|
カテゴリ:マンガ
松井優征さんのマンガ『魔人探偵脳噛ネウロ』のドラマCDを買いましたv 現在、週刊少年ジャンプで連載中で、アニメ化も決定しています。 脳噛(のうがみ)ネウロは、「謎」を食料とする魔人です。 魔界のありとあらゆる謎を喰べ尽くしてしまったネウロは、 新たな謎を求めて人間界を訪れました。 人間界で、できるだけ目立たず生活し、かつ効率よく謎を見つけるために、 偶然出会った桂木弥子(かつらぎやこ)を探偵役に仕立て上げることにv 自らは助手として弥子の背後に隠れて難事件を解決し、 あたかも弥子が解いたかのように見せかけては、その事件の謎を「喰べる」ネウロ。 ちょっと「コナンと眠りの小五郎」の関係に似ているけれど、 弥子はネウロに脅されて半ば強制的に探偵役を引き受けていて、扱いは奴隷並です(^^; お話自体は、謎解きの面白さよりも、荒唐無稽な犯罪&犯人の描写がメインなので、 探偵マンガと思うと許せない人もいるでしょうねv 作者も推理マンガではなく「単純な娯楽作品」と称しているようです。 中でも私は、ドSなネウロの傍若無人ぶりがお気に入りです♪ そしてこの作品の最大の魅力って、人間の二面性を暴き出して 常識とか日常の裏側のもうひとつの姿、本性のようなものをこれでもかーっ!と、 抉り出すとこにあると思うのです。 犯人だけでなく、その他の登場人物も一癖もニ癖もある人ばかりだし(^^; 奴隷である弥子や吾代の前では容赦のない魔人だけど、 他の人の前では人当たりの良い探偵助手をそつなくこなすネウロ。 刑事としての能力は低いけど、いつもハイテンションでヲタク・モデラーな石垣刑事。 地を這うようなローテンションの笹塚刑事ですら、その内面には激しい想いを隠しています。 そして人々の内面や矛盾などには無関心で、それらが生み出す「謎」だけをただ求めるネウロと 自分の本質を知りたいばかりに、あらゆる物や人の中味を覗きみる怪盗Xの対比も面白いv そんな中でパッと見は普通の女子高生なのに、破壊的な食欲魔人の桂木弥子も 周りからは意外性の人と見られがちですが、実は裏表のない人であり、 今のところ自己矛盾も見受けられない数少ない登場人物なのです。 それ故か人々の本質を本能的に見抜く力があるようで、重要なキーパーソンの一人です。 なんだか、熱くネウロを語ってて、ちょっと自分が気持ち悪い でも、もうちょっと語ります(笑) なにより忘れちゃならないのが、松井さんの癖のある絵! あのボーボボ描いてた澤井啓夫のアシスタントをしてたと言えば、わかりやすいかな? 普通に生活している普通の人が、何かの瞬間にとんでもない怪物に変貌する、 その様を内面まで表現するかのようにデフォルメされた絵が、なんてったって凄い! なので、そのビジュアルなしに、音声だけで変貌していく人々を表すのは 非常に厄介な作業だと思うのですよ だから大胆にもドラマCDを作ってしまうなんて企画は、暴挙ともいえる訳です!(笑) で、そのドラマCDなんですが、キャストはバッチリ!なんじゃないでしょうか。 本当に役者さんたちは、目一杯、頑張っています! も~能登さんったらマジ凄いんだもん♪ でもやっぱり音声だけでは、限界があるんですよね…特に怪盗X という訳で、アニメに激しく期待ってことになるかと(^^ゞ しかし、ドSな子安さんやチンピラな紀章さんを聴くだけでも、充分価値はあるでしょう! そして地を這うような低いテンションの遊佐さんも、 周りの異様なハイテンションに埋もれずに、存在感をアピ~ル いや~テンション低いゆっちーもステキ とか言ってみたりして(笑) 『魔人探偵脳噛ネウロ ドラマCD』 脳噛ネウロ:子安武人 桂木弥子:植田佳奈 笹塚衛士:遊佐浩二 石垣筍:鳥海浩輔 吾代忍:谷山紀章 怪盗X:斎賀みつき アイ:上原さやか 至郎田正影:伊藤健太郎 天知英生:宝亀克寿 磯目亜 愛美:能登麻美子 野々山ミハル:新野美知 空流まゆ:木下鈴奈 他 そうそう、最後にひとつだけ。私の言葉に騙されてはいけませんよ? 本当のネウロは、普通のギャグマンガだったりするので(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[マンガ] カテゴリの最新記事
|