臨床の現場より

　昨日は病院全体の忘年会でした。本日は医局の忘年会です。この時期、head&neckはかなり胃腸の調子がわるくなります。もともとお酒が弱い上に、脂っこい宴会料理を食べるので、下痢は必発です。それならやめりゃあいいのにと思いつつ、つい目の前にあるとつまんでしまうので、翌日の朝に後悔するのです。二日酔いのつらさは皆さんご存じですが、なによりつらいのはしんどいのに誰も同情してくれないことだったりします。病気ならば周りは何かと気を遣ってくれますが、二日酔いの場合は容赦なく仕事を回されます。まあ自業自得ですが。
　それでも、こういう全体の会でないとなかなかお話できない人たちもいて、宴会自体はそんなに嫌いな訳ではありません。ただ、医療関係者の宴会は緊急呼び出し等で悪しからず欠席になる方も多く、昨日も予定人数の８割ほどの出席率でした。そのあたりを見越して会費を取るので、どうしても割高になりがちです。幹事の人もなかなかに苦労されています。あまった料理は、出席者のうち若い人たちががっついて片付けていました。
　いつもの師走の風景なのでした。