ウィリアム・モリスの美意識のトゥパレ・パーク
■3月1日(水)トゥパレ・パークの園内を散策。とても暑かったが、日蔭は涼しい。日本の夏とは大違いだ。■Tupare(トゥパレ)■1900年代前半に一個人の屋敷として誕生しました。4ヘクタールに近い敷地内に入り口から入ると、斜面を下る何本かの散歩コースが設けられています。(色分けされたコースがある。)ワイファカイホ川を見下ろす丘陵にあり、タラナキ地方でも随一といわれる造園されたガーデンのひとつです。アーツ・アンド・クラフツ運動の影響を受けた家、トゥパレ・ハウスを目指し、遠景を楽しみながら下っていきます。もともと著名な実業家ラッセル・マシューズ卿の所有で、彼や家族、周囲の人々にまつわる名声やストーリー、ライフスタイルに触れることもできます。 素晴らしい敷地を散策したり、チャップマン・テイラーの建築に目を見張ったり、ゆっくりピクニックを楽しんだりすることもできます。 母屋には入れなかったけれど、コテージには入れた。 機械生産による量産品ではなく、昔ながらに熟練職人の手でコツコツと造り上げることをよしとしたトゥパレ・ハウスではそのときどきで展覧会のほか、5~10月の月はじめの日曜日には、ハイティーと呼ばれる、お菓子とお茶をいただくティータイムが開かれています(要予約)。トゥパレ・ハウスとその周囲はとてもロマンチックで、結婚式を挙げるカップルも多くいます。当時この屋敷の主によって植えられたセコイア、ブナ、モミジといった木々が芝生に影を作り、池の水面に姿を映しているのは、とても優雅な景色です。当時植えられ、精魂込めて育てられたシャクナゲ、ツツジ、アジサイは、今も色あせずに私たちの目を楽しませてくれます。トゥパレは市民にかわって市役所が管理しています。 壁紙やカーテンが、アーツ&クラフトの旗手、ウィリアム・モリスのもの。ちなみに「おしゃれ手紙」のタイトルの所にある緑の柳のデザインもウィリアム・モリス。◆Tupare,◆ ◆住所◆487 Mangorei Road, New Plymouth, Taranaki, New Zealand. ◆営業時間◆毎日 9am-5pm 営業時期:一年中ホームページ https://www.trc.govt.nz/gardens/tupare/■母屋▲母屋の屋根を飾るのは、おまもりみたいなものだと、ここで修理をしていた人が言っていた。日本でいえば、沖縄のシーサーみたいな、ものだろうか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村