PS2 遙かなる時空の中で4 通常版《発売済・在庫品》
今週は、いろんな意味で泣きっぱなしでした。
日曜日以降、ゲームをする余裕というかすることができなかったわけですが、
その辺りの事情に関しては別の日付けのに書いて………。
と、その辺を話すと暗くなってしまうので話戻します。
ちょっと時間が空いててうろ覚えとかおかしくなってるかもですが、
その辺りはスルー検定でよろしくお願いします(笑)
★那岐
正直言えば、もっとドラマチックなお話を期待していたのですが、
ある意味、違う意味でもっとドラマチックというかすごい展開まってました。
まさか、那岐まで王族の血を引いてるとは思わなかった！
そうなると那岐と千尋は禁断の恋、ということなんでしょうか！？
豊葦原の世継ぎ問題や倫理観がどうなのかは分からないけど、
王族の血を引く二つ児、だったか、船の書庫に書いてあったのですが、
那岐と千尋というのは同母ではなくとも、兄妹か姉弟ということになるわけで、
まさか双子ってこともないよね！？と、様々な疑問が浮かんでしまいました。
可能性からいくと王とごく近い血筋の人から生まれた子供というのが妥当かな。
わあああ！！ここは疑問すぎて今でも頭がこんがらがってます(>_<)
那岐は１度、千尋は２度も死んでしまうという衝撃的展開もありましたが、
そのかいあって登場してくれた那岐のお師匠様の性格の良さに胸撃たれました。
ああ、あんな駄々草(笑)に育ってしまった那岐なのに、
お師匠様は礼儀正しく、とても優しく、芯のしっかりした方だなと。
それでどうして那岐が「面倒くさい」が口癖の子に育ってしまうのか疑問だ！
お師匠様的に「私はこんな子にお育てした覚えはないのにな。時と時勢は残酷だ。」
とか思っていらっしゃらないかと、そんな不安まで覚えてしまいました(笑)
王族と分かってからの那岐ルートは怒涛の展開でした。
王位継承権を那岐に奪われた千尋は大将軍の任を解かれてしまったり、
その理由が千尋を救うため、千尋の国を護るための、
那岐の精一杯の嘘というか見えというか虚構であったり、
どちらにしても千尋のためにあの那岐が自ら動いたことに正直感動(笑)
どんだけ面倒くさいことであっても、愛する千尋のために動いた那岐、
１人で誰にも相談せずに動いてる姿がまだ子供だなあとか思いつつ、
周りの連中に何も言われたくないっていう気持ちだけは理解できた、かな。
スチルもセリフもとってもよかった那岐ルートなんだけど、
あの黄泉での行動やら黒龍戦後の流れが未だに一部理解できておりません。
そこのところ、もっと補完とかしてほしいです(T_T)
それとも、もう１回ぐらいやると分かってくるんだろうか？
★葛城忍人
戦闘中、やけに破魂刃ばっかり使うな、この人。と、何度思ったことか。
そしたらそれがストーリーに大きく関わっていたんですね。
やあ、もう泣いた。泣きまくった。
通常ＥＤで泣いてバッドＥＤで笑顔になるなんてはじめてかも。
選択肢をわざと間違えまくって忍人生還＋恋愛なしＥＤを迎えるたび、
そんな未来でも生きてくれてるならいっか！とか本気で思ってましたよ(T_T)
それだけ忍人ルートの結末というかストーリーは悲しみでいっぱいでした。
皆を死なせたくない。誰も悲しませない。もう、人の死を見るのは嫌だ。
そんな想いから、強くなるために求めてしまった力の代償が自らの命。
何かを得るためには同等の対価が必要。
って、某アニメとか、それ以外でもよく言われてる話ですが、
忍人の人生もそれを手に入れてしまったが故の当然の流れとなってしまいました。
ただがむしゃらに、将軍として部下を死なせない、国を護りたい、
そういう想いだけで生きてきた忍人にとって、
千尋という王になるべき存在を得たことはとても有意義だったと。
生きる意味、戦う意味、国を護る意味をようやく得られたうえに、
王としてだけではなく大事な少女を護るために戦いたい、
そんな想いがあってより士気も高まり、ためらいがなくなっていったのかも。
それが、死期を早めることだと分かっていても………。
そんな、悲しいどころメインのストーリー展開だけかと思いきや、
忍人に自分の名前を呼んでほしくて正直にお願いする千尋とか、
それ以降、たまにだけど名前呼びをしてくれる忍人だとか、
星空の元で「君のために生きてみたい」だなんてあんな笑顔で言われた日には！！
♪♪ｖ（⌒ｏ⌒）ｖ♪♪♪♪ｖ（⌒ｏ⌒）ｖ♪♪
忍人の笑顔は反則だーーー！！！
と、床を転げまわりながら悶絶してしまいましたよ、全く！！
戦闘中も何気に照れ顔がでてくるようになったし、もう、たまらん(*´∇｀*)
と、恋愛系ではもうメロメロ(死語)になりそうな自分がいましたが、
千尋との約束で破魂刀を使わないと決めた忍人の決意、
破魂刀の本来の姿が露見してもう命を削られなくて済むかもという淡い期待、
しばし養生して体もよくなった忍人の笑顔もみられてちょっと安心してた。
ホッとしてしまってました、正直言うと。ああ、この展開なら大丈夫かなとか。
が、思いもしなかった事態が。
千尋の王位継承が正式に決まり、国民に披露するための式典の当日、
千尋を手にかけようとした賊を討つために戦ったまではよかった。
が、過去の戦いで破魂刀により削られすぎた命の灯火はもう残っていなくて………。
賊は退けたものの千尋が王になった姿を目にやきつけられないまま倒れた忍人。
幻でも千尋を抱きしめ、桜を見に行くという約束を護れなかったと悔やみ、
掠れた声で言葉をつむぐ姿に涙が止まるはずもなく…。
これで終わり！？と嘆きつつ孤高の書の終章で忍人と会話。
これをすると、過去にこんな話をしたことがあった～的ないつもと違う会話が発生し、
そのまま孤高の章ＥＤ終了させ大団円の章へ行くと別ＥＤが見れるらしいですね。
約束していた桜を見に来た２人、幸せそうに手を重ねる姿が、
本当の、現実のほうであったらなと、何度思ってしまったことか…。
八葉(仮)、風早真相ルート残して一通り終えましたが、
どれもこれもよいものが多すぎて甲乙つけがたいですね。
でも、発売前の予想通り、忍人だけは別格に好きみたいです(笑)
あんなエンドでも、普段はちょっと冷たくても、
ときたま見れる照れ顔とか、ルート限定での千尋呼びには萌えられます(*´∇｀*)
風早真相ルート、そのプレイ途中でリアル悲しい事態が起きてしまったため、
ちょっとゲームができる状況ではいられなかったのですが、
そこはやはりゲーマーなので気持ち切り替えてまた励むと思います。
ゲームやってると流れる涙が、ストーリーからなのかあれだからか、
今ではちょっと分からないことも多いのですがね………。
