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テーマ:アニメあれこれ(27199)
カテゴリ:アニメ
つらそうな話だなと以前の日記に書いたんですが、なんだかスゴイことになっている『ぼくらの』。
「世界を守って死ぬ」か「世界と共に死ぬ」か。 死ぬことへの恐怖と「大切なモノ」を守りたい気持ち。 そんな葛藤の中で「生きることの意味」を問う、そんな内容だと思ってたんですよね でも、それだけじゃありませんでした。 毎回、これでもかっ!と、提示されるのは、 人間の醜い部分や、思わず目を逸らしたくなるような現実。 社会の縮図ともいえる様々な状況が、子供達を取り巻いているんですね。 そして当の子供たちも、けして無垢な天使ではなく、 そういう社会や大人を映す鏡だったりするのです。 中には吐き気がするほど不快なこともあるのですが、 それは私が「そういう人もいる」ことを、そして実際に「そういうこともある」のを知っているから・・・ 結局、子供達は、この戦いを通して「生きることの意味」を模索しながらも、 この世界や人類に「存在する意味」が、そう「存在する価値」があるのかどうかさえも、 問われているのかもしれません。 それでも「この世界を守りたい」と思えば、自らの命を賭して戦えばいい。 そして「こんな世界はいらない」と思うなら、敗北によって世界に引導を渡せばいい。 どちらを選べば正解かなんて誰にもわからない、答えのあるはずもないそんな決断を 委ねられていることに、彼らは気づいているのでしょうか。 って、なんだかこれってキラとクルーゼなんじゃ!? この子達はいったいどうするんだろう。 できるなら、これから引きずり出されるだろう、あらゆる醜いモノを 目の当たりにした、その後でさえ、光を見失ってほしくはないな… 意外とキレイ事が好きなゆるい私は、そう願ってしまいます。 な~んて、なに真面目に語ってんだか(笑) いや~何てったって、石田さん演じるコエムシがスゴイです(^^; 性格悪くて、口も悪い。ホント、ヤな奴なんですよ! しかも見た目は妙なヌイグルミだし・・・なのに!なんだか惚れてしまいそうです(笑) そして7話から出ている教師役の鈴村さんもスゴイです。 優しい振りして、ずるくて、卑劣で、聖職者にあるまじき最低の男です。 なんとなく、このアニメ。声優さんの力量も試されてる気もしますねv 余談ですが、OP&EDが秀逸です。特にOP!もう鳥肌ものです。 やはりアニメってOPやEDがよいものは、本編もいいのが多いですよねv 今シーズンは特に、そんな気がします♪ どうやらアニメでは、各キャラの設定やエピソードが原作とは、少し違っているそうなので、 放送終了後には、マンガの方も読んでみたいと思ってます。 アニメの公式HPはこちらから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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