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テーマ:山登りは楽しい(12251)
カテゴリ:Drve&Photo
写真と本文は一切関係ありません。
それは一昨年前のある日のことでした。 山に行くと知らない方とお話しすることが多々あります。 その日も山形市内の元気なおばちゃんと出会いました。 まあ、おばちゃんというより、おばあちゃんに近いかも。 バスを乗り継いで登山口まで来るらしい。 何を話したのか あいさつ程度だったのか そのほとんどを忘れてしまったのだが 彼女が生き生きとして話したのは次のようなことだった。 「私この間月山に行ったときね、ちょうど頂上だったわ。」 「東京から団体さんが来ていたの。」 「その中の一人が病気かなんかで倒れたみたいだったのね。」 「皆ざわざわ大騒ぎしていたんだけれど…」 「私見ちゃったのよ~~~!!」 「ヘリコプターがババババって飛んできてね、」 「そのヘリからスルスルスルって…」 「イケメンのレスキュー隊員がロープを伝って下りてきて…」 「救助者を吊り上げていったの。」 「もうびっくりしちゃったけど…」 「ああいうイケメンに吊りあげられるんだったら…」 「私も救助されたいわ~」 そうきますか!!! 近頃の中高年の登山ブーム。 笑えない事故もあったけれど やっぱり日本のおじさん、おばさん、特におばさんは元気だ。 私自身もおばさんの範疇にはいるのだが、 ここで指す「おばさん」とは、私より年上の世代、 世間的には初老とか壮年とか言われる年代の方たちだ。 ああ、思い出した。 別れ際、おばちゃんは私に、こんなことをのたまった。 「私もこんな年になるまで山を楽しんでいるけれど」 「あなたも独身のうちにいっぱい楽しんでね♪」 私「(汗)」 そうか…そうなんだ。 やっぱり彼女のような山の達人の前では わたしはまだまだひよっこだったんたぁ~~~ う~~~む負けそう。 (いーーーや、すでに負けてますって。) <清川行人小屋と小月山> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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