3/31:鹿児島県南九州市:番所鼻自然公園・窯蓋神社
■2021.3/31(水) この日も黄砂の中を出発。後ろの山は開聞岳(かいもんだけ)。■番所鼻自然公園■東シナ海に浮かぶ日本百名山「薩摩富士」(黄砂で見えない)と岩礁の曲線美数十万年前の火山活動とその後の浸食で形成された天然の岩礁で,自然にできた「海の池」。その中には「竜宮城への入り口」があったと伝説が残ります。干潮時には歩いてぐるっと回れる「海の上のさんぽ道」となりますが,満潮や高波の時は歩くことができませんのでご注意ください。日本地図作成のため全国を実測した伊能忠敬が「天下の絶景」と絶賛した景勝地。伊能忠敬がここ番所鼻を測量で訪れたのは1810年,66歳の頃でした。この地に立つ石碑は,これを記念して昭和31年に建立されたもので,当時の首相・鳩山一郎氏の書による「伊能忠敬先生絶賛の地」と文字が刻まれています。◎「番所鼻」の「鼻」とは岬のこと。一般に、自然地名の「岬」と呼ばれる陸地の突出部は、5万分の1地形図では「崎:1659例、岬:241例、鼻:1055例、崎鼻:145例」と四種類の名をつけて区別されています。「鼻」は西日本に多い。■鼻にまつわるトリビア■「番所鼻」から少し行ったところにある■釜蓋神社■釜の蓋を頭に載せて祈願するユニークな「釜蓋願掛け」や素焼きの釜蓋を投げる「釜蓋投げ」は,勝負事や開運・開拓・厄除け・武運長久にご利益があるとされています。岩礁と海に囲まれた神社の裏「希望の岬」からは,薩摩富士こと開聞岳と夕陽を眺める絶景ビュースポットとして人気です。薩摩富士こと開聞岳は、黄砂で見えない・・・。_| ̄|○▲窯の蓋としゃもじがベンチとテーブルになっている。▲願掛け▼「窯蓋神社」を出て次の目的地へ。カーナビの道案内は、グネグネしている!!ナビの指示どおりに行くと、鹿児島県南さつま市坊津町秋目にある■鑑真記念館■唐の高僧で奈良唐招提寺の開祖である鑑真は、聖武天皇の招きにより日本に渡航しようとしましたが、当時の渡来は困難を極め、5度の渡航失敗や度重なる困難の末、両目を失明しました。天平勝宝5年(753年)ついに上陸を果たし、日本に仏教の戒律や薬学の知識などを伝えました。■万世特攻平和祈念館■は、3月31日まで休館。次の日に行ってみた。■南さつま市・万世特攻平和祈念館■昭和18年夏から19年末にかけて吹上浜に建設されたのが、陸軍最後の特攻基地「万世飛行場」。この飛行場はわずか4ヶ月しか使われませんでしたが、17歳の少年飛行兵を含め200人近い特攻隊員が“祖国のため”を合言葉に、ここから沖縄の空へと飛び立っていきました。「万世飛行場」跡地に、恒久の平和を祈念するよう建てられたのが当祈念館です。館内には、吹上浜沖から引き揚げられた、日本にただ一機の「零式水上偵察機」や、死を間近に控えた隊員たちが肉親・愛する人達へ宛てた最期のメッセージ、“至純の心”を綴った「血書」、遺品、遺影などを多数展示しています。 ◎走行距離:112km ●5796歩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・