コキアの紅葉:秋の奈良県営・馬見(うまみ)丘陵公園に行ってきた。
9月22日(秋分の日)に、彼岸花の咲く、■奈良県営馬見丘陵公園■に行ってきた。■奈良県営馬見丘陵公園は、■日本でも有数の古墳群と豊かな自然を保全・活用するためにつくられたとても広い公園です。園内のあちこちに見どころがあり、散策を楽しみながら1日ゆったり過ごすことができます。春はチューリップ、初夏は花菖蒲など四季折々の花々が楽しめます。ダリア園もあり、秋になると約120品種1,000株のダリアが一斉に咲き誇ります。 奈良県はダリアの球根生産量が日本一だそうです!広い敷地内を、電気カートが2台、ゆっくりと走っている。「チューリップ号」と「ダリア号」。上の写真は、私たちの乗ったチューリップ号がダリア号にすれ違う様子。いろんな花が植えてあるが、圧巻は、コキア(ほうき草)のあるエリア。■コキアは■主にヨーロッパを始めとする北半球で栽培されており、日本には約1000年以上前に中国から伝わったといわれています。 枯れたコキアの枝を刈り取って、ホウキに利用していたことから「ほうき草」という別名もあります。かわいらしいモコモコとしたコキアの草姿は、沢山の細い茎葉から形成されています。花も咲きますが、1〜2mmくらいの小さな花なので目立たず、茎葉の紅葉の方が有名です。(☝紅葉前の青いコキア。)砂質のやせた土壌でも育つ丈夫な植物で、日本のどの地方でも育てることができます。公園などで見かけるコキアは、観賞用の品種がほとんどですが、これとは別に実を食用にする品種もあります。植物の名前で「シモツケ」というのがあった。下野(しもつけ)の国、現在の栃木県で最初に見つかった植物だそうだ。☟公園に植える植物っていったい、誰がどういう基準で決めるのだろうといつも思っている。ずーっと以前、■みどり学講座■という緑についての学習会に参加した。その時の講師が大阪府立公園を設計した人で、公園の植物の基本方針は、その土地に合ったもの=植生を一番に考えたという。■公園のプランを考える。■この人のように、きちんとした緑に対する思いがある人が設計者になってほしい。彼岸花や紅葉したコキア(ほうき草)を見ていると、秋だな・・・と思う。*花壇より子の駆け降りる豊(とよ)の秋 はるな ■奈良県営・馬見(うまみ)丘陵公園■・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・