行ってきました。アオリイカ釣り。(初地磯編)
先週の金曜日に和歌山県南紀の田辺・白浜・すさみ方面に仕事で行く用事があり、別に日帰りでよかったのですが、せっかく南紀まできたのでアオリを狙いに白浜の安宿に泊まり釣行してきました。明日の予定地は田辺市の天神崎。翌日19日(土)早朝6時半に宿を出てまずは活きアジを買おうとカーナビで調べ釣具屋さんに問い合わせるとどこも電話に出ない?ようやく出た店に聞くと活きアジは天神崎の漁港で売っているという情報でした。ホッとして天神崎に向かって漁港にいるおっちゃんに聞くと「アジ屋さんはまだ来てないで」とのこと。(ヘタこいたーッ!)しかたないのでまずは近くを散策。駐車場も無料でトイレもまあまあキレイ(石鹸もあり)。景観は最高でした。さすがナショナルトラスト第1号の場所です。夜明け前からヤエン釣り師がたくさんいてはりました。波止場の上にはアオリイカがアジを食った形跡がいっぱい。陽も明け、なかなかアジ屋さんが来ないので、準備だけはしておこうと足場の良い波止でセッティング開始。右隣でヤエン釣りをしていたお兄さんに話しかけると同じくらいのヤエン初級者で意気投合。あつかましくもアジを1匹貸してもらい助かりました、ありがとうございました。(夫婦で夜中に出発し大阪のアビコから来たそうです)早朝からやっているが1回のみのアタリだそうです。(写真は右隣のご夫婦)時間は朝8時、もうアジ屋さんが来たかなっと思い買いに行くと、船でちょうど戻ってきました。1匹100円で10匹購入。(1匹は先ほどのお兄さんに返却)漁港から戻ってくると波止の上ではなにやら騒がしいじゃあ~りませんか?なんと、左隣でヤエンをしていた方が2キロ級のアオリちゃんをGETしているじゃあ~りませんか。ペットボトルが小さく見えますね。こんなサイズ初めて見たので、私とさっきのお兄さんと2人で大興奮でした。テンション↑UP↑!! この人は夜中12時からやっていて4回アタリがあったそうです。(写真は左隣)て、言っている間にアタリなしで2時間が経過。時間は午前10時、テンションもかなり堕ちて来たので場所を移動することにしました。磯場はどこも写真のような神秘的なとこばかり。初めての地磯でのアオリイカ釣りに挑戦!足場も良く、波も無く、天気も最高、さすが南紀って感じです。向こうの方で寝ているオッちゃんは昨晩12時からやっていて今晩12時までするそうです。(24時間?)でも昼間はほとんど寝てはりました。昼間は頑張ってもアタリは無いらしいです。大阪の堺市美原区から来ているそうです(ムチャ私の近所)。2本竿を出し1本はウキ釣りです。手前がウキ釣りの竿、私のいる方がヤエン用の竿です。 時間は午前11時半、少し暑いくらいです。やっぱりこの時期は夜釣りかなって思っていると、ヤエン用の竿のリールがジージーと鳴りました。やった!ようやくのアタリ有り!オッちゃんも起きてきました。大き目のアジだったので約5分待ち。余り寄せずにヤエンを投入。リールを巻いて糸にテンションを張ろうとすると・・・あれー?リールが巻けない?竿先を見るとガイドトラブル発生中!糸がガイドに絡んでいるじゃあーりませんか。(ヘタこいたー!本日2回目)竿先を直している間にヤエンは糸が足るんで海底の岩に引っかかり、根掛かり状態。結局、糸が切れ、お気に入りの挟み式ヤエンを紛失。(ヘタこいたー!本日3回目)オッちゃんがこのポイントは足元が浅瀬でイカをもっと浮かせてからヤエンを投入しなといけないと教えてもらい。少し場所移動。左に50M。時間は午後1時。竿が知らん間に斜め向いているのでゆっくり引くとイカのアタリあり。今度はじっくりリールを巻き水面までイカを浮上させていざヤエン投入!んっ?いきなり竿が軽くなり、イカがアジを放して遠ざかった行くじゃあーりませんか?すぐにそのままアジを入れ直しましたが、時すでに遅し、ヤエンを入れれず仕舞いでした。(ヘタこいたー!本日4回目)(写真はその時のアジ)午後2時に納竿。結局、アタリ2回、ヤエン1投入、0杯GET。(ヤエン1紛失、ヘタこき4回)の散々な結果でした。帰りに、兵庫県で挟み式ヤエンの針を製造してもらっている社長から紹介してもらった、和歌山でヤエンを20数年前から作って販売している「大松漁具店」にお邪魔し、ヤエン製造についていろいろ教えてもらいました。社長ありがとうございました。1泊2日の南紀の旅に終止符を打ち、新しく延びた田辺ICから堺ICまで、ぶっ飛ばして帰ってきました。(所要時間なんと1時間半)今回初めて1人で行ったアオリ釣りで、たくさんの方と話しが出来、なんてヤエン釣りって楽しい趣味って感じました。難しくて皆が悩む釣りだからこそ仲間意識が高いのでしょうね。