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カテゴリ:映画
1949年、フランスの片田舎。一人の音楽教師・マチューが''池の底''と呼ばれる寄宿舎つきの学校に赴任してくる。そこには親をなくしたり、素行に問題のある子供達が集団生活をしていた。教師達には心を開かない子供達をマチューは叱らず、何とかコーラスで心を解きほぐそうとしていく。
特に「顔は天使、心は悪魔」と言われるモランジュの美しい声を聴き、その才能を伸ばそうと心を砕く。それに応えるように子供達は一つになっていく。 やがて周りの無理解の中、マチューは学校を追われるが、その心に咲いた音楽の芽は大きく花開き、モランジュは成長していく。 単純なストーリーだけれど、マチュー役のジェラ-ル・ジョニョとモランジュ役のジャン・バティスト・モニエの関係が音楽を通して、結びついていく各シーンが美しい。ジャン・バティスト・モニエはヨーロッパでは大人気らしいです。 12月22日にはDVDになるそうなので、オススメ! 『アメリ』の興行成績を超えたというからびっくり。映画の原点だと思う『天井桟敷の人々』のバティスト役ジャン・ルイ・バローをモニエくんは彷彿とさせてくれました~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.11.27 18:36:07
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