恒例の串本大島に渡船で磯渡しに行って来ました。(後編)
ここからは「後編」です。先に「中編」から読んでくださいね。中編からの続き・・・この芝渡船さんに渡してもらった磯は沖磯ではなく地磯のようです。エギンガーが山の上から落りて来ました。ほとんどロッククライミングですね。アジバケツ持ってでは到底無理ですね(笑)。私のヤエンの活きアジにもアタリはあるのですがジージージーとドラグが鳴りラインが出て行ったと思って竿で聞くとすでにアジを放しているという「アジ殺し」のアタリが連発です。 このままでは活きアジの消耗が激しく終了予定の16時まで持ちません。2本のヤエン釣り竿を1本して1本をウキ釣りの竿に変更しました。私の愛用のウキ釣り用の竿は父親の形見の「ダイワ トーナメント磯3号53 遠投」です。何年前の竿か分かりませんが現行品では定価98,820円しますので折れるまで使いたいと思います。(逆のプレミヤ物やったりして?)出来るだけ遠投したのですが少し経つとウキが沈み、こちらに向いて勢いよく戻ってきます。青物でもくわえたのか?とラインのフケを取る為、リールを急いで巻き、テンションを張ってから・・・大きくアワセます!すると重量感が有り、強烈な引き込みが有りました!水面に上がってくるとアオリイカです!3杯目はウキ釣りで良型ゲットです。あとで計ると800gでした。でもこれからが私の真骨頂!この湾の中にはアオリイカがいる事は分かっています。それなら回遊を待たずにこちらから攻めて行く作戦に出ます。ちょうど潮の流れが湾の奥に流れていますのでどんどんラインを送り込み棚は中層狙いの2ヒロでウキを流して行く「ウキ流し釣法」(笑)です。とことん流し、湾の奥、距離でいうと100mくらいまで流すとウキがズボーと沈みました!ラインのフケを取り、竿で大きくアワセます!見事、乗りました!ラインはPE2号を使用しているのでこんな時はアワセがダイレクトに伝わります。 100m近く寄せて来るのは大変ですが最高の気分です。たのし~い!まさぱぱさんにギャフで掛けてもらい先ほどと同サイズをゲットです。本日4杯目。ヤエンの竿にはアタリがないのでこの「ウキ流し釣法」で再度チャレンジ。ベールを開けてラインをどんどん送ります。すると先ほど当たった100m程先のポイントでまたもやウキがズボーと沈みましたのでラインのフケを取り、竿で大きくアワセます!今度も見事、乗りました! 少し小さいですが・・・本日5杯目ゲットです。その後、まさぱぱさんにもアタリがあり小さいですがこれで3杯目です。その後、潮も止まりアタリがなくなり、16時に迎えの渡船が来るので15時半に片付け開始です。こらが私の5杯の釣果です。大きな2杯だけ持ち帰り300~600gの3杯はこの潮溜りのディーププールにリリースしました。小魚がたくさんいるので餌には困りませんがたぶん次の大潮満潮では逃げると思いますがそれまでにこの磯に上がった釣り人は潮だまりにアオリイカが3杯もいたらビックリするでしょうね?渡船が予定通り16時に迎えに来てくれました。17時には帰路につき、帰りにみんなで中華料理屋さんで食事して帰りました。全員7人での釣果は最高が1.36キロでキロアップ3杯含む18杯でした。爆釣とはいえませんが十分楽しめた今年の串本大島釣行ツアーでした。車を出してくれた黒ハイさん、まさぱぱさん往復運転ありがとうございました。また来年も行きましょうね!