辺銀(ペンギン):日本人のおなまえっ!
■日本人のおなまえっ!■というNHKの番組が好きで、毎回、楽しみにしている。今回は■珍名特集。■★鰻(うなぎ)和弘★蛍原(ほとはら)徹★本仮屋(もとかりや)ユイカ,などテレビでよく見る人も出ていた。そして、石垣島に住む「辺銀(ぺんぎん)」という姓の夫婦も・・・。 この夫婦は、「食べるラー油」を作った人として、一躍有名になり■ペンギン夫婦の作り方■という映画まで出来た。「辺銀・ペンギン」という珍しい名前は、夫が中国人で帰化する時につけた名前だった。映画を見て、分かっていたのに、私はいつの間にか、違う方に考えていた。それは、「は行」と「パ行」の関係。私の推理・・・妄想はこうだ。石垣島を含む八重山諸島や沖縄には、古い言葉がたくさん残っている。●「川平」とかいて、カピラと読む。●カピラ湾の中に小さな島があったが、地図を見ると「○○パナリ」と書いてあった。 「パナリ」とは、「はなれ」という意味で離れているという意味。だから、「辺銀・ペンギン」も「へ」が「ぺ」と読むのだと思っていた。しかし、今回の「日本人のおなまえ」でそれが違うことが分かった。 ■ペンギン夫婦■崔暁峰と箱根愛理。結婚後も別姓を名乗っていたのですが、 東京でも申し込んでいた帰化手続きを、石垣島でも始めました。度重なる面接や、たくさんの申請書類を提出しながら、 待つこと3年。2002年、やっと帰化できることになったのです。ところが、暁峰さんの名字「崔」という字は、 当時、日本の戸籍には使えないとのことで、名字を考えて来てください、と言われます。自分たちで名字を考えられるなんて……。 夫婦ともに大好きなペンギンを名字にしたらどうなのか。まさかね。でも、「辺銀」という字を当てて、提出してみたら、あっさり受諾されてしまったのです。驚きの結果でした。その上、夫の先祖は、中国の「辺境の地」で、「銀細工」を売っていたという。出来過ぎた、偶然に、ビックリした。この番組がなかったら、私は今も、■古代日本語■の名残りだと思っていただろう。写真は■2014八重山旅行■から。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・