O-ちゃんのおじいちゃん
今日は、O-ちゃんのおじいちゃんの、二七日(ふたなのか)でした。12月3日、おじいちゃん(私の父)が、まだ57歳という歳で亡くなってしまいました。おじいちゃんはO-ちゃんのことが大好きで、O-ちゃんもおじいちゃんのことが大好きでしたその溺愛ぶりといったら、みんながビックリするほど何をやっても「O-ちゃんはお利口さんだね」が口癖でした。O-ちゃんが遊びに行く日には、お部屋を片付けて迎えてくれ、ずーっと遊んでくれていました。遊びに行くと、いつも、優しい笑顔で、「O-ちゃん、O-ちゃん」と迎えてくれていたおじいちゃん。それがわかるのか、O-ちゃんもおじいちゃんのお家の玄関が開くと、いつもとびきりの笑顔で、まっすぐおじいちゃんのところに走り寄って行ってたよね。11月20日、倒れる直前も、いつものように仕事帰りに郵便物を取り、お家に帰って、「今日もO-ちゃんからの手紙は来てないね」なんて冗談を言っていたみたい。「O-ちゃん、O-ちゃん」と毎日、鼻歌のように口にしてくれていて、それから、おばあちゃんと一緒に食事をしている途中で突然意識がなくなちゃったなんて…今でも信じられません。病名は「脳幹出血」です。脳出血の中でも、脳幹だけは手術することができないらしく、「いつ何が起きてもおかしくない状態なので、24時間もたないかもしれません」と言われたまま、3日ようすをみましょう…1週間ようすをみましょう…と過ぎていき、そんな中、倒れてから一度も父の意識が戻ることはありませんでしたが、14日もの間、父は本当によく頑張ってくれていたんだと思います。その14日間、私たち家族は一丸となり、父のことを思いながら、家族や兄弟、そして親しくさせてもらっている方々の大切さやありがたさというものを、日々、改めて深く深く感じることができました。父が頑張ってくれたおかげで、私たちは、このようなかけがえのない貴重な時間を過ごすことができたのですから、これも父が伝えたかったことなのではないかと、心から感謝の気持ちでいっぱいです。O-ちゃんのおじいちゃんが亡くなったことを現実として受け止めるには、まだまだ時間がかかると思うけど、この先ずっと、おじいちゃんがどれほどO-ちゃんに愛情いっぱいで接してくれていたのかを、O-ちゃんに話してあげられるといいなと思っています。 おじいちゃん(お父さん)、今まで、いっぱいいっぱいありがとう