2016年06月の記事一覧 | アオリイカ釣り奮闘記

梅雨真っ盛りでまとめ書きの近況報告です。

お久しぶりです。もう今年も半年が過ぎますね～早！今年の梅雨は雨がよく降りますよね。春シーズンの終盤近いアオリイカの釣行予定も延期の連続でなかなか釣りに行けません。最近の釣りはアオリイカの釣行記ではないのでまとめ書きで近況報告しますね。まず、先月ロケに行った「アイクック倶楽部」のブログがようやくアップ出来ました。アイクック倶楽部「和歌山市雑賀崎散策とちょい釣り」編　全4話です。和歌山県雑賀崎の景勝地を観光してボートで海からクルージング＆釣りをして雑賀崎漁港でもちょこっと釣りをしてからのアウトドアクッキングです。詳しくはアイクック倶楽部「和歌山市雑賀崎散策とちょい釣り」編　全4話で紹介していますよ。当社のアウトドアブランドの「ガオバブ」もよろしくお願いいたしますね。ガオバブ（Gobabu）http://www.gaobabu.net/ そして6月26日（日）のマイボートのセピア号での五目釣りの報告です。その週末は金曜日から嫁さんが社員旅行で北海道に行っていて子守り三昧でした！ 25日（土）は次女（5歳）を保育園に預け、長女の中学校の授業参観に行って来ました。 26日（日）も次女の子守りでしたが梅雨の晴れ間でどうしても釣りに行きたくて義理兄夫婦に付き合ってもらいセピア号で紀北にのんびり五目釣りに行って来ました。9時に出船。次女がセピア号に乗るのは初めてです。船酔いが心配でした・・・。義理兄夫婦（アキちゃん夫婦）に付き合ってもらってのボート釣りです。ラッキーにも波も風もなく最高の海上コンディションで娘も楽しそうです。長女と同じでおてんば（行動派？）です。天気もよく気温もグングンあがります。日差しも強いですが風がないのでパラソルが出せます。パラソルの下では快適です。田倉沖で鬼アジを狙っているのですが釣れるのはガシラばかりです。悲。次女は船の揺れが気持ち良かったのか？寝てしまいました。でもスイカをキンキンに冷やしてきていたので起こして食べることに！！次女は寝ぼけていますが（笑）。小玉なスイカですが良く熟れていて完熟です。糖度も高く冷え冷え甘甘でむちゃ美味かったです。これは今後の定番デザートになりそうです。時間は昼前。田倉沖から磯ノ浦海水浴場の沖でキス釣に挑戦です。浜辺はまだ海開き前ですが海水浴客が多いですね。次女にも釣れるか？餌は「マルキュー✩パワーイソメ」ですが釣れました！昼になったので船上でアルポットでお湯を沸かしてカップラーメンタイムです。次女も釣ってみたいというので私がキャストしてリールをゆっくり巻くと！！磯ベラですが釣れました！何が釣れても楽しそうですので良かったですわ。アキちゃんの釣果は良型のガシラのみお土産です。（小さい獲物はリリース）朝9時～15時の6時間もボートの上で遊びましたが次女（５歳）は船酔いもせず退屈もせず楽しかったそうです。将来、釣りガールになれるかな？（笑）そして6月28日（火）の釣り仲間との「第２回　鯉釣り対決」の報告です。梅雨真っ盛りで釣り仲間みんなではなかなかアオリイカ釣りにはいけないので昨年もこの時期に行った屋内での鯉釣り対決！を行いました。平日の夜にも関わらず参加者9名。場所は昨年と同じ堺市の大美野スポーツドームです。昨年は2時間行いましたが今回は1時間勝負です。通常1時間1人1100円ですが10枚の回数券を買うと1人840円でした！（安！）今回は19時50分開始で20時50分終了の60分勝負です。スタート１０分前には全員スタンバイです。定刻になり第２回鯉釣り対決スタートです！！初参加のBONさん。昨年も参加した手前が黒ハイさん、奥がホワイトセレナさん。今回初参加のもっちゃん。（最近アオリばかメンバーになりました）昨年優勝したまさぱぱさん。（私は２位でした）初参加の髭イカさん。手前が初参加のミサさん。奥が２年連続参加の昌さんです。この鯉釣り対決のルールは大きさではなく匹数です。但し、針が口にかかっていないとノーカウントです。ウキにアタリはよくあるのですがスレで掛かることが多いです。私の竿にヒットです！！まだ安心は出来ませんスレ掛かりならノーカウントです。浮かすと針がちゃんと口に掛かっていました！そんなに大きくはないですが１ポイントゲットです。黒ハイさんもゲット！みんな順調に釣り上げて行きます。昨年のディフェンディングチャンピオンのまさぱぱさんも順調に釣り上げていきます。デカそうです！！なかなか浮いてきません。横に走ります。竿さばきはまるでヤエン釣り！笑。この2人は苦戦中！！やっぱりヤエン釣りとは要領が違うみたいです。笑。あっという間に1時間が過ぎ終了しました。1匹に付きお菓子を1つもらえます。優勝は7匹を釣った今年もまさぱぱさんでした！すべて口掛りでスレ無しだそうです。流石です！準優勝は黒ハイさん、3位はWSさん。私も7匹釣ったのですがスレ掛かりが4匹でポイントは3匹のみで4位でした。21時過ぎに終了し2次会に向かいます。近所のお好み焼き屋さんの「わらい」です。この店は家族でよく来ます。閉店時間までみんなで釣り談義で盛り上がりました！梅雨真っ盛りの平日の夜に行った楽しい一時でした。この鯉釣り対決は平日の夜でも出来て、天候関係なく雨でも出来るので年に１度とは言わず3ヶ月～半年に1度の開催でもしたいところですね！爆。

山口県離島にエギング遠征に行ってきました！！

私はアオリイカ釣りは春はヤエン釣り、秋はエギング、冬はティップランで夏はちょっとお休みで魚釣りって感じで1年をアオリイカ釣り中心に楽しんでいるのですが昨年春に釣具メーカーのヤマリア（ヤマシタ）社の当社の担当になった新人のS君が「山口県に春でもエギングで爆釣りが出来る場所がありますよ、来年一緒に行きましょう！」ってお誘いをもらっていました。このブログでも書いていますが実は2週間前にその釣行を計画していたのですが悪天候で延期になり、6月11日（土）～12日（日）で予定していた釣り仲間の昌さんと串本へアオリイカの産卵シーンを観察にダイビングに行く予定を急遽変更して行ってきました！！10日（金）夜２３時に昌さん迎えに来て頂きアトレーで2人で出発です（S君とは山口県で合流予定）。夜中、山陽道を走り朝6時頃、フェリー乗り場に到着し少し仮眠。フェリーは9時出船なので少し時間がありチケットを買ってから時間潰し。私の遠征用の荷物です。ヤエンと違いエギングなので楽ですわ。今回は宿を取らず釣り場で野宿です。少しフェリー乗り場の漁港をお散歩。S君はなかなか来ませんね、もうそろそろ出船なのに！無事、S君とも合流しフェリーに乗り込みます。大きなフェリーで仮眠出来る休憩室もありました。昌さんとS君は初対面なのでいろいろと情報聞きます。このエギは今度新発売される「ヤマシタ✩エギ王Q　LIVE　サーチ3.5号」の新色だそうです。S君のヤマシタのエギのラインナップ。島に近づいて来たので甲板に出ます。いよいよ離島に上陸です。目的地の離島に無事上陸しS君の地元の友達が車で釣り場まで少しだけ送ってくれました。でも釣り場までは、ここからが大変な道のりでした。悪路やテトラを歩くこと約30分です。ようやく目的地の釣り場に到着です。時間はちょうど正午頃。地元の友達はここで朝からやっていてすでに13杯釣っているそうです。最大は2.6キロ！！私たちが準備している間に1杯ゲットです。すっげー！S君も第1投目でヒット！！足場が高いので5ｍのギャフでは届きません。いきなりキロアップです！それからS君と地元の友達は次々に釣り上げていきます。足場が高いのでかなり遠投して乗るみたいです。釣ったアオリイカはすべて即リリースです。正午から始めてすでに16時過ぎ。私と昌さん以外は順調に釣果を伸ばしますが2人はなぜかアタリマセン。4時間休憩なしにシャクリって暑さと寝不足でダウン寸前です。そんな時・・・私と昌さんがフェリーが来たのを眺めてよそ見していると昌さんのアタリが手に伝わり、すかさずアワセるとヒット！！そこそこデカイ！！なんとかギャフに掛かり無事ゲット！遠征初ゲットは1.5キロのオスのアオリイカでした。おめでとうございます！これも即リリースです。そこから全員アタリがなくなりました！（悲）日が暮れて来ました・・・まだ釣っていないのは私だけ・・・悲。ここまで来てこのままボウズで帰るのか？！と焦りが・・・徐々に暗くなって来ました。S君いわく暗くなるとあまり釣れないそうです。（汗、汗）明日は天気があまりよくない予報なので本日中にボウズ逃れをしておきたいのですが・・・。ここでシャクリと誘い方を私の得意の「串本シャクリ（改）」に変更します。このシャクリはどこに行っても鉄板的に釣れるシャクリとアタリの取り方で私の秘密兵器です！するとやはりヒットです！！やったー！！そこそこ大きいのでギャフを掛けてもらいますがギャフが届きません！！もうちょっとという時にイカを際に寄せようとロッドを振った瞬間にPEラインがコンクリートに触れて・・・ラインブレイク！！アオリイカがエギごとバイバイです！せっかくのボウズ逃れの釣果が！！！悲しい。でもあまり落ち込みません。串本シャクリならまだ釣れる自信があります。やはりすぐにヒット！！今度は慎重に取り込み無事ゲット！！時間は20時過ぎ。これからという時に横からの風がかなり強くなり強制終了です。どうせ夜はあまり釣れないそうなので朝マヅメに期待です。なんとか私も釣れたので気もち良く寝ることが出来ます。21時に波止場で野宿です。でも風が強く気温が低くなりむちゃ寒い！！風裏もなく私は少しでも風が当たらないテトラの上で寝ることに！！汗。ZZZZZ　Z　Z・・・Z・Z・Z・Z・Z・Z寒いのとテトラで不安であまり熟睡出来ずに4時に目が覚めました。今日は朝からも横風の爆風です。アタリがわかりません。私と昌さんは期待の朝マヅメもアタリなしです。すると天気予報より早く雨が本降りになってきました。でも私の中では釣れる気配が満々になり、またもや「串本シャクリ（改）」に変更です。この釣り方は風に強くアタリが分かり易いので初心者にはもってこいです！すぐにヒット！ 2日目も無事ゲット出来ました！そんなに大きくないですが嬉しい１杯です。そして調子に乗ってもう１杯追加！私の釣れるのはなぜか？メスばかりですわ。どうして昌さんにも2日目も釣ってもらいたいので「串本シャクリ（改）」を伝授です。するといきなりアタリです！キロアップのオスのアオリイカです。なぜか昌さんはオスばかり。釣果はオスもメスもすべてリリース。これで2人とも2日間ともボウズなしです。時間は11時。帰りのフェリーは14時ですが雨が止んでいる間に少し早めに納竿にしました。大きなテトラで危険なので慎重に帰ります。無事フェリー乗り場に辿り着くか体力が心配です。なんとかここまで延々テトラを歩いてきました。汗だくでクタクタです。なんとか漁港側の陸に着きました。まだまだ歩きます。ようやく到着。赤い灯台から悪路を歩いて約30分です。雨が止んていて良かったです。フェリーが来るまで船付場で休憩です。離島のお茶はむちゃ高い！！フェリーでは爆睡でした！無事本土に夕方に戻り、そこから土砂降りの中、車で山陽道を走りなんとか日が変わるまでには帰宅出来ました。昌さん往復運転ありがとうございました。結局私は4杯(うち１杯は取り込みミス）、昌さんは2杯でした。釣果はイマイチですがサバイバルな遠征エギングで楽しかったです。今回の教訓をいかして来年も行きたいですね。来年はリベンジで10杯以上目標です。 ※ちなみに今回S君は2日間で15杯だったそうです。さすがですね。先週土日はS君は2日間で80杯釣れたそうなので今回は渋かったようですわ。

行ってきました。アオリイカ釣り。（セピア号2連続釣行編）

少し前の釣行ですが6月2日(木)と9日(木)にセピア号で和歌山県の紀北にアオリイカのヤエン釣りに行ってきた内容を簡単に報告しますね。（なぜ簡単かというと釣果がイマイチだったからですわ（笑））まずは6月2日（木)です。釣り仲間のホワイトセレナ（以下WS）さんと久しぶりに一緒です。そしてマリーナで奈良から遥々来られたアオリ狂神さんと合流し3人です。まずはマルニシ本店さんで活きアジを購入。実はこの日の天気予報は北風が8mと爆風予報でした。でも波がないので風裏なら大丈夫と思ったのですが・・・朝4時半に出船です。朝一風裏にアンカーを入れてヤエン開始。私の1投目のアジの着水と同時にアタリです。シモリの上に投げたのでYSW釣法で一旦アジを放させて少し手前で追い乗り成功！しかし2回目のアジを放してからの追い乗りがありません。初回のスイッチの入れ方が弱かったようです。朝一なので気楽にしていたのが失敗でした・・・。このバラシがのちのち悔やまれる事に！！そこからほんまに爆風になり場所移動を繰り返します。北風裏になる田ノ浦漁港前に来ました。しかしここも風が巻き込んで来てアンカーが効きません。しかも濁りがあり釣れる気配なし。ここ数日いい天気なので濁る要因はないのですが・・・どこに行っても濁っています。仕方ないのでガシラ（カサゴ）釣りで時間潰し。天気は最高にいいのですが爆風と濁りです。前回、前方のパラソル立てを設置したので今回は後方のパラソル立てを取り付けます。いい感じ。でも今日は強風で使えません。どんどん濁りはひどくなってきました。アオリイカはあきらめてガシラ釣りで楽しみます。一応各自ヤエンでアジは泳がせますがガシラを釣ってます。私はTシャツ、短パン、サンダルなのにこの2人はまだ防寒着ですね（笑）。どこに行ってもそれなりに釣れますわ。こんな日も有りですね。私は船外機エンジンの整備をします。特に予備エンジンを整備調整します。お昼になったのでガオバブオリジナル「アルポット」でカップラーメンタイム。ガオバブ(Gaobabu)☆アルポット(ALPOT)強風でもボートの上で安全にお湯が沸かせて便利です。風速8mでも大波止では普通に釣りしてます。真北からなら田ノ浦の大波止はちょうど風裏になるのですね。アオリ狂神さんのヤエン竿のアタリのようですが根掛かりでラインブレイクです。どうも外道ぽいですね。雑賀埼灯台の崖下で完全な風裏を見つけてガシラ釣り。サイズがデカいですわ。お二人にはせっかくのセピア号に乗ってもらったのに日が悪かったですね。18時半までやりましたが結局アオリイカのアタリは朝一の私の1回のみでした。濁りがなければもっとアタリが有ったと思いますが・・・風速8mでも竿がさせただけでも良しとしましょう。そして1週間後の6月9日（木）です。実は6月6日（月）に釣り仲間のまさぱぱさんと昌さんがセピア号でヤエン釣りに行って昌さんが昼寝している間に竿受からヤエン竿とLBリールがなくなったそうです。イカか青物のアタリで持って行かれたのか？ボートの揺れで落ちたのか？分かりませんが大体の場所を聞いたので当店の秘密兵器の赤外線水中カメラ搭載リール＆ロッドセット「ビッグキャッチ」で捜索に行く事にしました。今回もWSさんと同行です。（WSさんの休みが毎週木曜日に変わりました）そしてちょうどこの日が休みだった義理兄のアキちゃんも一緒です。朝4時過ぎに出船し少し遠出して30分ほど移動してS港まで来ました。ここは藻が多いので前から目を付けていたのですが期待に反してアタリが有りません。1時間ほどしてようやくアキちゃんにアタリです。久しぶりのアタリだそうです。そこそこ大きそうです。ある程度まで寄って来たのでヤエンを投入。私はギャフ係。何度も強烈なジェット噴射があります。本人は「もう掛かっているかも？」と言っていますが・・・しかし、目の前まで浮上してして時にテンションを緩めたのか？ふっと放されてしまいました。残念。やはり目視するまで気を許したらあきませんね～残念ながら追い乗りは無しです。（YSW釣法ではないです）私は後方に竿を出しますがアタリ無しです。暇なのでビッグキャッチの実力を試します。カメラを水中に浸けると小魚の群れが見えます。海底まで下ろすと鮮明に映りますよ。カメラの前にアジの切り身を餌にブラクリをセットします。テレビゲームのように良型ガシラゲットです。そんなことをしていると時間はもう10時。アタリもないので昌さんの竿とLbリールの捜索に移動します。アキちゃんが丹念にビッグキャッチで探しますがなかなか見つかりません。はやり落とした本人ではないと場所が特定出来ないのともう3日も経っているので少し流されているかも？私はキャビンの床底にしまっている常備品のライフジャケットの整理をします。5人乗りなのに8着もありました（笑）。汚いのと余計な物は処分します。時間は正午過ぎ。暑いので一旦マリーナに戻り車で近くのファミレスで昼食です。16時過ぎから再開です。ここで問題発生！！休憩中マリーナでボートの生簀に15匹ほどアジを入れていたのですが暑さと海水の循環をしていなかったのでほとんど死んで6匹のみです。1人2匹ずつです。仕方ないので夕まづめまでアジを使わずエギングで時間潰しです。17時過ぎ。私はそろそろ1匹目のアジを泳がそうと投げ入れたとたんにアタリです。本日初アタリ！！YSW釣法でアオリイカにやる気スイッチを入れます。スイッチが入ったのかすんなり目の前まで寄ってきてヤエン投入！アワセが決まりWSさんにギャフを掛けてもらいます。ボウズ逃れの嬉しい1杯です。パシャ！アタリからすぐに寄せてヤエン投入と一連のスムーズ動作なのでほとんどアジを食べられていませんね。私のもう1匹のアジは他のメンバーに託し私はお土産用の死にアジでガシラ釣りです。いいサイズが良く釣れます。結局、夕まづめも私のアタリ1回のみで18時過ぎに終了しました。この時期はアタリが少ない中、いかにチャンスを物にするかしないかですね。WSさんはセピア号で2回連続釣行のアタリ無しですわ、またリベンジ行きましょうね！

YSW(やる気スイッチ)釣法とは・・・

このブログでよく出てくるアオリイカのヤエン釣りで私がやっているYSW釣法について説明しますね。ネーミングはYSW(やる気スイッチ）釣法と言い、釣り仲間の昌さんが名付けてくれました。これは必然と偶然が合わせて出来たヤエン釣りの釣法ですがヤエン釣り歴が長い方はたぶん何度か経験している事です。アオリイカの習性を利用しバレるリスクを回避し出来るだけ単純にしました。文章で書くとどこから説明すればいいか難しいですがまず前提は「春シーズンの親イカを獲る」為の釣法です。秋シーズンはあまり使いません。（注意：私のたくさんの経験から生み出した独自のやり方なので真似をしても上手くいくかはわかりませんよ）春のシーズンは下記の事が頻繁にあり、せっかくアタリが有ったのにバラしてしまうことが多いと思います。Ａパターン…ジージージーやチリチリとラインを出されてなかなかイカが止まらずそのうち藻場かシモリ（岩礁）に逃げ込まれ根がかり状態になる。もしくは沖に出過ぎて難儀する。Bパターン…寄せに入ると凄い引き込みで慌ててドラグを緩めてラインを出したのに放されてしまい追い乗りがない。Cパターン…かなり沖で乗り（又は、沖に出ていき）早めにヤエンを入れたがヤエンが届いたのか分からず寄せに入ると途中で放されてしまい急いでヤエンを回収して齧られたアジを再投入しても追い乗りなし。この3つのパターンのバラシをカバーするとゲット率（捕獲率）があがるのではないでしょうか？？（完璧ではないですがかなりの高確率で）それをカバーする私が考えたYSW釣法のプロセスを書いていきますね。（補足説明ありで…）1、まずアタリです！！アタリにはいろんなパターンがありますが大型の親イカはチリチリとホバーリングしながら安全な場所に逃げ込みます。それを止まるまでほっておくと藻場やシモリ（岩礁）に逃げ込まれ根掛りです。竿を持ちアタリから約30秒～1分待って竿を体の横に持っていき（イカに対して90度）ドラグを締めて竿で寄せます。竿は最大にしならせ体の後ろの方にいっている状態です。アジがまだ完全に死んでいないうちに早めに勝負をかけます。するとイカは必ず抵抗します。すごい引き込みです！！がドラグを一切緩めずラインを出してはいけません！竿のしなり（弾力）だけで耐えます。通常3～4回の強烈なジェット噴射がありますが必死に耐えます！この時にアオリイカの「やる気スイッチ」が入ります！通常なら放されると思いビビってドラグを緩めラインを出すのですがそうした方がイカは見切り放します。もしくは止めどなくラインを出して沖に出て行きます。ここで耐えるとイカは獲物に執着心が湧き、完全にスイッチが入れば放さないでそのまま素直に寄ってきます。（イカのアタリを外道と間違えて強引に寄せて来たことないですか？その時、グイグイ寄せても目の前までアジを放さないでしょ）例え、アジを放してもスイッチが入っていれば何度も追い乗りをしてきます。（3～4回は追い乗りしてきます。）（注意：やる気スイッチが入り切っていない時は追い乗りがない時もありますよ）根に擦れている時はワザと放させて追い乗りさせます。私は放されて何度も追い乗りしてきたやつの方が後からやり易いですね。ドラグを締め、竿を最大にしならせたままリールを巻き寄せに入ります。なぜかそうなると引き込み（ジェット噴射）はありませんね。有ってもイカが獲物を取られまいと必死に抱いていますわ。まだヤエンは入れません！自分の射程圏内まで寄ってくるまでヤエンは入れません！！距離は目の前の約10～15ｍくらいまでです。（私の場合はイカが水中にぼ～と目視出来るまで寄せてきます）確実に獲る為です。ようやくここでヤエン投入です！！ここまで寄せてくるとヤエンはすぐに到達します。でもここで要注意です！！近い分、ヤエンがすぐに到達するのでラインにテンションを張り過ぎると激突してアジを放します。これは致命傷です。追い乗り率は低いです。少しラインテンションを下げて送り込みましょう。※筏やカセやボートの場合は寄せすぎると真下に入られる事があるので少し沖でヤエンを入れます。これだけ近いとヤエン到達はすぐです。そこからまたラインを最大に張って（竿を最大にしならせて）寄せてきます。絶対ラインを緩めたらあきません！いつアジを放しても「向こうアワセ」でかかる状態にします。浮上してくると強烈なジェット噴射があります！！が、でもヤエンはまだ掛かっていません。スイッチが入っているイカはアジを簡単には放しませんのでなかなか掛かりません。ビックリするほど放しません。ほんまに掛かっているかは下記の2点を確認します。１．水中で墨を履いているか？２．アジを放しているか？この２点共が確認出来なければアワセが必要です。（２点共確認できれば取り込みへ）スイッチが入ってるイカは軽いアワセではアジを放しませんので思いっきりアワセてくださいね!アワセが成功するとイカが必ず墨を吐きます！！それでようやく取り込みに入ります。タモの場合はイカの後ろからギャフの場合は必ずエンペラーに掛けてくださいね。後でメスの場合はリリースしますので（お願い）。これで無事ゲットです！！この釣りはアオリイカとの駆け引きで真っ向からの差しの勝負に勝った気分になりますので楽しいですよ。私も最近使っていますがYSW釣法はレバーブレーキ（LB)リールが非常にやり易いです。以上、簡単ですがYSW釣法について説明しました。当たり前ですが必ず獲れる訳ではありません。特に初心者の方はロッドワークや竿の性能を最大に活かすことが出来ないので逆に難しいかも？ただ、この時期の藻場近くで大型モンスターを狙うとモタモタしてるとすぐに藻に逃げ込まれます。出来るだけイカに猶予を与えずラインを出さずに釣り人が有利になる釣法です。バラしても責任は負いませんが一度やってみては！（笑）