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カテゴリ:マンガ
実は樹なつみさんのファンです♪ なのにこのOZは持ってなかったんですよね~。 確か不定期連載だったので、完結したら一気に買おうと思っていたのが、そのままに(^^; しかしこのままではイカ~ン!ファン失格の汚名を晴らすべく、完全版をどど~んと購入ですよ!! 10年以上前の作品なのに古びたところは少しもなくて、 まさしく樹さんの代表作と言っていい作品ですね。もっと早く読めばよかったよ~(^^; 「機械は心を持てるのか」というテーマ自体は、SFとして描きつくされている感も否めませんし、 厳密にSFとして評価されると厳しい部分もありますが(でも星雲賞はもらってる) も~そんなのはね、どうでもいいのよ♪ 練り込まれたストーリー、スケール感、テンポのよさ、キャラの魅力… いちいち誉めだしたらきりがないけど、誉めちゃうよ!うん(^^ゞ ただ内容の割りに短いので、少し詰め込み過ぎな気がします。 もっとじっくり描いてほしい部分もあったりして、ちょっと残念ですね。 元々「年を経たモノには魂が宿る」という考え方を自然と受け入れている東洋人にとって、 「機械が心を持つ」というのは、そんなに違和感のないことだと思うのです。 そこから「命とは?」「心とは?」「自分とは?」と哲学的な瞑想に迷いこんでしまいがちですが OZの主人公ムトーはその寸前で踏みとどまり、「存在したいという願いこそが命」と断じます。 単純だけど、その前向きな強さに深く共感しました… あきらめが悪いというか、生きることに貪欲な人が私は好きみたいです(笑) さてアンドロイド(作中では有機的人造人間という意味でサイバノイドと呼ばれています)の 1019(テン・ナインティーン)ですが、 さすがに自我らしきモノが芽ばえるのが、ちょっと早過ぎないかい?と思ってしまいました。 が、ラストで激しく納得! なんだ19ったら、ムトーに恋してたのか(^^♪ どんなおバカさんも恋すれば、詩人や哲学者になれるらしいから 恋をしたアンドロイドに自我が芽ばえたって、全然おかしくないじゃないですか。 ホントは自我が芽ばえたから、恋したんだろうけど(笑) でも私には、どうしても19が男に見えて(私がヘン?)ちょっと笑っちゃたのはヒミツですv そしてアンドロイドまで惚れさせるムトーですが、これでもかってくらい かっこよくてイイ奴なので、作中でもモテモテ 思わず私も惚れそうになりましたが、体内のヒネクレ蟲が動き出して、ネイトということに。 24に惚れてぐだぐだになる前のネイトがお気に入りなので、 できれば最愛のものさえも無表情に打ち砕いて欲しかったです(酷) 番外編の傭兵部隊の話が面白かったので、もっと描いてほしいな~。 デーモン聖典が終わったら、是非お願いしたいもんです♪ ※思うところがあって、少し訂正いたしました(^^)v お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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