合計表
前回のブログで収入がらみの事を書いた。さて、自分がどれぐらい収入(売上)をあげているかだが、合計表を作成するとよく分かる。合計表には、いやがおうにも顧問報酬が記載される。勿論源泉徴収義務のない一定の個人は別だが。で、合計表を作成がてら、顧問報酬の金額を足し算していくと、おおよそ1,000万程だった。これに源泉徴収義務のない個人の部分を足すと、恐らく1,100万程度という事になるだろう。勿論、顧問報酬が低すぎる所もあれば、逆に高すぎる所もあるかも知れない。が、平均すれば、そういうブレもある程度平準化されると思われる。これぐらいの売上をおおよそ1年間、約2,000時間程度で達成しているのだが、もっと働くと1.5倍程度には収益を伸ばせるかも知れない。これ以上になると、一人でやっているなら、人を入れないと厳しくなるだろう。ただ、人を入れると固定費が増えるから、経営は厳しくなる。とすると、一人でやるとうまくやって年収2,000万程度が一つの上限と思われる。ここから、諸経費(電子申告の時代なので、今後はIT投資が欠かせないが、結構大きい。)や税金等を引いていく。そうすると、手元に残っていくのは、収入に比べて大きくはないかも知れない。なので、私は独立開業に二の足を踏んでしまうという訳なのだ。税理士会の会報等では、年収500万(所得じゃなく)の税理士は約25%と記憶している。勿論OB税理士とかがのんびりやっているのも含まれるだろうし、駆け出しの人も含まれるだろう。ただ、それだけでそんな数字になるわけもないわけで、実際には開業してからが大変という事みたいではある。じゃあ、何で税理士を目指すかというと、今はまあ転職等を考えた場合を考えた時、役に立つだろうという考えぐらいしかない。勿論、資格を取ろうと思ったときは、独立開業を考えたのだけれども。