テーマ:■雑学王■(728)
カテゴリ:詩歌・名文
用ゐざる抱籠(だきかご)邪魔な置処(おきどころ)
正岡子規 「竹夫人」とは、竹や籐で編んだ籠で、夏の夜に抱きかかえたりして涼をとるために使われる道具のことで、いかにも俳人らしいヒネったネーミングだ。 こんな季語が子規さんの遊び心を刺激しないはずがなく、彼は 「抱籠の記(き)ありお竹と名を名ず」なんて句を作っている。 「お竹」とは、ヌケヌケと言ってくれるもんだよ、まったく!? 「子規365日」夏井いつき より 昔、夫が、台湾で竹の敷物を見つけてお土産に買い、船で送ってもらったことがある。 竹の敷物は、寝苦しい夏にひんやりとした感触がいいということで、買ったのだが、いつの間にか使わなくなった。 クーラーがあるし、今は、ひんやりした感触のシーツもある。 いい時代だ。 「抱籠」は「子規365日」を読んで知った。 俳句をはじめていなかったら、出会えなかった言葉だと思う。 残暑お見舞い申し上げます。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.08.09 19:13:50
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