足跡

すっごくすごく、早く退院したかったので朝から準備万端でした。
早くおうちゃんに会いたかったのですが、弟夫婦と姉そして産まれたばかりの
姪っ子ちゃん達ににソウを会わせてから実家に帰りました。

丁度じいちゃんの帰宅と重なりじいちゃんを玄関まで迎えに出て来たおうちゃん。
私の顔を見て一瞬とても驚きそしてにっこり。
今でもあの顔が忘れられません。
私が手をのばすと駆け寄ってきて抱っこ。
そして私はやっぱり涙・涙・・・
お父さんに抱かれていたソウには気づきもせず、私にべったりで
２階に連れて行き２人っきりを楽しみたいようでした。

そんな時間がいつまでも続くはずもなく、ソウが泣き出しました。
それまで他の人に抱かれていたソウもおっぱいだけはお母さんでなくては
なりません。
今まで我慢していた、久しぶりに会えて嬉しくて私にべったりしていた
おうちゃんはソウにおっぱいをあげたとたん嫌だと泣き始めました。
ソウがおっぱいを飲む間中、手をつかみやめてくれと大泣きです。
私も泣きそうでした。
こればっかりは仕方ないのよ、おうちゃん我慢して・・・

こうして想像以上に大変だった２人の育児がはじまりました。

この時はおうちゃんが早く慣れてくれることを願うばかりでした。