かなりブログの訪問者が減ってまいりました。実は訪問者が増えると書きたいことがなかなか書けないのですこしブログから遠のいていた面が否めません。ブログを書き始めてからおよそ5年ですが、後半3年はほとんど更新していませんでした。この間にまたいろいろとネタがたまってきています。
3月も終わりに近づき、世間は送別会の季節です。head&neckの職場からも一人去り、そして4月には3人の仲間が入ってきます。朝夕はまだ寒く、気候は冬のようですが、職場の雰囲気は春に確実に近づいています。
この3月いっぱいで転勤となったS医師は、5年もともに働いた仲間でした。まだ研修医のころからhead&neckが教え、昨今では目を見張る上達ぶりで、手術の腕は県内1.2を争うまでになった感があります。head&neck自身も、彼がいると安心でかなり楽をさせてもらっていたことは事実です。そんな優秀な医師は引く手あまたなので、ついに医局に目をつけられてしまいました。県中部の基幹病院の部長として白羽の矢が立ったのです。
彼のより一層の活躍のためには良いことなのですが、技術的にも自分の分身であった医師を失うのはつらいことではあります。先日、彼の最後の勤務の日に送別会を兼ねて寿司屋に行き、言葉を交わした時に印象に残ったのは彼の眼の光でした。言葉はいつもの会話でしたが、目がさみしさを物語り、こちらの目も同じさみしさを返す。そういう送別会は久々でした。
さて、去年は地震が来たり、陛下が入院したり、時代は流れていきます。head&neckもほろほろと気まぐれにブログの更新を再開します。たまりにたまったネタを吐き出そうと思います。
とはいえ、頻度はお約束できませんが、医療のこと、日々のこと、いろんなことにまた思いをはせようと思うのでした。
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