|
カテゴリ:大好きな本たち
以前暮らしの手帖で連載されていた、 阿久悠さんの詩・・というより、散文。 「日本人らしいひと」・・より一部ですが、 大変気に入っています。 昨年本になりました。 まだ購入していませんが、 一度借りてみてみようかなと思っています。 女の子・・というより、女性・・と解釈できる気がします。 「凛とした女の子におなりなさい」 阿久悠 女の子だからといって ヨワヨワしていたり メソメソしていたり 何かというと他人を頼りにして 愛しいと思われてみたり そんな子である必要はないのですよ 助けてやりたいとか 庇ってやりたいとか 守ってやりたいとか 男にとってはいい気分だろうけど そんなもの 美徳でも 魅力でもありゃしない いいかい 女の子だって 強くってもいいんだよ 粗雑であったり 乱暴であったり 不行儀が平気は困るけど ちょっとした挨拶の誠意と 心地よい微笑の会釈と 問われた時にハイと答える 意志さえ感じさせれば 強くっていい 男は自分が弱い者だから 縋りつく子を抱きしめるが そんなのは三日だけの愛おしさ あとは 只の重荷になる 傷つけないようにハッキリと言い 侮辱を感じさせない態度をしたら あとは 自由に生きなさい 強く生きなさい 自由で強くてやさしい子を 凛としていると言います 凛とした女の子になりなさい 凛とした… 近頃いないのです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 6, 2010 03:15:35 PM
コメント(0) | コメントを書く
[大好きな本たち] カテゴリの最新記事
|
|