永遠の門 ゴッホの見た未来★孤独
■永遠の門 ゴッホの見た未来■♪音が出ます!!いつか必ず伝わる・・・。フィンセント・ファン・ゴッホ(ウィレム・デフォー)は幼少期から精神に病を抱え、まともな人間関係を築けずに常に孤独の中にあった。そんな彼が唯一才能を認め合い、心の内をさらけ出すことのできたポール・ゴーギャン(オスカー・アイザック)と共同生活をはじめるが、それもゴッホが起こした事件により幕を閉じる。誰からも理解されずとも、自分が見た美しい世界を永遠に残そうと筆を握り続け、不器用なまでに芸術と向き合った孤高の画家ゴッホ。彼が自らの人生を通し、見つめたものとは……。ウィレム・デフォーは本作により第91回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。(ゴッホ、そっくり!!) ゴッホの作品は、今でこそ有名でとてつもなく高価だ。しかし、批評家が高く評価して、皆がその評価を信じているから高価な値段がつく。彼は生きているときは、たった一枚しか売れなかったというのに、批評家を信じていいのだろうかといつも思っている。 頭もよくなくて、牧師になれなかったという。そのゴッホを弟のテオは、献身的に支えている。売れる見込みのない画家をあのように献身的に世話するとは、テオこそ牧師にふさわしい性格だ。 ゴッホといえば、イトスギがあまりにも有名。■イトスギは■街路樹や公園樹に使われ、イギリスの邸宅ではドアがイトスギで作られる。腐敗しにくいため、建築材、彫刻、棺などに幅広く使用されてきた。きれいな円錐形になるため、クリスマスツリーに使われるが、死の象徴であるため、墓地によく植えられる。観賞用の品種が栽培される。またフラメンコギターには側板裏板にイトスギを使用する。 イエス・キリストが磔にされた十字架は、この木で作られたという伝説がある。ギリシア神話では、美少年キュパリッソスが姿を変えられたのがイトスギだとされる。 花言葉は死・哀悼・絶望。欧米では上記のキュパリッソスの逸話から、死や喪の象徴とされる。文化や宗教との関係が深く、古代エジプトや古代ローマでは神聖な木として崇拝されていたほか、キプロス(Kypros, 英: Cyprus)島の語源になったともされている。フィンセント・ファン・ゴッホが好んで絵画の題材に使った。 イトスギは、生命や豊穣のシンボルでもある。死と生の双方にまたがるイトスギの象徴性が意識された作例には、レオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』、フラ・アンジェリコの『聖コスマスとダミアンの斬首』、ファン・エイクの『神秘の子羊』、クラーナハの『楽園』などがある。ギリシャの■デルフィ博物館■の前のあったイトスギの前で添乗員氏が「イトスギはキリスト教と関係があります」と話してくれたのを思い出す。 監督のシュナーベルは70~80年代にわたり、画家としての揺るぎない名声を享受し、90年代に突然、映画監督になった。そのせいか、画面が美しい。■ゴッホ ~最後の手紙■・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・