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カテゴリ:主婦としての私
「芸術家の奥様がお子さんが生まれて以来、
芸術活動ができなくてストレスが溜まってる。 と、職場の若い男性に相談されて、相談に乗り、 Maylin♪さんのブログも紹介しました」 と、HappyMotherNetwork (HappyMusic母体の主婦ネットワーク) のお仲間より、お知らせいただきました。 う~む・・・。 このような話を聴いたのは、今回が初めてではない。 多かれ少なかれ、芸術家である主婦の共通の悩みだなぁと思うので、 恥ずかしながら、我が家の内情を公開いたしましょう。 この春、夫が、とある合宿に参加した時、 やはり、音大卒の若い奥さんから、 「音楽と家庭のバランスをとるのに苦心してる」 と、相談されたそうです。 その時、うちのダンナ、何と答えたと思います? 「それは、本人が、どちらにどれだけ重きを置いているかによるでしょ? ウチの場合、思いっきり、音楽に比重が傾いているから、 家事は、やり過ごせばいいって、思ってるし・・・」 ちょっとー! やり過ごすって、何よ、それ!? と、聞いた時には爆笑! そう見えるかはともかく、そこまでは居直ってないけど、 まぁ、テキトーにこなしているのは事実である。 ダンナ曰く、それでいい、と思っているわけではないが、 奥さんそうなんだからしょうがない、という悟りに達しているようで、 身をまもるため、あるいは、居心地良くいるためにしょうがなく自分で、 やむなく、家事をするようになっている。 という訳で、例えば、今朝の我が家は・・・ 思いっきり悪夢にうなされた私は、寝覚めが悪くて、 布団の中で、う~~と蓑虫のようになっていたら、 「おい、布団干すぞ~」と、転がされる。 「まだ寝るなら子ども部屋に行け~」 と言われて、ずるずると、子ども部屋のベッドに横になると、 ボーイスカウトのキャンプに出かける準備中の息子から、 「目障り~! さっさと起きんか~!」と、 日頃のお返しのように怒られているうちに目が覚める。 パンをトースターで焼いて、コーヒーを淹れて、 「コーヒー入ったよ~」と声をかけ、ダンナが降りてきた時には、 布団干しと、寝室の掃除も終わり、いつの間にか洗濯機も回して干してある。 ・・・という具合である。 ダンナの方が、睡眠時間が少なくて済む人なので、 わりと、週末には、こういうパターンが多い。 ダンナが布団干しと、掃除、洗濯をしている間に、 フレンチトーストを焼いたり、スープをつくったりして、 休みの日ならではの、ゆったりした朝食を楽しむこともある。 二人とも寝坊な時は、9時からのサンマルクのモーニングや、 中華街に朝食を食べに行ったりしたこともある。 平日の仕事も、お互いに、波があるので、 週末の朝の睡眠時間に、即、表れる。 その時、その時、の状況に応じて、 できる人ができることをするし、フォローしていくのが 我が家のスタイル、と言えるかもしれない。 もちろん、息子も、戦力である。 小学校低学年からお米を研いで仕掛ける係だったし、 ダンナの号令の元、休みの日は、掃除に精を出している。 土日の午後、私が、コンサートに出かけて、帰りの遅い時は、 カレーとか、シチューとか、適当に、ダンナが作ってくれている。 お陰で、帰りの時間を気にせず、最後まで聴いて帰ることができる。 「ウチのママ、こんなだからしょーがないよなー」、 と、家事に関しては父子で共同戦線を張り、 口では貶しながらも、動いてくれている。 こうして我が家は成り立っている。 (明日につづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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