が出来ないと諦めていたら、ここを造った人たちに笑われそう。迫り来る山を庭に見立てているのだから。ここは、人が多い隣の庭とは、打って変わって、静かな空気が流れる。その静かさの中を音をたてて流れる流れには、ある工夫がしてあるという。石の置き方で、音が出やすいような工夫がしてあるのだという。普通は、雨が降って水の量が増えた時に川の音は、大きくなるが、ここでは、普通の時の方が大きいのだとお茶席で一緒だった人が言っていた。すごい！！自然を知り尽くした庭の設計！！！小さな流れは、寺の前を流れる、鴨川の上流の高野川の水を引いたもの。高野川の岸の木も黄色く色づいていた。 ■蓮華寺■京阪・出町柳→比叡山電鉄・「三宅八幡駅」下車で１０分拝観時間 9：00～17：00 拝観料 400円お薄は別に300円 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月5日*守護聖女バルブの日の小麦/切干大根を作る*UP・・・・・・・・・・・・・　　　　　

2007.12.05

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日本一ステキな本屋・恵文社

レンガの壁に緑のドア。ここは、カフェ？それとも、ブッティク？実は、ここは、京都の一乗寺にある恵文社という本屋さん。：：：：：：：：：恵文社は「本にまつわるあれこれのセレクトショップ」です。「とにかく新しい本」を紹介するのではなく、一冊一冊スタッフが納得いくものを紹介したい。ただ機能的に本を棚に並べるのではなく、思わぬ出合いにぶつかるような提案をしたい。表紙の美しい本はきれいに飾り、眺めて楽しんでいただきたい。即席の情報や知識を得るためのツールとしてだけではなく、書籍はさまざまな側面を持っています。夏休みを費やして一冊を読み終えることもあれば、鞄に入れて持ち歩いたり、棚に並べて飾ってみたりもできます。情報伝達の速度が増していくばかりの昨今、本の持つアナログ感、情報伝達のスローさなどを大事にしていきたい。そんな願いを感じ取っていただければ幸いです。「恵文社」：：：：：：：：：：外観も、ステキだけれど、中に入ると、アンティークの家具に上に、美しい本が、美しく置かれていて、恵文社ワールド。今や、京都の観光名所になって、JRの「そうだ京都、行こう。」にも紹介されている。私も何回も行っているが、先日、蓮華寺の帰りにもつい寄ってしまった。乙女系の本や、京都の本など、恵文社ならではの品揃えや、しおり、ブックカバーなど、本にまつわるグッズもあって、つい長いをしてしまう。 ■恵文社■京阪四条より出町柳駅下車、同駅構内より叡山電鉄乗り換え「一乗寺駅」下車、商店街を西方向へまっすぐ徒歩3分 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月3日*「ジャンク・スタイル」*UP・・・・・・・・・・・・・

2007.12.03

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紅葉の蓮華寺

紅葉の屏風？いえいえ、これは、11月29日に行った、京都の蓮華寺の池泉回遊式の庭。蓮華寺は、今の京都駅付近にあった浄土教系の古寺で、応仁の乱後、荒廃していたのを寛文二年（1662年）、加賀前田家の老臣今枝民部近義が、この地に移し再興。この庭を造ったのは、*詩仙堂をつくった、石川丈山。丈山は、儒者であり、漢詩人であり、書家であり、茶人であり、造園家であった。どれ一つとして一流でないものはない。その石川丈山が総合プロデュース、他に狩野探幽など、当時の一流の文化人がつくったもの。柱を邪魔な存在と考えるのではなく、柱も風景の一部として見るように作られた日本の庭。柱があることで、額縁効果のあるこの庭は、どんな襖絵も屏風絵も負けない。山門をくぐったところにある木の紅葉にも、目をみはる。『美しい景色は人がつくり上げるものです。　この当たり前のことに1000年たった今、ドキリとするのはどうしてだろう。』 ■蓮花寺■京阪・出町柳→比叡山電鉄・「三宅八幡駅」下車で１０分拝観時間 9：00～17：00 拝観料 400円 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月2日*トリビアの井戸：てしょう *UP・・・・・・・・・・・・・　　　　　

2007.12.02

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「昭和恋々」：掘りごたつ

田舎へいくと、畳半畳分もありそうな大きな掘りごたつを見ることがあったが、都会ではもっと小さかった。四人で入ると、中が足だらけだった。外から帰った冷たい足が新しく入ってくると、元の暖かさに戻るまでしばらく時間がかかり、私たちは掛け布団の裾を両手で押さえていなければならなかった。こたつの上には、いつも蜜柑があった。蜜柑の色を冬の風景の中の一点の温かい色のように言う人がいるが、私はそうは思わない。あのころのこたつの上の蜜柑は冷え冷えと冷たい色に見えた。いまでこそ一年中蜜柑を見ることができるが、私たちの子供のころは、家の中に蜜柑や柚子の色がなくなると、春がきた。冬の温かい色と言えば、布団をめくって覗いた、こたつの底の炭火の色である。薄闇の中で、それは小さな太陽のようだった。そんな名残なのだろうか春になってこたつがなくなり、畳で埋められたその部分は、そこを踏んで通るとき、気のせいかほんのりと暖かかった。「昭和恋々：堀こたつ」久世光彦子どもの頃、家には、いわゆる掘りごたつはなかった。どの家にもなかったので、知らなかったが、テレビを見て知った。楽しそうなシーンにどうしても、堀ごたつが欲しくなった私は、ちゃぶ台を置くことを考えた。ちゃぶ台を置いて、その下に炭を入れた寝る時に使う、小さなこたつを置いた。そして布団をかけた。上に置く板は、空想であることにした。そうして作った「掘りごたつ」だったけれど、入って遊ぶことはなかった。外で遊ぶことが楽しくてたまらなかったのだ。■昭和恋々■それは、ほんの取るに足らないものかもしれない。たとえば・・・私たちは、あの日のように雨や風の音を聴くことが、いまあるのだろうか。このごろみたいに、夜は明るくていいのだろうか。春を待つという、懸命で可憐な気持ちを、今どれほどの人が知っているのだろうか。・・・あの頃を想うと心が和むが、いまに還ると胸が痛む。久世光彦 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★12月1日*おとごの朔日（さくじつ）*UP・・・・・・・・・・・・・　　　　　　

2007.12.01

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