行ってきました。アオリイカ釣り。(新型ヤエン登場編)
昨日の8月26日(火)に和歌山県の中紀のいつもお世話になっている「さかむらイカダ」さんに新型ヤエン「フッカーヤエン」の試し釣りに行ってきました。 以前、このブログでも新型のヤエンを開発していて試作実験を何度か書き込みましたが、いよいよこの秋の販売に向けて最終段階です。今回の「フッカーヤエン」の特徴はいろいろあるのですが、☆イカが逃げれば逃げるほどアームが跳ね上がり針が食い込む☆めちゃ滑るローラー付き☆カラーバリエーション豊富 全5色(予定)☆超軽量(標準型13~14g)(軽量型9~10g)☆ランダムに並んだカエシ付き大型針。などなど・・・。10月上旬にあおりねっとショップと関西中心の各釣具屋さんで発売予定ですのでまた詳しくは後日書き込みますね。乞うご期待!!今回は特にヤエンの色の試験です。アオリイカにとってヤエンの色はどんな色でも関係ないと先輩ヤエン師さんたちからは聞いていましたが本当か自身でも確認の為に釣行です。あいにく、今回は連れの都合が悪く1人で行くことになりました。(平日一緒にヤエン釣りいける方募集中!!)前日の天気予報では中紀方面は、曇り時々雨のイマイチの予報。朝4時にあおりねっとショップを出発した時は大雨が降っていて現地5時半過ぎについてみるとやんでいました、ラッキー!なんと、今日は天候も悪いせいか、お客さんは私1人のみで貸切状態でした。(広い海の上に1人ぼっち、ちょっと寂しい)船長にアジを分けてもらおうと頼むと、今はとっても小さな小アジしかいなく、現地でサビキで釣るしかないようです。ご好意でその小さな小アジを8匹ほど分けてもらいました。天気は今にも雨が降りそうな状態。でも最後まで小雨ほどしか降りませんでした。涼しくてよかったのですが、時よりうねりのある波が来て時々気分が悪くなりました。時間は午前6時半。さっそく小アジを掘り込みアオリイカ釣り開始。波で筏が揺れてアタリが分かりにくく、ラインも出ていかない状態で上げてみるとアジが食われている事が2回ほど続きました。これは新子が群れているのかもと、エギを投げてみることにしました。2.5号のイカエギを5回ほどキャスティングするとググゥという重みがかかり、見事300gくらいのアオリちゃんゲット!!やはり、こんなサイズなのでアタリが分かりにくわけでした。ドラグの音に任せないでラインが張って止まると竿で探ってみてアタリかどうか判断して、新型ヤエン「フッカーヤエン軽量型(イエローバージョン)」投入。見事フッキングして500g前後のアオリちゃんゲット!!(小物はリリースするのでギャフは使わずゴボウ抜きで釣り上げました、これもフッカーヤエンならでは・・・。)続いて、アタリ有り、ほとんど入れ食い(入れ乗り?)状態。次はレッドバージョン投入、またもやなんなくゲット!これでヤエンの色は関係ない事を確信。小さなアジでは新子ばっかりなのでサビキ釣り開始。するとシマアジとツバスばかりが釣れ、アジは2匹だけ、写真は常設の生簀で泳ぐアオリちゃんたちとシマアジ。また少しだけ、エギを投げるとまたもや300g級をゲット!!時間は午前9時ごろ。先程サビキで釣れたむちゃ大きいアジを沖向けて投入。5分ほど経ち、ドラグがジージージジーと大きくなりラインがどんどん出て行きます。これはかなりの大物とラインが止まり長めに6~7分くらい待ち、寄せに入りました。するとものすごい引きで竿が折れんばかりにしなり、ヤエンを投入するまでに引きがなくなりました。感覚としてはアオリイカでした。上げてみるとアジはなくなっていました。すぐにもう1匹の大きなアジを再度沖向けて投入。すると間もなくまたドラグがジージージジーとなりラインがどんどん出て行きます。今度はあまり寄せずに超沖掛けで、フッカーヤエン(標準型)イエローバージョンを投入。ローラー付きなのでなんなくヤエンは進んで行きました。少し長めにヤエンの到達を待ち、イカの逆噴射が出たのでフッキング開始。ラインを引っ張れば引きほどイカに食い込むのでどんどん引いてきました。先程の引き程はなかったですが。すると大きなアオリイカが姿を現しました!!裕にキロオーバー(たぶん1.5キロオーバー)のアオリイカでした。片手でギャフを出し、寄せますがなかなかギャフが打てません。ようやく足にかかったようなので、竿を置きギャフを引き上がるとむちゃ重く、筏の上、間近でギャフからイカの足がスルリと抜け落ちて水面に落ちてしまいました。 えっえーーーーーーーっ! うそーーぉ!すぐにギャフで追いかけましたが、逃げてしまい痛恨の取り込みミス!周辺の海面はイカ墨だらけで真っ黒、むちゃ残念で少しの間棒立ちでした。(1.6キロ以上の自己記録更新だったかも?筏なので気を抜いていました)それから沖向きに何度も小さなアジを投げましたがアタリ無し。岸向いて投げるとすぐに新子のアタリがあるのでヤエンを入れずに水中撮影で遊んでみました。結局、アジが昼過ぎでなくなり、ダメ元でシマアジを投入したり、エギで遊んだ後、14時に納竿しました。大きなアジを確保出来ればキロオーバーは充分狙えますね。写真のような、こんな外道はサビキで入れ食いでしたよ。今回のアオリちゃんは帰り際にリリースしてあげました。(早く大きくなれよーーー!)これで、数ヶ月掛けて来た新型ヤエン「フッカーヤエン」の試験はすべて無事終わりました。挟み式ヤエンに続く自信作です。今回はカラーバリエーションも豊富でヤエン釣りをもっと楽しくしていけたらと思っています。