行ってきました。アオリイカ釣り。(強風と流れ藻で大苦戦編)
先日5月27日(木)に今月の大潮満月の周辺日程でこの日しか行けそうもなかったので、悪条件の中、半夜で15:00~20:00の5時間だけ和歌山県の中紀の地磯に行ってきました。天気予報では北北西、風速8~10mと爆風の為、風裏を探して当初予定は由良湾の「神谷荘」さんにお世話になり「工場裏」に行く予定で昼前に出発しました。今回の同行者はネットショップ先輩「ラピス」のF知さんです。(お子様の文房具はぜひ「ラピス」でね)現地には13時過ぎに着いて荷物を渡船に乗せ換えようとしていると船長が「風きついし、今日釣れてないよ、良くてアタリ1~2回やね、どっか風裏の地磯の方がいいかもよ」と親切にアドバイスしてくれました、商売度返しのなんと親切な渡船屋さんでしょう大ファンになりました、「今度また来ます」と急遽場所変更です。ただ活きアジを神谷荘さんで購入予定だったのでアジがありません、しかたなく近くの釣堀の飲ませ用の活きアジを購入しました。場所があるか不安だったので2人で15匹と超少なめです。(1匹100円)ほとんどがこんなサイズです。豆アジよりは少しましって感じ。 何箇所も中紀の波止場や地磯を回りましたが水潮(雨水で濁った状態)や強風でいい場所がありません。釣り辛く足場も悪いのですが以前KOUZYさんと行った地磯に決めました。 南向きの風裏ですが巻き込んだ風で強風です、しかも曇っていて非常に寒くまるで真冬の雰囲気です。アジが小さい事もあり遠くに投げれず、しかも泳ぎが弱いです。最悪の条件が揃いました。 ただよかったのは水質は最高です、水温も20度くらいあります。 15時過ぎに開始して18時過ぎまでアタリはウツボの1回だけで今日はボウズかな?って思っていると潮の流れが変わりました。そのとたんアタリが有りました。 竿で聞くと良い感じです、そこそこの大物。 風が強くて竿の感覚が分かりません。風で竿を立ててヤエンを装着すると穂先にラインが絡むのでF知さんに持ってもらって投入です。さあ、ヤエンが進んで行きます・・・が! なんと流れ藻がラインに絡んでヤエンが止まっています。ショック!!!!竿を煽っても藻が取れません。 仕方なく強引にアジを回収して再度投げ入れますが乗ってきません。(むちゃ焦っています) 活きアジに付け替えて投げ直すとすぐにまた乗ってきましたがまたもやラインに大きな藻の固まりが絡んでいます。「なんでやねん!」って大声で叫んでしましました。 そうです、潮の流れが変わって湾内から大量の枯れ藻やゴミが流れ出て来ています。そんな時に時合です。でも活きアジを付け替えると投げ乗りでアタリが有ります。同じイカがどうかは分かりませんが・・・。風が一段と強くなり雨が降って来そうです。月夜は望めません。 無理やりヤエンを投入し藻の絡んでいるところまでイカを寄せよとしてもダメでした。 少ない活きアジが次々消耗です。こんな事が4回も続いた時に秘策をひらめきました。 ジャジャーン! リュック針!(ドラえもん風に) いつもバッカンに入れています。アジの背中に背負わせます。アジが小さ過ぎるかな? 5度目の正直で、さあ!投入です。 アジの動きは弱いですがなんとか泳いでいます。 もちろん手持ち泳がせです。(根掛かり防止) すると・・・ ラインにテンションが掛かってきて・・・ ラインが出て行ってドラグが鳴ります・・・ワクワク ワクワク 乗りました! 横に走ったのでドラグを絞めて軽く合わすと グーグーと重みを感じて竿が大きくしなりました。 ヒットです! ギャフで取り込みようやく1杯ゲットです。見事に口元に掛かっています。 サイズは小ぶりで700gちょっと。リュック針の勝利です。記念撮影パシャ!(この時期バッカンに1個はリュック針ですよ) 午後19時過ぎ辺りは暗くなり私ばかりアジを消化していたので場所を変わってF知さんと交代です。私は足元に落ちている「死にアジ」でリュック針を止めて「死にアジ」でのヤエン釣りです。でもなぜか、F知さんの活きアジにアタリは無く私の「死にアジ」にばかりアタリがあります。でもやはり藻が絡むので釣り辛いです。死にアジ3度目のアタリでようやくラインに何も絡んでいない様なので「フッカーヤエン標準型」を投入。かなり沖に走りました徐々に寄せて来る途中でフッキングの手応えですが目視するまで気を許しません。イカが見えてきて見事にイカの腹をトップアームが突き上げていますので余裕で取り込みです。 計量すると1.2キロのグッドサイズでした。 まだまだこれからって感じですが活きアジも無くなり軽装で寒くて風邪引きそうなので20時過ぎに納竿し、帰り途中の有田川温泉の「光の湯」(入館料700円)に入って帰りました。F知さん、お疲れ様でした、なぜか私だけにアタリが有りましたね。毎回言いますが道中や入浴中のネットショップ運営のお話し参考になります、ありがとうございました。 次は天候の良い時にイカダかカセで行きましょうね。