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カテゴリ:人生を考える
以前作成したSNSのアカウントをほじくりだして点検してみたところ、まああまり更新とかはないのだがかつて繋がっていた人のところに自分の痛々しい書き込みがあった。もう10年ほど前のことだ。
子供のころは手書きの日記なんてのもあったが、自分の過去を覗き見るのは気恥ずかしいものである。 昨年は母があちらに旅立ち、兄と一緒に母の遺品を整理した。その中に、さらに大昔に亡くなった父からの手紙もあったりして、自分もいつか何かを残したまま旅立つのだろうか、その時遺品整理をした人は「なんだうちの親アホじゃね?」なんて思うんじゃないかと、自分の生き方に自信が持てない、そう感じてしまった。(母の遺品整理で、自分が思ったことではない。母はわたしの誇り。) そんなわけで、今の自分の生活の中に、常に「捨てる」という行為がある。体が動いて頭も働いて、できるうちにいろいろ捨てなきゃならない。わたしが動けなくなってから、誰かがその代わりをしなくていい様に。 整理するものの一つにこのブログもある。放置のままにしないで、時間をかけて整理していきたいと思う。2000年代、一生懸命に、だけど楽しく子育てしていた時の気持ちが綴られているから単純な削除では悲しいと思って。 あの時、ブログを通してお話しした皆さんは元気なのかな。お顔も見たことないけど、確かにそこで、画面の向こうに笑顔があり、泣いたり笑ったり、「素敵な人たち」がいた。画面ではもう会えなくなっても、自分の生活をたのしんでいらっしゃいますよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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