不平不満
事務所も設備投資を行い、最新型のパソコンを導入した。で、そこでIT担当(と言っても、専任ではない。)が愚痴をこぼしていた。「俺ばっかり仕事して、彼女は全然やらへんのや」そう、実はIT担当が二人いる。彼女はシスアドの資格を持っているので、担当に位置づけられているが、確かに今回の導入に至っても、全く仕事はやっていないように見受けられる。「じゃあ、彼女にやってもらえばええやん」と言うと、「あいつは言われんとやらへんからあかんのや」という。それで、仕事が忙しい忙しいとつぶやいている。う~ん、勿体ないと思うんだよね。まあ、年上の彼女に言うのは難しいかも知れないが、やってもらえれば、自分が楽になるんだから。彼女が自立的に仕事をするまで待ってられないだろうし、待つ必要もないというのが私の考え。所詮はそれだけの人材にしか過ぎないという事だ。じゃあ、それなりな働き方をしてもらうしかないというのは、自明の理なのだけれどもなあ~。結局、提出書類の控えをお客様に返却するのが遅れているようだが、これはもっての他である。彼女の不出来が問題となっていても、お客様へ迷惑をかけてよろしいという理由にはならないからだ。IT担当には私がなればいいという意見も聞こえているのだが、実は社労士の研修などは、今の先生の代わりに行かせて貰っており、そちらのスキルアップに時間を使いたい訳だ。というわけで、やんわりとお断りをしているという訳。彼女も、資格を取って使っていないというのも問題ですね。生かすための資格なのにねえ。でも、案外資格を持っている人はそうかもしれない。取って安心している人、取って安心を得ようとする人は多いかも。でも、取っても使えないと意味がない、のです。はい。ちょっと気になって、社労士試験合格者数を見ると、4,000人を超えている。私のときは2,000人ぐらいだったのに。(´Д`;)資格なんて、どんどん難易度は落ちていくはず。取ってからが勝負になる時代、もう到来しているんではないかな?手続きなんて、電子申告になれば、社労士でなくても出来るようになると思いますから。自分の市場価値、これは毎年下がっていくと思っていた方が良いです。自己研鑽しない限りはね。きついこと書きましたが、社労士試験で得た年金の知識は、かなり生かせます。これをテコにして、お客様の信用を得ることは可能です。そういう意味で、複数の分野でゼネラリストを目指し、それと関連する一つの何かでスペシャリストを目指す、これが一つの戦略として有効なのかも知れませんね。