護りたかったもの・・・・・
もう10年近くも白河に単身赴任してるのに小峰城跡を見学したことがありませんでした。今日は、会議まで少し時間があったのでなんとなく「行ってみようかな!」と思い足を向けてみました。ここ白河も、明治維新の激戦地の一つです。戊辰戦争で多くの血が流れたことはとても残念な事ですが、先人の尊い犠牲のおかげで今の我々が有ることを深く感謝し、自分は、今、精一杯生きているのかどうかを考えさせられました。戦いは、ここ白河から始まり3ヶ月後に二本松の少年隊の悲劇、そして会津の白虎隊の悲劇へと続いていきました。最後は、新選組の土方らが北海道の五稜郭で敗れ時代は明治へと移っていったのです。ああ!この城を観ていると何処からともなく侍たちが雄叫びをあげ、荒武者が飛び出して来そうな気がします。貴方達が命をかけて護りたかったものとは・・・・・・!今年も人知れず「秋桜」の花が咲きました。