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ラインの黄金仮面 Weekly

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ＤＡＳＡＮＩは素晴らしい！

短くいきます・・コカコーラから出た飲み物、『ＤＡＳＡＮＩ』はすばらしい！！1ケース　ダサニ　スパークリングシトラスミックス　500ml　×24個入りDASANI（ダサニ） Sparklingベリーミックス PET(500ml×24)カロリーゼロ、無糖炭酸でありながらサイダーを飲んでいる充実感を味わえる、炭酸水！！私のような糖尿病もちで、サイダーを控えていた向きにも朗報です。　思えば、あのシュワっと爽やかな刺激を楽しみたいがため、コーラ、サイダーをバカ飲みしていて糖尿になったようなものですから、その後はずっと控えていました。ただ、あの刺激は忘れられず炭酸水を買って飲んでいましたがやっぱりあまり美味くない・・。　でもこの『ＤＡＳＡＮＩ』登場で、あのサイダーの感覚がまったく損なわれることなく味わえるのは嬉しい限り・・。　あんまり嬉しい発見だったので、書いてしまいました・・。味はシトラスとベリーミックスとあるようですが、シトラスがサイダーに近くて好み。　まぁ、無糖といいつつも、なにか科学的な甘味料は使っているのかもしれないので、飲みすぎはからだによくないでしょうが・・。

October 14, 2006

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意気消沈！！

ああっ、、、どうか楽天さん、このブログ作成中に誤って他サイトへ移っちゃったときに作っていたブログの内容が消えてしまう事が無いようにしてもらうことってできないでしょうか・・・。　せめてバックアップしてもらえると・・・。　今日の幼稚園の入園説明会の事を書いてあと数文で終わる予定だったのに、ワンクリック誤ったが為に、大作が消えてなくなってしまいました・・。このミスよくやるんですよ・・。でも、このシステムも少し改善されてもいいような気が・・。あっ、長い文章を書かなきゃいいって話しもありますね・・。一昨日はかみさんに、ブログを書くのに命縮めてどうする！！と怒られたところ・・・。（詳細はIt's a bird!で・・・）でも書くの好きなんですよ。下手だけど・・・。だから、こういうトラブルあるともう、泣くに泣けない、といいながら大泣き　せめて息子でも見てほしいっ・・。

October 14, 2006

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メル・ブルックス賛！

　　メル・ブルックス。意外に日本では“知る人ぞ知る”的な人だと思うのですが、ハリウッドでは有名な２０世紀最高の喜劇映画人の一人です。あえて映画人としたのは、彼は同じく名喜劇映画人だったチャップリンと同じように、自作の作品の製作、監督、脚本、主題歌作曲、主演と、マルチに活躍した人だからであります。　その作風は、きわめておバカ風。チャップリン映画のようにバカバカしさのなかに悲哀がこもっていたり、強いメッセージ性が溢れていたり、そういったことは一切なし！！とにかく楽しく面白くがモットー！しかも、あまりにバカバカしい映画なのに、見終わった後はしっかり１本の映画を見たぞ！！っという充実感を味あわせてくれるのです。　また彼の映画はパロディーものが多いのです。『プロデューサーズ』もいわば、ブロードウェーを風刺した一種のパロディだし、「フランケンシュタイン」をパロった『ヤングフランケンシュタイン』、ヒッチコック映画をパロった『新サイコ』、「スターウォーズ」をパロった『スペースボール』、ロビンフッドをパロった『ロビンフッド　キングオブタイツ』など枚挙にいとまがありません。９０年代以降の彼の作品『ロビンフッド』などは元になる映画も大したことはなく、ブルックスの元ネタの映画に対する愛情もあまり感じられず、面白さは残念ながら薄れていますが、６０、７０年代の彼の作品は完全に油の乗った、まさに喜劇の天才のなせる業、的な粒ぞろいの作品ばかりです！！　彼は喜劇的センスだけではなく、映画製作者としての手腕も非常に高いのです。自らブルックスフィルムを立ち上げ、デビッド・リンチの不朽の名作『エレファントマン』やデビッド・クローネンバーグのホラー『ザ・フライ』などの話題作を製作していますし、彼のもとから巣立った映画人というのも数多いのです。中でも有名なのはアカデミー受賞作『レインマン』を監督したバリー・レビンソン。彼はブルックスの映画で脚本を書き、チョイ役（おいしい役）で出演も果たしています。また、彼の映画に係わった映画人も豪華。たとえば、彼の映画の特殊効果は『遊星からの物体X』等でも特殊効果を担当したＡ・ｊ・ホワトロックだったり（彼もちょい役で出演したりしていた・・）、音楽はいつもＪ・モリスのゴージャスなサウンド。出演する役者達も普段コメディよりも名演技で魅せる名役者、たとえばＣ・リーチマン、Ｍ・カーン等と言った人たちはブルックスファミリーですし、彼の元で巣立ったといっても過言で無いＧ・ワイルダーやＭ・フェルドマン、Ｄ・デルイズといったコメディアンも凄いですし、ゲスト的な役者達もＧ・ハックマンやＰ・ニューマンなど超豪華！単なるコメディにこれだけの豪華な役者が出たというのもこのブルックスだったればこそでしょう。ここでブルックスの作品紹介ですっ☆『プロデューサーズ』　そう、この映画こそミュージカルの元ネタになった記念すべきブルックスのデビュー作。まだ本人は出演していませんが卓越した脚本とテンポのよい演出で一気に魅せてくれます！数曲ミュージカルでも使われた歌も出てきます。マックスに『屋根の上のバイオリン弾き』でも主役を歌ったミュージカル怪優ドム・デルイズと後に名コメディアンになったジーン・ワイルダーの濃い共演が見もの。☆『ブレージングサドル』　西部劇をパロった小品。一応、西部劇の体裁を整えてはいるものの、ストーリーが進むにつれてその壊れ具合が楽しくなる一本。ただし、ブルックス映画にしては少し大人しいかも・・。しかし、ブルックスが壊れた市長で出てくる辺りからネジが緩んでくるので楽しくなります！☆『ヤングフランケンシュタイン』　ブルックスの喜劇王としての名声を確固たるものとした作品。ユニバーサルのＢ・カーロフ主演の古典的名作の『フランケンシュタイン』を徹底研究してパロった見事な作品です。ユニバーサル作品のオマージュとして、全編白黒で撮影。見ているとオリジナルの映画と見まごうほどによくシーンを研究しています。ブルックスは出ていませんが、役者達の熱演が楽しいです。特に従者イゴールを演じたマーティ・フェルドマンの顔は一度見たら忘れられないほど強烈！この作品と同じ頃『フレンチコネクション』でパワフルな刑事をやったジーン・ハックマンが怪物をかくまう優しい盲目の老人（しかし、この老人、盲目ゆえに危険な男！）を演じています。映画史に残る傑作。今ＤＶＤで非常に安価に見られます。ピーター・ボイル演じる怪物も可愛い！☆『サイレントムービー』　もう、ブルックスのバカさ加減が溢れた作品。だいいち、『サイレントムービー』を作ろうとしている映画人達が、出演者を求めてひと騒動を起こす姿を、本当にサイレントで撮ってしまうのですから・・。ですから、この映画はセリフなし・・・。いえ、実はひとつだけセリフあり・・。ネタバレですが、世界的なパントマイマー、マルセル・マルソーに国際電話で出演依頼。すると彼はパントマイムしながら電話を出る。話を聞いたマルソーは一言「Non!」そう、普段言葉を発しないマルソーただ一人、セリフありというバカバカしさ！こんな映画に、ポール・ニューマン、バート・レイノルズ、ライザ・ミネリといった当時の綺羅星のごときスター達が出ているのですから、ブルックスの力は相当なのでしょう。この作品でブルックスは主役に。相変わらずフェルドマンの強烈な個性が光ります。☆『新サイコ』　はっきり言ってブルックス作品の中では私のベスト１です。いや、出来のいいのはまだあるでしょうが・・、彼のバカさ加減が、もういたるところに充満！そして主役としてのブルックスの縦横無尽な暴れっぷりも最高！ヒッチコック映画へのオマージュとしてのこだわりっぷりも素晴らしく、この映画は腐るほど観ました。この映画にアカデミー賞監督バリー・レビンソンがちょい役で出ています。『サイコ』のシャワーシーンのパロディ場面です。これ、元ネタと見比べると、実によく研究されこだわっていると言うのがよく判ります。とにかくバカ！大傑作です。☆『珍説世界史ＰＡＲＴ１』　これもバカバカバカ・・・。ちょっと笑いのツボが濃すぎて日本人にはいまいち理解できないところもありそうなギャグですが、『2001年宇宙の旅』をパロった冒頭からしてお下劣！解説の仕様が無いほどバカっぽいです。ちなみにＰＡＲＴ２の予告がエンドタイトル前に現れますが、製作された！という事実は聞きません。ナレーションで映画界の大御所、オーソン・ウェルズが参加しているのもバカさに箔をつけています・・。☆『メル・ブルックスの大脱走』　　この作品は昔の映画『生きるべきか死ぬべきか』のリメイク。しかしブルックス版の方が良いともっぱらの評判。私も素晴らしい名作だと言い切りたいです。ポーランドの劇団座長が、祖国を守るため、ナチのスパイやゲシュタポの官僚、ついにはヒトラーにまで化けて大脱走をはかる、という、コメディとしても一級ながら笑わせながらはらはらドキドキさせる手法も見事すぎます。ユダヤ人であるブルックスがヒトラーに対して徹底して揶揄って見せたその極めつけです。この作品はブルックスは主演に徹し、監督業はしていません。そのためか、ブルックスの一人何役もが輝きます。ブルックスの最愛の妻であり、『卒業』『奇跡の人』などのアカデミー賞女優だったアン・バンクロフトとの夫婦共演が見もの。そして、名優達の芝居も素晴らしいです。一度は見ていただきたいお勧めです。　　以上７本は是非押さえておいてソンはないブルックス作品です。他に今はちょっと手に入り辛い『１２の椅子』やレンタルビデオ屋でも借りられそうですが、あまり大したことの無い『逆転人生』『キングオブタイツ』『レスリー・ニールセンのドラキュラ』といった作品があります。まぁ見て悪い作品ではありませんが、ブルックスらしさはほとんど感じられません・・。　またブルックスは出演者や声優としても活躍。『ロボッツ』や『アイスエイジ』での声優も担当しています。そういえばミュージカル映画版『プロデューサーズ』でも鳩のヒルダの声をしていたり・・。ちなみに、この映画のエンドタイトル終了後、ダンサーの美女に囲まれた御大が「終わりだよ！もう帰んな！！」と言うところあたり、老いてもブルックス!!と言う感じでした。（だからこの映画は最後まで観てね・・）　情報では『ヤングフランケンシュタイン』が今度はミュージカル化に向けて動いているとか！！これはまた楽しみ！！ブルックス様、相当なおじいさんになっていますが、（最愛の妻、アンは『プロデューサーズ』撮影時期に永眠）まだまだパワフル！楽しみです！！　

October 13, 2006

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『プロデューサーズ』

　先日、念願の『プロデューサーズ』ＤＶＤを手に入れていたのですが、ＤＶＤが息子のほぼ占領下に置かれていたため、なかなか見られなかったのですが、息子殿がお昼寝の時にようやくかみさんと見ることができました。　いやぁ！最高に面白かった！！　聴きやすく、口ずさみやすい曲、そして全編とにかく笑いのつるべ打ち！！ミュージカルってやっぱり本来は、こういう、心楽しくさせて、わくわくさせてくれるものであるべきなんだろう、って再認識させてもらいました。　この『プロデューサーズ』というミュージカルはアメリカの名コメディ映画作家（あえてこう呼びます）であるメル・ブルックス初監督作品の同名の映画をミュージカル化したものです。　かつては栄華を誇ったブロードウェーの敏腕プロデューサー、しかし今は作るミュージカルがことごとくコケるというプロデューサー、マックス。このマックスを訪れた会計士レオがひょんなことで発見した詐欺まがいの理論「ミュージカルはコケた方が儲かる」という言葉を聞き、最低の台本、最低の演出家、最低の出演者で、世界で一番ひどいミュージカルを作ろう！！と言う事になり、絶対にコケるという自信たっぷりのミュージカルが完成。しかしそれが思わぬ大当たりとなり・・、と言うのが大筋。　ブルックスはこの映画で大ヒットを飛ばし、一躍アメリカコメディ映画界の雄となります。監督とともに、脚本も執筆。この脚本は同年のアカデミー脚本賞を受賞しています。　で、今回のミュージカル映画。これは、この映画版を基に作られたミュージカルをほぼそのまま映画化したものです。で、このミュージカル、演劇、ミュージカル等の舞台エンターティメントのアカデミー賞ともいえるトニー賞を史上最多の１２部門で受賞したという画期的な快挙を成し遂げた作品なのです。　このミュージカル映画は、ほぼこの舞台版を忠実に映画化したものです。舞台版にあったナンバーが削られたり、逆に挿入されたものなどもありますが、ほとんど、その舞台の面白さを踏襲した形となっています。これは、この舞台版のあまりにも見事な振り付けをした振付師のスーザン・ストローマンが映画のメガホンをとったことにも大きく由来していると思います。　この『プロデューサーズ』舞台版は昨年、ブロードウェーのメンバーで来日公演が行われました。ブルックスの、あの『プロデューサーズ』の舞台化！と知り、私は早速見に行きました。“トニー賞１２部門受賞！！”という偉業を成し遂げた作品にも係わらず、意外に空席が目立ったのには唖然です。劇団四季や帝国劇場などの、ちょっと、というかかなりまずいようなミュージカルでも客席がいっぱいになるようなミュージカルもあるというのに、なんじゃぁ、こりゃぁ、と思いました・・。まぁ、考えてみると公演の主催側の宣伝の足りなさや、日本人にいまいちメル・ブルックスの知名度が足りないということもあったので仕方ないかな、と思いました・・・。　でも、舞台が始まると、もう、その力、魅力にぐいぐい引き込まれてしまいました！一幕が終わった時には、もう、この作品を見なかった人は大損こくぞ！！と思った私は帰宅後、オペラ仲間のメーリングリストに宣伝しましたが、どうやら誰一人としていった人はいなかったようです・・。　この来日公演の１ヶ月後にＶ６の井ノ原さんとかいう人とかが日本語公演をしていたようですが、とにかく、この傑作をもっと大勢の人に見てもらえないものか・・そう思っていたら、ぬぅわんと映画化され撮影が進んでいる！という情報を聞きもう大興奮！！　映画の出来は、もうほぼ完璧！ここ最近、これ以上のエンターティメントに溢れた映画を見たのも久しぶりです。この映画の舞台自体が５０年代アメリカという古きよき時代のものなので、最近のミュージカル映画を見ている向きには、少々古臭さを抱いてしまうかもしれません。しかし、テンポの良さ、音楽、ストーリー、役者の質の高さ。どれをとっても第一級です。　ブルックス映画特有のお下品ギャグ満載ながら、決してバタバタしすぎていないのは、スーザン・ストローマンの活力あり力強い演出力が効いています。ですから、どんな方が見てもいやみを感じる事も無いと思います。ほんと、おすすめ！　舞台で見たときは、もう初演のキャストとはほとんど入れ替わっていたようですが、この映画版では舞台初演時のキャストがかなり重用されているようです。主人公マックスのネイサン・レインは、私は『マウス・ハント』というコメディ映画（これもバカバカしくて大好き！）でしか知らなかったのですが、かなり有名なミュージカル役者だそうです。小太り、頭の薄い、強欲という強烈キャラでしたが、縦横無尽に動き踊りまくり歌いまくるその姿、確かに超一級のミュージカル役者でした。（ちなみに『ライオンキング』のプンバァの声をしているとか・・）。もう一人の主人公レオには、私が中学生の頃、青春スターとして名をはせたマシュー・ブロデリック。ずいぶんとしがない役柄が板についていたので驚きでしたが、こちらも踊り、歌とも見事！そしてグラマラスな女性ウーラ役に、ブルックス映画のイメージには似ても似つかない、“キル・ビル”ユマ・サーマンが出ていたのにはびっくり驚きでした。ミュージカルは初めてで、彼女の歌が一番大変だったそうですが、映画ではまったくその大変さが判らないほど見事な歌唱＆ダンス！そしてコメディアンヌぶりを発揮していました・・。そして、何といってもこの映画の重要なキャラクター、台本作家のナチ残党（？）フランツ役のウィル・フェレルと、ゲイの演出家ロジャー役ゲーリー・ビーチ、その内縁の助手カルメン・ギア役のロジャー・バート・・・。もう、この３人の登場で、この映画のテンションは一気に高まって、ものすごいハチャメチャなエネルギーとなって、この作品を駆け巡ります。マックスもレオも相当濃いキャラクターでしたがこの３人にはさすがに霞みます・・。特に、ゲイの２人・・。とにかくわけもわからず面白い・・。　　この映画の中で作られた“ひどいミュージカル”と言うのが『ヒトラーの春』。もともとはナチ残党のフランツが書いたヒトラー賛歌のミュージカルとなるはず（それは不謹慎な内容なので、絶対に不評を買うと思われていたのに・・）がロジャーの演出と、ひょんなことからヒトラーを演じることとなったロジャーのオカマのヒトラーが大うけで大ヒットとなってしまうのです・・。この『ヒトラーの春』の舞台も劇中劇のような形で出てくるのですが、実に楽しく美しい舞台！映画版ではミュージカル版と同じようにこの劇中劇も忠実に再現。人々のマスゲームがカギ十字になるなど、の美しい舞台効果は映画以上に生のミュージカルは美しかったです・・。でも映画でも充分その様子は楽しめます。　このヒトラーの春だけでなく、この映画には美しくもバカバカしい効果が盛りだくさん・・。インラン老婆達の歩行補助機のタップダンスや、ゲイ仲間総登場のマンボなど、もう腹抱えて笑いたくなりながらもその美しさには感動モノです。　なんだか、いろんな人がしている解説になってしまいました・・。ほんと私は文書をまとめるのが下手です・・。　この映画、今年の私の誕生日にかみさんと一緒に見に行った映画。で、かみさんもすっかりお気に入りになってしまいました。ですから、ＤＶＤでその面白さを再確認し、二人で大爆笑してしまいました。また、私が舞台を見に行った時に衝動買いしてしまったＣＤもよく聞いていたので、私達夫婦のハマリ度も並々ならないものがあります。きっと、普段のかみさんならそんなに見ないであろう、メル・ブルックスのオバカ映画の数々も「あのプロデューサーズ作った人の作品だよ」と言って見せたら、かなり面白く見てくれました。　さて、ＤＶＤを見ている途中で、突然起きた息子殿・・・。あ～っ、もう今日は見納めかぁ・・、と思っていたら、なんと息子殿も食い入るように見ている！そして、なんと歌を口ずさみ始めたではないですか・・。前半のナンバー、"IWANNA BE A PRODUCER""WE CAN DO IT"などは正直、名曲ですし、歌詞もあまり問題ないんだけど、フランツやロジャーの歌はちょい際どいし、これを覚えてよそで歌われたらどうしよう、とちょっとヒヤヒヤものです・・。　また、かみさんは映画を見ながらまた別の見方をしていたようです。もしこのミュージカルを私達のオペラ仲間でやったら誰がなにをやるか？？かみさんが充てたキャスティングはほぼ納得できるほどはまっている。（それだけ、私のオペラ仲間はキャラが濃い・・・）しかし、ひとつ納得がいかないのは・・　　「ロジャーはあんた・・。」　確かに私はコメディやる時はなんとなく動きがナヨナヨしてはいますが・・・。でもやれる機会があるならば、一番やってみたい役ではあります・・。（まぁ、ぜったいそんな機会は無いでしょうが・・）　最後に、オペラ馬鹿な私としては、ちょい嬉しくなるシーンが二つありました。フランツがマックスとレオに強いる「ジークフリートの誓い」。要はヒトラーに忠誠を誓う誓いなのですが、このときバックで低弦で奏されるのがワーグナー『ニーベルングの指輪』の中のモチーフ。そして、ヒトラー歌手のオーディションで、いかにもオペラ歌い見たいに揶揄された丸っこいテノールのお兄さんが歌うのはサリヴァンのオペレッタ『ミカド』の一節。なんだかんだ、オペラは西洋人の身近に流れているものなのですねっ！ってちょっと言い過ぎかなぁ？？　とにかく、まだ未見の方は絶対見た方がいい映画だと思います。まとまりの無い文でしたが、興味沸いたら是非見てくださいねっ！　（メル・ブルックスのことを書きたかったけどそれはまた後ほど・・）

October 13, 2006

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リニューアル

　まだジークフリートが起きて騒いでいますので・・　今日は短く、私のブログのリニューアル報告・・。（といっても遅きに失した感がありますが・・。）　ご覧いただけますとお分かりの事と思いますが、ホーム部分のリニューアルをいたしました・・。わたくそのお見苦しき画像ばかりこれでもかと載せてしまい、大変申し訳ありません。　リスト大好きさん、taco1964さん、yukiko@katzemiewさん、早速のご反応ありがとうござます(^-^;　ＨＴＭＬの記号を入れてみてどんなのが出来るかな？と試作したものです。　といっても、かみさんからは・・・『あんたってほんと～に、自分大好きだよねぇ・・・』┐( -"-)┌ ヤレヤレ　と、完全にあきれられております・・。　ご訪問いただいた方もさぞかしゾッ!とされたことでございましょう・・・・。申し訳ありません。　来月はもっと可愛い画像でリニューアルしようっえっ！？私の可愛い画像ってなにっ！？　さぁ、明日は『プロデューサーズ』のレビュー書こう！！今日はこれ以上書いていると息子にも怒られてしまいそうなので寝させていただきます・・。（というか、息子はいい加減寝させなくては！！）あっ、明日の仕事少しまとめなきゃ・・・。　う～、取りとめもなくなっているので、ここらで取りやめます・・。　まともなブログになっていなくてごめんなさいっ！　

October 11, 2006

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雨漏り画像

うっしっしっしっし・・・　今日は書く事があまりないので、と言うわけではないのですが、書きたいのにこの時間になっても息子ジークフリートが寝たがらず起きていて、私がパソコンを見ていると「パパおいで～っ！」といって手を引いて邪魔するのであまり書けません・・。　そこで、期間限定で、先日記事にした衝撃の雨漏りの写真を公開！！　えっ！これがぁ？？って思うような状況ですので、ちょっと見てください・・。　でも、恥ずかしいので期間限定です。数日したら削除しま～すっ。　ただようやっと、水を吸い取る専用の掃除機を購入しました・・。解決にはなりませんが、これで少しは掃除が楽になるというもの・・。そういえば、また台風発生ですよね・・。ちょっと怖いのですが・・。

October 11, 2006

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DWEのプレイアロングショーに行く

　本日はＤＷＥの『プレイアロングショー』に行って参りました・・。いやぁ、先日「イングリッシュカーニバル」を見に行ったばかりなのにぃ、、、と思っていたら、ママ、２週間に１回の割合でイヴェント参加を入れちゃっている。この後もつくばに行ったりとあっちゃこっちゃに予定が組み込まれているらしい・・。ママ、恐るべし・・。　さて、今日の会場は本所吾妻橋（浅草）。そう、有名なアサ○ビールのビル（通称ウ○コビル）のすぐ近くの建物で行われました。ＤＷＥのイヴェントでここへ来たのは今回で３回目でしょうか。大分会場の勝手も判るようになったので、行くのも、待っているのも手馴れたもの。と言うわけで、今回１１時５０分受付にもかかわらず、１０時近くに会場には着いてしまい、近所をぷらぷらしてコーヒーを飲んで、早めに会場のロビーに入りました。なんといっても、今日はとにかく先日来の大嵐の余波で天気は快晴ながら、（都内からも見事な富士山が拝めたほど晴れ渡っていました！）風邪がものすごく、ふとっちょの私でも飛ばされそうです・・。（そんなわけはないから！と突っ込んで無いですか？）　会場には当然、まだ誰も来ていないのでまた暇つぶしに、ロビーをグルグルグルグル走り回るジークフリート・・。いつものことながら、ショーの本番前に疲れて倒れてしまうんじゃないかと、それが心配・・。しばらくするとぽちぽち人も集まりだす。中にはただロビーに休みに来ていた人もいたようで、その一人のお姉さんのところに行って、我が息子殿は「あのぉ～、ちょっとだけどぉ～、なにしてんのぉ～～」と声をかけるのです。最近、ジークフリートはこのセリフがいつも口癖・・。一瞬聞くと何か意味があるかのように聞こえますが、よく聞くとあまり意味がわからない台詞・・。でも、チビッコに何か問われたら、いくらお姉ちゃんでも答えなくちゃならないような状況におかれてしまうので、ちょっと戸惑っていてかわいそうでした・・・。でも、一生懸命声をかけてくださるその姿勢には感謝でした。　結構な時間が経った頃、会場のドアが突然開きます。どうやら前の回のショーが終わったようです。はやる気持ちを抑えられないジークフリートはそのドアの前へ駆け寄ります。慌てて止めに入るママ。すると我が息子はそのドアのところ止まり、出てくるお客さんたちに向かって「アリガトウゴザイマシタァ！！バイバァ～イ！！」といって挨拶しまくっているではありませんかぁ・・。お前はＤＷＥの社員さんかいっ！！と突っ込みたくなるくらい・・。　やがてショーが始まりました。ショーの詳しい様子はママのサイト“It's a bird!"をご覧いただけますと幸いです。（ショーでの写真等も載せています）　この『プレイアロングショー』を見に行くのも今回が３度目。といっても、最初の回は昨年。初めてＤＷＥのショーを見たのがこのプレイアロングでした。といっても、同じ題名のショーでも歳が変わると内容が変わるので今回見たものとは内容は変わっていました。思えば、その最初のショーでジークフリートがメチャクチャなほどノリにノッていたので、“あっ、こりゃひょっとすると、本当にＤＷＥっていいヤツかも・・”と思わせてくれたショーでもありました。その時の先生はジェイミー先生、ベス先生、クッキー先生でした。チビスケなのにあんまり興奮状態だったからか、その時はジェイミー先生にずいぶん気に入られ、ショーの途中も引っ張り出されて踊ってもらったほどでした。（もっとも踊っていただいた時はあまりの事にびっくりして呆然としていましたが・・。）クッキー先生は今『イングリッシュカーニバル』でクッキーグランマという役で出演している人です。（といっても知らない人には何のことやら、、、ですよねぇ・・。私も、なんでこんなにハマっているんだか、見当つきません）　で、２度目のショーが今回のものと同様の内容なのですが、その時は私が肝炎で入院していたため、このショーには参加できませんでしたので、私にとってはこのショー初体験ということになります。　昨晩、２度目のショーのビデオを見て研究して、撮影のタイミングを図って万全の体制で望んだ今回のショーのビデオ撮影隊長、パパ！！　今回は！！！！惨敗でした・・。と、いうのも途中、撮影しているビデオの前で突然、子どもを抱っこしたお母さんが立ち上がり、カメラの前をふさいでしまったのです。“お～いっ！！少しは気ぃ遣えよっ！！”と思うものの、気が弱い私は、何だか、そのお母さんも子どもによく見せようと思って抱っこしているんだからなぁ・・。と思うと、ついつい注意も出来ず、もどかしい気持ちをそのまま収めてしまった結果、心の荒れがカメラに出てしまったのか、ブレブレの映像になってしまいました・・・。　今回の先生は１度目のショーにも出ていたベス先生、２度目のショーに出ていたビーニー先生、そして今回お初のイアン先生です。息子はビーニー先生が大好き！だってキレイなんですものっ！とばかりにショーでは“ビーニー！！”と掛け声をかけていたようです。私は後方で撮影していたため、その様子はうかがい知れませんでしたが、ちょくちょく、先生がジークフリートの方を見てニコニコしている姿は確認できたので、ずいぶんと気に入られていたようです。息子はビーニー先生だけではなく、ベス先生にも盛んに声援を贈っていたようです。　そして唯一男声のイアン先生はちょっと小太りでちょっと髪の毛もお寂しくなっている、中年おじさん、と言った感じのキャラクター。ダンスと歌の多いこのショーはちょっと辛いのか、時々疲れたのか、動きが緩慢になったり、振りを間違えたり、出をとちったりと結構散々・・。でも、ちっとも不快に感じなかったのは、そのキャラクターが妙に愛らしかった事と、仕草や子ども達への語りかけを見ていると、子ども達への愛情のかけ方が上手いというか、子ども達が好きなんだなぁ、という様子がよく見て取る事ができ、なんとも温かい気分にさせられてしまうんですね。うちの息子もそうですが、よそのお子さんのハートもしっかり掴んでいました。この辺、サスガです。　　家に帰ってからも興奮がおさまらないジークフリートは、早速ショーを撮ったビデオを見せろ！と要求。で、早速再生すると、もう飛ぶや歌うはの大騒ぎ・・。おいおい、つい数時間前に見たやつだよっ!?　だれかコヤツを止めてけれぇ～　で、見終わったのに、また、“びーにー、いあん、べす！”おいおいっ、今見たやつだよ・・・・　だれかコヤツをホントに止めてけれぇ～　もちろん、２回目は見せませんでした・・。　そうそう、そういえば、このショーに同じ市内に住むＤＷＥのユーザーさんが来ていたそうなんです。ＤＷＥをやっている同じ市内の人ということで、友達探しをしてメールでのお付き合いのみだったそうなんですが・・。その人がなんと息子の隣に居たのです。で、ショーの途中、自分の周りにいる人と自己紹介しあって、友達になろう！みたいなコーナーがあるのですが、そこでたまたま話て判ったとの事！世の中って狭いですねぇ・・。というか、ＤＷＥをやっている事で、息子はもちろんのこと、ママもパパも世界が広がってきたなぁ、そんな実感が沸いています。この楽天ブログでもいろいろなユーザーの方とお知り合いになれましたし、（ちょっと話がそれますが、このブログでお友達になっていただけましたGOLDROSEさんもＤＷＥをはじめられて、先日『イングリッシュカーニバル』を見て来られたとかっ。その感想、面白くかつその楽しさの様子が伝わってきますので、是非ご訪問くださいっ）まぁ、仮に息子が英語できなかったとしても、そういう世界の広がりという財産をもらったかなぁ、そんな気がしています。　　最後に息子、ジークフリートの取って置き画像を・・　

October 8, 2006

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学校大洪水～教育行政を考える～

　廊下にバケツが５つほど置いてあり、そのバケツに水音を立てて雨しずくが滴り落ちる。　これ、昔のドラマによく出てきていた雨漏りの家の風景ではなく、今日の私の職場の風景です。実際はこんなに生易しいものではなく・・・(ﾟДﾟ；)　廊下に水溜りならぬ沼ができているのです！！　しかも、１箇所ではなく、建物の３階と４階、東側と南側にそれぞれいくつも。　私の勤めている学校は結構古いため、施設面のあちこちでいろいろなぼろが出ている。しかも、この２、３年はこの“雨漏り”に悩まされているのです。役所には何度も修繕の依頼をして、そのたびに代わる代わる業者さんが入るのですが、いつも来る業者さんが違うので、そのたびに初めから修繕のしなおし。結局原因もわからず仕舞いで、いつまでも改善されず、雨が降るたび同じ事を繰り返しているのです。そうやって、施設を雨ざらしにしていじめてきたせいか、今日の関東地方の大嵐のせいか、これまでで最大の被害！！　朝方、生徒も使っての大掃除で沼を解体・・。ひとつの沼を解体するだけでバケツがひとついっぱいになるほど・・。そんな水が廊下に溢れている事自体驚きだと思いませんか！？これで生徒の貴重な朝自習の時間が潰れる訳です。　昼時、親分から役所に被害状況の写真を撮って送ってくれとの指令が下されたので、状況確認にいってみると、新たに沼が出来上がっている・・。そこで全ての沼を激写！しかしあまりにひどい沼をひとつだけ撤去。（一人でやったら大変でした）これもバケツ一杯分。　そして３時ごろ。今度は親分、副親分も含めてまた大掃除・・。副親分など、スクイジー（水をかきとるゴム製のヘラ）で隅っこに沼を集めて、その周りを雑巾で囲ってあとでその水を吸い取ろうという腹なのか・・。まるでもんじゃ状態・・。その後、授業の終わった生徒達が一斉に片付けの手伝いをしていました。　私が係わった以外の時間帯も先生方がちょくちょく掃除をしていたようなので、そのまま放っておいたら、沼が決壊してえらいことになっていたと思います。　それにしても、今回の雨漏りの件にしても他の件にしても思うことなのですが、何故、行政はこういう基本的なことにもっと積極的になってくれないのかと感じてしまうのです。　この雨漏り、最初にも書いたとおり発生してからすでに２年経過しています・・。そのたびに役所には報告しているし、写真にも撮影して何度も修繕の依頼をしているにもかかわらず、未だに本腰を入れて治してくれようとはしていないように感じるのです。そのたびに違う業者を入れては同じような修繕をさせて、お金を無駄に使っているとしか思えない。もちろん、修繕してくれている人はきちんとやってくださっているのでしょうが、まったく直っていない状況を考えると、無駄な金を使っていると言わざるを得ないのです。しかも、そんな状態が２年も続くというのは異常ですよねぇ・・。　確かに、今は予算が厳しいのでしょうから、教育だけにお金を多く配当するのは難しいのは判ります。しかし、税金を頂いている住民の、大事な子どもを預かっている学校が、そういった生徒の安全を脅かすような状態になっている施設の点検、現状確認、そして大規模改修を何故使用としないのか・・。子どもが安全に、学び、遊び、生活する場所でなくてはならない、という基本的なところを何故しっかり守ろうとしないのか。要は・・・　“目立たない事には金をかけない”という姿勢が透けて見え、“教育行政”をつかさどる側の卑しさが見えてならないのです・・。　“教育行政は一体どこを向いているのか？”　私は現場に携わっているといつもこの疑問にぶつかります。教育行政の向いている方向は、“国民、市民、住民”です。“国民、市民、住民”が行政サービスの最大の顧客であることは言うまでもありませんから、顧客に喜んでもらえるようなサービスを提供することが行政の仕事であるのは当然の事です。　ですから、顧客にとっておいしいと思えるサービスはどんどん提案していって、実行してゆきます。それらサービスは大々的に喧伝されて、さも新しい試みで、教育を学校を良い方向へ変えてゆきます！！“教育改革”という言葉でもって、新しい事をしてゆこうと躍起にもなっています。　でも、待てよ？？なのです。コイズミというひどい人のせいで、自民党どころか、日本がぶっ壊されてしまったように、日本の教育も“改革”という言葉遊びにだまされて、すっかり壊されているような気がしてならないのです。　住民の方に行政は目が向いていますから、いろいろ試みるわけです。“学校週５日制”“ゆとり教育”“ＩＴ教育”などなど・・、どれも優秀なキャリアの官僚やお偉い政治家、審議委員などになる頭のよい学者先生が考えてできた気まぐれ教育行政が、いかに失敗してきたかは、誰もが感じている事だと思います、しかし、当時は、住民の感心を得るために教育行政が打ち出した教育改革であり、新しい事はいい事だかのように喧伝され実行されたものばかりです。しかし、その成果、結果はまったく検証される事もなく、その間、不備な教育を受けてきた人たちに対して一切の謝罪もなければ、責任もない。こんな片手落ちな行政で教育を作ってゆこうとすれば、教育というもの、学校というものがダメになっていくのは当たり前です。　私の勤めている学校は地域でも有名な“ワル学校”でした。しかし、現状は、先生達の懸命な努力の甲斐もあり、少しづつ学校の内部はよくなっています。少なくとも現場にいる身としてはそう感じています・・。　しかし、“学校選択制”の施行により、悪いイメージのついた本校への生徒は年々激減。　この“学校選択制”は保護者が自由に子どもに行かせたい学校を選べるという事の他、学校同士に競争力を持たせようという意味合いで出来た制度でもあります。その裏には行政側の“学校減らし”“統廃合”の思惑も透けて見えるわけです。評判の悪い学校には自然と生徒が集まらなくなる→生徒が集まらなくなれば、予算も人員も減らす→教育力が無くなりより生徒は少なくなる→その学校の存在意義が無くなる→自然と廃校状態になる。という順序を狙っているとしか思えません。　しかし、今、評判のよかった学校への弊害も話題となっており、生徒がたくさん集まる→教室等が足りず増設しなければならない→生徒数に見合った人員の確保がなかなかできなくて対応できない→生徒が多ければいろんな生徒も入ってくる→校風がだんだん悪くなる・・。　現に私の勤めている地域でも、うちの学校より遥かに評判が良く、生徒が沢山入った学校が今やうちよりも評判の悪い学校になりつつあるという事実が物語っています。　この“学校選択制”で悪いレッテルを貼られた学校は、予算的にも人員的にも非常に厳しい状態を強いられます。また、先ほどの施設の問題にしたって、「どうせあそこの学校は数年以内に廃校になるんだから、今そんな金をかけて修繕するなんて馬鹿らしい」という考えが、まさかとは思いますがあるのではないかと勘くぐりたくなってしまうほどです。しかし、その評判の悪い学校にも多くの生徒達がいます。その生徒達は評判のよい学校の生徒と同じ教育を受ける権利があるし、我々、教育行政に携わる者や実際に教育する教育者はその生徒達にきちんとした教育を受けさせる義務があり、そういう環境を提供する義務があるのです。しかし、こんな施設の状態を見ていただければ、少なくとも、まともな教育を受けさせられる環境づくりが出来ていない事は明らかです。こんな状態ならば、当然率先して環境整備しなければならないはずなのに。　役所は数年前から昨年まで各学校に、大金をはたいて大規模な耐震工事を実施しました。これは新潟の大地震等で、学校等公共施設の耐震性が世間で非常に話題になったために、行われた、いわば世間、住民向けのパフォーマンスです。耐震工事自体が悪いと言っているのではありません。しかし、我が校など、この耐震工事後に雨漏りが多発する等様々な被害が出てきます。役所は認めていませんが、素人目に見ても耐震工事前より耐震工事後の方が施設の崩壊加減が加速しているように思えてならないのです。　“学校選択制”は他にも弊害を生んでいます。この制度により地域の学校を選ばなくなった生徒達が多くなった事により、地域の目、地域の保護者の目が学校に向かなくなったことです。この物騒な世の中、“地域の教育力”というのがクローズアップされ、大切だ、といわれているのにも係わらず、選択制により地域の関心がその地域の中心にあるはずの学校に向かなくなったのです。地域力の低下は学校運営、教育活動に対してもいろいろと影響がでますし、子ども達の安全は地域が守るといったコミュニティも出来上がらないため、行政がお題目のように唱える「地域と密接なつながりをもった教育活動」など出来る状態ではないのです。　そのため、地域の関心を惹くためや、生徒をなんとか増やそうという学校側の思惑も出てきて、“ボランティア活動”や“校内美化活動”といった、「特色ある教育活動」が実施されるわけです。各学校の教育に特色を持たせ、独自の色を出す事で、多彩な教育活動を展開する、みたいな事が目標なのでしょう。それ自体、素晴らしい事だと思うし、新しい、教育改革！という感じですが、結局は言葉に踊らされているだけなのです。「特色ある教育活動」も結局のところ、パフォーマンスに終わっている感は否めません。我が校では前に記したボランティア、美化、ペイントが主な活動です。　しかし、そもそもボランティアなんて強制されるものでも競争するものでも、それにより点をつけるようなものでもありません。しかし生徒を参加させるためにそのような要素が盛り込まれていますし、校内美化活動にしても、その美化活動の日だけ一生懸命やるけれど、普段の掃除の様子は酷いもの。生徒は掃除用具さえ持っていれば掃除したような気になっている。雑巾、座敷箒の使い方も知らない生徒ばかり。普段使う自分達の教室や廊下、トイレの状態はひどいものです。しかし、それを監督する先生の数すら足りない現状。ましてペイント活動などほとんど親分の趣味のようなもので、学校中、色違いのペンキで塗られている。正直、趣味の悪さも感じます。　しかし、これら外向けにＰＲされるパフォーマンス的活動にはしっかりと予算がつけられるのです。何処か矛盾していませんか？？絶対必要と思われるところに予算が配分されず、見てくれ派手にＰＲできるものにばかり金がつく・・・。　もっと真剣に教育には何が必要なのかを考えれば（真剣に考えた結果が所詮その程度なのかもしれませんが・・・）、そしてもっと現場を知ろうとすれば、おのずといろいろ見えてきそうなものですが、それをせずに、机上の空論だけで事を収めようとする教育行政のままでは、いかに安部さんが教育改革を訴えても、よくなるようには思えないのです・・・。　なんだか、意味も無く爆発してしまったようですが、私達の大事な子ども達のためにも、どこかで教育行政が方向性をもっときっちりと定めてくれる事を祈ってやみません・・・。

October 6, 2006

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荷物がとどく

　久しぶりのブログ更新です。何ででしょう、別に体調崩していたわけでもなんでもないんですが・・。昨晩はブログ更新しようとしていたんです。ママがパソコン終了して、ジークフリートを床につかせようとしてくれるんだけど、いつも「パパ、お休み～」とかいいながら、必ず私の手も引っ張って寝室につれて行くのです・・。　で、ジークフリート、居間では眠そうにうじうじしていても、寝室に行くと何故かまたハイテンションになって、寝室の壁に貼ってあるＤＷＥの英語の絵辞書ポスターを見ては動物の鳴き声をまねたり、歌ったりひと騒ぎ・・。そのうち強引に電気を消すんですが、そうすると今度は「パパ、お茶！お茶ちょ～だいっ」と始まります。必ず毎日このパターン・・。「おいっ、俺はお前のお茶汲み係かえっ？！」と言ったところで息子殿には関係なし・・。そそくさと一人台所へ向かい、私がお茶を汲んでくれるのを待っているのです・・。仕方なく、その後を追ってお茶を入れてやる。すると「うわっ、おーしそー！！（美味しそう）」といって、両手でグラスを持ちます。「こぼすからちゃんとちゃんこして！」というと、その場にぴょっこりと座ってゴクゴクと音を立ててお茶を飲むんです・・。これが実に可愛くて、まぁ、お茶係でも仕方ないかぁ・・なんてついつい甘い顔をしてしまうのです。で、飲み終わったからとまた寝室に戻すとまた大暴れ・・。昨晩はその興奮状態が酷かったので、私の方が途中でばててしまい、気がついてみれば翌朝の５時・・。パソコンをつけっ放しで寝てしまってました・・。朝目覚めたのも、息子殿の辛そうな咳で目覚めてしまいました。気がついてみれば、布団をみんなはいで冷たくなって寝ていたようです・・。とりあえずは、なんとも無かったようなので、息子の方は一安心なのですが、おかげで私は昨晩もブログ書けず仕舞い・・。今晩はなんとしても書くぞーっ！！　そんな訳で先週末の話なのですが・・、　先日見に行ったＤＷＥのイヴェント『イングリッシュカーニバル』のＤＶＤが届きました！息子大喜びのイヴェントだったので、この映像が楽しみだったんです。ＤＷＥのイヴェントは他の小さなイヴェントはヴィデオ撮影は許可されているんですが、この『イングリッシュカーニバル』だけは不可。その代わり、ヴィデオが発売されるので、それを買ってください！というＤＷＥの商魂がここへ感じられます・・。　うちの息子殿、『イングリッシュカーニバル』へ行った後も、パンフレットを何度も読み返して、イヴェントの余韻に浸っていたものですからＤＶＤが届いたら、即ご開帳！！出てきた画面を食い入るように観ていたかと思うと、出演者の先生の名前を次から次へと呼び、そして歌が始まると、歌い踊り！激しく飛んで跳ね始めます。このイヴェントでクリッシーという女性の先生がＤＷＥのマスコット、ズィッピーとヴァイオレットを呼ぶ場面があるんです。先生がこの２匹を呼んでファンファーレが鳴ると出てくる！かと思うと２匹とも出てこない。３回ほど繰り返すけど出てこなくて恥ずかしくなった先生はテレながら舞台袖へはけるというシーン。ここが息子のツボにはまったらしくて、画面のクリッシー先生と一緒に両手を広げて「ズィッピー！ヴァイオレーッ！！」と言って、ついでにファンファーレも「パンパカパーンパパパパンパカパーン！！」と歌って、ついでについでにテレ笑いまで・・。本当になんでもまねします。そうやって大きくなっていくんだなぁ、と感心しながらも、可愛いわが子に目じりがデレデレと下がりまくりです・・。　　　　目じりがデレデレ、といえば、もうひとつ、ママです。今後、夫婦でコンサートしようとか良からぬ事を企んでいる私達夫婦ですが、ママのそのためのドレスが２着、この週末に届きました。中国製で安物ではありますが、なかなか立派な出来栄え。ママ試着。なかなか似合うじゃなぁいのっ写真を載せようと思ったら、「そんなもん載せるんじゃぁねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ！」との事でしたので・・・、モザイクかかってます・・。どんな衣装か想像してみてください・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑　　　　　　　　　　『オペレッタアリア名曲集　ソプラノ／メゾソプラノ（ドイツ語作品編）』　さて、衣装が来たのはいいですが、肝心の中身は一切決まっていません。そういえば、以前ご紹介したオペラ仲間の訳詞家Ｍさんがかみさんにいただけるといっていたオペレッタの楽譜も届きました！予想以上に分厚い、充実の２２曲です。ポピュラーなものからマイナーなものまで幅広く掲載されておりました。この中から、かみさんには歌わせてみたいと思っています。昔ブダペストに旅行に行った際も、ビーズをいっぱいつけた民族衣装のようなものも買っているので、それと組み合わせてやったら面白いだろうなぁなんて思っています。　それから、これも以前ブログで話題にしました、友人の結婚披露宴にと歌ってくれと言われて頼まれていた歌の件も決めました。オペラ『愛の妙薬』からアディーナとドゥルカマーラの二重唱です。ドゥルカマーラはインチキ薬売り。アディーナの気を惹こうとしたネモリーノが軍隊に身を売ってまで愛の妙薬を手に入れたと聞いたアディーナがネモリーノの真実の愛に気づくと言った場面の二重唱です。なかなか素敵で楽しい二重唱です。上手く歌えるかは、まぁわかりませんが・・。　最後に、私にも荷物が届きました！オークションで買ったのですが『黒澤明の世界』というＤＶＤ。中国製なのですが、正規で権利を得て作られたＤＶＤとの事。しかも黒澤作品８本収録で『七人の侍』や『生きる』『隠し砦の三悪人』などどれも名作ぞろい。それが４千円程度で買えてしまったのだからお得！まだ中身はみていませんが、楽しみです。　そして、楽しみといえば、メル・ブルックス製作のミュージカル映画『プロデューサーズ』のＤＶＤがいよいよ発売になります！！私もアマゾンで予約したところ、今日発送した旨のメールが来ました！明日には見られるかも！！この映画ご覧になりましたか？私ミュージカルの舞台を見て大興奮、映画も観ましたし、ミュージカル版のＣＤも持ってますが大好きな作品。ＤＶＤが届いたら、感想はまたアップしちゃおうかなぁ、なんて思ってます・・・。　　

October 3, 2006

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東京のオペラの森の『オテロ』

　今、NHK－BSで今年東京文化会館で上演された　東京のオペラの森公演ヴェルディの歌劇『オテロ』が放送されています。また録画しながら、朝まで生テレビと並べて鑑賞しながらブログを書いています・・。　この“東京オペラの森”とは小澤征爾主導で展開されるオペラの音楽祭の事で昨年の『エレクトラ』から始まったものです。今年２回目の公演は『オテロ』ということで、随分と期待され、また話題にもなりましたが、小澤征爾さんが病気になって、この公演を降板することになり、一体どうなるのか！？と大騒ぎになった経緯がありました。　私、もともとあまり小澤さんの振ったオペラってつまらな～いっ！！って思っている人なので、『オテロ』大好きな私も食指が動かず、実演を見に行く事はありませんでした。ところが、途中で小澤さんの降板！ということで、さては代役はムーティでは？？なんて思っておりましたが、よく判らない指揮者が代役になったので、本当に行かなくてよかったぁ、と、ホッと胸をなでおろしました・・。そういう公演が実はすごく良かったりすることもあるんだけど、なにせひと公演の鑑賞料金はバカ高い！し、あ～あっ、なんか払った料金に見合わない公演が多いなぁ、、と最近感じる事も多いので、ここは忍っ！！という感じでした。　それがテレビで放送されるとの事で、実はかなり楽しみにしていたのです・・。いい方に転ぶか、それとも、ちゃぶ台をひっくり返したくなるほど酷いものか、、　『オテロ』はシェイクスピアの戯曲『オセロー』のオペラ化。イタリアオペラの伝統である歌唱中心のオペラとワーグナーから派生した管弦楽が前面に出てくるような楽劇的要素を見事に融合して、そのどちらをも凌駕する作品です。これは齢７０を超えたヴェルディだからこそ生み出す事のできた、誰も超える事のできない頂のようなものです。　このオペラは冒頭から激しい嵐の場面！いやがうえにも盛り上がる、大迫力の場面です。ここでいかに観客を引き込むかで、この先の展開も見えてくる・・。　幕が開く！いつもいつもこの場面、ドキドキします・・。　えっ！？幕が開くと嵐が吹き荒れ大合唱が、嵐の海に戦に出ている将軍オテロの船の行く末を大いなる不安を抱きながら見ているというすさまじい場面のはず！！なのに、舞台上にはボクシングのリング。船に乗っているはずのオテロはリング付近の客席（？）で愛妻デズデモナとなにやら訳のわからなゼスチャーをしている。あとは舞台上にはこれまた訳のわからない、マスクをしたみょうちくりんな人間が数人。これが音楽が盛り上がってくると合唱が大勢舞台上にドドドドッ!と現れてくるんだけど、この合唱の姿がまたよくわからない・・。みんな高木ブーの雷様のような服を着て、ただし、衣装やメイクは真っ赤・・。（血へど？？）これがまた、最近、オペラ演出ではやたら流行のマスゲーム的な不利をつけられて動くもんだから、もう、なんと言えばいいのか・・。音楽に書かれた嵐の激しいイメージは？台本に書かれた人々の慟哭のイメージは一体どこへ行ったの？？もう、完全に私の思考回路はショートしています・・。　そういえば、数ヶ月前にやはりBSで放送されたフィレンツェでの『オテロ』も冒頭、合唱は一人も出てこなくて、オテロ、ヤーゴ、デズデモナ、の主要３キャストが舞台上で突っ立ってるだけ・・。このときはまぁ、それなりに演奏は悪くなかったけど、やっぱりあまりのつまらなさに怒り心頭、思わず録画ボタンを停止して床についてしまいました・・。　演出は女流演出家クリスティーネ・ミーリッツ。ドイツの演出家ですがあちらでも結構物議をかもし出している人のようですが、もう、語ることはありませんね・・。インタビューが放送されていましたが、彼女が表現したい事なんて、オーソドックスな舞台で十二分に表現できるにもかかわらず、音楽や本を無視し、下卑たパロディにも劣るとうな振り付けをしたり、独りよがりな解釈の押し付け・・。本当にがっかりです。こんな舞台に高い金を払って見に行くのも悔しいし（見に行かなくて本当に幸い。行っていたらかなり心が痛んだことでしょう・・。今でさえかなり痛いのですから・・）高い金を払って、こんな舞台を作らなければならないなんて、どうかしてると思いますね・・。東京のオペラの森って一応、東京都の事業な訳で・・。税金使ってアホなマネするなっ！て言いたくなっちゃう・・。　いや、それにしても、このわけわからん演出が、最近（と言って久しいですが）世界中のオペラ界に蔓延する病気といっても過言ではありません。オペラ後進国の日本でも、その波は押し寄せて、二期会の『さまよえるオランダ人』とか、もう、見ていて腹立たしさを通り越して情けなくって涙出てきました・・。　何でそんな演出をするんでしょうね？？確かに今の複雑雑多な現代社会に舞台を反映させようとして行っている試みだということは判ります。古式ゆかしいままの舞台だったら、もしかしたら、若い観客層を取り込むことが出来ないかもしれない・。新しい観客開発をしようとしているのかも知れない・・。そういうコンセプトで作られて成功している舞台も私はいっぱい知っています。設定を現代に読み替えたり、いろんな試みをやっても、成功している舞台というのは、基本的に「音楽に沿っている」「本の本質を読み替えない」「独りよがりな考えを押し付けない」「ファンタジーがある」この４つは兼ね備えています。これらを無視した舞台は知ったかぶったような評論家然とした人が、ああだこうだとうんちくをたれて舞台を説明してくれようが、そんなものは私にとってはまさにゴミ同然であります。あ～っ、もう腹立たしくて眠れない！こんなオペラの演出をするような資格のない輩が堂々とオペラの演出なんかしてたら、観客は多くなるどころかどんどん少なくなっていきますよ・・。だって、皆さん、よく考えてみてください。わけのわからんちんな現代音楽をお好きな方ってそうはいませんよねぇ。「これが音楽じゃぁ！芸術じゃぁ!」って言われても「どこが？？」ですよね。判る人にしか判らない。それと同じですよ・・。曲が美しい場面としてかかれたところはその音楽を盛り上げる、または音楽の力を借りて、美しさを際立たせる舞台にする、激しい場面の曲なら、舞台もあわせて激しくする・・。それと正反対の事をやっていたら、一体何なんじゃぁい！！と怒りたくなりますよ・・。　これで、演奏がまだましならいいものの、なんとも気の抜けたヒドいオケ・・。『オテロ』の面白さのオの字も感じられないような、腑抜けた演奏でした・・。オケの人たちは『オテロ』というオペラを見たことも聴いたこともないのかしら？？代役ででた指揮者フィリップ・オーギャンという人の力不足というものもあるんでしょうね・・。というか、ここはああ演奏したらもっとすごくなる、美しくなる！といった曲の組み立てが指揮者としては面白いんじゃないかと思うんだけど、そういう楽しさを味わっているとも思えない。やっつけ仕事という感じ・・。　まぁ、救いは主要３キャストがそこそこ良かった事です。オテロのクリフトン・フォービスはムーティ、スカラ座来日公演でも同役を歌っており、安定した歌唱。少し渋い声は名オテロ歌いだったラモン・ヴィナイを彷彿とさせるよう・・。（ヴィナイの方が数段上ですが・・）生で聴くとまた違って聞こえるかもしれません。デズデモナのクラッシミラ・ストヤノヴァ（舌噛みそう・・）は初めて聴きましたが、声は美声・・。ただし、レガートがあまりできていなくって、へんなとことにいつもアクセントがつき、美しい曲の流れがブツブツ遮られてしまい、耳には苦しい・・。ヤーゴはラード・アタネッリ。この人は最近ドミンゴが録音した『ジョコンダ』で悪役を歌っていた人で、そのCDを聴いた時、おっ！良いバリトンの出現！！と思っていましたが、多少明るいノーブルな声、しかも、高音の伸びも良い。性格的ヴェルディバリトンとして今後の活躍が大いに期待できる逸材でした。　合唱はただ声が大きいだけ・・。録音から聞こえる声は雑だし、スリルやファンタジーも感じ取れません。　大好きなオペラだけに、良い状態で見たいし聴きたい・・。　そんなオペラファンの夢を叶えてくれるような演奏、公演ってないものでしょうか・・。　ついさっき寝静まっていた息子が何を思ったのか突然、パソコンの部屋までやってきました。首を前に折り、前髪をだらんと垂らし、両手を挙げて向かってきます。　ひゃぁ!ゾンビか貞子かぁぁぁ恐れおののくパパ。息子はそのまま扇風機に激突。抱きかかえてやると私の胸の中でウゴウゴうごめいています・・。　いやぁ、なかなか寝付かなかったから、結果的にこんな時間になってしまいましたが、息子殿、私がイライラしているのを察して出てきてくれたのかな・・。心少し落ち着いてなんとか眠れそうです。　来年は小澤さんの指揮で『タンホイザー』なんだそな・・。私の大好きな作品だけに、小澤さんで振られるのは・・・。ちょっと期待で大いに不安です

September 29, 2006

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久しぶりの家族旅行記　３　～完結編　栃木路編　２～

（～完結編　栃木路編　１～から続く・・。）→10000字以上超えてしまったので続きです・・。　　　なんだか、妙に寂しさを覚えて気持ち的に萎えてしまった私達は、その後特にあても無くさまようのもなんだと思い、家路に着くことに・・・。しかし、どうにもこうにも、このモヤモヤした気持ちを吹き飛ばしたい・・・。そこで、　「佐野のアウトレット行ってみる？」と、誘いをかける私。ママも自分の服などちっとも買わないクセに、アウトレットには行きたがる・・。「でも、行ったらまたお金つかっちゃうし、いいよ・・」というママを、強引に何度も説き伏せるパパ・・。　「判った！ラーメン食べに行きたいんでしょう！！」　あははっ、バレましたか・・・。でも、ママもそんなに嫌じゃないみたい・・。「パパの好きにすれば」では、好きにさせてもらいましょう！！とばかりに、佐野藤岡インターで高速を降りてアウトレットへ直行！！　いやぁ、びっくりです！とても大きな施設なんですねぇ～～。周りは田んぼに囲まれているんですが、突如そこだけ高級ブランドが並ぶ、異国の地・・。そこにも子どもの遊ぶ場所があったりするので、しばし息子を遊ばせて、後はママのお気に入りのブランド「なんとかバウワー」（なんとか、の所はジャックだかエディだかが入ります・・。）のお店で服を購入、息子殿はレゴのショップで動物園のキッドの入ったレゴを購入しました。ママ、どんなところのアウトレットに行ってもいつもこの「なんとかバウワー」のところばかりで買っているので、「結局いつもと同じだよ」なんて愚痴ってましたが、パパもママがそこのお店のが一番似合っていると思っているので、まぁ、いいじゃない！自分が気に入っているのが一番ですよ。　えっ、パパのもの何も買ってないじゃない！？って、いいんです。私は、ラーメンさえ食べられればもう、何年も前の事ですが、私、田中正造のゆかりの地を訪ねて一人で佐野や渡良瀬、館林などを一人でフィールドワークしたことがあるんです。その時、佐野の地で偶然食べた“佐野ラーメン”のうまさに感激！！その後ママとデートした時に一度この地を訪れた時に食べたきりで、もう、どうしても食べたくて仕方ありませんでした。で、いろいろチェックしたところ、訪問したこの日は月曜日だったのですが、ほとんどが月曜定休の店ばかり・・。しかも、都内では夜６時くらいから開店して、夜中までやっている店がほとんどなのに、11時くらいから開店して、遅くとも夜８時には店をしまってしまうようなところばかり・・。もう時間は既に５時半。大抵の店は既にしまっていたようです・・。　しかし、ママが探し当てました！『宝来軒』なんでも、とても有名なお店らしく、家に帰ってからネットで検索してみて、有名店だということを知りました・・。確かに店内にはびっちり有名人のサインなんかがあったし。　佐野ラーメンは青竹で麺を打つという独特なもの。なので、麺が平べったいのです。でも青竹でうつのが効くのか、コシがあって美味い麺。しかも、この日、運がいいことに青竹で麺を打っている様子を見ることが出来ました。さぁ、いざ！店へ入るぞ！！と、その時目に入った一枚の張り紙・・。『小さなお子様をお連れの方で、騒いだりされる方のご来店は他のお客様の迷惑になりますのでお断りします』うひゃぁ、これはのっけからハードル高し！！しかし、この店、よほど子ども客に酷い目に遭わされたのか・・。わざわざこんな張り紙しているような店、今まで見たこと無かっただけにかなり緊張して入店しました。　店の雰囲気は決して悪くなく、ギスギスした感じもなかったのですが、いかんせん、あの張り紙がまるで警告のように響いていたので、息子がいつ騒ぎ出すかとヒヤヒヤものでした・・。幸いラーメンも早く出てきてくれたので息子が飽きないうちに、サッと食べさせ、サッと自分達も食べました。正直、昔懐かしい中華そば風の風味のスープが美味く、麺の味も良い！さすが老舗の味、といった感じだっただけに味わって食べたかったのですが、あの一枚の紙切れのために、なんだか気持ちがせせこましくなり、美味しさ半減・・。美味しかっただけに、残念でしかたありませんでした・・・。↑佐野まで行けないという方はこちらをどうぞ！　その後はそのまま高速に乗り帰路へ・・。もう高速はきわめて順調。快調だったのです・・・、が、千葉県に入り、高速を下り、一般道に出た途端、車がまったく動かない・・・。そんなところで、１時間も無駄にしてしまいました。原因は人身事故・・。最近、物騒な交通事故も多いですよね・・。いけません乱暴な運転、不注意運転、もちろん、飲酒運転も！気をつけましょう。と、言いながら、私、かなりイライラしちゃって相当乱暴な運転になっていたかもしれません・・・。ママ、息子よ、ごめんなさい・・。　そんなこんなで、無事家にも着きました。いやぁ、旅行からすでに３日が経過しましたが、今でもその楽しさ、忘れられません。そして、この旅行を通じて、息子が一回りも二回りも成長したようです。家族以外の人からも、「急に成長したんじゃない？」といわれるほどだったそうです。やっぱり旅行って喜びと何かを生み出してくれるんですねぇ。また行きたいなぁ・・・。　駄文にお付き合いくださいましてありがとうございました。　　

September 28, 2006

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久しぶりの家族旅行記　３　～完結編　栃木路編　１～

　　私の大作旅行記にお付き合いくださった皆さん、本当にありがとうございます・・。　なんのとりとめの無い文書なので、読んでて疲れると思いますので、適当に読み飛ばしていただければ幸いです・・。　さて、茨城から一路、栃木までひとっとび・・。我が家の車のナビはもう型がずいぶん古いんです・・。だから、新しい道路が出来ていたりすると全然案内できなくなるし、目印として記されているコンビニなどもことごとくつぶれていたりと、ナビが安心させてはくれず、たえず不安を抱きながら使うといった感じでした・・。　このナビで大洗から日光霧降までルート設定をしたとこと約１３０キロくらいかかるとの事・・。まぁ、長旅だなぁ、と思い車を進めている・・、と、途中でなんか変だ？？と気づくママ。「なんか嫌な予感がするんだけど・・・」ママが慌ててナビの図面の範囲を広げる、と、なんとこのナビ、一度東京の方角に戻してから再び栃木方面へ北上するよう案内しているではないですか！茨城から栃木へ、西へずれた方が明らかに近いはずなのに・・。ママはもう一度ナビに再計算させると、今度はおそらくあっていると思われるルートに変更してきました。当初のルート設定より４０キロ近く差が出ている・・。無駄に時間と油を浪費してしまいました・・。　ちなみにママは昔から人間ナビゲーションとして非常に優秀でした。地図はよく判るし、方角も大体直感で見当ついていました。ですから昔デートしていた時に、まだナビなどもっていなかった頃は必ずママが道案内をしてくれていたものです。私は地理に疎いし、極端に方向音痴・・。おまけに右や左もわからなくなることもしばしば・・。たとえばママが「そこ右ね。」と案内する。私も「右ね」と、反復して言うのですが何故かハンドルを左にきったりしてしまいます・・。　さて、そんなこんなで無事に霧降高原へ。この霧降高原にある宿には昔、ママと二人で一度来た事のある場所。その時の印象がとてもよく、また毎年のようにその宿から案内が来るので、行ってみようか！ということで向かいました。ここにはいろんな種類のプールがあり、水好きなわが息子ジークフリートのいい遊び場になると思って選びました。　ここの宿のは天然温泉。しかも露天風呂があるので、到着後、すぐに息子と風呂に向かいました。霧降高原はもう既に秋の気配・・。空気が冷たくなっています。でも、やっぱり大自然の中ですから空気がうまいんですね。その空気を味わいながら温かいに浸かる・・。もう、この世の幸せでした。ジークフリートも露天風呂初体験に大喜び。湯船でびちゃびちゃと大騒ぎしながら入っていました。　ここの夕食はバイキング。またしても豪華なラインナップが並びます。前の晩の夕食がみすぼらしかっただけに、その反動か、？？って、反動ばかりですが・・今回もまた例に漏れず、大量に食べ物を取ってくる私。今日もカロリーオーバーです・・。途中息子は食べる事にも飽き大騒ぎを始めてしまったので、こちらも既に食べ終わっているママに連れられキッズルームへ行って遊んでいました。おかげで私は食事をたらふく堪能させていただきました・・。　さて、翌朝！なんとも抜けるような青空！！この旅行期間中は台風の影響により３日とも悪い天気になるというのが大方の予想でしたが、これはものの見事にハズレ！！３日間ともとても天気がよく、最高の観光日和。よっぽどパパの行いがよかったからに違いありません。　「こんな天気のいい日にプールなんてつまらないねぇ！」ということで、計画を大幅に変更。どこか遊びに行こう、という事になり、急遽場所を考え、結局一番値段の安い『ウェスタン村』へ行く事にしました。あまり天気がいいので、少し経路を大回りして、霧降高原にある『大笹牧場』へ立ち寄りました。以前、この霧降高原に来た時は一面の霧世界で、数メートル先がまったく見えないような状況の中車を運転していました。その時、突如、霧の中から巨大な物体が顔を見せ私とかみさんは驚きました！なんと何体もの牛がいるではありませんか！！そんな経験をしているので、今日のように晴れていたら牛もよく見えるだろう、と言ってみると、やはり沢山いましたよ・・。牛・・。しかも、ちょっと大人の営みの現場中のところに出くわしてしまい、息子に見せまいとしたのですが、息子殿は何をやっているかなんてわからず「caw say Moo!!」と大騒ぎ！あまりの騒がしさに恐れをなしたか、それとも恥ずかしくなったか、牛もその行為をやめ、ツガイでどこかへ立ち去ってしまいました。　　　　　　　　　　牧場ではソフトクリームに牛乳を味わいました。まるでバターの香りがするかのような濃厚なソフトクリームに牛乳でした。ここは遊ぶ施設もいろいろあるようでしたが、とりあえずウェスタン村に向かわなければならないので、次回来たときに遊ぼう！と牧場を後にしました。　　　　　　　　　　　さぁ、そしていよいよ着きました！『ウェスタン村』！駐車場を見る限り、平日にもかかわらず結構客の入りはよさそう。そこで入ってみると、いきなりウェスタンショーが始まる！というので鑑賞。派手なガンアクションとお笑いと、観客参加のイヴェントもあり、なかなか面白い！私はその野太い笑い声を響かせていました・・・。息子殿は間近でが駆け抜けていったり、拳銃の激しい打ち合いや轟音を上げての大爆発に、最初はびびりまくっていましたが、だんだんと食い入るように見ていました。ショー終了後はショーに出ていたお兄さん達と、カウボーイ気取りでぱちり！（冒頭の写真です。カッコいいでしょ！←親バカですみません・・。）　しか～～～～し、その後がよくありません・・。平日で、人の出が少なかったせいかもしれませんが、いろんな出し物や店が閉じられていて、本来なら乗馬できるような場所も閉鎖・・。草はぼうぼうに生えてまるでお化け屋敷・・。沸いていたショーとは打って変わって、まばらな、とっても寂しい状況・・。ウェスタンハットをかぶった従業員のおじさんが一人寂しく座って、来ない客を待っている姿がなんとも痛々しい・・。もう、このウェスタン村も３０年の歴史があるそうです。でも、中の施設は３０年前のままなんでしょうね・・・。時代に取り残された観光地・・。そんな悲しげな空気が漂ってきて、なんともいたたまれない状況でした・・。まぁ、それでも息子殿はそんなこと気にも留めず、遊びまくっていました。　できることなら『ウェスタン村』でお昼を予定していたのですが、あまりにいたたまれなくなった私達は早々にここを立ち去り、鬼怒川の蕎麦屋「大黒屋」さんへＩＮ！“かき揚げ”という言葉に妙に反応してしまった私はかき揚げそばを注文。そうしたら、なんとこの店、ジャンボかき揚げがウリだったみたいで、出てきた蕎麦に驚きも桃の木！まぁ、からっと揚がって美味しかったので楽しめました。

September 28, 2006

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久しぶりの家族旅行記　２　～大洗編～

　長文になる旅行記なので、早くから書き始めようと思っていたのですが、ジークフリートを寝かしつけてから書き始めのため、結局夜中の０時半からスタートです・・。今日は何時に眠れるのやら・・。　では続きを・・・。　１日目の宿泊地、大洗では結局寂しい食事にがっかりで私もママも不満タラタラで部屋へ戻ります。ジークフリートはその親の不満を察してなのか、それとも昼間の興奮冷めやらぬのか、部屋に戻っても大騒ぎ、一向に寝ようとはしません。ママは歯痛と背中の擦り傷が痛むらしくほぼグロッキー状態。仕方なく私はジークフリートを連れてホテル内を探索しました。　ホテル内のみやげ物やの前に来ると、そこの店員のおばさんに声をかけるジークフリート。実はホテルに入った時にもこのおばさんに声をかけていたわが息子。おばさんも覚えていてくれて「あらっ、いい子にしてるのねぇ」なんて言うので「いい子にしてないで騒いでばかりいるのでやってきましたよ」と言って店内へ。そこで、ゴムで出来たハリゼンボンのような形の光るおもちゃに目を奪われたジークフリート。２１０円だから買っちゃってもいいか、と買ってあげたらこれが意外に大喜び。「もんすたー！もんすたー！」と言いながらこの旅行中ずっとお供にしていました。　その後、どうにも夕食に満足しきれない恨みからか、ホテル内のラーメン屋へ突入！しかし、夕飯あまり食べるものの無かった息子殿にほとんどラーメンも食べられてしまいました・・。まぁ、私は糖尿だから食べすぎは良くないので・・　ラーメン屋では、ここの店員さんと、一仕事終えたここのホテルの従業員さんに息子を可愛がってもらい、店を出たら出たで、お風呂帰りのおばちゃん達や、若～いお姉さん達に「こんにちわっ！」「可愛いねぇ～！」などと声をかけ、一緒にエレベーターに乗って着いて行っちゃおうとするので引き止めるのが大変でした・・。　その後、部屋に戻ったのですが結局寝付かない息子殿。仕方なく、もう一度へ。１０時過ぎていたのでに入っている人もいなくて二人でゆっくりつかる事ができました・・。で、ようやく息子殿も寝てくれました・・。　翌朝、また早く目覚めてしまった私・・・。まぁ、息子殿と一緒の風呂ではじっくり風呂を味わうことができなかったので、そそくさと風呂へ。朝やけがまぶしい！海岸線がよく見える展望風呂！温泉ではないけれど景色も味のひとつです。　その後朝食。バイキング形式でしたが、夜とは一転、豪華でした。昨晩の反動からか・・、いえいえ、いつもバイキングだとそうなってしまうのですが、とにかく出ている食べ物は全種類制覇しないと気が済まない私は沢山摂りすぎ・・。カロリー摂取過多です・・。（今週末糖尿の病院なんだよなぁ・・。数値が心配です・・。）そして、本日の目的地、アクアワールド大洗へ出発の前に、ジークフリートが汗だくだというので、仕方なくもう一回風呂に・・。肝臓病には入浴はあまり良くないらしいんだけどなぁ・・。　アクアワールド大洗というところ、どうやら大洗水族館という昔からあった所をリニューアルしたようなのですが、、想像以上にすごいところでした！！何がって、とにかく大きい。そして展示されている水槽も大きく、魚種も豊富、しかも昨日のひたちなかの公園にあったような巨大な、子供用の遊具まである・・。もう、魚好きな私大興奮の施設でした・・。ママもダイビングをするので、沖縄の海にいる魚などの展示では目を輝かせていました。息子殿は動物ほど興味を示してくれなかったので、小さい水槽の展示には見向きもせずどんどん歩いていってしまいますが、イワシが群れを成して泳いでいる円柱形の水槽やらマンボウの水槽、サメの水槽などの大きな水槽の展示前ではかなり長い事見入っていました。目の前を奇妙な顔をしたマンボウが通り過ぎたりすると大喜びし、怖い顔をしたサメが目の前をぐわっと横切ると怖がって見せたりと、感情表現もかなり豊かになってきました。　水族館内に設置されているショップも充実。実はこのショップに、サメの歯が売っているのですが、驚いたことに、古代のサメと言われる“メガロドン”の歯の化石まで売っていたのにはビックリ！！思わず興奮して、しばしその場から動けませんでした！サメマニア（？？）な私としてはもう、夢のようでした・・。（だって！夢のようじゃありません？！体長１０ｍ超なのに、俊敏に泳ぐ獰猛なサメなんて！！　興奮しました・・。すみません）さらにメガロドンの口の化石も展示してありました。今思えば、なんでその口の化石の前で記念写真を撮らなかったのかと、悔いてなりません。　さらにマンボウの巨大な剥製も展示されていました。ママとジークフリートを記念にパチリ！と、息子殿、何を思ったのか、ママと熱烈なぶっちゅぅぅ！パパも妬けるほどの写真が撮れました・・。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昨日のひたちなかの公園と同様、大満足の私達家族は、ここで昼食を食べて次の目的地日光へ向かうために車に戻りました。とっ、車に戻ってビックリ！巨大な駐車場が車でビッシリ！車が入りきらず、普段駐車スペースではないようなところにまでずらっと車が停まっている。いやぁ、これだけ人気なのも理由がわかりました。イルカやアシカのショーもあったようですが、それを見なくてもこれだけ充実した気分の味わえる施設、また来たいと思います。　さて、日光に行く前に、是非食べてみたい地元の味！！と言う事で、ホテルに置いてあったガイドを頼りに、店を探し回った末、食べました！“みつだんご”！何軒かそのガイドには載っていたのですが、そのガイドのスタッフもおススメという『いそべ』という店を探しました。しかし、地図でおそらくここだろうという場所にたどり着くもなかなか見つからない・・。仕方なく諦めようとしていたその時、ありました・・。細～い路地にひっそりとたたずむ小さなお店・・。車で探し待っていた私達・・。これじゃぁ、わからないわなぁ・・。ママが車を降りてだんごを買ってきました。　白色のだんごに蜂蜜のような色の蜜が。いわゆる“みたらし団子”かなぁ、と思って食べてみると、不思議な食感！最初は蜜の甘さにちょっと辟易してしまいそう、かと思ったのですが、団子ももち米などではなくて、たこ焼きの生地のような食感で、しかも焼き加減がよいのか香ばしく、蜜の甘さにも慣れてくると、なんとも堪えられない味に思わず興奮してしまいました！もし、大洗に行かれるようなことがありましたら、これは結構おススメです！あっ、ちなみにジークフリートは車に乗った途端、また撃沈！！せっかくのみつだんごは食べられませんでした。　　その後日光霧降へ！！ここから先は旅行記完結編！？（本当にまとめられるのかなぁ・・）「栃木路編」でお会いしましょう・・。もう２時なのでそろそろ寝ますっ。おやすみなさい　

September 27, 2006

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久しぶりの家族旅行記　１　～ひたちなか編～

　行って参りましたぁ、久々の家族旅行。　土曜日から、２泊３日で茨城のひたちなか→大洗→栃木の日光霧降→鬼怒川→佐野と、なかなかに強行的なスケジュールでしたが、とても楽しい家族旅行ができました。　まず、一日目。道路が混んだらいけない、とか、早く現地に着いて向こうでたっぷり遊ぼう！！なんて計画を立て、朝４時起き、５時出発！！のスケジュールを立てていたのですが、私の無謀な、やる気の空回り・・。私はまるで、遠足前の子どものように、４時前には既に目が覚めて、あとは目覚ましが鳴るのを待っているような状態でした。“ピロリロリロリ～！”と携帯の目覚ましと共に起床。ところが、ママの方はというと、携帯が同じく“チャンチャラチャン”と目覚ましアラームを鳴らしているのに、目覚ましを消すどころか、一切反応しない・・。まぁ、昨日の夜旅行の準備はみんなしてくれたし、疲れちゃったんだろう。旅行楽しみにしてたんだし、そのうち起きてくるでしょ・・。なぁんて思いながらそのまま起きて、普段ママや息子が起きていては見られないホラー映画のビデオを見ながら、ママや息子が起きたらすぐ家を出られるようにと、せっせと弁当作りをはじめました。もっとも、私が作る弁当なんて、ぜんぜん、手の込んだものは作れません。しかもゾンビ映画を見ながらの弁当ですから・・。　そうこうしているうち、おにぎりも作り終わり、ゾンビ映画もクライマックス・・。なのにママも息子も起きてこない・・。仕方なく５時半頃起こしに。ママは起きてくれたものの、息子殿は超寝ぼけまなこ・・。　ハリキるお父さんに連れられて、いざ、旅行出発です！！　行きの車中、珍しくママが運転するというので任せました。人の運転する車の横に乗るというのもなかなか良いものです。景色はよく見えるし、息子とも触れ合えるしねっ、って、おいっ！！息子ぉぉぉぉぉぉぉっ。いつの間にか、お気に入りのフロッギーとバーニーパペットに両手を突っ込んだまま寝てしまいました・・。まだ車に乗ってから１０分も経っていないのに、撃沈です・・。まぁ、長い車中ですから、飽きて騒がれるよりは、ぐっすり寝てくれていた方が気は楽ですが・・。（最近、チャイルドシートのベルトを勝手に取ってしまったりするので危険なんです・・）　　　　　　　　　　　常盤道に乗ってしばらくドライブ。高速をあまり運転した事の無いママはかなり緊張のご様子。それでも道路が混んでいるせいか、速度はゆうに１００キロ超。普段、私がスピードを出すと「そんなにだすんじゃないわよっ！」と怒るので、ここは、私が、優しく（？）ご指摘を・・。「ママ、１１０キロ超えようとしてますが・・」「あらっ、失礼っ、周りがみんな早いから気がつかなかったわ・・」まぁ、そんなもんですが、気をつけましょう・・。　途中、友部のサービスエリアで朝食。パパがご飯２合分でつくったオニギリの朝食です。ご飯２合ぶんなのに、何故かオニギリは６個。そうです、パパは力任せに握るから、ご飯ぎっしりになってしまうんですね・・。でも、ママも息子もしっかり食べてくれました。さて、ここ友部は既に水戸のようなもの・・。そんなわけで、黄門様になりきったわが息子・・。（無理やり・・。）。そして、【納豆ドッグ】なる怪しげな食べ物を発見！友部SP限定！と書かれていては食べないわけにはいかない！とばかりに買ってみたらなんてことは無い、ホットドッグの脇に納豆がたっぷり添えられていたのでした・・。でも、これがかなりイケるんです！！。誰が考えたのか知りませんが、納豆も美味くて、これでは普通のホットドッグが物足りなくなりそうです・・。　　　　　　　腹ごしらえも済み、今度は運転を替わってひたちなかへ！向かう国営ひたちなか海浜公園です。と、意外や意外、そこからそんなに時間がかからず着いてしまいました・・。いやぁ、いざ着いてみると、その公園の規模のデカイことやらびっくり。なんでも東京ドーム７０個以上分の広さとのこと・・。開園は９時半だというのに１時間も前についてしまった私達は仕方なく公園の入り口前でのんびり・・。まだ誰～も人の姿の無い、だだっぴろい公園入り口で親子３人。ママは数日前から虫歯が痛むらしく、ちょっとお休みモード。心配していた雨は降らず、超快晴！！なのはいいのですが、台風の影響からか、風がすごい・・。だから結構寒かったのですが、息子殿は超ハイテンション！公園の坂を上ったり降りたりを何度も繰り返しては大騒ぎ！おまけにモグラの穴に興奮して土遊び・・。こりゃ、公園で遊ぶ頃には疲れるぞ・・。　　　　　　　　　　　　やがて、待ちに待った開園時間！その頃にはお客さんも割りに増えていました。ジークフリートは相変わらず、そのお客さん達に「おはようございますっ！」「こんにちわっ！！」「なにしてんの？？」と声をかけて回っています。老若男女関係ありません。で、開園した時、前を歩いていた初老の男性の後を追いかけ「おじいちゃん！まってぇぇ！！」・・。その男性も早く行きたかったみたいなのですが、息子があまりに言い寄ってくるので相手をしてくださっていました・・。　その後私達はサイクリング用の自転車を借りて自転車に乗りました。園内にはきちんとサイクリングコースが設けられているので、歩行者を気にする事もなく、大変、いい環境の中、気持ちよくサイクリングできます。もうススキも見事に出て、秋の晴れ空の中、気持ちの良いサイクリングです。そして、遊園地のエリアへ。ここは観覧車やジェットコースターもある、本格的な遊園地施設が整っています。まだ息子は小さいので乗ることの出来る遊具は限られますが、それでも、かなりいろいろな乗り物に乗る事ができました。観覧車ではおりからの強風でぐらぐら揺れて迫力満点！高所恐怖症のママはひいひい言ってました・・。　また、ここには有料の遊具以外にも大きなパイプ型の迷路のような巨大な遊具があり、これが結構上り下りが激しかったり、地面が網のようになっていて歩行が大変なところがあったりと、アスレチック的な要素もあって、これが実に楽しいのです。わが息子も大喜びで、「えっ！？こんな危ない所大丈夫？」と思うようなところも一人でどんどん上り下り・・。成長を感じさせます。その後は巨大蟻地獄（？）とでもいうような遊具が。大きなクレーターのようにくぼんでいて、その周りはコンクリで出来たすべり台のようで、つるつるよくすべる。ママと息子がこの蟻地獄へ入っていったのですが、つるつる！と滑ったはいいのですが、息子がバランスを崩し頭から滑り落ちそうに！驚いたママは息子を助けようと体勢をひねったところ、なんと背中をすりむいてしまいました・・。おかげで、この擦り傷、旅行中、ずっとママを悩ませておりました・・。（かなり痛かった模様・・）　　　　　　　　　　　　この後、またサイクリングで園内を一周し、途中アスレチックで遊んだり、とにかく満喫して公園を出ました。１日ではとても遊びきれない、充実した施設！また来て見たい、そう思わせる公園でした。　その後、公園のすぐ近くにあるひたちなかアウトレットにちょっと行って、ケーキを食べて宿泊地のある大洗へ出発。ジークフリートはケーキ屋でも、お姉ちゃん達に愛想を振りまいていました・・。　宿泊施設は大洗では大きなホテルのひとつ。ここはとにかく従業員の人がみんな良い人ばかり。またうちの息子が挨拶して回っているので、みんなに声をかけられて構ってもらって大喜びでした。風呂の眺めもいいし（温泉ではありませんが、展望風呂で海がよく見える）、部屋もオーシャンビューで広い。布団を敷いても十分に空きスペースがあるくらい。ただ、残念なことに夕飯はよろしくありませんでした・・・。海のそばなんだから、どうしたって海の幸！を期待するところですが、ちょっとお粗末・・。量的にも見栄え的にも残念でした。（出ているものの味は悪くないのですが、焼き加減や炊き加減を自分で調節しなければならないので、美味しく頂けないものもあり、これだけはすごく残念でした・・。　もう、遅いので、続きはまた明日・・・。　

September 26, 2006

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明日から

２泊３日で久々の旅行に出ます。　茨城はひたちなか市と栃木は日光です。なんだか大型の台風が接近しているという噂もありますが、（噂でなくって事実ですね～）そこは可愛い息子とママと３人で乗り切っちゃおう！と思っています。ガソリンも満タン入れましたし（なんと１３０円です！安いでしょっ）台風も吹っ飛ばすくらい楽しく行きたいと思います。　私の入院で７月に予定していた沖縄旅行もキャンセルしちゃったので、せめてもの罪滅ぼしと、入院時（だけじゃないけど）いろいろお世話になったお礼に（？？）十分報いてこようと思っております。数日、ブログ書き込みや皆さんのブログへのご訪問ができませんが、ご容赦ください・・。　それでは明日４時起きなので（ちょっと気合入れすぎじゃない？？）今日は早く寝ます。お休みなさいませ・・。

September 22, 2006

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幼児教室の遠足に参加！

　今日は、昨日体調を崩して休んだのをいい事に、今日も会社を休んでしまい、息子の通う幼児教室の遠足に付き合ってしまいました！　我ながら、そんな事でいいのかよっ！と思いつつ、肉体的にも、精神的にもリフレッシュといったところでしょうか・・。　ママは昨日から遠足の準備に、お弁当の準備にと余念がありませんでした。でも、どうも、鼻風邪気味（本当は秋の花粉症なんじゃないかって疑っているんですが・・）なので、もしもの時は私が会社を休んでいかなくちゃいけないかなぁ、なんて思っていたんです。そんな事を思っているうちに、無性に、遠足についていきたくなってしまいました・・。先日、息子が通っている幼児教室を主催している幼稚園の入園見学会には付いていったのですが、普段、この幼児教室（幼児教室には週１回通っています。）で、息子がどんな活動をしているか、ママからはいつも聞いていたのですが、生で見る機会はほとんど無かったし今度、これを逃したら、もう見る機会もない、そう思ったらとっても見たい気になりまして、くっついていってしまいました。　でもド平日なので、子どもの遠足についていく父親なんていないのでは？なんていう思いと、息子が通っている曜日の幼児教室の子ども以外に他の曜日で参加している子どもとお母さん達も来ると言う事だったので、他のお父さんが誰もついてきていなければ、こっそり後ろからついていってビデオだけ撮るよっ！とママに宣言して、ママと息子の分とは別にお弁当をひとつ作ってもらいました。　場所は近隣の動植物園。先日ブログに書いた公園もそうだったのですが、“ある”という、存在だけは知っていたけど、長い間行った事のない場所でした。入場してみると、広いし、綺麗だし、動物がいっぱいいるし、遊具もあるし、ミニＳＬも走っているしと、子連れで行くにはとてもいい場所だった事がわかり、これからのお遊びスポットを発見でき、ちょっと得した気分です。　ママと息子は幼稚園のバスに乗って現地へ。私は自家用車で別に現地へ行きました。到着すると、既に幼稚園のバスは到着し、子どもとお母さんがごっそりと降りて歩いていました。若いお母さん達と賑やかな子ども達でとっても華やいでおり、オヤジが一人でその後ろを歩いてついていったら、何だか怪しまれないだろうか？？と思い、ついつい距離をとって歩いてしまいます。その方が、また、かえって怪しいのですが・・。　で、集合場所にたどり着き、お母さんと子どもで人だかりになっているところを目を凝らしてみると、いました。愛妻（恐妻？？）と愛息ジークフリート！更に回りに目をやると、３，４人ですが、お父さんらしき人たちも来ている。それで、ほっと胸をなでおろして、ママ達のもとへ向かいました。　そして入園。まず、わが息子、勝手にどんどん歩いてゆきます。その歩みは思った以上に確実で力強く、まだ一歩一歩ですが長い階段を上ってゆく姿に、成長を感じてしまいました。とっ、同い年のお子さんだと思うのですが、一歩一歩どころか、ぴょんぴょんと軽やかに階段を歩いて上がってゆく・・。う～ん、うちの息子はまだまだ遅れてるのだろうか・・。さっき感心したのに、すぐちょっと不安になったり・・。　ここは“動植物園”と言うだけあって、かなりいろんな動物がいて正直びっくりしました。なんだぁ、遠方の動物園なんかに行かなくたって、十分、ここで楽しめるじゃないか、といった感じ。しかも、身近に手で触れる事ができるので、動物達と触れ合える貴重な体験もできる。ブタ、イノブタ、羊、山羊、オラウータン、猿、狐、孔雀、馬、ロバ、牛etc・・。もっとも、動物と触れ合えるといっても、わが息子はまだまだ怖がり・・。恐る恐る手を差し伸べては、動物が動き出すと逃げ回っていました・・。　息子はＤＷＥの教材にある動物の泣き声を表現した歌（何曲かあったと思います）が大好きで、毎日のように歌っているので、ここでもその歌に出てくる動物には興味を示していました。中でも、「コケッコッコーッ！！」と泣く鶏（？）に興味津々。鳴き出すとその鶏の檻の前に駆け寄り「カッカドゥディドゥ～～～！！」と叫ぶのです。う～ん、雄鶏はあちらでは「カッカドゥディドゥ～」と鳴くらしいのですが、どう聞いても「コケッコッコー」にしか聞こえていなかったんだけど、今日の息子と鶏の合唱を聞く限り、確かに、「カッカドゥディドゥ～～！！」と言われてもさして違和感は感じませんでした・・。しかし、ブタはどう聞いても「ブーブー」で、「オインク、オインク」には聞こえませんが・・。　ひととおり、動物達と戯れた後はミニＳＬです。息子とママが乗って、私は写真＆ビデオ係。ベストショットを撮ってやろう！と意気込んで準備！やってきましたミニＳＬ！！カメラを構える私！しかし？？ママと息子の姿が見当たらない・・。戸惑っている私に、ＳＬに乗っていたどこぞのお母さんが「次の電車ですよ～」と教えてくれました。そのお母さんとは面識もありませんが、やはり少ない父親の見学という事で、少し目立っていたのでしょうか・・。（えっ、いいオトコだったから目立ってた・・・、照れるなぁ・・。そんな事あるかい！！　）　気を取り直して、次の電車！来ました来ました！！カメラにパチリ・・。出来上がった写真は、ピンボケのボケ・・。ホント、私は写真が下手くそなのです・・。　その後はお弁当時間！私もママの手作り弁当は本当に久しぶりという感じ。こういう、広い公園で、遊んだ後のお弁当は童心に返ったような気分にもなり本当に楽しい。周りは若いお母さんと子ども達ばかり。他のお父さんはよそのグループだったようで、このグループでは男親は私一人でした。ママも気を使ってか、私と、近くにいるママさん位としか話していなかったので、ちょっと悪かったかな、と思いつつも、赤いウィンナーのカニやタコに懐かしさを覚えながら舌鼓を打っていました。そんなにご馳走でなくってもやっぱり一生懸命作ってくれたママの愛情。息子だって、多分今日の弁当の事なんぞ覚えてはいないでしょうが、きっと潜在的な意識の中には刻み込まれている事と思います。弁当箱のふたを開けたときの「うふぁ、おいしそう！」と言った息子の言葉が、今も耳に響いています。（私が作ったわけではないのですが、すごく嬉しいです。）　　昼食後は余計にテンションが上がったのか、一人でいろんな遊具にまたがって懸命に遊んでいました。親に目もくれず一人で遊ぶ、たくましくなったわが子にまた感動です。昼食後の遊び時間がちょっと少なかったのが残念くらい。　帰りはママと息子は私と共に自家用車で帰宅しました。息子はバスに乗りたがっていたのですが、「幼稚園に入ったらいっぱい乗れるよ！」と慰めて帰りました。幼稚園、ここの幼稚園が受かるといいのですが。　それにしても、幼児教室の様子や、そこでの息子の様子が良くわかり、本当に充実した一日となりました。　さて、明日は山盛りの仕事が待っていそうです・・・・。気合を入れて！寝るかぁ～っ

September 21, 2006

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イングリッシュ・カーニバル初体験！

　　　今日はＤＷＥのイングリッシュ・カーニバルという催し物に行ってまいりました。ＤＷＥ会員になって既に２年が経過しましたが、初めての“イングリッシュ・カーニバル”です。　イングリッシュ・カーニバルとは、ＤＷＥの英語の先生達が出演して行う、英語劇のショーです。小規模なイヴェントというのも沢山あるのですが、このイングリッシュカーニバルは客席数も１０００人以上ような大ホールで行われるショーで、ちょっとしたミュージカルとして楽しめます。登場する歌はＤＷＥの教材で使われている英語の歌ばかりなので、毎日のようにそれらの曲を聴いている子ども達は、もう一緒に歌ったり踊ったり、本当に楽しそう・・。　何がそんなに面白いか・・。英語は何言っているか意味不明だし、ストーリーも子ども向けの単純明快なもの。では何が私の心をとらえるか、というと、ヘソだしルックの先生っ、ではなくて、先生達のハイテンションな演技、歌、踊りにすごく魅了されてしまうのです。まさに、ミュージカルの原点というべき、明るく楽しく、歌い、踊る、という姿がここの舞台にあるからなのです。子ども相手ですから、生半可な気持ちで舞台に乗っていたらたちまちにそっぽ向かれてしまうのに、完全に子どもの心をつかんでいる、そんな先生達の姿に、、舞台に上がっている者として強い共感と尊敬の念を抱かずにはおれないのです　さて、会場は千葉県柏市の柏市民文化会館。ここは柏市という千葉県でも有数の都市（？？）の唯一の文化ホールですが、場所が非常にへんぴ・・。車で行ったのですがひとつ道を間違えるととてつもなく急で狭い坂道に差し掛かったり・・。おまけに建物が古い・・。私なんぞも、もう２０年以上も前、まだ厚顔の、いえっ、紅顔の美少年だった頃、『８時だよ全員集合！』の公開生放送を見に行った事があります。（懐かしい・・）　実はかみさんが“マコロン”というＤＷＥのママさんやパパさんが集うサイトで情報収集をし、「会場には開場時間の１時間以上も前から人が並んで、席を取るのに苦労する」という話を事前にゲットしていたので、準備万端整え、会場には開場の２時間前に到着し乗り込みました。　するとびっくり！さすがに２時間も前に来れば早いほうだろうと思いきや、既に会場前にはかなりの数の家族連れがやってきています・・。(;ﾟ-ﾟ)　予想以上にすごい・・。確かに、考えてみれば、このイングリッシュ・カーニバルも地方巡業を行うので、近隣で他にも開催されるところが少ないので、茨城や千葉の海沿いの方等からのお客さんもお見えになっているようでした。そういった方は、やはり早くご自宅を出ていらっしゃるのでしょうから、早い時間に着いてしまうのでしょう。いや、それにしてもすごい数・・。　１時半開場となっていましたが、１時間前で会場前は既に黒山の人だかり・・。そのためと言うわけでもないのでしょうが、予定より１時間も早く開場され、私達はロビーに通されました。このロビーではＤＷＥのグッズが売られていました。子どものため、と思うとついついサイフのひもが緩んでしまうのが親心・・。その心にしっかりと付け入るＤＷＥ、さすがです。(|| ﾟーﾟ)　ＤＷＥの教材にでてくるウサギちゃんのバーニーとカエルのおばけのフロッギーというキャラがジークフリート、大のお気に入りなので、そのパペットを購入し、今日のショーと同じものを収録したＤＶＤを予約しました。ママが「今日のお買い物はこれでいいかな？１万円分買うとＴシャツがおまけでついてくるんだけど、まだ１万円達していないよっ。でも、Ｔシャツのために無理に使うのもねぇ・・(￣ー￣)ﾆﾔﾘ」などと、意味ありげな発言をするもんですから、ついつい、さっきから「買ってぇ～」っとばかりにつぶらな瞳で私を見つめるＤＷＥキャラクター５人衆の指人形を指し、「じゃああれ、可愛いからジークフリートも喜ぶし、買ってあげたら？」するとママ、「えっ！？だって３８００円もするよ？でも、いいねぇ、かわいいねぇ、買ってあげようかねぇ(￣ー￣)ﾆﾔﾘ」と嬉しそう・・。なんだか、子をエサに親が喜んでいるよう・・。　ロビーもだんだんすし詰め状態になってくると、係りの人が「１時半会場内へ入場となっていましたが、予定を早めて１時に入っていただきます！」とのアナウンス。チケットにはＡ～Ｄまで記されていて、これは会場内へ入る順番をグループ分けしたもの。Ａから入場らしいのですが、開場したらどんどん会場内へ人を入れてしまうので、Ａのチケットを持っている人が開場時間に遅れるとグループＤの人に先に席を取られてしまい、いい席が取れないこともあるのです。ちなみに席は自由席。しかも、今回は３０分も前倒しで開場したわけですから、Ａグループの人が予定通り１時過ぎに会場に着てみたら、既にいい席が埋まっていた、何て事にもなり兼ねず、ちょっと、この席のシステムはいいのかどうか、疑問に感じました。　ちなみに我が家のチケットはＤ・・。やはり事前情報で、開場が早まる！という話を聞いていたので、早く会場入りしていたおかげで、よい席がゲットできました。　しかし、とにかく入場までのシステムが判り辛い上に、処理がよろしくなく、開場まで、ロビーはイモ洗い状態の混乱状態でした・・。　　　さて、肝心のショーはというと、もう、先生達オオノリ！舞台は１４時からなのですが、１５分前くらいから、既に先生達は登場し、客席へ降りてきます。早速客席は先生達との写真撮影大会！もう長蛇の列で、またまた会場内大混乱・・。ママは息子のオムツを取り替えに行ってしまったので、ものすごく悔しがるかと思い、急いで携帯へメール・・。しかし、ママが戻ってきた気配は無い・・。で、ちらっと、前のほうの列を見ていると、なんとママは既に列の中！！(￣ー￣)ﾆﾔﾘとこちらへ合図を送るママ・・。さすがは母は強しです・・。おかげで、先生と一緒にパチリできたみたいです。　１４時きっかりに舞台！先生達はすぐさま舞台へ駆け上がって早速本番です。　ストーリーは雪の中８人の子ども達がそれぞれ、靴下や帽子や上着といった寒さを防ぐものをもっていないのを知った、大きな木の下の家に住むおばあちゃんが自分の暖を取るために編もうとしていた布を使って子ども達にそれぞれ帽子などを作ってあげて、誰があげたかわからないように木にひっかけて与えてやるのですが、それを知った子ども達がおばあちゃんに感謝の言葉を送ると言う、判り易いストーリー。今回は特に構成が単純になっていたため、マンネリに陥りやすい感じではありましたが、そこは歌と踊りのハイテンションで本当に上手に見せていました。　もうジークフリートは冒頭から、先生達が出てくると、舞台に向かい「Ｈａｌｌｏ～！！はっろぉぉぉぉぉ～」を連発・・。そして、先生達が踊って、歌って、「えぶりぼでぃ、すたんだっぷ！！」と言う言葉に促されると、そそくさと広いスペースに立ち、回るは踊るは、飛び跳ねるは・・、もう大興奮！周りの子はその様子に圧倒されてしまうことも・・。とはいいながら、わが息子のみならず、ほとんどの子がバンバン飛び跳ね踊っていました。文化会館の床が抜けやしないかと正直、焦りました・・。　我が息子もよく１時間以上、集中力が切れず、見ていましたが、さすがにノドが乾いたようで、「お茶ぁ～、お茶ぁ～」が始まりました・・。会場内は飲食禁止でしたので、仕方なく外へ連れ出すことに・・。で、お茶を飲ませ会場に入ると、なにやら騒がしい・・。　どうやら、先生達がまた客席内に降りて、子ども達と触れ合っているらしいのです！！“あちゃぁ、大事な時に席外しちゃったよっ！」そう思った時、ママからもメールが！「早く来て！！」　わが子を抱っこして急いで客席へ戻ろうとすると、目の前に、スティーヴィー先生が！そう、先日のイヴェントに出ていた、エマニュエル坊やのような感じの黒人の先生。ジークフリート大のお気に入りの先生がいたのです！（ちなみに今回のショーの演出、振り付けだそうです）とにかく客席へ戻ろう！！と先生の前を横切った時でした！　「Ｏｈ！」といって、スティーヴィー先生、ジークフリートの手をぎゅっと握り締めてきたのです。もう喜ぶジークフリート。あまりに急の出来事で、不意に変な体制でジークフリートと先生を握手させる羽目になってしまった私は、結構体重の重い彼を微妙な位置で支えなければならず、腰にだんだん負担がかかります・・・・。と、スティーヴィー先生、舞台上に上がらなければならない時間になったのか、どんどん舞台へ向かう足取りが速くなります・・。なのに先生もジークフリートもお互いの手を固く握り合ったまま離そうとしません・・。非常に辛く不安定な状態のまま、私もジークフリートも、スティーヴィー先生に引っ張られるまま舞台の方へ下がっていきます。途中に私達の席があったので、そこでようやく解放・・。その時撮ってもらった１枚が冒頭のあんぐりお口をあけたスティーヴィー先生と満足げなジークフリートの顔です。　そうして、ショーも無事に終わり、帰途へ。途中車の中で、フロッギー＆バーニーパペットには目もくれず（？）ＤＷＥ５人衆の指人形に大喜び！！ずっと遊んでいました。親の勝手ばかりでなくてよかったですっ(^-^;　もう、すっかり、フロッギー＆バーニー＆ＤＷＥ５人衆（ｽﾞｨｯﾋﾟｰ、ｳﾞｧｲｵﾚｯﾄ､ｴﾙｳﾞｨｽ､ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ､ｻﾞｯﾌﾟ）は我が家の楽しい仲間入りですっ！　　　　

September 17, 2006

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父親の威厳

ジークフリートは最近、自我に目覚めてきました。　行動も赤ちゃんから大分男の子になってきましたし、意思表示や感情表現もだんだんと豊かになり、その成長ぶりには本当に驚かされるばかり。　親バカなのですが、うちの息子はどこに行っても、挨拶だけはきちんとします。「おはよーござます」「こんんちは」「さようなら」「ごちそうさまでした」「いただきます」ほか・・。　ですから、散歩コース（大抵は家からママの実家あたり）ですれ違う人人に挨拶しまくっているので、すっかりそのコースの住民の方には顔なじみになってしまったみたい・・。　「ちょっと勉強できなくても、挨拶がしっかり出来る子に育てたい。」　　これはママが息子に課した目標。正直言って、私はママに言われるまでそんなに重要視はしていませんでした。もちろん、自分は挨拶するし、自分が挨拶したのに挨拶がないと、どうも一日重い気分になってしまう人なので、挨拶は大切だ、という認識はありますが、子育てに、“挨拶する子”という目標立てをする事自体にあまり考えが及んでいませんでした・・。『育児』という言葉に、「病気しないように育てるには」とか、「健康な子に育てるには？」とか「英語に抵抗をなくそう」とか「音楽の耳を養おう」とか言ったような、手段でしか、私は見ていなかったと思います。ママは一歩先に進んでいて、“どういう人に育ってゆくか”という事を考えて、人としての基本を育てようとしている。　そのおかげで、まずはしっかり挨拶の出来る子になった我が息子。おかげで、行き交う人々に笑顔で挨拶をする。挨拶をされた人たちも（それが大人でも子どもでも）にっこりと挨拶で返してくれる。そこに人と人のふれあいから生まれる“小さな幸せ”が見えてくるんですね。この息子がいてくれるおかげで、若夫婦だった私達２人だけでは、地域の一員としてはどこか希薄だったところが、今ではすっかり私達家族３人、しっかり地域に溶け込んでいます。隣のおじさんもおばさんも、またその隣も、目の前の駐車場を利用する人たちも・・。私とママ２人だけの生活だったら、知り合う事もなかったような人たちまで、息子が「こんにちわ！」と挨拶してくれることで、今ではすっかり顔なじみ。挨拶の力はすごいものです。これもママのお陰なわけで・・。父親としては一体息子に何をしてあげているのか・・。　　う～ん、ママに比べるとあまりにも何もしていないような・・・。息子が産まれてから２回も入院してしまったし・・。少々焦るパパ。　これから男の子として育ってゆくんだから、男親としてできる事、たとえばいっぱい体を使って遊んでやるとか、虫を育ててやるとかしてみよう、と思ってそれは序々に実行はしているところなんですが、まぁ、実を結ぶかはわかりません。ただ、父親として、必要なときは威厳を持って対応していこう、そう考えました・・。　威厳、なんていってももともと、威厳も何も無い人なので、無理に肩肘張って威厳を張る必要は無いと思っています。でも、叱るときはしっかり息子の目を見て叱ること。叱るときには出来る限り怒鳴らない（大きな声は出しますが、怒鳴らない）。食事の挨拶だけは必ずしっかりやらせる。これだけは守ってゆこうと思っています。　父親の威厳なんていっても、うちは亭主関白ではないし（もともと私はそんな器ではないので・・）、子育てだって、一生懸命参加したいと思っているので、できる事はいろいろやっているつもりです。（それでもママに比べれば何分の一もしていないのでしょうが・・）また、「パパ！ナット（納豆）！」「パパ！お茶！」と、いつも息子に命令されて、せっせと納豆食べさせたり、お茶飲ませたりと、威厳とは程遠い生活をしているんです。　でも、というか、そんな親だからこそ、必要な時だけはきっちりと威厳をもって対応していきたいんですね。　最近の我が息子、親の言う事を聴かず、いたずらばかりします。それで怒ればすぐに大声で叫んでムッとすることも多くなりました。親の言う事を素直に聞く“赤ちゃん”からは卒業ですね・・。おもちゃも出したら出しっぱなし。暴れるなといえば言うほど暴れだす。　やっぱりママは四六時中、この悪ガキ君と一緒ですから、大変だし、疲れもストレスも溜まると思います。だから、ちょっときつめに怒る事もあります。私も時々「何も、そんなに怒らなくても・・」と言ってしまうのですが、これは間違いなんだな、といった後いつも思います。ママはやっぱり四六時中息子をしっかり細かく見ているわけですから、怒るときはしっかり怒らないとならないわけですね。それにキツメに怒っても、息子が反省すれば、必ず篤く抱擁してあげています。そして、子どもは何よりも母親と強い絆で結びついているわけですから、キツく怒られようとも、根底に流れる愛情は強く感じているんですよね。この辺は父親は叶わないところです。　ただ、四六時中つき合っているママに怒られていれば、自然と怒られ慣れもしてくる。そんな時は父親の出番！とばかりに、でしゃばります　今日もおもちゃ箱をひっくり返してみんな出したまま放っぽり投げている息子に「おもちゃ片付けなさい！」と何度も怒るママ。しかし、言う事を聴かない息子。そこで私が「ジークフリート！おもちゃ片付けて！」と、オペラで鍛えた（？）バリトン声で注意。すると、びくっ、として少しづつ片付けます。それでも敵もさるもの、少し片付けたらまたおもちゃをいじくる。もう、こうなると、しつこく、ゆっくり何度も何度も片付けを促します。どちらがめげるか、根競べですね。時には、息子の肩をしっかりつかんで、前を向かせ、面と向かって注意します。息子もヒヤヒヤドキドキの表情になるのですが、敵は更に、満面の笑顔攻撃で攻めてきます。もともと息子の笑顔に弱い私はついつい顔を緩めてしまう・・。でも、負けちゃいけないとすぐ真剣モードに。それで、やっと息子にも伝わり、おもちゃをすべて片付けました。　あとは、最近、ご飯をきちんと食べないまま遊びに入ったりするので、食べ始めと食べ終わりのけじめの挨拶だけはきちんとさせるようにしています。遊びに入ろうとすると、捕まえて、必ず「ごちそうさま」の挨拶だけは引き出させます。（「いただきます」はほぼちゃんというのですが・・）食事を作ってくれた人、食材、への感謝の気持ちを大切にさせたい、家族みんながそろう食卓という場がどんなに大切であるか認識させたい、食というものが一番大切だという認識を持たせたい・・。　これが大食漢たる私のこだわりでもあります。　そして、なにより挨拶がおろそかになるのを放っておくわけには行きません。これはママが作り上げた“人としての基本”だからです。おもちゃや何かに興味が奪われて、食事での挨拶がおろそかになってはならない。私は息子に対して、いろいろな事を教えてきてやらなかったかもしれないけれど、ママがせっかく作り上げた“人としての基本”、それによって得た小さな幸せにほころびを持たせるようなことがあってはならない。人としての基本を守り、育てる事なら私にも出来る、そう思っています。　本当は何が出来るかなんて、今の自分にはわからないし、自信もない・・。　でも、ママは挨拶もそうだけど、英語にしろ、音楽にしろ、息子の生活や人生に楽しみ喜びを見事なほど与えている・・。父親としてちょっと悔しいところもあるじゃあないですか。だから『育児』に参加した気になっているだけ、なのかもしれないけれど、今後とも手探りながら頑張ってゆきたいと思っています。だって、可愛い息子の笑顔のため、そして、私達３人家族の小さな幸せのためですから！　なんか、知ったような事言って演説ぶってるみたいで・・、書いてて何だか恥ずかしくなってきた・・。。もう寝よう・・！

September 12, 2006

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ミヤサマ～ミヤサマ～（公園で遊ぶ２）

　　　昨日の公園遊びにハマってか、今日も市内の公園に遊びに行きました！今度、こそは、親子３人水入らずで！　私ももう３０年近くこの市に住んでいるのですが、名前だけは知っていて一度も行ったことのない公園へ、初めて足を踏み入れました。やっぱり同じ市内とは言っても、ちょっと離れていると足が遠のくもので、今日行ってみて、これまでの約３０年、すごく損をしていたような気になるくらいいい公園でした。　子どもが遊ぶための公園と考えると、昨日行ってきた公園の方が相応しいのですが、今日の公園は木々に囲まれた遊歩道といい、大きな池といい、さしずめ大人がゆっくりできる空間という感じでしょうか・・。　それにしても、今日も暑かった・・。というか、昨日よりもはるかに暑い。暑さに弱いママはぐったりでしたし、息子も昨日よりは少しテンションが低め。それでも、公園内を一周した後、ボールでサッカーをしました。テンションが低めとはいってもやっぱり楽しいんでしょうね。ボールをキャッキャッキャッキャいいながら追いかけていく。途中何度も転んだり尻餅ついたり・・。でも、そうやって汚れてる姿がなんとも男の子っぽくて、とても成長を感じさせてくれます。　あまりの暑さに、ママが扇子を出して仰いでいたところ、突然、息子はその扇子が気になりだしたのか、ママから扇を取り上げたかと思うと　♪あっ～、しゃんしゃんっ～♪　とか言って急に日本舞踊を始めたのです！？　もう、その見事な舞いっぷりに私もママも爆笑！でも途中で飽きちゃって、扇子を落ち葉拾い用のスコップ代わりにしてしまい、ママから大目玉食らってました・・。　今日はあまりの暑さに早々に公園から退散して、近所の電気屋さんに行き、何故かプラレールを買いました。プラレールって、あの線路とかをセットして遊ぶ子どものためのＮゲージといったところでしょうか・・。このプラレール、レールをくっつけてセットするとかなり場所を取るので、我が家では買うかどうか迷っていたのです。できることなら、買いたくないなぁ・・。だって、家が片付かなくなりそうだし、電車の種類やレールやらいろいろ買い足さなくてはいけなくなるからキリないし・・。しかし、最近、この電気屋さんに行ってもプラレールが気になりだしたらしく、何度もそのショーウィンドゥの所に行っては物欲しそうに見ていますし、先日レストランでお子様ランチの景品にもらったカプセルのプラレールを昨日出したかと思うと、嬉々として遊んで、ママが寝させようと引き剥がそうとすると大騒ぎするほどだったので、仕方なく我が家も、プラレールというパンドラの箱を開けざるを得ないことになってしまいました。　で、早速買って家で試してみると、もう嬉しくて嬉しくて仕方が無いようで、興奮のボルテージが一挙に高まりました。彼のツボを刺激するのはトンネルらしく、電車がトンネルをくぐるたびに興奮して笑顔を振りまくっています。ママが「ジークフリートはトンネルが好きだから、トンネルのあるセット買ってね。」と言っていたのですが、まったくその通り・・。さすがはママといった感じです。　その後興奮冷めやらぬジークフリート・・。今日はさすがにバテたママは早く寝たいとの事で、夜１０時前に床に入りますが、一向に寝ようとしないわが息子・・。また、大好きな英語の歌をいっぱい歌うまくっています・・。　で、先日ママがネットオークションで手に入れたディズニーのSing Alongのビデオの中のクリスマス特集に収録されている「Hip Hop Noel」という曲が大のお気に入りで歌いながら踊っちゃうんですが、この歌詞の中の“Hip Hop Noel! Complete with a beat taht our feet can grove to～”というサビの部分、どうも私には“ひっぷ、はっぷ、のえる！あっびっくりぽっくりしゃっくり～”といているようにしか聞こえない・・。で、私が困っていると突然ママが“お～に！びっくりしゃっくりとっ！！♪”と歌いだしました。これは、原典がどこかにあるのかもしれませんが、イギリスの作曲家アーサー・サリヴァンによるオペレッタ『ミカド』の歌詞の一部分。年増の女性が片思いしている若い男の秘密を大声で暴露しようとしたときに人々がこう歌って、邪魔をするという場面に使われるのです。「鬼、びっくり、しゃっくりと」・・う～ん、ぜんぜん、意味わかりません。　ところが我が息子殿・・。この　“お～に！びっくりしゃっくりとっ！！♪”がよほどお気に入りになってしまったのか・・ゲラゲラ腹を抱えて大笑い・・。そして自分でも歌いだす始末・・。　「これで息子も『ミカド』の一節覚えたよ～♪」などとママが陽気に言うので、ではもう一節覚えさせようと、今度は私が　“ミヤサマ、ミヤサマ、オンマノマエニ～、ヒラヒラスルノワ　ナァンジャァイナァ！トコトンヤレトンヤレナァ～♪”　と歌ってやりました。　もうほとんど、何かの暗号みたいでしょ？　これも『ミカド』の一節。ミカドが入場してくるときに使われる曲です。一体向こうの人はニッポンを何と考えているのやら・・。　でも、この“宮様、宮様”はきちんと日本に原典のある曲なのだそうでびっくり！　この曲もジークフリートのツボを大いに刺激しましたが、さすがに歌うのは難しすぎたようです・・。　※大爆笑間違いなしのオペレッタ『ミカド』ＤＶＤも発売されています。機会があったら是非お聞きください！お勧めです！！　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　喜歌劇「ミカド」全2幕　その後もなかなか寝付けないジークフリートでしたが、寝てしまえば、余程疲れたのか、石のように寝ています・・。その証拠に、先ほど、今日携帯で撮った画像をアップしようとしたのですが、携帯を寝室に置き忘れたことに気づき撮りにいったんです。明かりをつけたらまずいので暗がりの中、自分の布団までたどり着いたのですが、“グニュッ”って何か踏んづけました！！もう、それはびっくり！！なんとジークフリートの頭ではないですか！！なんで、ジークフリートがパパの布団で寝てるんだぁ・・。こりゃぁ泣かれるぞぉ、、と思っていましたが、ちょっと寝返りうっただけで、目も覚まさず、深い眠りに入っていたからです。まぁ、ほっとしました・・。ゆっくり寝て、また明日元気な姿みせてくださいっ。おやすみぃっ

September 10, 2006

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公園で遊ぶ

　今日は、息子とママと３人で近所の公園に行ってきました・・・。んっ！？　３人で、ではなく、ママの実家のお父さん、お母さんもついてきました・・。こんな予定ではなかったのにぃ。まぁ、あらかた予想は出来ていたのですが・・。　当初３人で遊びに行く予定だったのですが、ジークフリートお気に入りのボールをママの実家に忘れていたらしく、それを取りに向かったのです。出てきたお父さん、お母さんを見てわが息子、「ババちゃんこぉ～っ、じいちゃん、ちゃんこぉ～っ、」と、車の中からお父さん、お母さんをチャイルドシート横へ手招き。もう、こうなると、孫大好きの二人も後へは引けず、そのまま車に乗りこんで公演に直行です。　おいおい、わが息子よ・・。お前、パパとママと水入らずで遊びたくないのぉ？？　まぁ、親の心子知らずです・・。　別にママの実家のお父さん、お母さんが嫌いな訳ではなくて、やっぱり一番親子夫婦が触れ合えるのはどうしても週末になってしまうから親子水入らずで出掛けたりいろいろしたいんですよね・・。それにすごく気を使ってくださるので、こちらも返って気になっちゃうと言うか・・。まぁ、やっぱりどちらも気を使ってノビノビとは出来ないじゃないですか・・。だから、私の母ともどこかへ一緒に行こうとか言う事もあまりしません。ママにだってあまりそういう意味の気を使わせたくないから・・。もっとも私の母は自分勝手なので相当ママも手をこまねいているようです。　私の気持ちをよそに、わが息子はじいちゃん、ばあちゃんが大好き。ママの実家は私の家からも歩いて５分程度のところにあるので、ママと息子は毎日のように会いに行っている。３人で散歩に行っても何故か息子の足はママの実家の方に向いていて、遊びに行ってしまい、結局親子３人の散歩は成り立たなくなってしまうのです。で、退職したおじいちゃんと毎日のように遊んでもらっている。私が入院していた時は週末も毎回会っていたようなので、もうすっかりおじいちゃん、おばあちゃん子なのです。　だから遊びに行ってもじいちゃん、ばあちゃんにお株を取られちゃうんですね。まぁ、孫の顔見て大喜びして大はしゃぎしているじいちゃん、ばあちゃんを見ると、親孝行してるな、と安心な気分にはなるんですが・・。　そんなこんなで公園。ここは私の住んでる市内でもそれなりに大きな公園で、私が小学校の時分からある公園です。Ｄ５１やプロペラ飛行機の実物が置いてあったりするんですよ！私が小学生の頃から変わらず置いてあるから、もう２０年近く、その場に鎮座しているんですね。でも、私が子どもの頃はＤ５１（デゴイチ。機関車です。）の運転席まで上がる事ができたのですが、今では何故か立ち入り禁止に・・。　しかし、この公園。周囲はどんどんと開発が加速しているにもかかわらず、ひっそりと昔の状態のまま、それでいて市民の憩いの場となっているようで、久々に懐かしく遊ぶ事ができました。　まず、５０円のゴーカートがあるんです。といっても、一般の人が普通に歩行する園内の道路を走るので、スピードはとろめ。しかも、私が子どもの頃とモデルのほとんど変わっていない車が何台かあるので、おんぼろだし時代を感じさせます。　でも、そんな事、子どもには関係ありません。車やバイクの運転にあこがれる子ども達にとっては最高に楽しい夢を抱かせるおもちゃなんですよね！しかも、これ、大人と２人乗りの出来るタイプなので、安心して乗せることができるんです。最初はバイク型のゴーカートにパパの運転で、サイドカーにジークフリートが乗って走りました。ボロと私の体重の重さでかなりトロトロ走るバイクでしたが、それでも息子は大喜び。風を切って走るバイクにもう大興奮！「キャッキャッキャッキャ！！」と大騒ぎで、危うくサイドカーから落ちそうなほど・・。その後大興奮した息子はおじちゃんやママなど乗る相手を換えて、５回も乗りました。　その後はちょっと長めの滑り台に乗って大はしゃぎ。２０回近く繰り返して乗っていました。滑り台ですから、当然、斜面になっているのですが、乗り終えると、またその斜面をどんどん力強く登っていくのです。わが息子ながら、こんなにパワフルだったとは知りませんでした・・。おじちゃんも、おばあちゃんも、ママまでも滑っていました（笑）　途中、小学生くらいの女の子が、２人、この滑り台をものすごいスピードで下ったのです。それを目の当たりにしたジークフリートは、ただただ尊敬のまなざしで彼女達を見ます。「うわぁーっ！すっごーいっ！！」よほど感動したのか、目を見開いて立ちすくんでいます。すると、その息子の反応を知って知らずか、娘さん達はまた何度も何度も滑り台へ。息子も必死に娘さん達の後を追い、一生懸命滑ります。で、娘さん達がまた滑るのを見る、また大喜び！！　娘さん達が帰ろうとすると、彼女らに向かって「おねぇちゃん、いい子ぉ～～」っって、お前は一体何歳じゃぁ！とツッコミを入れたくなるほどでした。　その後広場でボール遊びをしたり、アスレチックで遊んだり。とにかく満喫でした。３時間くらいしかいませんでしたが、息子は汗だく。帰り際は余程疲れたのかぐったりしていました。またいっぱい息子の相手をしていただいたお父さん、お母さんには感謝です。　私やママは久しぶりに外で沢山遊んだので相当疲れまして、、帰宅後は親子３人水入らずで川の字になってお昼寝する事ができました。　小さい幸せを感じる、週末のひとときでした。これから、毎週末、公園で遊ぼうかなっ、そう思ってます。

September 9, 2006

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スカルピア男爵のテ・デウム

今、ＮＨＫＢＳで『トスカ』が放送されています。とりあえずビデオに録画してあとでゆっくり鑑賞しようと思っているので指揮者やオケをチェックしていないのですが、歌手は一応、チェック済み。トスカ（歌姫・ソプラノ）ダニエラ・デッシー、カヴァラドッシ（絵描き・テノール）ファビオ・アルミリアート、スカルピア（ローマ警視総監・バリトン）ルッジェロ・ライモンディ。デッシーとアルミリアートは実生活でも夫婦。この二人、よく競演しています。デッシーは姿も美しく（それでも最近、妙に老けてきましたが）、声も肉厚なので、近頃のトスカ歌いの中ではかなりいい線いっている人ですし、アルミリアートも背が高く細身。声もよく伸び、まぁ、いいテノールです。　ただ、バス、バリトン族。まして悪役系バリトンとしては、一番気になるのが悪役スカルピア。このオペラの一番の要の役どころですので、このスカルピアの良し悪しでこのオペラが面白いかどうかが決まるようなものだと思っているので、ついつい注目・・。　今はパソコンに向かってネットをしているので、ぜんぜんみていないのですが、このスカルピアが第一幕のフィナーレで歌う「テ・デウム」だけはなんとしても聞き逃さないぞ！とばかりに、その曲のときだけはテレビの前に立ちずっと見て、聞いていました。　この「テ・デウム」は、教会の中で、オルガンが響き，司祭に付き添われて枢機卿が現れ，祭壇に進んで群衆に祝福を与える様子が後方で展開され、聖歌隊が「テ・デウム」を歌う一方で，スカルピアがトスカを陥れようと計略をめぐらすように一人つぶやき続けるところから始まり、やがて自分の企みに悦に入り気持ちが最大限に高揚，合唱と共に最高潮に達したところで，鐘や大砲が響く、という、壮大な幕切れになります。　もう、とにかくかっこいい！プッチーニが書いたスコアの中ではおそらく一番カッコいいのではないでしょうか！とにかく、合唱のほとんど活躍の無いこのオペラで唯一合唱がガンガン歌う場面。しかし、この数分のために合唱は豪勢な衣装をまとい舞台に登場しなければならないのだから、大変なものです・・。　話がそれましたが、この壮大な場面を牽引するのがスカルピアなわけです。スカルピアはオペラ史上、やはり１，２を争う悪役の大家です。私も全曲でやってみたいのですが２幕のみでしかやったことがありません）さらに、プッチーニが書いたバリトンの役柄で、こんなに骨太な役もそうありません。（あと『外套』というオペラのミケーレ役位か？）　ですから、聞く側として、かなりこだわっているのです。　確かにスカルピア男爵は複雑な人格を形成していますし、欲ボケキャラだけを強調すると単調になるから、演劇的にも歌唱的にも表現力が要求される、また、トスカの恋人カヴァラドッシのなんとも単細胞的な直情さに比べ（それにしても、プッチーニの描くテノール役はいつもいい歌を歌うけれどどいつもこいつも単細胞・・）、スカルピアは頭脳明晰、また手練手管にも長けているので、男性的フェロモンを漂わせている。ただの脂ぎったオヤジではない、そして、トスカが３幕フィナーレで「おおスカルピア！神の御前で！！」と言って、サンタンジェロ城から飛び降り自殺をすることから、“実はトスカはスカルピアに惚れていたのではないか？”という解釈から（かのマリア・カラスは、この台詞のときスカルピアと恋人オナシスを重ね合わせていたとか→演出家ゼフィレッリ談）、最近、どうもスタイリッシュなスカルピアを聞くことが多くなりました。それはそれで有りだとは思うのですが、そればっかりというのもどうもね・・。といつも思うのであります。、権力をカサに着た悪人、という雰囲気の出せる、押しの強い声の歌手というのがほとんどいなくなってしまった、から演出方針がスタイリッシュなスカルピアを登場せざるを得なくなったのか、現代社会がスタイリッシュな悪役を求めるばかりに、押しの強い声の悪人が必要なくなったのか、この辺はわかりませんが、最近は時代劇にしても現代劇にしても、押しの強いキャラクターの出せる役者というのは本当に少なくなりました・・。　で、このスタイリッシュなスカルピアの走りがまさに今回のルッジェロ・ライモンディなのであります。彼はバス歌手ですが、イタリアのバス歌手の持つ明るい声に加えて甘い歌も得意、おまけに舞台栄えする顔立ちにスタイル、そして映画俳優顔負けの演技をすることから、各方面で重宝がられる歌手です。オペラ映画にも数多く出演していますし、ゼフィレリの劇場映画では俳優として出演もしています。　このライモンディの声が大好きだった指揮者がカラヤン。ライモンディをスカルピアに起用して録音したのもカラヤンが初めてです。（余談ですが、トスカ役のリチャレッリの美しい姿と胸元が印象的な→本当に印象的なジャケットのＣＤです）その後瞬く間に、彼の持ち役となり、２つのトスカ映画でスカルピアを演じましたし、数ヶ月前のボローニャ歌劇場来日公演でも確か歌っていたような・・。　いや、いいんですよ。演技的には・・。凄みがあるし、色気もある。映画なんかには確かにもってこいなんだと思うんです。でも、本当に押し出しの弱い歌い手なんですね。耳だけで聞くと、どうも物足りなさが残るのです。やっぱり彼の声は基本的に明るいのでロッシーニや、ドニゼッティなどを聞いている分には心地いいのですが・・。（彼が新国立劇場で歌った『ドン・キショット』（マスネ作曲）のタイトルロールは新国立史上に残る名唱だったと思います。）　どうも、バリトン系の悪役を演じられると、その声の明るさが余計に裏目に出るような感じがして、存在感が薄く感じるんですね・・。　そもそも、最近はバス歌手がバリトンに手を染めていく事が多いのですが、スタイリッシュな方にどうしても傾く傾向があるようです。サミュエル・レイミーしかり、ジョルジュ・スーリアンしかり・・。　それにトスカの最後の台詞を根拠にトスカがスカルピアに惚れていた→スカルピアはいい男だ→だから油ぎっちょんじゃぁいけないんだ→スタイリッシュに行こう　という単純な図式化にするのだったらば、私はちょっと抵抗があります。トスカの最後の台詞を根拠に単純な図式化を演出家が図ろうとするのであれば、私は、「ではトスカが飛び降りたとき高らかと鳴り響く“星は光ぬ”（カヴァラドッシの悲痛なアリア→名曲です）のですか？」と問うてみたいものです・・。　もちろんオペラだって生き物ですから、その時代時代にあった解釈で演じられたり歌われるべきでしょうが、すべてが右にならえみたいな状況は決して好ましくないと思うのです・・。一方でスタイリッシュな悪役がいて、また一方で時代がかった悪役がいてもいいではないですか・・。　それにしてもちょっとやりすぎると、観客もしらけてしまうのでやっぱり押しが強くこてこてに悪役ながらも、理性的なところも残す、そういったスカルピアがベストだと思うのですが・・・。　そういうい意味ではティト・ゴッビの演じるスカルピアはやはりマリア・カラスのトスカと双璧で素晴らしいものだったですね。トスカの嫉妬心を煽りだすスカルピアと彼の攻撃に必死に抵抗しようとするトスカのなんとも激しくまたエロティックでもある２幕の二人のやり取りは実にスリリングです。あと、録音で聞くことの出来る素晴らしいスカルピアはＬ・ワーレンのものと、Ｇ・タッディのものだと思います。ワーレンのそのノーブルな声が甘さ、スタイリッシュさを保ちながらも、非常に押しが強い声（場合によっては好き嫌いのはっきりする声）で、表現も実に憎憎しい。まさに悪役です。そしてタッディは実に演劇的。目をつぶって聞いているだけで、その表情、動きがすべて見えてくるような、そんな歌です。しかも押し出しの声も非常に強く、カラヤンがつむぎだすウィーンフィルの強靭な音になんら負けていないところが凄過ぎます。（タッディはカラヤンの旧録音で聞くことが出来ます）　映像ではライモンディも楽しんでいただくとして、昔ながらの悪役というものをごらんいただけるなら、メットのライブでシノポリ指揮、ベーレンスのトスカ、ドミンゴのカヴァラドッシの盤で歌うＣ・マックニールのスカルピアを見て下さい。正直、声は弱いし、表現もいまいちですが、映像を見るとその表情など、いかにも悪役っ！て感じでなかなか楽しめます。２幕フィナーレでトスカに刺し殺されたまま、目をひん剥いて十字に倒れている姿など、カメラがずっとその表情を追っているのですが、目を開けたまま苦悶の表情でずっと死んでいるところなど役者魂を感じさせます。　興味がありましたら、是非是非ごらん、ご一聴ください。　あ、ライモンディはいい歌手です。彼の魅力に取り付かれた方のサイトはここをクリックしてください。　★カラヤン指揮　ウィーンフィル　絶品のＧ・タッディのスカルピアが聞けます。　★『トスカ』録音史上に残る伝説的名盤。カラスとＴ・ゴッビのスリリングで劇的なやり取り、スティファノの伸びの良い声、デ・サバタ指揮のスカラ座のドライブの効いた演奏。録音が古いのを除けばどれをとっても超一級品です。　★カラヤン、ベルリンフィルのトスカ。ねっ？！リチャレッリの美しさと胸元が気になるでしょ？スカルピアはライモンディ。　★映画盤『トスカ』。ゲオルギュウ、アラーニャの美男美女夫婦にライモンディが絡む

September 8, 2006

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ブログの安全対策

　昨日のことです。　突然ママが言いました。「パパ、ブログ書き込み気をつけたほうがいいよ。最近、ブログに載せた写真や文書からいろいろなものを推測していたずら目的に利用したり、悪用したりする奴がいるんだって。パパのブログは、ジークフリートの写真はバンバン載せてるし、住んでいる地域を特定できるような書き込みもしているし、参加している団体まで書いている。情報管理気をつけたほうがいいよ・・。」　いやぁ、そう指摘を受けてみて、いざ振り返ってみると「確かにそうだなぁ・・・」と思ってしまいました。　こう、物騒な世の中となってしまっては、本当に何が起こるか不安でならないのが現状ですよね。思わず、昨日、自分のブログを見直して、まずそうな部分はところどころ修正をかけました。今更遅い、という話はないでもないですが・・。おまけに、昨日はそんなこんなでちょっと不安にもなってしまい、ブログの更新ができませんでした。　ネットに載せるということは不特定多数の人の閲覧を前提にしているわけですから、自己責任において、いろいろ守るべきところを守らねばならない、とは判っているつもりなのですが、ついつい、自分の家族の事や趣味の事、地域の事、その他もろもろのことを読んでいる人に伝えたい、そういう欲ばりなところが勝ってしまい、自己防衛を怠っていたなぁ、そう感じ、反省しました。　ただ、やっぱりジークフリートは見てほしいし、いろいろお伝えしたい事も沢山ある・・。これからは自分なりにすこし制限を設け、注意しながら書き込みをしてゆきたい、そう思います。そんなことを言いながら、昨日のママの指摘がどうもまだ、のどに刺さった小骨のように不快な感じが取れないので、今日もこんな書き込みのみです・・。（内容がなくってすみません）　皆さんのブログも閲覧させていただいて、やっぱり可愛いお子さんや大切な家族の画像など、見ているこちらもほのぼのとした気持ちになるし、嬉しくなりますよね。それから、ご自分の画像を載せていらっしゃる方も結構いらっしゃいますよね。男の場合はあまり影響がないのでしょうが、女性の場合は常に危険と背中合わせかもしれませんよね。でも、こういう画像も、その書き手を理解する上ではとてもいい材料なんですよね・・。こういうものが、本当に素直な気持ちで、優しい気持ちで見ることができるような世の中であれば、良かったのですが・・・。　いえっ、私達親が、そういう世の中にできるように頑張っていかねばならないんでしょうね。ジークフリートはじめ、今の子ども達が、少しでも安心して暮らせる世の中に・・。　あと、ブログをたずねてくださった方の足跡を見て、それを元にたずねてくださった方のブログにもお邪魔するのですが、時々出会い系サイトの宣伝ブログみたいなものが来て、結構ドギツイ画像などものっているので、近くにかみさんなんかがいたら、それをみて、きっと私に疑いの眼差しをかけることでしょう・・。こういうブログは、更新をした人にランダムに送りつけているんでしょうけれど、正直迷惑ですよね　

September 8, 2006

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訳詞家Ｍさん

　　私が所属しているアマチュアオペラ団体『ガレリア座』はもう活動が十年以上になりますが、その間一貫して日本語での上演にこだわってきました。西洋的、オペラ的な発声で日本語を聞き手に判るように聞かせるというのは、我々素人にとっては至難の業。年を追うごとに会場が新宿文化センターのようなキャパ数（客席数）の多いところになるし、オーケストラも加わるわけですから、日本語を客席にまで、何を言っているか判るように歌うというのは思った以上に大変なんです。言葉を気にすると、音楽の流れが途切れてしまうし、音楽の流れを気にすると、日本語として客席には聞こえないから、物語の意味なんかがわからなくなってしまう・・。　これがいつも私達がぶつかるジレンマというか、壁です・・。　指揮者なんかは音楽重視ですから、言葉の方を慎重にしようと思うと、やっぱり途切れる音楽が気になって仕方がないから、「もっと母音を響かせて。そんなに細かく日本語を歌わなくていい」というし、客席からは「何言ってるか判らん！」とお叱りの言葉を受けることもたびたび。本当は日本語もよく聞き取ることが出来て、音楽も流麗に流れる、これが理想なんですが、理想と現実を一致させるには、やはり高度な技術が要求されるようです。　ただやっぱり知ったかぶりで言ってしまうと、イタリア語のような歌うために出来たような言語と日本語のような言葉の違いというのは如何ともしがたいところはあると思います。プロの上演でも日本語上演のオペラなんかだと、やっぱり何を言っているか判らないということも多いですし・・。日本の歌曲などは、大オーケストラを前にして歌うよりも小さな空間でニュアンス豊かに、朗々と歌うよりは、むしろ語りかけたりするように歌うよう出来ているような気がするのです。時々、プロの方でも、ヴェルディでも歌うかのようにガンガン歌う方がいますが、そういう方の日本歌曲は本当に何言っているか判りません・・。　うちの団でこの問題がよく討議されますが、「日本語に注意して歌わなきゃ駄目だ」と声高に言う人がいたり、もっともその人も言う割には・・・という感じですし、一方では「本場のイタリア人やドイツ人だって、言葉理解して聞いてる人も少ないらしいよ」とか言う人もいるし・・。この辺り、プロの声楽家の方のご意見を伺ってみたいところですが・・。前に作曲家の三枝さんがバイロイトの話をしていたときに「オペラは歌舞伎みたいなもんで、歌詞も昔の言葉だから今の人は理解できない」なんて話をしていたと記憶しますが、どうなんでしょうね？また一方で本場の歌手の人の指導は必ず言葉の発音、ニュアンスというものを大切にといいますし・・。　私達が日本語でオペラをやる！と最初にこだわった理由は、日本のコミシェオーパーになる！！という意気込みから端を発しています。外国の地方劇場はそのオペラの原語上演ではなく、その国の訳詞上演で行われる、という話を聞きました。現にベルリンコミシェオーパーやらイングリッシュナショナルオペラ等は自国語の上演をしていますよね。判りやすい言葉で、アマチュアの立場からオペラ文化を底上げしよう！なんて大言壮語な意気込みが基でした。まぁ、でも、根本はオペラを知らない人も一緒に楽しめるオペラを作ろう！オペラって楽しくて面白いんだから！！というところでしょうか。　日本語を聞かせ、音楽を聞かせる・・、その技量の足りない私達の力を補ってくれるのが、訳詞です。訳詞も単に訳したやつを音符に当てはめればいい、というものではなくって、作品を物語として面白くニュアンス豊かに作ってゆかねばならないし、なにより、“歌って聞かせられる日本語”を作ってゆかねばなりません。これは大変な仕事です。　ところが私達の団には非常に優秀な訳詞家の方が訳詞を作られており、歌い手側としては大変助けられています・・。その方はＭさんと言って、現在はアメリカ在住で育児の傍ら、訳詞などを本業とされるようになったようです。以前は日本にいて、我々と共に舞台にも乗ったりしていた方です。　彼女の訳詞は、原語の言葉のニュアンス、発音により近く、選びに選び抜いた日本語を駆使して作り上げています。音楽に上手く言葉が乗るように作られているんですね・・。ですから、その訳詞の歌詞を覚えたあと、原語のＣＤなどを聞くと、不思議とその訳された日本語歌詞が浮かんでくる・・。まさに空耳アワーの世界です。　非常に綿密な作業により作りこまれる歌詞なので、時々、仕上がりに時間がかかり、稽古に影響することもあるのですが、出来上がったものを見せられると、誰もがその労力と作品の出来に感激し、大切に歌います。（私なんぞは、大切に歌いますが、実力が伴っていないのが悲しい限り・・）　その彼女が訳したオペレッタの珠玉の名曲のアリア集が発売されました。オペレッタアリア名曲集　ソプラノ／メゾソプラノ　田辺とおる　編　（ドイツ語作品編）　がそれです。　２２曲収録されているうち５曲を彼女が訳されているようです。これまで、ガレリア座や新宿オペレッタ劇場という公演で使われた歌詞が主。カールマンや、ミレッカー、スッペ、レハールなどといった素敵な曲を作る作曲家たちのしゃれたアリア達が、流麗な言葉によって形づくられている、素敵な曲集です。他にも定番の訳詞や声楽家田辺とおるさんの訳された曲などが収録されているそうです。これまでに、多数のオペレッタを、日本語歌詞でまとめたアリア集なんて多分なかったと思います。本当に素敵な曲ばかりが収録されていますので、声楽に興味のある方も、そうでく、ただただ歌や美しい曲が好きという方にも見ていただいて歌ってみて欲しいです。　このアリア集に収録されている歌詞で、以前うちのかみさんが舞台で歌ったことがあり、Ｍさんから楽譜進呈のご連絡をいただきました。もう、そんなありがたい頂き物をしてしまった以上は、この楽譜を使って、コンサートでもせねばなるまい！！と夫婦で意気込んでおります。　「もちろんパパも歌うんだよね？」　「歌うわけないじゃん！ママ一人で歌うんだよ。だってこれソプラノアリア集だもんっ」　いつになるかはわかりませんが、大切に歌ってコンサートを作りたいものです・・。

September 5, 2006

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ＤＷＥダンスアロングショーに行きました。

今日は本所吾妻橋へＤＷＥのダンスアロングショーに行ってまいりました　私はいつものとおりビデオ撮影係。ママから「たまには私がビデオ撮影係やるから、ジークフリートと一緒にいてショーに参加しなよ～」なんて言われるのですが、私は、それだけはご勘弁くだせぇ～って感じなのです。なにせ、英語なんてしゃべれないし、わからないし・・。万一、ショーに出ている先生に何か話しかけられたって、私には何もわからないし、答えられようがない・・。　でも、最近、ママはＴＥ（テレフォンイングリッシュ）という、週に１回ＤＷＥの先生と電話で英語で会話したり歌ったりするというものに、パパを巻き込もうとやっき。息子と先生が電話で話す前にママと先生で「何の歌歌ってください」とかちょっとした会話をしなければならないのですが、どうも、それを私にやらせようとする・・。　私なんざきっと「あなた、日本語喋れるんでしょ？だったら日本語で話てくれぇぇぇ」といってしまいそう・・。そこへ行くと、息子などは立派なもので、会話している・・。（どこまで理解しているかはわかりませんが・・）だから、余計に恥ずかしいんですよね・・。　話は少し逸れますが、私、外国人とコミュニケート取るのがとても苦手・・。これでも中学時代はオーストラリアの映画好き少年とペンパル（懐かしい響き！！）してたんですが・・。　以前、会社の用事で上野の文化会館の前を歩いていたら、外国人が楽譜を読んでたっている。どこのオッサンだろっ、と思ってよーくみたら、世界的な指揮者エリアフ・インバル氏だったのです。思わず駆け寄って、「あなたエリアフ・インバルさん？」「イエス」「ＯＨ！！！！！」（一応英語です）といって、私、なにを思ったか、興奮して握手をしたかと思うと、その場からそそくさと立ち去ってしまったのです。　路上にたった一人、唖然とした世界的指揮者が立ち尽くしていたそそうです。（一緒にいた上司談。）多分、意識的ではなかったのでしょうが、言葉のコミュニケーションを取れないことに恐れをなして、本能的に逃げていたのでしょう・・。　だから息子には、仮に英語ができなくても、外国人の方とコミュニケーションを取る事に気後れしない、そんな子になってほしいと思っています。今のところ成功しているようですが、自我が目覚めたりすると、どうなんですかね？　さて、ダンスアロングショーの様子はママの日記It's a bird!に譲ります。私は概略なんぞを・・？？　実は、この日、会場にはショーの開演１時間前には到着。初回だったのでまだ誰～も来ていません。広いロビーでジークフリートは大騒ぎ、駆け回ったり、大声で英語で話したり、もうテンション高！！　こうなっちゃうとやばいんです。わが息子・・。ショー前にすべてのテンションを出し尽くして肝心のショーのときにテンションが下がりまくっていた事が過去にあったものですから、なんとかクールダウンさせようとするんですが、しようとすればするほど、大暴れ・・。　親の心子知らずってやつでしょうか・・。　すると、ジークフリートの英語を聞きつけたのでしょうか、ホールから一人のオバサンがニョキっと顔をだし、低い声で笑いながらジークフリートに手を振っているではありませんか・・。たちまち凍りつき、恐怖に震えるジークフリートは私の足に隠れます。怖いもの見たさか、足の間から、チラリチラリとそのオバサンを凝視しています。う～ん、確かにすっぴんの外国人のオバサンは、その低い声も手伝って、なんだか魔女みたいだった・・！！？？んっ？？外国人のオバサン！？もしかして、今日の先生？？ありゃりゃりゃ失礼しました・・。でも、オバサンは既に姿を消し、ジークフリートは大分クールダウン・・。もし、イヴェントであのオバサンいえっ、先生が出てきたら、ジークフリート、恐怖のあまり逃げ出さないだろうか、少し心配に・・。　すると、今度はホールから若い外国人の男性が・・。彼は私たちの姿を見てびっくりし、おどけたようにトイレに駆け込んでいきました・・。　「ねぇねぇ！今の先生、イケメンじゃなぁい！？」おいおい、いい年して、イケメンですかぁ？あたしゃ、ツケメンが好きですよぉ・・　しかし、ママの目は爛々と輝いておりました。まぁ、胸ときめかせるのはなにも年齢は関係ないでしょうし、それはそれでいいことなんでしょうけどね・・。　さぁ、ショーが始まります。今日の先生はオバサン、もとい、Ｊａｎｅｌｌ先生、イケメンのＨｕｗ先生、そして、黒人でちょっとエマニュエル坊や（懐かしい！）みたいな童顔のＳｔｅｖｉｅ先生、の３人でした。Ｊａｎｅｌｌ先生はメイクもすっかり済ませ、さっきの魔女顔とは打って変わって、すっかり化けていました。Ｈｕｗ先生もイケメンの素顔を隠し、ここでは少しダサイ系のお兄さんを演じていました。　息子はすっかりＳｔｅｖｉｅ先生の大ファン。先生が親指立てて“Ｃｏｏｌ”といってポーズを取るのをすっかりまねていました。もう、よほどはまったんだか、帰りの車中でも、家に帰って、イヴェントのビデオを見ながらでもずーっとまねしてました。　もう、本当に幸せそのものって感じでした　幸せそのものなのはもう一人。そう、ママです。ママはすっかりＨｕｗせんせ～っ！！っという感じ。ショーの終わりに先生方と写真を撮れるのです。いつもなら、ジークフリート一人で撮るか、家族３人で撮るかのどちらか。最近は大抵ジークフリート一人と先生で写ることが多くなっていました。しかし・・。今日はママも写真に入る気マンマン！！　　じゃぁ、今日は３人で写真に納まりましょうか、、と準備していたそのとき　「パパ、写真とってぇ～」おいおい、パパは仲間はずれかいっ！いいもんいいもん、悔しいからカメラ撮影はしてやらず、ビデオだけ撮りました。（カメラはＤＷＥのスタッフの方が撮ってくださいました）　もう、ママのなんとイキイキしていたことか・・・。　帰りもママは興奮状態！パパだって、そりゃ餅のひとつやふたつ、焼きたくも（妬きたくも）なります。　「なにいつまでデレデレしてんの？いつもかっこいいオトコみてるじゃん。」　「誰？」　「ここ」　「はぁ？？」　そんな会話をしながら、浅草で食事をして帰りました・・。　まぁ、ママもジークフリートも楽しんだＤＷＥショーでした・・。　ひとつだけ思ったことがあります。今日はショーの初回（一日に３回くらい公演があるようです）でした。初回は大体、年齢層の低いお子さんが参加されているようなんですが、（うちの息子も例に漏れず・・）ちょっと今回の公演は、お子さんを放任されている方が結構いたように見受けられました・・。小さいし、ショーに飽きちゃったりするのは子どもですから仕方がありません。しかし、一生懸命ショーを見ている子もいるし、テンション上げて演じている先生たちの身にもなると、ショーに集中できないお子さんが会場内をばたばた駆け走ったり、大騒ぎするのはいかがなものかと思いました。やはり親御さんがきっちりと見てあげなければいけないのでは・・。そんなことを強く感じさせる、今回のイベントでもありました・・。

September 3, 2006

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あ～あ

ああっ、今日も負けた・・・。なにって？横浜ベイスターズです。私の大好きな、愛してやまない球団であります・・・。まぁ、あらかた、今日は苦手のトラだし、負けるだろうと思っていたから、コーラスの練習に行ったとき、大のトラ好き団員に「中日のマジック減らし阻止をお手伝いしましょう！」と堂々、宣言してしまった・・。そのとおりの結果になってしまったことが辛い・・・。もう、今年はいい、もう、野球のことは気にしない・・・。そう思っていても、やっぱり気になる野球・・。日本人のプロ野球離れが言われて久しい状況。しかし、巷ではハンカチ王子とか言って騒いでいるし、まだまだ、野球だって・・・。今年はとにかく、もう意地を見せる野球だけをベイスターズにはして欲しい！！お気に入りのブログにさせてもらった横浜ベイスターさんのように、関西人でありながら、トラに染まることなく、１６歳という若い年齢でありながら、野球を熱く語り、負けても負けてもベイスターズを応援してくれる、そんなファンの気持ちに応えるだけの野球をして欲しい・・。売店で飲み物を購入しようと見ていたらジョージア缶コーヒーのおまけで『80'Sプロ野球ヒーローズフィギュア』と言うのがついているのを発見！８０年に戻らないと、プロ野球を語れないのかぁ・・と、ちょっとさびしい気持ちになったものの、わたくし・・・もし、このコーヒー買って、出てきたフィギュアがベイスターズ、いえ、この時代は大洋ホエールズの選手が出てきたら、来年は絶対優勝！！！！！！！！！とありえない、そんな思いを託して購入・・。あけてビックリ！！なんと、今はカツラの宣伝に出ている『高木豊選手』のフィギュアが出てきたじゃないですか！！これで、やったぞベイスターズ！来年は絶対優勝だぁ！！今年も残り、やる気をなくさずがんばってください・・・。

September 2, 2006

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息子の崇拝者

　今日は練習終了後、オペラ仲間のkomiちゃんと焼き鳥の旨い、綾瀬の飲み屋に行きました。絶品の焼き鳥、レバ刺し、コブクロ刺し（！）に舌鼓！！いやぁ、堪能しました！！途中からkomiちゃんの奥様も加わり、話に花も咲きました。　その話の中心はわが息子ジークフリート・・。　このkomiちゃん夫妻、子どもが大好き。奥様は育児関係の出版のお仕事をしており、子育て、子どもの事に造詣が深く、komiちゃんは直感で子どもと接している。子どもの目線で子どもと対話できる才能の持ち主。だから、子どもはkomiちゃん大好きで、うちの息子だけでなく、ガレリア座団員の子どもたちはみんな、komiちゃんの洗礼、もとい、お世話になっています。　うちの息子もkomiちゃんは大好き。姿を見るとkomiちゃん、komiちゃん、といって親なんかそっちのけで二人でどこかへ遊びに行ってしまうほど。　一方のkomiちゃんもジークフリートがことのほかお気に入りのご様子。と、いうかもう崇拝している・・。　「ジークフリートは周りの人々すべてを幸せにする力を持っている！」　「オーラを発している」　「写真を毎日拝んでる・・」　とにかくすごい褒め様で、聞いている親である私が恥ずかしくなってしまうくらい・・。　まぁ、でも、人を幸せにする、というのは、どこのお子さんでも同じなんだろうと思うけど、まぁ、当たっているだろうな。赤ちゃんや小さな子どもをみて嫌な顔する人なんてそうはいないと思いますし・・・。親としては、そんな風に言われれば、満更でもないし、鼻高々です。でも、親が何か努力しているわけではなく、あの子が自然に身に備え付けたものをもっているんだなぁ、という気はします。　これもこうやって可愛がってくれる人々に囲まれているおかげであり、囲んでくれている人々がジークフリートに優しく接してくれているから、ジークフリートも幸せでいるに違いない。いろいろ話て考えさせられたり、うれしかったり、とにかく旨い鶏と、いいお話が出来、リフレッシュできました・・。　本当は旨い鶏を食べながら、旨い酒を飲みたかったのですが・・。　肝臓完治したら絶対飲むぞっ！！　

September 2, 2006

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『こうもり』合唱練習１

　今日は私の所属しているアマチュアオペラサークル“ガレリア座”の次回公演『こうもり』の合唱練習に参加しました。　実は私、ガレリア座の公演に出演するのも、そしてまともにひと舞台歌うのも約２年ぶりになります。この２年間は、糖尿病になるやら、突発性難聴になるやら、マイコプラズマ肺炎になるやら、Ｂ型肝炎になるやら、まさに病気との共存生活。入院生活も長かったせいもあり、ずっと歌えていなかったので、いやぁ、欲求不満が溜まった溜まった・・。　これまで、私はこの劇団で何度かソリストとして舞台には立たせてもらいましたが、コーラスでは今回が２回目。この劇団での合唱は結構ハードなことを要求されます。その他大勢の一人ではなくて、一人の人格をもった役柄の演技を要求されますし、ここはオペレッタを比較的多く上演するので、ダンスシーンも多く要求されるのです。　私はダンスは下手くそ。通称“田吾作”と言われるほど華麗でないのです。だから、そんなダンスシーンがあるとどうも一苦労なんですね。今回の『こうもり』はワルツ王Ｊ・シュトラウス２世作曲のものですので、当然、ワルツを踊らされるわけですが、今から冷や冷やものです。　ソリストとはまた違った緊張感を強いられるコーラス。私は正直あまり得意ではないのですが、今回は、ソリストの方が、今まであまりソリストを経験してこなかった人を中心にしてやるということでしたので、私としては彼等を応援したかったし（煽りたかったし？？）、自分も２年間くすぶっていましたから、コーラスだろうと、不得意だろうと、踊りが下手だろうと、舞台に乗りたい！という思いが強く、参加することになりました。　私、この『こうもり』というオペレッタにはやたらと縁があります。ガレリア座旗揚げ公演が、この『こうもり』で、私は看守フロッシュという芝居のみの役を演じました。その後、私の友人ら有志で２度ピアノ伴奏で『こうもり』を上演。指揮、演出、看守長フランク役（１度のみ）を担当しました。今回で４度目ですが、コーラスは初めて。しかも、今回の『こうもり』は通常版とは違って、シュトラウスよりもずっと後の作曲家コルンゴルドによる編曲版で上演することになりました。この盤は日本初演です。　ですので、『こうもり』には大分精通しているぞっ！と少々タカをくくっていた私は自分の甘さにことごとく気づかされました・・。　最初の１時間はエアロビクスも含めたストレッチとダンス練習。入院中寝てばかりいてすっかり筋力の落ちていた、病み上がりの私には、相当きつい運動でした。いやっ、やっていることは健常な方なら、それほど大変でもないのでしょうが、もう、ハードさの連続・・。こまめに水のみ休憩などを入れてくれるのですが、ひざはがくがく笑うし、ふくらはぎはびりびり痺れるし、太ももと足の付け根にはすでに筋肉痛が始まったし・・。自分自身の体の衰えに愕然としました・・。　その後は合唱練習です。２年間出なかった間に知らない人がずいぶん増えていました。平均３０代の参加者が多かったのに、５０代、６０代の方も参加されるようになり、年齢層もちょっと豊かになった感じです。　　私は初心に帰って出直すつもりで（？）、さらったことの無いテナー２として参加することにしました。私はパートはバリトンですが、声種的にはハイバリトンですので、コーラスのバスだと、ちょっと低く感じるときがあるんです。またテノールの絶対数が少ないから、と頼まれたのもあいました。　さぁ、実際に歌いだす・・。音をとる・・。　私、まずここで一苦労・・。なかなかピンポイントで音が取れない・・。まぁ、でもさすがに４回もやっていれば音形も覚えているし、あまり違和感なく音とりをすることができました。　が、混声で合わせると・・・　うっ！！古巣バス・バリトン族の野太い歌声が・・・。　懐かしい響きっ・・。ああっ、低い方へ流されてゆきたいっ・・、そんな欲求に心がフラフラと揺れ動かされると、たちまち、突拍子も無い歌を歌い始めてしまうっ・・。これではいけない！誘惑に打ち勝たねばっ！！そう思うと自然と声に力がこもる・・・。　「テノール、うるさい・・。」　指揮者からさりげなく注意が・・。「だってぇ・・大きな声で歌ってないと、音わからなくなっちゃうんだもん・・・」心の内なる叫びがこだまする・・。　「こう、フランス風に軽ぅ～く、洒落て歌ってよ～っ♪」　「君たちの歌は農耕民族の空気が漂ってるっ」　いろいろ言われました・・。う～ん、もって生まれたこの田吾作的キャラクターを変えるのはなかなか至難の技。まぁ、残り時間はまだまだたくさんある・・。その間までにがんばってしあげなくっちゃ。（公演は来年５月）　しかし、久しぶりに歌って踊って、大分ストレス発散にはなりました！やっぱり歌うっていいですね。気の知れた仲間と歌うのも、本当にいいものです。

September 2, 2006

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幼児虐待！？

　今日は、ママの用事でパソコンにいろいろとダウンロードしたり、なんかしたりで作業していたらいつのまにかこんな時間になってしまったので、ちょこっとだけ。（本当はちょこっとだけで十分だと思うのに、いつも長々と・・。私、文書まとめるのが非常にへたくそなんです）　今日、電車に乗っていたら、まだ小さな赤ちゃんを抱っこ紐で連れた若いお母さんが乗っていました。ところが、その子が、泣いているわけではないんだけど、大きな声で奇声を発しているんですね。子どもっていっても、まだ赤ちゃん。言っても聞かない、というか理解できないから仕方ないんです。ホント。　しかも赤ちゃん、子どもっていうのはまだ世間のしがらみにもまれてないから、実に発声がいいんですねぇ（？）よく通る声。だからうるさいのは判る。朝の満員電車だからイライラしているのも判る。　でも、相手は赤ちゃん。それを思えば仕方がない、って理解もできそうなもの。ましてその子と四六時中一緒にいるわけでもないんですから。それなのに、電車のお客さんは結構冷たい人が多かったですね。露骨に嫌な顔したり、舌打ちしたり。特に私の斜め後ろのオヤジがいい年してホントにわざと舌打ちして、そのうち聞こえるように「うるせぇガキだなぁ」なんてつぶやくんですよ。私もカチンときちゃいまして、「赤ちゃんなんだから仕方ないでしょ。」ていってやりましたよ。オヤジ、ムッとしたまま次の駅で出て行っちゃいましたが・・。お母さんだって、一生懸命子どもあやしていたんですから。　そういう周りの人の理解も、とても必要なんじゃないかなぁ、って思うんです。お母さんだって肩身の狭い思いをすれば、それだけ、子どもを一時でも憎く思っちゃうと思うんです。　電車を降りて歩いていると、今度は若いお母さんと子ども。幼稚園児くらいでしょうか。その子に向かって「てめぇ～！ばかやろ～っ！トロトロあるいてんじゃねぇよっ!!」物すごい口調で男の子に文句言っていました。その子はオドオドしながら、恐怖に震えるようなまなざしで彼女の後を歩いていました。どんな事情があったかわかりませんが、叱るのにも叱り方、というのがあるような気がするのです。人の振り見てわが振り直せではありませんが、私も気をつけなくちゃ、と思いました。　話は変わりますが、何週間か前、近所のショッピングモールに買い物に行ったときのこと。赤ちゃん室で私とかみさんは息子のオムツを取り替えてたんです。そうしたら授乳室から「だめだって言ってるだろ!てめぇ、死んじまえっ！」という女性の怒鳴り声とともに、子どもの泣き声。「お母さん、痛いよう！」って言っていました。それと共に何か、壁に打ち付けるようなドスン、ドスンという音が一緒に聞こえてくるのです。授乳室だから中の様子をうかがい知ることもできませんが、明らかに殺気立っている雰囲気でした。私はお店の人にその話を告げ、声をかけてもらうようお願いしました・・。どうだったのか真相はわかりませんが、身近でそういうものを見た、聞いたときに自分がどういう行動をとったらいいのか、いろいろ考えさせられます。　さて、話はまたまた変わるのです。　うちの息子、よく怪我をします。８月はじめごろ、私が退院したばかりのころですが、なんと階段から落っこちて病院に担ぎ込んだことがありました。私は台所で皿洗い、ママは洗濯物の取り込みでちょっと目を離した隙でした。私が入院する前は、まだ階段の上り下りもぎこちなかったジークフリート。退院したときには平気で階段に近づき、余裕綽々で上り下りしていたので、私たちもどこか油断していたんでしょう。私は片耳が悪いのと水の音で聞こえなかったのですが、すごい音で階段から転落したらしいのです。　すぐさま病院へつれていきＣＴも撮りましたが異常なし。しかし、右おでこには大きなコブが。しかも青なじみ。この青なじみがどんどん目のほうに落ちてくるけど、心配しなくて大丈夫だよ。とお医者さんが言っていましたら、そのとおりだんだん目のほうに青なじみが落ちてくると、それは痛々しい感じでした。コブも物すごく大きくてまるでナポレオンフィッシュでしたが、髪の毛で隠れていたので、それほど酷くも見えずすんでいたのですが、日がたつにつれ痕（あと）がどんどん下がってくるので、まるで目を殴られたような感じになってしまったんです・・。　おまけにうちの息子、ママもそうなんですが、自分では気にも留めていないのに、いつの間にかどこかにぶつけて青あざを作るという得意芸を持っていまして、結構体中あざだらけ。おまけに、足はあちこち蚊に刺され、そこを掻いてグジュグジュにしてしまうものだから、そこがまたあざになる・・。もう、外から見るとまるで虐待でもしているかのような感じに・・。　人に「あらどうしたの？」なぁんて聞かれると、つい、疑われてもいないのに「虐待じゃぁありませんよ」なぁんて言い訳しちゃって、かえって怪しまれてしまったりなんかして・・。正直どきどきものです。　で、そのコブも徐々に引いてきてよかったなぁなんて思ったつい先日、息子とボール遊びをしていたら、息子、そのボールを追いかけて蹴ろうとした時に誤ってボールに乗り上げ、そのまま転んでしまったんです。しかも、そのとき、受身の体勢をとり、両手を前に差し出したようなのですが、その隙間から、重い頭が道路に激突！！またまたおお泣き！しかも、またまた同じ右のおでこに大きなコブが・・。しかも今回は傷口がスレている・・。私はオドオドして「またやっちゃったよぅ！」とママを呼びましたが、もうママは手馴れたもの。冷やしたタオルをコブに当てようとするも嫌がる息子に「もう、汗かいてるし冷たいシャワーでも浴びせてついでに冷やしてきてよ！」　階段から落ちたときはすごく心配していたのに、今回は・・。いやはや、母は強し、である。息子も大好きなシャワーを浴びると大喜び。泣いたカラスがもう笑って大騒ぎ・・。　シャワーからあがってコブを見ると、やっぱり痛々しい・・。　まぁ、こんな大きなコブ、そう滅多に見られるもんじゃないから記念に１枚パチリッ！！　なんとなく、息子に恨まれてるようなそんな写真に仕上がりました・・。ジークフリートよ！ゴメン！！　

August 30, 2006

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フリーページをつくりました

突然ですが・・、フリーページを作りました。　私が大好きなオペラとその理由、愛聴盤等をご紹介する『まい・ふぇいばりっと・OPERA』と、私の十数年のオペラ舞台経験で歌ってきたオペラや役、舞台の様子などをご紹介する『私が歌ったオペラたち・キャラたち』、音楽活動で知り合った面白い人を紹介する『素敵な歌仲間』の３本です。内容は随時更新していきます。そちらもひとつよろしくお願いします。。『ラインの黄金仮面』ブログの左上、ホームをクリックすると、左側のバーにあります。

August 29, 2006

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かみさんと歌う！？

　あ～あっ！　今、相変わらず長文のブログを書いていたのに、誤ってブラウザの「更新」ボタンを押してしまったら、書いたものがみんな消えてしまいましたっ！こんなのってあり～～っ。泣くに泣けません・・。　実は１０年来の友人がこの１月に挙式ということで、私たち夫婦でデュエットを歌ってくれ、ということになりまして、昨晩から選曲作業です。以前も私の後輩の披露宴でデュエットを頼まれて『魔笛』（モーツァルト）のパパゲーノとパパゲーノの二重唱「パパパ」を歌ってこれが結構好評でしたので、またそれにしよっか？と言ったら、「それでは芸がないっ」と、かみさんからバッサリ切り捨てられてしまいました・・。　じゃぁ、何にしようか・・。迷い、いろいろ考えますが、“結婚”という場に相応しい重唱がなかなか見つからない・・。　と、いうのも、私、バリトンですし、“悪役系”とパートが決まっておりまして、これまで歌ってきた曲も、どうしても他人を呪ったり、殺したりするような役柄が多いし、たまに色恋を歌うような役柄を演じることもありますが、それらはみ～んな、封殺！しておきたいものばかり・・。そんなわけで、なかなか見つかりません・・。だって、オペラなんて、大抵はテノール（我々バリトン族は彼らをこう呼びます。低脳～る？）とソプラノの高音カップルの恋仲を横恋慕するバリトン、っていうのが相場ですからねぇ・・。　実はこのバリトンの私に“テノール転向計画”が秘密裏に進行しておりまして・・。退院後に心機一転、テノールに転向してみては？との声にそそのかされ？やってみよっかぁ！という気になっているところ・・。次回ガレリア座公演『こうもり』（J・シュトラウス２世作曲、コルンゴルト編曲日本初演）では、合唱のテノールが少ないので、テノールを歌ってみようかなぁ・・と、考えているところ・・。　あんまりバリトンとソプラノでは曲が見つからないため、業を煮やしたかみさんが、「あんた、披露宴でテノールデビューしなさいよっ！」なぁんていうすすめ、いや、脅しで、仕方なく考えることとなりました。（これでカニオ〔『道化師』〕やタンホイザーが歌えるようになったら最高！っと、馬鹿な企みに胸躍らせ・・）　「う～ん、ワーグナー歌いたいけど、重唱っぽいのないし、オテロは前半戦争っぽいし、アンドレアシェニエは高いから却下・・、ジョコンダは密会っぽいし、フィデリオはっ、あっ、楽譜持ってなかった・・」　次から次へと口をついて出る重厚なオペラの数々にかみさん！　「もっと華やかのにしなさいよ！オペレッタなんてどうよ～」　「軽いし、単調だし、だいいち、甘い声で歌えないからイヤ!！」今度は私がかみさんをバッサリ。　そんなこんなで、選曲の候補が決まりました・・。（ホントにいいのか？こんなので？？）　『愛の妙薬』『仮面舞踏会』のいずれかにしようってことで・・。もちろん、練習などして到底無理なら変えるほかありませんが・・っ　今日は私、入院時から気になっていた背中痛が最近酷くなったので病院へ、その後かみさんが年金の確認をしたいということで、車で片道約４０分ほどの社会保険事務所へ向かいました。その車中はまさに私たち夫婦の稽古場と化しておりました・・。　『愛の妙薬』『椿姫』『仮面舞踏会』『リゴレット』とがんがん声を出します。私もテノールの役柄を歌いましたが、意外に出るもんだとびっくり。それ以上にかみさんががんがん高音を響かせておりました・・。（車の窓ガラスが開いているのも知らず・・）夫の私が言うのもなんですが、よい声です。歌はやっぱりかみさんの方がうまいんです。　久々、本当に久々に夫婦で声を出して歌いました。まぁ、結婚式までにはまだ日があるので、じっくり検討したいです。わが息子も、私たち親に負けず、かみさんの高音に対抗し、甲高い声でなにやら歌ってました。かえるの子はかえる、ですね。

August 29, 2006

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真夜中の夫婦＆今日の息子

　息子ジークフリート、昨日ゲロゲロちゃんだったらしいのですが、今日はすっかり元気元気！昨日もどしていたとは思えないほど元気でした。　前の晩、『朝まで生テレビ』をダラダラと見て寝床に入ったのが朝の４時半過ぎ。寝床に行ってみると、布団の向きとは垂直に、かみさんが寝ているではないですか。しかも私の陣地にまで侵入している・・。“う～ん、こんな夜遅くまで起きているのがママに知れたら、半殺しの目にあってしまう・・”私はかみさんを踏んづけないようにして、携帯電話を懐中電灯代わりにしながら、そっと寝床に入りました。しかし、やっぱり気づかれてしまいました。しかし、ママは熟睡していたせいか、今何時なのか、私が夜更かししていたことも気づいていない様子。私はママが時間等を気にせずにこの場をやり過ごせられるよう、寝る少し前から随分と強く降りだした雨の話題をしました。　「あっ、ごめん、起こしたぁ？さっき雨結構強い雨降ってきたよ・・」　「洗濯物入れてくたぁ～？」　！！！！！　そうでした、息子がもどしたときにママの布団の上にしてしまったので、そのシーツ等を洗濯して外に出していたのです。ママが寝際に「洗濯物よろしく～っ」と頼まれていたのです。　「やばやばやば～～っ！」夜中だというのにバタバタと洗濯物を取り込みます。結構凄い雨だったので、洗濯物は結構濡れていました。すぐ部屋の中にかけて、扇風機と除湿をかけて寝床へ。既に５時近い・・。　「洗濯物濡れたぁ？」　「あんっ、でもちょっとだよ。扇風機と除湿かけたから大丈夫。おやすみっ！」　「今何時？？」　　ドキッ！！　やはりきたかぁ・・。仕方なく　「四時・・半ごろ、かなぁ・・」　「何してた！！」　鬼を見ざめさせてしまったぁ・・。　「いやぁ、『朝まで生テレビを・・」　ドスンッ！！と腹の上に何かが落ちてきました・・。それはかみさんの鉄拳、ではなく、鉄足！　いひゃぁ、、見事決まりましたぁ・・。　「自分、身体壊してるんだろう！いい加減にしてよねぇ～っ」　その夜はそのまま更けてゆきました・・・。　あけて土曜の朝です。息子は可愛く笑顔をまた振りまいています。「今日は心配ないなぁ」　　実は息子が調子悪くって少し休んでてくれると、録画溜めしていた映画でも少しは見られるかなぁ、なんて少し期待していたのですが、（悪い親ですねぇ）その期待もむなしく崩れました・・。でも、やっぱり子どもは元気な方がいい　そんなわけで、今日も英語ビデオdayです・・。　「ジュリア～っ、コ～リ～ッ、ザップ～」とビデオを指定してきたので、早速それを用意。そのビデオとは、ＤＷＥの『Fun with ZAP』というイヴェントに行ったときに録画したものです。ジュリア、コーリーは英語の先生の名前。ザップとはＤＷＥのキャラクターでロボットです。そのショーのビデオに最近やたらはまりだしている息子殿。毎日のように見ては一緒に踊っています。特に“I like my Rooster"という曲が大のお気に入り。動物の鳴き声を覚えるための英語の歌のようなんです。この歌のお陰で、動物の鳴き声の英語版（？）はうちの息子も良く覚えたようです。ＣＤに入っているこの曲は息子の大のお気に入りなのですが、最近のイヴェントではこの曲をアップテンポに編曲したものがよく使われるのですが、それはもっと好きなようで、まるで狂ったかのように踊って歌います。この『Fun with zap』では、動物の絵の大きなパネルがあり、「この動物はなぁんて鳴くんだぁ？」って先生達が子ども達に聞いて、子ども達が答える、という場面があります。このとき、もう１人の先生が子どもに混じってわざと間違えた答えをいったりします。うちの息子はその先生の動きや答え方を覚えてしまって、ビデオと同じようにわざと間違え、効果音の「ブーッ。」までまねます。　特に、昨日は「I like my Rooster」の入っている本を全部広げて、その動物の絵を指差して大騒ぎして遊んでいました。ひゃぁ、もう、ホント楽しそう。　　私も息子がＤＷＥをやってから、アメリカではおんどりは「かっかどぅでぃどぅ～」ぶたは「おいんくおいんく」と鳴くらしいということを知りました・・。どうきいても「コケコッコー」「ブーブー」にしか、私には聞こえませんが・・・。　このイヴェントのビデオを見て、別のビデオを見たらまた「ジュリアー、コーリー、ザップ！」って始まった・・・。いやぁ、ＤＷＥ恐るべしと言う感じです。

August 26, 2006

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吐いた息子

仕事中、ママからメールが来ました。『ジークフリートが吐いたので病院連れてく！』　おりょりょっ！どうしたんだろう！今朝は私が家を出るときは元気良くニコニコ手を振って「行ってきま～す、行ってらっしゃ～いっ!　」と元気だったのに・・。　でも、いつもうちの息子はそうなんですが、朝まで、あるいはついさっきまで元気でニコニコしてバンバン歌って踊っていたのに、突然、ゲロッとやるんです。あんまり突然だから、いつもビックリなんですね。　２歳の子どもといっても、もういっちょまえに大人と同じような食事してますから、ゲロゲロ～も一人前なんですね。離乳食の頃は白っぽい水のようなものだったのが、大きくなってからのそれは、見た目はグロテスクだし、臭いもツ～ンッと、きつい・・・。　私も何度かゲロＰの後始末をしましたが、わが子のものとはいえ、やはりちょっときつめで、思わず『もらいゲ○』しそうなほど・・・。（げろＰ後始末日記はよかったらママのＨＰ『It's a bird!』の“パパのページ”の過去ログをご覧いただけると嬉しいです→食事時間ははずして読んでネ）　今回はその場に立ち会っていなかったので、みんなママが始末したみたいです。最初は私の母、つまりママにとっては姑ですが、母とジークフリートが遊んでいたときに一発目のをゲロリンチョしたらしく、母の叫び声で、ママがかけつけたそうです。その後、シャワーを浴びせ、昼寝をさせてたらママの布団の上でゲロリンチョッチョ～～ッと、大量にやっちゃったらしいんですねぇ・・。　時間帯が夕方だったから、大慌てで病院に連絡して連れて行ったけれど、風邪なのか、食あたりなのか、疲れなのか、原因は良く判らないけれど薬をもらってきたそうです。　「今年の夏はジークフリートも風邪とか引かなくって元気でいいねっ」なんていっていた矢先だったので、私も心配になって飛んで帰りました。（それに、ほら、幽霊騒ぎ→勝手に騒いでいるだけだけど・・、があったじゃないですか・・・。だからなんか心配で）　ジークフリートは可愛い顔してすやすや寝ていました。ママはなんだかグッタリ・・。とにかくどっと数時間忙しくなり大変だったみたいです。なので、今日はパパが惣菜を買ってきて、それで夕食をとりました。「ジークフリートが起きたら食べたくても食べられないのにかわいそうだから早く食べちゃおう」ということで食事を摂っていたら、ありゃりゃりゃ、むっくり起き上がっておきちゃった・・。いやぁ、うちの息子、本当に、ぐっすり寝ていても、食事食べるとなったらむっくりと起きてくるんですね・・。これもひとつの才能でしょうか・・。　さすがに食事は摂りたがりませんでしたから安心しました。顔色もそれほど悪くなく、明るい顔をしていたので、大分ホッとしました。「パパっ、おかいり～～」と言ってくれる・・。嬉しくて嬉しくて顔がダレてしまいました。　で、本当は見たいテレビがあったのですが、息子が「コーリー、ジュリア～、ＺＡＰ！」と、何ヶ月か前のＤＷＥイヴェントのビデオを見たいとせがんだので、かけてあげました。もう大騒ぎで、歌うは、踊るは大騒ぎ・・。本当にこれで調子悪かったのかなぁ・・。と思わせるほど。でも、やっぱり病み上がり。いつもほど元気は持続せず、今日は早めに寝てしまいました。（早めに寝た、とは言っても、床に入ってからまた元気に大騒ぎしてましたから、結局寝たのは１１時頃ですね・・。）　　明日はまた元気なジークフリートに会えそうですっ　

August 25, 2006

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昨晩の顛末

どうも、昨晩は失礼いたしました・・。昨晩のこわいものブログの顛末なんですが、あんなに大騒ぎしたわりに極めて平和でした・・。　いつもなら部屋の電気を消灯してもそんなに気にしていなかったのですが、昨晩はずっと誰かの気配を感じていたので、さすがに怖く、パソコンを落とすと、まず、廊下に行って明かりをつけて、それから部屋の電気を消して、携帯を懐中電灯代わりにして、ママと息子の寝ている部屋に向かいました・・。すると・・・・、　息子が私の布団にまで転がってきて寝ているではありませんか・・。ほんと、息子は寝相悪いんです。ママに似たんですねぇ・・。（これは事実です・・）いつもなら、「何だぁ。おまえはぁ～」とがっくりきてしまうところですが、なんだかほのぼのとした気持ちに包まれてしまいました。　で、ママはと言うと、パパが部屋に入るのにバタバタしたせいか、目を覚まして「パパ、トイレ」と言ってきました。いつもなら「トイレがどうしたの？」とか「パパがトイレ行けって？」とか「今入ったら何か出るよ～」とか、意地悪の一言でも言ってるところなんですが、（すごくいやみな奴だと思わないでくださいね）、昨日は本当にちょっと嫌な感じだったので一緒に、トイレ前まで付き合ってあげました。（本当に嫌な感じだったんです。鳥肌が本当に体中にずっと出ていて、私のか細い腕など、クリスマスに店頭に並ぶ鳥のモモみたいになってましたから・・）　そうしたら、今度は息子が「うぎゃぁぁぁ～～」と、泣き出す。多分、パパとママの会話が聞こえてうるさくて目が覚めたんだと思いますが、ここ何ヶ月も夜泣きなんてなかったから、ちょっと珍しい、というか、息子も何か感じてるのかなぁ・・なんて思いました。うちの息子、いえ、おそらく、純粋無垢な子供の頃と言うのは何か見えるのかもしれませんね・・。うちの息子はあらぬ方向を向いて、ニコニコしていることがあったり、散歩中に廃屋のような家に立つ木の前に止まり、誰かそこにいるかのように「Hallo!」と声をかけるのだそうです・・。皆さんのお子さんにもそういうこと、ありませんか？　トイレ前にずっといてやろうか、息子をあやしに行こうか、迷うパパ・・。うちには子供が２人もいるみたい・・・。　まぁ、ママも無事トイレも済み、息子も無事泣き止んで寝ました。ママもその後は無事に眠りについたようです。　今朝方はまだ耳の調子が芳しくなかったらしく、難聴も心配してしまいましたが、午後にはそれも解消されていたようです。ひと安心・・。　しかし、残念だったのは、ママが金縛りにあってるところを、一目見たかったなぁ！～薄情な夫でスミマセン・・。

August 25, 2006

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新手の詐欺？！

　今日、昼の休憩時間に外で食事を済ませ、仕事へ向かうときのことです・・。　車通りの激しくない通りを歩いていた私の前にいきなり車が止まりました。そして、車から「すみません！すみません！！」と呼び止める声。道でも聞かれるのかな？と思い近づくと　「あのっ、怪しいもんじゃないんですけど」→最初に自分が怪しくないなんていうこと自体怪しい！　　と、若い男性が助手席からなにやら小箱を持って話しかけてきます。　「私、貴金属を売ってるセールスマンなんですが、これ、ペアの腕時計なんですけど、一箱間違えて余分に発注だしちゃって、やっぱり売れ残っちゃったんですよ。上司に知られるとやばいし、かといって捨てて処分するのももったいないので、受け取ってもらえないか・・・」と言うのです。で、その小箱を開けると、金色に輝く男女用それぞれの時計が・・。しかも箱には横文字でなにやら書いてある。どこのメーカーだか、いや、ブランドだか忘れましたが、よく見る高級ブランドだった。　そんな時計を貰ういわれはないし、いぶかしげに私が彼を見ていると「あの、セールスじゃないんで、私、怪しいものじゃありませんから。」といって、名詞までご丁寧に見せる。　「ほんと、どうぞ、受け取ってください・・。」といって、「なぁっ」と同乗している運転席の男性にも同意を求めている。　私、汗っかきなもんで、おまけにお肌がデリケートなものですから、腕時計をすると、かけてる腕に湿疹が出来るときがあるので、時計をしていないんです。まぁ、でも、ただでくれるって言うのならもらってやるかっ！そう思ったときでした。やっぱりです・・。　「で、私達もさっき話してたんですが、こんな高級時計ただで、っていうのもそちら様も嫌でしょうから、あとで、仕事ふけたら2人でのみに行こうって話ししてたもんで、よかったら、その飲み代くらい、お気持ちで結構なので、いただけません？」　ほうら、来た！である。　ふふっ、あいにく私はお小遣い少ないから、持ち合わせなんて無いのだよっ！！　「いくら欲しいの？」とカマかけて聞いてみる。　「いえっ、もう、お気持ちですから、キャバクラで飲めるくらいのお金があれば・・。」　おいおいっ、おいらは生まれてこの方、キャバクラァ～アなんぞにいって飲んだことなど、一度もないのだよ。お姉ちゃんのいるお店で飲んだなんて記憶は、歌の人達（おじさん達）とスナックで、フィリピ～ナのいらっしゃるお店でカラオケしたくらいしかぬゎいのだぁ！！キャバクラの相場なんて知るかぁ！！　「悪いけど、ぜんぜんお金持てないから」というと、いちいち人の財布の中身を探ろうとしてくる。　「あっ、もう出せるだけでいいんです。本となら４，５０万する代物ですから５、６万くらいせめて頂きたいものですが、それを押し付けるのもどうかと思うので、５千円？４千円？！」　あげるとかいっておきながら、すっかりセールスしてる。大体４、５０万もするもの、簡単に人にあげたり、滅茶苦茶な割引するわけが無い・・。　「いやっ、そんな話きいちゃったら、こっちもそんな値段で貰うのは悪いし、時計しないし、いらないから。」といって受け取らないようにするんですが、　「いや、ほんと、もったいないから！気が引けるんでしたら、時計両方でなくって、片方だけでいいですから・・」としつこい。　「だって、これ、高そうな時計だけど、僕は価値わからないし、腕時計湿疹が出来るからしないし、第一、本物かどうかわからないものに金を出したくないから、じゃ」　と、その場を去りました。賞味２０分くらい付き合わされたなぁ・・　よくよく考えたら、いつまでも付き合わないで無視すればいいんですよねぇ～っ。　しかし、別に買ったりしたわけではないから被害はないのですが、後味がとても悪かったですねぇ・・。“何故、他の人もいるのに、この俺様に声をかけたか！”ってことなんです。私はちょっと、いえ、いっぱい太ってますし、今は髪の毛も短髪。いつもオペラをすると悪役。と言う感じですから、いかつい感じだと思うのですが、どこか私がスキがあるように見えるんでしょうね、こういう人達には・・。それが悔しくて悔しくて仕方ない・・。　昔の話になりますが、新聞を読んでたら社会面に小さく、「競馬詐欺師のグループ逮捕」という記事が載っていたのが目にとまり、読みましたが読んでビックリ!なんでも、街中で歩いている人を捕まえて、大金を見せびらかし、「馬主に知り合いがいて、絶対勝って儲けられる勝負があるから付き合わないか」といって、連れ出し、競馬場じゃなく、マンションの部屋のようなところへ連れて行かれ、お金貸すから、絶対勝つ馬だから賭けないか？と強引に誘い、さっき見せびらかした100万近い金を使って、とりあえず勝負すると誘った人に説明し、その人はマンションへ置いたまま待っていると、男が血相変えて、「全額パーになった。あれは俺の金じゃなくて馬主に払う物だから、返して欲しい！」と強く迫って、消費者金融等に金を借りさせようとしたらしいのです。この犯人、事件を起こしたのはどこか地方のほうでしたが、住所は千葉県の船橋市。　実は私も、多分、いや、絶対、この男だと思うんだけど、声をかけられたことがあるんです。船橋駅の周辺で！内容は全く同じ。　「いやぁ！君！！覚えてる！？俺だよ、俺・・」→だれだよぅ・・？　　確かに私、船橋でいろいろ音楽活動をしていたので、意外に知り合いが多いのですが、見たことあるようなないような顔・・。しかし、向こうは本当に親しげに声をかけてくるもんですから、すっかり歌でご一緒した人だな、と思ってしまいました。で、いきなり財布を見せ、中を見せてきます。中には100万円以上あろうかと思う札束！　「これから、競馬にいくんだけど、俺、馬主に知り合いがいて・・」と上記と同じ誘い文句をかけてきます。いやぁ、これが言葉巧み・・。もう感心してしまうくらい。「あんたと久しぶりに会えたというのも何かの縁！」とか言っちゃって！　このときは幸いにして、かみさんと待ち合わせをしていたので、本当に時間がなく、断りました。断れば断るほど、しつこくくいさがってくるので、なんか怪しいなぁ～という気持ちも働き、もし本当なら悔しいが、まぁ、競馬よく判らないし、、とその場を去りました・・。　後になってこうやって新聞で事件を知ると、つくづく、自分がはめられなくて助かったとほっとしています。　でも、ほんと、こう、沢山の人がいる中で、僕が声かけられるのかなぁ・・。駅歩いていると、怪しい、手相占いの修行をしている人、とかに必ず声かけられるし、昔も渋谷で声かけられて、訳もわからず人ごみの中で拝まされたこともありますし・・。　う～ん、脇があまい、スキだらけのオーラを発しているんだろうなぁ、きっと。詐欺師の方のえさにならんよう、気をつけねばなりません・・。トホホ・・・。

August 24, 2006

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かなしばり

どうも、こんばんわ・・・・・・・・・。ただいま、８月２４日。夜中１時です・・・。　本当はいつももっと早い時間にブログ更新をしたいところなんですが、大抵、夕食後はママがブログやオークションなどやネットサーフィンをしていてＰＣに１１時くらいまで座っています。その間、私はなかなか寝付かない息子と遊んでいます。ちょっとママと触れ合おうと、私が息子のそばから離れ、ママのいるＰＣの方に行くと「パパ～ッちゃんこ～っ」とやってきて、私を連行して隣に座らせるのです。　で、ママが眠くなり寝床に行くのを見計らい、息子も寝床へ連れて行きます。最近は寝る前に「おしっこぉ～」と言うので、トイレに連れて行き、おしっこをさせて・・。そしてそれから消灯するのですが、まだまだ息子は暗闇の中で大暴れ・・。おかげで、腹や胸、顔まで蹴られるし、髪の毛は引っ張られるし、もう散々な目にあいます。それでやっと息子が寝るのが夜中１２時。まぁ、昼寝もしっかりしているから睡眠時間はとっていていいのですが、すっかり夜型で困ります。　そして、１２時以降がパパの自由時間。もう～、せっかくＢ型肝炎から生還したというのに、私生活はすっかり入院前の生活に戻ってしまいました。入院時は９時には消灯で寝ていたのに、退院したら寝るのは毎日１時、２時になってしまいました。それでも自宅療養中は朝８時くらいまでねていましたが、今週から復帰したので、起床は６時過ぎ・・。睡眠時間足りなくて、また病気になっちゃうかも・・。　で、今、夜中のブログ書きしているのですが、今夜は何か違うのであります・・・。　もう、息子とママは寝床にいますし、私は一人、静かな部屋（といっても、カブトムシの箱からカブトムシが盛ったり、喧嘩してる音がバンバン聞こえますが・・）で１人キーを打っています。　しかし、、何かが、何かがいつもと違うのであります・・・。　原因はママがいけないのであります。実はこの夜、撮りだめしていたテレビを見ていたんです。まずは『渡る世間は鬼ばかり』。明日放送があるので、先週録画した放送はしっかり抑えないと。なにせ、次から次へと問題が起こる家族の物語ですからね・・。そして、これも先週放送されたやつだと思うのですが、『本当にあった怖い話』というタイトルの番組だったでしょうか・・。稲垣吾郎の出てる番組です。それをドラマ部分はママは怖くて見られないから、森三中の１人の除霊のところだけ見よう、と言う話になりそれを一通り見ました。　途中「パパも霊能者の人に見てもらったほうがいいんじゃん？去年から病気続きだよ。」ってママが言いました。確かにそうなんです。日記始めた頃にも書きましたが、去年から糖尿病だ、突発性難聴だ、マイコプラズマ肺炎だ、Ｂ型肝炎だって、もう滅茶苦茶・・。まぁ、私は単なる不摂生だと思うのですが・・・。　私は霊能力があるわけではありませんが、これまでに数回、それらしきモノを見た、という経験はあります。まぁ、それはのちのちに置いておくとして・・・。　テレビを見終わった後、ママはまたＰＣへ。私は息子と共に『Masic English』という英語教材のビデオを見て遊んでいました。すると、ママはすくっと立ち、「なんか耳が変・・」と言い出したのです。私は自分が突発性難聴を経験しているので、気になって「耳鳴りはない？」「痛くは無い？」など、いろいろ聞いてみましたが、「なんか変、聞こえづらい」と言うだけ。そのうち、ＰＣを止めたのか、むくっと立ち上がると、胸を押さえ、「胸が痛い・・」と言い出すのです。　ママは時々、胸が痛くなったり、頭が痛くなったりすることがあります。もともと、生まれたときから大変な苦労をして生を授かった経験をもつママは、結婚前は非常に華奢で、痩せていて、よくお腹を壊していました。結婚後は私に鍛えられ、何でもよく食べるようになったせいか、それとも子どもが出来たせいか、随分と逞しくなってゆきました。で、大分健康体にはなったのですが、まだ時々、胸や頭が痛くなる。それで病院で診察、検査をしてもらうのだけど、いつも異常はなし・・。本人が痛いといっているのだから、何かしら原因があるんだろうにっ！という感じなんです。今日も多分、胸のあたりが痛いのは、その発作だと思うのですが、耳については・・　「私、かなしばりに合うときって、こう、今みたいに耳がおかしくなるのよ。最初は何かに塞がれてるみたいにというか、耳が聞こえ辛くなって、そのうち、って、今がそうなんだけど、中に入ってくる準備が完了したみたいに、耳の通りが急に、気持ち悪いほど良くなって、で、寝てるときに怖くて枕で耳を塞ぎながら寝るんだけど、眠りついてだんだん枕から耳が離れると、耳の中から何かが“ズボッ”って入ってくるの。そして金縛りになるのよ・・。」！　おいおい、そんな話、結婚してから初めて聞いたゾッ！以前、金縛りにあったことがある、って話は聞いたような気がするけど、そんな具体的な話は初めて。しかも、今、その状態だという・・。　う～っ、余談ながら、今自分で書いててちょい怖くなってＢＧＭかけた・・・。しかし、なぜそのＢＧＭが『大魔神』のサントラなのか・・。伊福部昭大先生の傑作ですが、結構怖い音楽だぁ。　「森三中のテレビ見て影響されたんじゃん！」「じゃぁ、金縛りにあったらパパのこと起こしてね。」と冗談を言って笑ったところで、息子が部屋の電気を消す。そして、いつものようにまた暴れだした・・。今日はたっぷり昼寝したと聞いていたので、こりゃ、なかなか寝ないなと思っていたら案の定、暗闇の中で息子が暴れだす。　と、息子、私とママの間に入ってきてまた暴れだす。その時、“ピキッ”という感触とともに、私の手のひら、右手の親指と人差し指の間の水かき（？）のあたりに爪がギィっと当たった。私は思わず「痛い！っ」と声を挙げてしまいました。自分が痛いのもそうでしたが、その“ピキッ”という感触、それは私の手のひらに当たった爪が裏にひっくり返ったような感じだったからです。　“ママの爪だぁ！痛かったよなぁ”と思い「ママ、大丈夫？」と声かけました。すると、ママは？？。　「ママ、爪長いよう、引っかかれた。ママも爪痛くなかった？」　そうしたら・・　「私じゃないよ。」とこう来る・・。で、ママの手を触って爪を確かめると、確かに爪は、私が感じていたほど伸びていないようでした・・。　そして、ママはこんなことを言い始めます・・。　「なんか、あたしも手が当たったけど、冷たい手だったよ・・。」　そういわれれば、確かに冷たい手だった・・・。一瞬、ホントに一瞬凍りつきました。私。でも、ママを不安にさせたら、このままきっと一晩中眠らないだろう、と思いとっさに「ジークフリートの手だよ・・。」といいました。そういいながら私はジークフリートの手を握って爪を確認しましたが、幼児の爪があんなに伸びてる訳はなし、だいいち、息子の手は半分眠くなっているのか、冷たいどころか暖かいのですから・・。　その後、息子も眠くなってきたのか、ママも「ジークフリートも眠くなったみたいだから、パパもＰＣやっていいよ」と言われたので、部屋を出ました。ママには一応「何か具合が悪くなったら、携帯ですぐ呼んでね。」といって、ママの枕元に携帯があるのを確認して部屋を出ました。で、私の手元には私の携帯を置いていますが、とりあえず、連絡はありません。胸が痛いという心配もありましたが、やっぱり、例の爪が気になります。今大分薄くなりましたが、ちょっと前まで、水かきの部分、軽いミミズ腫れになってましたから・・。　ひょっとしたら、ママの爪が当たったのかもしれないし、さっきの心霊番組でちょっと怖い気持ちになっていたのかもしれない。携帯もかかってこないし。でも、金縛りにあってたら携帯に連絡なんてないよなぁ・・。でも、ママは金縛りにはならないんじゃないかなぁ・・。と、少し思っています。というのも、何だか感じるんですよ。ただ、感じるだけですよ・・。　誰かの気配を・・。私の背の数メートル離れているあたりで。後ろ見ても誰もいませんし、見えません。でも感じるんです。そしてさっきからすごいんです、体中鳥肌が立ってとまらない・・・・。こういうことはあまり無いのですが・・。　まぁ、多分、怖い怖いと思っているせいでしょうが・・。　ママも今日はどうか、ゆっくり寝てちょ～だいっ！私もそろそろ寝よう・・。部屋の電気を落とすのがちょっと怖いです・・。

August 23, 2006

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知人の発表会に行く（Opera Piccola)

　今日は知人がピアノ伴奏を務めている、声楽を趣味にする人たちの集まりの演奏会へ行きました。サークル名は『Opera Piccola』。なんでも“小さいオペラ”みたいな意味らしいです。まぁ、確かに地元の公民館での発表会だし、アリア５曲と重唱４曲だけですから、賞味一時間弱のコンサートなので、名前にあった活動、といったところでしょうか。　ここは昔私も参加していたサークルから分派したサークル、とでもいいましょうか・・。そのサークルは２５年位歴史のある、アマチュアの歌好き、オペラ好きが集まって、声楽家の方の指導を受けて年に２回ほど発表をするといった団体でした。これまでに何本かオペラ全曲もやっており、私も『魔笛』で１幕のパパゲーノ、『カルメン』でなぜかテノールの役柄の３、４幕のドン・ホセを歌いました。また幕張メッセで『河童譚（石桁真礼夫）』を歌ったこともあります（その時もなぜかテナーの役だった）。　ただ、そこの活動、というか、アマチュアのこういった活動の陥りやすい危険なところだと思いますが・・、男性は比較的、こういう活動をやっている人が少ないから、引く手あまただし、オペラ自体、主役の女性を引き立てるために、男性の登場人物は多いけれど、女性は少ない、なのに、こういう活動を行う人口は女性の方が多い、というアンバランスから生じる問題が鎌首をもたげます。　できるだけ、参加者には何か歌ってもらわないと、ということになると、オペラ全曲をやるとなると、一役に何人もの歌い手が演じることになるわけです。例えば『カルメン』のカルメンが６人一役というような感じ。これはさっきまで歌ってたカルメンは随分若かったのに、急に老けた！とかいうことが起こり、見ているお客さんからすると混乱を来たし、時には爆笑を誘ってしまうことすらあります。　まぁ、参加している側は歌わせてもらえるからいいかぁ、と、思うのですが、ここに激しいポジション争いというものが起き、同じカルメンを歌わせてもらっていても、「あたしはハバネラを歌いたかった！」とか「私こそ、フィナーレを飾るに相応しいわ！」とか、の争いとなる。で、大抵、年功序列、声楽をかじったことがある人、声の大きい人が幅を利かせてしまう。で、大体、そういう人に限って、ろくに練習もしてこない、言われた指示を守らない、って人が多いのです。　実は前にいたところも、それがあまりにひどくて私も飛び出した経緯があるのですが、この『Opera Piccola』の皆さんも、どうやら、それに嫌気がさして団を飛び出したけど、やる気のある人、真摯に歌いたい人だけが再結集し活動を始めたらしいのです。　とにかく、歌いたいから、自分の歌を磨こうとか、思い切り歌おうとか、そう思った人たちが集まって、どこまで続くかは判らないけどやってみよう、と言うところから始まり、活動が１年を過ぎた頃、「やっぱりただ歌っているだけではなく、発表してみよう」と言う話になった事で、ようやく、今日という日を迎えたそうです。　もちろん、皆さん素人さんですから単純に上手か下手か、で判断してしまうなら言わずもがな、なんですが、そんな単純な評価では評価しきれない何か、と言うものを歌っていた方々は持っていらっしゃるんですね。一生懸命何かを表現しようとしている、したい！という思いが、その頑張りが伝わってくるのです。楽譜に要求されている高音に届かなかったり、音がおかしくなったり、支えが足りなくて、ビブラートがトリルになっちゃってたりとか・・・いろんな事が起こります。でも、声に出して自分の思いを伝えようとするその力、オペラや役柄を愛するあまりに力が入り、熱演する方。それが時にスベッていたっていいんです。自分が楽しくやっているのですから。それを自分がビデオやテープで振り返って見たり聞いたりした機会があったら、それを見て反省して、もっと良くなろう、って思うようにもなれるし、再挑戦はいつでもできる。それがアマチュアの強みですよね。　今回のメンバーでは比較的若い女性２人は、若いこともあって、声も支えもしっかりしていたし、声楽をもしかしたらかじられているかもしれないような印象を受けました。またお年を召された女性陣も、支えなどにちょっと震えがあったりするものの、素敵な声、素敵なお召し物で、立派に歌っておられました。唯一の男性の方もお年を召されていますが、やはり声の張りなど、歳のために危ないところもありますが、味わいというか、歳を重ねて、人生を重ねたからこその歌、というものを歌ってくださり、しみじみ聞いてしまいました。その方もバリトン、私もバリトンで、歌われた歌も私の持ち歌のひとつですが（『椿姫（ヴェルディ）』の“プロヴァンスの陸と海”）、ああいったしんみりというか、心にジンと来るような歌が私に歌えるかと言うと、自身？？となってしまうし、シャッポを脱ぎたくなりました。　また、こういう比較的、地元に根ざした演奏会ですから、お客さんの中にも顔なじみの方が結構いらっしゃり、同窓会？というか、久しぶりにお会いして話すことが出来、楽しい時間でした。　ここのサークルの指導は砂田直規さんというベテランのバリトンの方。千葉県内ではかなり有名な音楽家の方です。また、一昔前までは日本オペラ協会で特に日本のオペラのバリトンの第一人者として活躍されていた方です。私もオペラ協会や第九等でお世話になったり、レッスンをお願いした事もありますが、気さくな方で、この小さな団体の、やる気のある数名のメンバーのために骨を折られていらっしゃるようで、その結果がひとつ、この発表会で結実した、そんな印象を受けました。これから、もっとこの団体もいい方向に進むだろうな、そう感じさせてくれました。また、お客さんも結構入っており、一人ひとりに暖かい声援をかけておられ、こういった方々のサポートも今後重要になっていくのではないかな、そう、感じました。　ハートウォーミングな１時間を味あわせてくれたと同時に、私も病気も大分改善されてきましたので、そろそろ歌の活動も始めようかな、そう、思わせてくれた１時間でもありました。（帰りに車を運転しながらガンガン歌って、危うく赤信号を無視するところでした・・）

August 21, 2006

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ラープ（ｒｐ）でつけめん

今日はラーメン屋『ラープ（rp)』にかみさんと息子、そしてオペラ仲間のkomiちゃん（ちなみに男性）と行ってきました。　このお店、千葉県の新鎌ヶ谷というところにあります。新鎌ヶ谷は区画整理が進み、今急速に発展を遂げようとしている町です。昔はのっぱらや梨畑が広がっていましたが、どんどん宅地開発やらショッピングモールやらができつつあります。　で、『新鎌ヶ谷』という駅があるのですが、この駅は東武野田線、新京成線、北総開発鉄道と、３つの私鉄が乗り入れる、この周辺の駅の中心になりつつあるところです。この新京成と北総開発の共同の改札を出て目の前。いわゆるガード下にこのお店『らーぷ』はあります。　　　『らーぷ』は出来た当初、ラーメンとスープを出すお店、として登場しました。スープはラーメンのスープではなく、洋風の、スープバー（スープカフェ？）みたいなところで出るようなスープを出していました。ポンテケージョなるパンも作ったりしてました。（このパンは美味かった）挑戦的なところは買いますが、やはりスープとラーメンという、似ているようで非なものを同時に作っていたせいか、中途半端な感が否めませんでしたが、スタイルを一新、ラーメンに力を入れるようになってからは、急速に美味くなったようです。　しかも、その挑戦的スタイルは全く変わっておらず、麺を何種類か開発したり、月一回限定メニューを作って常にラーメンの可能性を追求していたりしている、その姿勢が素晴らしいのです。　今、夏季限定（９月中まで）でつけめんと、限定ラーメンがそれぞれ数種類でています。麺も小麦を主体とした太麺やハバネロを配合した辛い麺、イカ墨を配合した麺などいろいろ。つけめん、ラーメンとも何種類もあり、バリエーション豊かで楽しめます。何回も来られる胃袋と時間とお金があったら是非全種類制覇挑戦してみたいものですが・・。　友人のkomiちゃんは実は大のつけ麺好き。私は昔ラーメンばかり食べていましたが、komiちゃんの影響で、最近はすっかりつけ麺派です。ラーメンはスープだぁ！と思っていたのですが、つけ麺で、麺の美味さというものが良く判るようになりました。　komiちゃんにはこの店は私が紹介したので、食べてもらうときは妙に緊張しちゃいました。あちこちのつけ麺を食べ歩いているこの人の評価はどうか・・。（komiちゃんはオーソドックスに「つけめん」を食しました）　「麺の歯ごたえが良くって美味い！麺だけなら某店（komiちゃんの、割りに評価の高い店）より美味い。」と言ってくれたので、ホッ。マスターにも以前komiちゃんの話をしたことがあったので、感想、伝えてもらいました。マスターさんはとても気さくな方でしたが、やはり、ラーメンをいろいろと追求している人ですから、お客さんの意見を聞くのも大好きな人なのです。　私は「うま辛つけめん」を頂きました。以前、ここで、辛い系のラーメンを食べたことがあって、その時はハバネロを練りこんだ麺に、にんにくや辛みそなどがいっぱい入っていてかなり辛かった、それでいて風味がありとても美味かった印象があるので、それで頼んでみました。麺の種類は指定しなければマスターが一番合う麺を都合してくれるとのことなので、任せましたが、普通の太麺（小麦）でした。麺しこしこで良し。つけダレはそんなに辛くなく、何となくマーボーチックな味わいでした。麺の喉ごしがよくするするいってしまいます。　それから、うちのかみさんと息子殿も初『ラープ』でした。お店のことを良く知っていたり、マスターとも話してたりしたので、かみさんから「あんた、そんなに行ってるの？？」と言われてしましましたが、いや、そんなことはなくってよっ。　かみさんは塩ラーメンを息子殿と一緒に食べていました。あっさりすっきりした綺麗なスープにかみさんも「綺麗だよっ」ってびっくり。ただ、かみさんは朝食後まだ１時間位しか経っていなかったので、正直、味を云々できるような状況でなかったそう。また連れて行かなくっちゃ。（ただ、ラーメンの中に入っていた温かいトマトは苦手だった様子。）息子殿は生来の麺好き。「つるぽんどうぞ！」と、ラーメンをどんどんよこせ！と迫るのです。（息子の“ど～ぞ”は“ちょうだい”とか“やって”とかの命令形なのです・・。）　つけ麺終了後はつめ麺定番の“スープ割り”と、ココ特有の“スープおじや”が楽しめます。つけダレを割るスープも４種類ほどあり、鶏系、豚骨系、魚だし系あり、つけダレに合わせて選ぶも良し、好みで選ぶも良しです。おじやはこの割ったスープの中にご飯を入れるというもの。これはサービスです。割ったスープの香りが良く、おじやと共に完食。　夏限定でいろいろ楽しめそうなので、また行きたいなぁ。もちろん、メタボリックなこともあるから、ほどほどにせなばならないけど・・。　ちなみに今は夏限定の為メニューに並んでいませんが、「塩野菜ラーメン」が僕は大好きです。あと、お食事メニューで、ルーロー飯というそぼろご飯が最高に美味い！です。（肉の他、しいたけ、エビなど入り風味豊か）　最寄り駅：東武野田線、新京成線、北総開発鉄道『新鎌ヶ谷駅』　新京成、北総開発の改札を出てほぼ目の前。野田線の改札は出たら新京成線の方へ歩いて徒歩　４５秒くらい。（野田線は柏又は船橋、新京成は津田沼又は松戸に乗り入れ。北総は京成線、　京急、都営浅草線等に繋がっています）　11時～14時、16時～21時まで　日曜定休。ちなみに食券制で、セルフです。屋台がプレハブに　なったような店構えなので、冷暖房はありますが、夏は暑く、冬は寒いです。　

August 19, 2006

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蓮沼ウォーターガーデンに行って来ました

　今日は一家３人水入らずで（？）千葉県山武市の『蓮沼ウォーターガーデン』というプールにいってきましたよん。　私が６月から８月の頭まで病気で入院していましたし、現在も“自宅療養期間中”につき、「今年の夏はどこも出かけられないねぇ・・。」なぁんて行っていたところです。実は今年のＧＷには富士山子どもの国に行く予定が、私と息子の病気でボツに、そして、７月中旬ごろ予定していた沖縄旅行も私の入院でボツにしてしまい、旅行好きのかみさんの楽しみを２度も奪ってしまい心苦しかったのです。せっかくの夏だし、息子には水遊びの体験をさせてやりたい！とかみさんと話をしていたのですが、私の退院後はなんだかスッキリしない天気ばかりが続く・・・。“今年は、そんな夢もかなえられないのかなぁ・・・”なぁんて話をしていました。　昨日のことですが、久方ぶりに友人と会って、その後、かみさんがよほど疲れたのか、昼寝で爆睡をはじめたので、私と息子で散歩にでも行こうと思い、息子を外へ誘い出しました。すると、息子は玄関先でサッカーボールを見つけてしまい、散歩よりそちらに目が行ったため、結局ボール遊びをすることに。しばらく、ボールを蹴ったりパスしあったりしていましたが、何を思ったのか、息子はおもむろにボールを持ち上げるとピョコピョコ歩いて、家の前の私道から、隣の駐車場の水溜りへボールを放り投げました。一度大雨が降った後だったらしく、大きく泥だらけの水溜りができており、ボールが着水したために、土色の水がビチョッ！！と跳ね返りました。　それを見た我が息子。突然表情が“ニヤリッ”。その悪意を秘めた表情に、パパは“ゾッ！”瞬間、息子は駐車場の水溜りへ移ったかと思うと、その水溜りへと飛び込んだのです！そしてその水溜りでピョンピョン跳ねたり、水溜りに手を突っ込んで、そこから石を取り出してまた水溜りへ放り投げたり・・。あっという間に泥だらけです。いやぁ、ママがいなくて良かったよかった。見つかっていたら、パパが袋叩きに合うところだ・・。泥だらけになって喜ぶ息子に今度はホースで水をぶっかける。もう嬉々とする息子。　そう、息子は水が大好きなんです。　その水溜り遊びを見て、「これは水遊びさせてやらなきゃぁ」と思いました。で、今朝。天気予報ではあまり天気は良くないと言っていましたが、何となく明るく、暑い陽気。ネットで天気予報を調べると千葉は一日中“弱雨”の陽気・・。迷いましたが、結局出発しました。場所は昨年初めて行って楽しかった蓮沼のプールでした。途中、豪雨が降り注ぎ、“こりゃあ、やっぱりプールはだめかぁ？”なんて思っていましたが、いざ、蓮沼についてみると、空は超快晴！一面の青い空！！周りは田んぼに囲まれていて、稲穂の緑もまぶしい！！　やっぱり、普段、慎ましやかに暮らしているパパの行いが良かったからに違いない・・　強い日差しの中、早速プールへ！平日とのせいと、おそらく晴天だったのはこの辺りだけだったためか、そんなに人出の多い方ではなく、ゆったりと楽しめました。何種類かプールがありましたが、息子は浅い小川のようになっている水遊び場がお気に入り。噴水のように水が吹き上がるところでキャッキャキャッキャ遊んでいるので、私が手で、その噴水を押さえ、息子が不思議そうに顔を近づけたところで手をはずすと、息子の顔に噴水が“ドヴァァァァッ！”驚く息子！でも、次には満面の笑顔で、もっとやれ！とせがむのです。　それから、競泳用のプール。ここは１７５cmの私でも胸の位置くらいまで水がある深いところ。当然、うちの息子殿は足が着かないのですが、ここでも大喜び。かみさんが“ボチャする人ぉ～”と息子に言うと。「はぁ～い！」で、かみさん、何をするかと思いきや、いきなり抱きかかえていた息子を“ズボッ！！”と水の中へ・・・。うぉぉぉぉぉっ！！遂に、育児疲れで息子を放り出してしまったかぁぁぁぁ！あせり、ビビリまくる私。と、次の瞬間、息子を抱えあげるママ・・。息子は頭から大量の水を流している・・。さぞかし苦しかろう、と、思いきや、ここでも、キャッキャキャッキャ！！　まだまだ息子が生まれて間もない頃、私が始めて息子の入浴の介助をしたときのこと。台所で、桶にお湯を入れ、まだ小さい、猿のようなわが子の頭を恐る恐る手のひらにのっけて、身体をガーゼで拭く。その頃から水の大好きだったらしい我が息子は、急に喜んでキャッキャ身体を動かす。溺らせてはならない、と、頭を押さえている手のひらにも力がはいる。っと、急に息子、何を思ったのか、首の力を私の手のひらの方、つまり後頭部の方でなく、前方へいれてきた。がくっ、と前に頭が曲がり、そのまま頭は水の中へドボン！！　もう、血の気が引きました。苦しそうにもがいで、咳き込む息子。慌てて助けに入るかみさん・・。その後も何度か湯船で息子を溺れさせそうにした経験を持つ私は、息子を溺れさせてはならない、と、細心の注意を払っておりました・・。　が、息子の成長は親が知る以上に早かった・・・。水なんて何のそのなのですから・・。　私達は３時間くらいそこで遊んで、ぎらぎらした日差しで背中を焼き、プールを後にしました。一体、蓮沼に向かう途中までの大雨はなんだったんだろう？というほど、その３時間、ずっといい天気でした。何度も言うようでくどいですが、やっぱり、パパの行いがよほど、良かったに違いない　”　プールの帰途、お昼ご飯（といっても２時半でしたが・・。）『道の駅　オライ蓮沼』で幸福丼なるどんぶりを食べました。サバの身をしょうがやごぼう、しいたけなどの根菜類などとたたいたそぼろ風のどんぶりで、ちょっと甘めの味付けでしたが、サバも生臭くなく、サバ、しいたけなどの風味が豊かで、とても美味しかったです。確かに一時、幸福になりました。他にも、地のもの（イワシ系が多そう）の料理が楽しめ、値段も６００円とか７００円が平均なので、お手頃です。おまけに窓の外から見える景色は一面の稲穂。心和みます。　余談ですが、やっぱり、日本人の心は“米”ですね。主食が米、という事でもあり、この稲穂の風景、夏になれば緑輝き、秋になれば黄金色に輝くこの景色・・。コレが日本の原風景。この“米”の心を、最近の日本人の心が忘れてしまっているようです・・。今の日本人は“米（こめ）”の心でなく、“米（べい＝アメリカ）”の心になりつつあり、日本の国力、文化、心が侵食されつつある・・。残念でなりません。最近盛んに“１９日は食育の日！”なんてやっていますが、政府が日にち限定でそんなこと決めるのでなくって、もっと食のありがたみをどう判らせるか、そういう政策を真面目に考えて欲しいものです。蓮沼ウォーターガーデンはこんなところです・・。　

August 17, 2006

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やっぱりイキモノ

うちには、オス、メスつがいのカブトムシが２組いる。　最近、スーパーとかでも見るアトラスオオカブトとかの外来種でなく、昔から日本にいる長い角１本と短い角１本の、フツウのカブトムシだ。　かみさんの実家のおかあさんが、孫のために、と貰ってきてくれたのが最初。それはオスだったが、後にメスが２匹増えたため、虫かごにおがくず、エサのゼリーまで買ってくれて、我が息子にくれたのでした。その後、今度は私の親が、やはり孫のために、とオスを１匹貰ってきてくれたので、２組のつがいが出来た。　カブトムシはやはり夜行性です。昼間はいるかいないかわからない。いつもおがくずにもぐって顔を出してこないので、ムシを見せて息子にイキモノの教育をさせてあげようと思っても、なかなかその機会がない。また、その機会があっても、ムシがどういうものなのか、まだはっきり判らないムスコは半分オモチャのようにムシを扱う危険性があるので、あまり容易に触れさせるわけにもいかない・・。ムシにとっては息子は怪物ですから・・。　そんなわけで、昼はなりを潜めているムシ達ですが、夜中になると急に元気に暴れだすのです。“バリバリッ！ブ～ンブ～ンッ！！”と激しい羽音をたて、“ガリガリ”と虫かごにぶつかって音を立てる・・。ムシ嫌いのかみさんはいつもぞっとしています。　で、夜中、人のブログをサーフィンしていたときにまたカブトムシ達が暴れだしたので、ちょいと虫かごを覗いてみたのです。すると、メス１匹がゼリーにむしゃぶりついていました。毎日エサは取り替えていますが、１日でゼリーはなくなってしまうので、今のカブトムシはこんなものを食べてるんだぁ・・。と感心するやら不思議な気持ちになるやら・・。私達の時代はスイカやメロン（皮の固い、安いメロンですよ）をあげていたような・・。　もうひとつのゼリーにはオスのカブトが１匹かぶりついていました。このカブトはこの虫かご内では一番大きい。　で、別の方向で目をやると・・・・！！　　あっらぁ～んっ　なんと、“夜の営み”をはじめようとしているではありませんかぁ・・　まぁ、イキモノだから、当然なんでしょうが・・。息子はまだ２歳・・。説明するにも早すぎるし、（説明したところでわからないでしょうが・・）まぁ、夜中でよかった・・。でも、なかなか興味津々で（やらしいなぁ！と思わないでくださいねっ）ずっと見ている。もう、オスが興奮状態で、メスに覆いかぶさろうとする。メスもやる気で“Come on!”と言っている（様な気がする）。もう、ふ・た・り、いえ、２匹は完全なる発情状態・・。　とっ！！突然、全然違う方向でエサに貪りついていた、例の大きなオスカブトが、くるりと方向転換してきたかと思うと、バタバタバタ！！と、その色恋の現場へ無粋にも足を踏み入れだしたのです！！そして、メスに覆いかぶさろうとするオスを、自分のツノで払い落とすと、そのツノで、ズンズン、メスに覆いかぶさろうとしていたオスに襲い掛かるではありませんか・・。その勢いたるや、すごいものです。たちまち、襲われた方のオスはしょんぼりとなり、おがくずの中へもぐってしまいました。　う～ん、この大きなオスは、このメスの夫なのだろうか？それとも？？？　で、今度は、その大きなオスがメスに覆いかぶさろうとするのです、が、そのメスは“イヤイヤイヤ！！”とばかりに暴れたかと思うと、後ろ足でオスを振り落としてしまったのです。そして悠々と、おがくずの中へ・・。呆然とするオスカブト・・。すると、そこへさっきまで食事をしていた別のメスがやってきます。あっ、これで２人結ばれてめでたしめでたし・・。　と、思いきや、オスはメスをムシしてエサの方へ・・。メスはしばらくオスの方を見て、何らかの光線を送っていたようですが、全く見向きもされず・・。とうとう、おがくずへ潜ってしまいました・・。　ムシの世界も、男女の争いは激しいようで・・・・。

August 16, 2006

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これって成長？

　今日は、新高輪プリンスホテルへ『バズライトイヤーキャンプ』『くまのプーさん　森の夏休み』というイヴェントに行ってまいりました。なんでも、うちのかみさんが参加している“マコロン”とかいうブログサイトでチケットプレゼントがあったらしく、期間中毎日先着１０名が当たるというやつに３日間挑戦し、必死にゲットすることが出来たため、今日行ってきました。（本当にチケットゲットは必死さったらしく、２日目に失敗したときはなんと１１人目で、ぎりぎりアウト。もうその日は悔しさのあまり、吼えまくっていて、私も息子も少し怖くて退いてました）　内容はまたIt's a Bird!にかみさんが書いているので、そちらを観ていただけるとありがたいのですが、いやぁ、とにかく混んでました。何がって、品川がです。今日はまだお盆と言うこともあり、車も都内は渋滞も無く、イヴェント自体もそんなに混むことなく楽しむことが出来ました。そのイヴェントでは、かなりでこぼこな平均台の上を歩いたり、長い穴を１人で通ったりと、結構アスレチックチック（アスレチックみたいな？？）でしたが、息子１人でかなり上手にクリアできるんです。うちやうちの近所にはそういう遊び場がないから、まさかそんな事が余裕でできるなんて思っても見なかっただけに、息子がそんなに成長したのかぁ・・。と何だか感激！！　でも、昼食を食べようと、品川プリンスホテルまで足を伸ばしたら、車は渋滞、ホテルのレストランはどこも満員、９０分待ちなんてところばかり・・。おいおい、いつから品川はディズニーランドになったんだ？と思っていたら、ホテルに水族館があったんですね。物凄い人だらけ・・。正直、人にあてられた感じがしてぐったりでした・・。　並ぶことの大嫌いな私は何とかまだ好いていた食堂で食べることが出来、満足。ジークフリートなど、食堂に着いたときにはもう疲れて眠くて、食堂の机の上にばったりと倒れこんで、ほとんど寝ていたんです。しかし、そこはランチタイムにはサラダ・杏仁豆腐、フルーツが食べ放題。そこにあったのです！息子の大好物のス・イ・カがっ（正確には、フルーツはスイカしかなかったのです・・）。「ジークフリート！スイカ食べる？？」といって、沢山持ってきてやると、今までの眠気はどこへやら・・。もうスイカをまるでキリギリスかのように貪るように食べ、「スイカ！もっと！」と、更に要求してくる・・。“う～んっ、成長したかと思いきや、まだまだ子供だなぁ・・”と、少し微笑ましくなるパパ。（まだ２歳なんだから、子供であたりまえだろう！）で、食事が来たのですが、チャーハンに付いていたのが、コーンスープ。息子はコーンが大好き。とうもろこしをゆでたやつは大好物だし、ミックスベジタブルのコーンもわざわざ一粒づつ拾って食べる念の入れよう。で、やっぱりコーン好き。スープを一口飲ませると、「スップ、スップ」といって催促。あっという間に平らげてしまうのです。よっぽど美味しいのかと、少し味見させてもらうと、薄味ながら、実にコーンの味が濃厚に香る。そうかぁ、コーンがすきなのはあの粒粒の食感が好きだったんだろう、とばかり思っていた私は思わず感心・・。「息子よ・・。コーンの味をそなたは理解しておるのだな･･。成長したのぉ・・」で、ひとしきり、スープを飲み干すと、「スイカ！スイカ!」が始まった・・・。君は違いが判る男なのか？それともタダの大喰らいか？？？　そのあと、品川駅から車を停めていた新高輪方面まで歩いたんですが、ここは結構急な坂道。すると我が息子殿、歩くのを途中であきらめ「だっこ？」・・。う～っ。１ヶ月半も入院して寝ていた生活を送っていた我が身には結構堪える・・。　で、だっこして歩くと、途端に息子はコックリコックリ寝てしまった・・。すると、タダでさえ重い息子が、寝てしまうとずっしり体重がかかる・・「お、、、おもいぃぃぃ・・・。」。でも感じるんです。ほんと、成長したなぁ・・。大きくなったなぁ・・。って。　車で帰って自宅近くになった頃、私は喉が渇き、とぉぉぉぉっても、甘味が食べたい感情に襲われました。でも、近所には甘味処なんて洒落たところは無いので、仕方なく和風ファミレスの『華屋与◎×』へ。その頃には爆睡していた息子もおきて、ママと３人で入りました。　ウエイトレスさんがやってきます。なかなか素敵なお姉さんです。すると、我が息子、突然、顔をしわしわにして喜び、恥ずかしそうに顔を隠したりする。更にウェイトレスさんにしつこく声をかけるわ、コーヒーのお代わりを持ってきてくれたら、なんとウェイトレスさんのお尻を触ろうとする・・・。おいおい、、今だから許してもらえるんだゾッ・・　しかし、そんな感情ももつなんて・・。ホントに成長したみたいだ・・・。

August 15, 2006

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小泉の靖国参拝

今日は、巷はこの話題で持ちきりだったようですね。今日はもうこんな時間ですし、あまり触れないでおこうと思いますが、コレだけはやはり個人的に納得いかない！という事だけ書きたいと思います。まず、いつか詳しく触れてみたいと思いますが、私自身の靖国参拝関連の考え方は『Ａ級戦犯の人々の分祀が無い限りは、首相は参拝を見送るべきである』というものです。私の考え方は、中学や高校時代にバリバリに組合活動をしていた先生方の影響を受け、かなり左寄りだったと思います。ところが、自分でいろいろと勉強できるようになったり、今、学校という現場に入り、組合にも加入しておりますが、それでも随分と考え方は右寄りになったように思います。個人的に・『東京裁判』は不当な判決である。・Ａ級戦犯とは連合国側の勝手な都合によるもので指名されたものであって、本当にそれに値する　者なのかは不明な点も多い。・靖国神社には「死んだら靖国で会おう」といって死んで行った人々が祀られており、本来ならば　国の頂点に立つものがお参りするのは当然。という考え方でありますが、それでもやはり、分祀をしない限りは参拝は出来ないと思います。・不当な裁判でありながら、『東京裁判』を受け入れたのは日本であり、その後、その不当さを時　の政府が検証、批判もすることなく、受け入れたことで世界の一員となりえた。・本来、最高の戦争責任者であった天皇陛下、そして被害者でもありながら加害者でもある国民は　罪にとわれることなく、（Ｂ，Ｃ級で処罰された人を除く）Ａ級戦犯の方々にその罪の全てを背　負ってもらったのであり、申し訳ないことでもあるが、Ａ級戦犯がＡ級戦犯で成り得なくなった　時は、天皇陛下はおろか、全ての国民が改めて、その戦争の責任を背負わなければならなくなる・戦地で死ぬことなく、無謀な戦いに突っ込んでいった責任は、やはり当時の指導者は負わなけれ　ばならず、靖国に葬られている方々の中に、それら指導者と祀られるのには非常に拒否反応を示　す方々も多々いる。　そういうことを考えても、指導者たるもの、一人間である前に、一責任者であることを考えても、それが、いかに不名誉であったとしても、責任は取らなければならないのではないでしょうか。そういう責任を持ってこそ、武士の名誉があり、戦争につき進んで行く決断を行うことが出来たはずです。　ただ、この問題は今までただ大騒ぎするだけで、真剣に論じてこないで、６０年間もほったらかしにしていたツケが今になってでてきたのであって、歴史観の違いや歴史を学んでいない、またその歴史もどこまでが本当の情報なのかも怪しい、そして、戦争を知らない、大多数の人々が今になって論じたところで、正直決着の着く問題ではなく、今、そしてこの先触れることが適当なのかどうかは私は疑問にすら思います。　しかし、小泉総理、この人の責任は重大だと思います。　だいいち、この人の参拝は、「心の問題」だとかいって、まるで靖国参拝が自分の信念であるかのように吹聴していますが、この人は首相になるまで、靖国参拝などしたことも無ければ、首相選挙に立候補するときに、７万人の自民党員が会員である靖国の戦没者の会へいいかっこしいをするために公約として実行したものだからであるからです。ここまで、英霊や遺族をバカにした話はあるでしょうか？あの人の参拝には信念等無いのです。本当に参拝する事が正しいと思うのであれば、中国や韓国に対し、自分の信念をきっちりと説明して、堂々８月１５日に毎回行っていれば良かったのです。それをろくに説明もせず、いい加減この上ない。　それから、今回の小泉総理の靖国参拝も、そんなに大騒ぎする必要もあるのでしょうか？マスコミもバカの一つ覚えのようにあおりすぎ、本来ならば、厳粛に厳かに、英霊の方々を祀らなければならない日にまるで、オウムの麻原を乗せた車を追いかけるかのように小泉の車を追いかけたり、靖国神社に押しかけたり・・。一体、何と心得ているのでしょう・・。マスコミも、小泉の靖国参拝を大声で賛成する連中も反対する連中も、まんまと、小泉の注目を集める作戦に乗せられているだけのような気がするのです。小泉など、所詮はもう終わった人です。国会も続けず、アメリカやアラブやモンゴルで遊んでいるような人です。国内が、本来なら好ましくない方向で、まるで、戦死者の方々の思いがないがしろにされた形で、靖国云々と言う論争が、自分の軽率な考え、発言、行動で起こってしまっているのだから、残された任期、この問題をどう自分が解決してゆく方向を示してゆくかと言うことも一切しない。　そして、野次馬根性で靖国に押しかけた一般国民。情けなさ過ぎる。遺族の方々だっておまいりに来ているし、純粋に戦没者の方々に手を合わせる人々が大勢いる中、小泉やその他有名人が参拝に来ると、携帯カメラでバチバチとり、阿呆のように声援を送る。この人たちに戦没者に心より哀悼の意を表する気持ちなんてあるのだろうか。いや、絶対にないだろう。もしそういう人たちが靖国の事を語ろうとするのなら、その人たちは全く、その資格は無いと思う。ニュースで観ましたが、石原慎太郎が参拝に来たとき「イーシハラッ！イーシハラッ！」って石原コールが起こるのは一体何なのでしょう？？恥を知れ！！と言いたいですね。だいいち、英霊に本当に哀悼の意を表する気持ちが石原氏にもあるのであれば、その場で「お前達いい加減にしなさい！」と言う位でなければならないはずではないですか？　今年は昨年に比べ、８月１５日の参拝者が５万人近く上回ったそうな・・。小泉騒動で、靖国や戦没者の人々への感心が高まり、お参りしたくなったという人が増えたなら、いいのですが、ほとんどの人は、流行に流されて・・・、野次馬気分で、、、と言うのが多いのではないでしょうか。　元自民党の加藤紘一氏の実家に火をつけて腹を切った男性がいたそうですが、暴力で言論封鎖しようとする人は、むしろ、靖国でテレビの実況中継をしているアナウンサーの後ろで、ピースしたり、カメラに映ろうとする不届き者にケリでも入れるべきではないでしょうか？そういう人達こそ非国民のような気がするんですが・・。

August 15, 2006

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ベートーヴェンの第九

今日は第九のことを書きます。　第九は、それまで、クラシックの音楽なんて全然聴かなかったし、音楽の授業も大嫌いで、歌うことも全然しなかった私を１８０度違う世界へ引き込んだ、そら恐ろしい曲です。第九との出会いがなかったら、今頃はもうちょっとまともな生活を送れていたに違いない・・。　なんで、第九かといったら、『Ｎ響アワー』という番組で第九の話をしていたから。日本初演と言われる徳島のドイツ人捕虜による演奏の話が中心でした。この話は今年『バルトの楽園』というタイトルで映画化されました。松平健が出るとの事で、まさかマツケンサンバでも踊るんじゃぁないか？？と戦々恐々としておりましたが、さにあらず、まともな映画にはなったようです。私は入院していたため残念ながら未見なのですが・・。　日本じゃ年末になると『忠臣蔵』と同じく、ネコも杓子も“第九”となってます。なんでそうなったかはよくわかりません。真剣に何故か？を研究している人も沢山いるようです。ただ、強く人の心を打つ作品であることと、音楽を学術的に知らない、いわゆる専門的でないような素人であればあるほど、熱い気持ちで歌えることが出来るクラシック曲であると言うことだけは、私は確信しています。日本人のカラオケ好きが、この第九にも当てはまるのではないか、そう思います。　第九は専門的に合唱なんかを歌っている人にはあまり評判の良い曲ではないようです。少なくとも、私の知り合いで、いろいろな合唱を歌っている人は、第九は歌う気がしない、といいます。どのパートも高い声を張り上げて歌うことを要求される。ベートーヴェンは耳が聞こえなかったから、声を楽器のように扱って、無理をさせて歌わせる。したがってハーモニーも美しくない。ネコも杓子も第九、というのも気に食わないというのが、大方の意見のようです。事実、後のちの作曲家達も第九に関しては賛否両論だったようですから・・。　私も、オペラを歌っている、とはいっても、本当にずぶの素人。楽譜もまともに読めないし、音楽の専門的な教育も受けたことが無い。ただただ無類に好き！というだけで歌っている人なので、言うのですが、第九ほど、老若男女、どんな人でも歌えることができる、そして自分の人生を反映させて、それを自己主張させて歌えることの出来る唯一の合唱曲であると思います。　私は中学生の時に第九を初めて聞きました。当時放送部員だった私は、お昼の放送のネタとして第九を特集しようと思い、別に好きでもありませんでしたが勉強のつもりで５００円位のカセットテープを買って聴いたのが始まりでした。第九交響曲は４つの楽章からなって、あの合唱の入る有名な曲は最後の楽章ですが、当時はそんな知識は全くありませんでしたから、いつまでたっても合唱が始まらず、だらだらオーケストラの曲が流れるだけなのに困惑してしまいました。４０分近く根気だして聞いていたところ、あの有名なメロディが流れました。でも、オーケストラの伴奏だけで、合唱は聞こえてこない。「あれ？もしかして安物テープだから合唱はないのかなぁ・・。でもケースには『合唱つき』って書いてあるしなぁ・・」第九のサブタイトルが『合唱つき』であることも知らなかった私はだんだん不安に。しかし、それからすぐ、バリトンの独唱が入り、やがて合唱が歌いだしました・・。もう、衝撃でした。「なんじゃぁ！こりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」まるで、『太陽にほえろ！』で殉死した松田雄作のように叫んでいました。　当時私の家ではいろいろあって両親の仲が最悪の状態でしたし、高校受験等も重なり、精神的にかなり不安定だったこともあったからでしょうか、私の心の中に、この第九は響きました。この出会い以降、第九は私の心の中で常に響き渡っています。　高校に入ってアルバイトをして初めてＣＤプレーヤーを買い、初めて買ったＣＤも第九でした。当時はまだプレーヤーも結構いい値段してましたし、ＣＤも普通に３５００円位していた時代でしたね。それから、第九のＣＤを買いあさり、テレビやラジオでオンエアされれば、必ずチェックしてました。もう第九マニアでしたね。それから、近所で第九があればあちこち歌いに行っていました。大抵、どの合唱団でも女性はいっぱいいるけど、男性が少なくて引く手あまただったんですね。１２月の土日はすべて第九を歌いに行っていたときもありました。今は、オペラの活動が忙しくなってしまい、歌いに行かなくなってしまいましたが、また歌いに行きたいなぁ、と思っています。　第九を歌いに行っていたとき、本当にいろいろな方と知り合うことが出来ました。もちろん本格的に音楽を勉強された方も大勢いましたが、それ以上にドイツ語は読めない、楽譜を読めない、歌なんてカラオケしか歌ったことない、第九はストレス発散のために歌いに来てるって人がほとんどでした。そういう人は、音楽を勉強している人に比べて、やはり第九という曲に立ち向かうには幾重にもハードルがあるわけで、それを強い信念と努力と曲への愛情で克服しなければならない。ですから、それを克服する分、そういった人たちの歌には、専門的に歌を知っている人の歌に比べて、味があるわけです。歌を専門的にやった人達を否定しているのではありません。音楽を専門的に勉強している人は、していない人たちの何倍もの時間とお金をかけてしているわけですから、それはすごい立派なことです。でも、こと『第九』という曲に限って言えば、専門知識や勉強をしていない人が、している人を唯一凌駕することが可能な合唱曲である、と私は思います。その人の人生観や味がそのままに反映される。カラオケだってそうですよね。専門的に勉強している人とそうでない人が歌い比べたとき、勉強していない人が味のある歌を歌って聞き手を感動させることが出来るでしょ？カラオケ効果が第九にも反映されてる。そう思います。だから日本人は第九が好きで、皆歌ってるんだなぁ。そう思うわけです。　私が知っている中でも、普段はバンド活動していたり、農業やっていたり、洒落のようですが大工さんしている人なんかも歌っていました。彼らは合唱なんかやったこともないし、ドラ声の人もいます。でも、成り立ってしまう。他の曲だったら壊滅的になってしまうものも、第九だけは破綻しない。それどころか、プロの演奏を凌駕してしまうこともある。　私は年末に放送される第九のテレビは今も必ずエアチェックします。大体、Ｎ響、読響、そして大阪の１万人の第九が必ずと言っていいほど放送されますが、一番大好きなのは１万人の第九です。もう、歌っている人が顔をくしゃくしゃにして歌っている姿がなんと言っても心地いい。どんな美人でも観てられないようにくちゃくちゃ顔に。そして、最後には目に潤んでいるものが・・。歌っている人たちに何が去来しているのか判りませんが、今年一年のいろいろな思いを、第九に思いをこめて歌った、そんな充実感が歌っている姿に表れます。さすがに１万人の第九では大雑把過ぎて演奏を正当に評価はできませんが、その熱い思いは塊となってぶつかってきます。　それに比べると、やはりプロの演奏は綺麗過ぎ。合唱にヤマ場が無いんですね。綺麗なんだけど、だから何？なんだよなぁ。特にＮ響の演奏。合唱はまるで、日本の混声合唱でも歌っているかのように、綺麗な表情で、綺麗に歌う。テレビも悪いんですよ。美人だなぁ、と思う人を見つけて、その人を中心にカメラワークを広げていく、そういうクセがあるんですから。でも、その美人さんは絶対に顔をくしゃくしゃになんか歌っていない。「えっ？口パクじゃないの？」って感じ。　演奏会もプロアマ合わせてかなり多くの第九を聴きに言っていますが、今までプロを凌駕するアマの演奏を聞いたことは何度もあるけど、いいアマを凌駕したプロの演奏には残念ながらお目にかかったことが無いんだなぁ・・。私が聴きに行ったプロの演奏がたまたま悪かったのかなぁ？そんなことは無いと思いますが。　ＣＤは月並みですが、フルトヴェングラー＆バイロイト歌劇場管が一番熱がこもった演奏だと思います。指揮者も奏者もどこかなにかに憑かれたような、すごい演奏です。何故か、“フルヴェンの足音入り”というＣＤで、同じ演奏でも足音の無いやつよりも値段がちょっとばかり高いっていうのが、よくわかりませんでしたが・・。　　

August 14, 2006

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ＤＷＥイヴェントに行きました！

今日はＤＷＥのイヴェントに行ってきました。ワールドファミリーっていうところの英語教育の一環で、外国人が１時間弱の英語のショーをしてくれるんですが、いやぁ、かれこれ５，６回見に行っていますが、毎度、そのショーでの先生達の熱演といったら、あっけに取られるというか、感心させられるというか・・。イヴェントはこのＤＷＥの教材の中の英語の歌を中心にしたショーで、ミュージカル仕立てなのが楽しい。ぬいぐるみや着ぐるみが出て来て、子供向けなんだけれど、大人が見てもミョーに楽しい。もっとも、英語のエの字も判らない私は、勢いにつられて楽しんでるところもあるけれど・・。　あっ、ＤＷＥって何かといえば、私には良くわからないけれど【でぃずにーわーるどおぶいんぐりっしゅ】とかの略のようです。ですが、著作権の関係か、このイヴェントというヤツにはディズニーのキャラクターは一切でてきません。教材にはバンバン、ミッキーだのプルートだの、ドナルドだの出てくるんですが・・。（ディズニーのキャラクターの中に“クララベル”だの“スクルージ”だのというキャラクターがいるのも、この教材で初めて知りました・・）代わりにこのイヴェントに出て来るのは、ワールドファミリー独自のキャラクター達。“ズィッピー”というリスのオバケや、リスだかペンギンだかよくわからないクセに何故かプレスリーな“エルヴィス”、超たれ目でお世辞にも可愛いとは言い難い（？）“ポンポン”というパンダのオバケなど、何種類かいるんです。。私には良くわからないけれど、子供達と、お母さん達には大人気！というか、超人気らしい・・・。もう、キャラクターがショーの中に出てくると子供とお母さんが「キャァ～！ズィッピ～！！」「エルヴィスぅぅ～」となってしまうのだから・・。子供が生まれるまで、“弘道お兄さん”も知らなかったし、かみさんが、いつの間に韓流ドラマにハマって、リュウ・シュオンかっこいい、とか言っている事も知らなかったのだが、知る人ぞ知る、というか、知らない人は全然知らないキャラクターさえ、こんなにかみさん、も知っているのか、と思うと、刷り込みとは恐ろしいものである・・。　さて、で行って来たイヴェントは『ＡＢＣ　ＢＯＸ』というイヴェント。このイヴェントはマジックを中心にしたイヴェントで、見ていてとっても楽しめる。出演者の先生達のオーヴァーな芝居も爆笑ものだし、英語がわからなくても理解出来るのが嬉しい。（英語がからきし駄目な私が言うのだから間違いありません。　イヴェントにはいつも私とかみさん、そして愛息ジークフリートの３人で行きます。かみさんがジークフリートのそばについてやり、ショーを一緒に体験。私はもっぱらショーを録画するビデオ係。このイヴェントは録画が許されているので、ショーを撮って自宅で改めて見れば、２度美味しいわけです。　まず、ショーが始まるまで、会場の入り口で記念写真撮影をしたり、記念のスタンプを押したりしながら開場するのを待っているわけですが、この時点から、大抵のお母さんと子供達は興奮状態。我がジークフリートも楽しいイヴェントの雰囲気を感じ取って、いつもショーの始まる前からエキサイト・・。このあらぶる息子をクールダウンさせるのがまず一仕事。下手すると、ショーが始まる前にエキサイトしすぎて燃え尽きてしまうことがあるからです。小さかったときはまだ抱っこして抑えていればよかったのですが、さすがに２歳ともなると、なかなか一筋縄ではいきません。その間も、ショーは開場と共にいきなり始まるので、三脚やカメラの用意をしなくてはなりません。お父さん。大忙しなのであります。　開場すると、私はビデオ撮影の場所を確保し、あとは１時間立ち続けながら、撮影するのです。先生達が予想外の激しい動きをするときが多々あるので、ズームやワイドの操作も結構緊張します。できるだけ、息子にライブの興奮をありのまま伝えてやりたいじゃぁ無いですか・・。　さて、今回の『ＡＢＣ　ＢＯＸ』実は１度鑑賞したことがありました。だから、ジークフリートも体験済みで、その時に録画したビデオも何度も見ているので、ショーの進行をよく理解していたようで、今までのショーの中でも一番楽しんでいたみたいでした。私も、前回、撮影に失敗していた箇所が何箇所かあったので、事前にビデオを見て予習をして撮影に臨んだので、中々上手く撮れてるな、と、撮影しているときは思ったんです・・。　ところが、　演目もでている先生も全く同じなのに、前回に見たときとは明らかにバージョンアップしていたのです。ですから、「よし、ここで、アップしていれば先生の面白い表情が取れるぞ！」とズームした途端、「ギョ～～ッ！！」と奇声を発して飛び上がる先生。瞬く間にカメラのフィルダーから先生の姿が消える・・・。「聞いてないよぉ～」　おまけに先生ときたら興に乗ってきたのか、「いつもより余計に踊ってま～す！」とでも言いたげに、前回に無かった仕草を入れたり、セリフを付け加えたりするもんだから、通常１時間弱で終了するものが、１時間では終わらなかった・・。そうなると、どうなるかというと、、、いつも撮影では６０分用のＤＶＤディスクを使って２、３分余る程度で済んでいたので、今回もその準備しかしていかなかったものだから、なんと、無情にも【ディスクの残量がありません。撮影できません】のエラー表示が・・・。仕方ないなぁ・・。まぁ、今回の演目は前にも撮ったやつだし、取れなかった分はそちらで諦めてもらうかぁ・・。なぁんて思っていたら・・・。トンでもハプニング！　実はわが息子、前回のビデオを見ながら、すっかりこの演目にでている女性の先生、リサ先生に恋してしまっていたのです。なもんだから、ショー中、ずっと「リサ～っ！リサ～！！リサ～っ！！！」って、ラブコール送るもんだから、リサ先生、すっかり困惑気味、、、かと思っていたのです。がっ、実は実は、満更でもなかったみたいで、（そりゃそうでしょう。なんてったって我が息子はパパに似てとってもキュートでラブリーですから）ショーが終わって、先生達との記念撮影の時間があるんですが、その合間に我が息子を抱きかかえたかと思うと、リサ先生、なんと息子にチュ～の嵐！！もう、あまりの感激に呆然とする息子。うらやま・・・、いやっ、よかったねぇ、、！この決定的シーンをビデオに収めようと思ったら、残量が無いことに気がついた・・。あ～あ、残念。　そんなこんなで自宅に帰り、また今日撮ったビデオを家族で見ました。やっぱり、大興奮のジークフリート・・。相変わらずリサ～っ！リサ～！！でしたっ。（詳細レポートやこれまでのショーのレポートはママのサイトIt's a Bird!も見ていただけますと嬉しいです。　　

August 13, 2006

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Ｍｙ　Ｆａｍｉｌｙ

最初のブログで、さて、何を書くことからはじめよう・・・。何だか、書きたいことっていっぱいありそうなのに、いざパソコンの前に座るとなかなか思い浮かばないもので、早くも挫折かっ！そうだ！家族の紹介でも書くようにしてみよう！まずは家族のプロフィールから・・【わたくし】　年齢：三十路中盤。３０代半ばにして、既にメタボリック症候群の仲間入りを果たす。やっぱり３０も中盤を過ぎると、いろいろ身体にボロがでるもので・・。とにかく大食漢なくせに運動を一切しないために、肥満・内臓脂肪過多、脂肪肝、といろいろと悪いところを指摘されるもののそれらの警告を一切無視したがために、ついに昨年糖尿病の宣告を受ける。ついでに突発性難聴という、おまけの病気までついてきた。今も結局、左耳の聴力は４０％程度しか戻っておらず、完治しないまま治療は終了（要するにお手上げ状態）、糖尿は毎日２回インスリン注射のお世話に・・。ところが、身体はメタボリックにした私を許してはくれず、この６月にはＢ型肝炎　にかかり約１ヶ月半の入院。つい最近退院したばかりで現在も自宅療養中。　大好きなもの：オペラです！高校の時にオペラと出合って以来、もう、オペラなくしては僕の人生は語れないほどのものになった・・。オペラ好きが聴くに飽き足らず、ついつい歌い演じる事にも手を出してしまった（ちなみに下手です。）。もう十年以上もガレリア座という団体でオペラ活動をしている。　ちなみに妻と出合ったのも、オペラをやっていたことがキッカケでした。　　仕事：某中学校で事務をしてます。入院で２ヶ月近く出勤していないので、果たして席があるかどうか・・　最近凝り出そうとしてること：昔やっていた“田中正造”研究を再開しようかと、と思ってます。　※以後ブログ中、パパと表記する事も多くなると思います。【つま（妻）】　年齢：私と同い年。ですが、年齢相応に見えず、若く見られている様子！　つまの趣味：1.読書。とにかく本バカ。（本当にバカ！という意味じゃないよっ）気に入った本があったら、何時間でも読んでいるし、一度読んだ本を何度も読み返しても飽きないとのこと。昨日の晩も夜中３時くらいまで本を読んでいた・・。　2.旅行。結婚し、一時転居するまで旅行代理店に勤めていた。旅行好きが高じてそれを仕事にしてしまった。相当な激務だったようだが、本人は幸せで仕方なかったらしい。自分が旅行するのも楽しいが、そのプランを立てるのがもっと楽しいらしい。だから我が家の旅行プランはみんな妻が立てる。ところが、仕事をしていたときのクセが抜けないのか、旅行に行っても、純粋に旅行者として楽しめず、ついつい、旅行中にあ～だこ～だ考えるのだそうだ・・。　3.歌うこと。妻はお母さんの影響で、幼少の頃から歌が好きだったらしい。だから、小学校から合唱に関わり、中学校では合唱部を創部し、高校でも合唱部の部長を務めていた。大学に入って、オペラ劇団『こんにゃく座』の研修生になったが、遠方だったためお父さんに反対され辞めて、地元の市民オペラサークルで歌う。私とはそこで知り合ったのでしゅ。その後私が団員だったガレリア座にも入団し、そこでも歌っています。パートはソプラノ。　最近凝っていること：息子の英才（？？？）教育！特に英語。ＤＷＥ（ワールドファミリー）というところの英語教材を使って、０歳のときから息子を英語漬けに・・。教材にディズニーのキャラクターが登場することから、、ディズニーフリークな妻が１人で喜んでいるのだろう、と思いきや、今や息子も洗脳されて、毎日のようにこの教材の英語の歌を歌いまくっている。（本当にまくっている）　ブログでも、同じようにこの教材をやっているママさん達とお友達になりいろいろと情報交換しているようだ。あと、毎晩のようにネットオークションに興じ、息子のために！といいものゲットしようとしている、らしい・・。　ホームページ作りも毎日頑張ってます。It's a Bird!というサイトです。　※以後、ブログ内では“かみさん”“ママ”と表記することが多いと思います。【むすこ】　我が家の大切、そしてかわいい大切な一人息子。年齢２歳。　ミドルネーム：我が息子にはミドルネームがある。なぁんて、私が勝手につけたのですが・・。そのミドルネームは“Ｇ”。ゴジラ？ジャイアンツ？？グレート？？？いえいえ“ジークフリート”です。ジークフリートとはドイツの伝説に出てくる英雄で、私の大好きなワーグナーのオペラ『ニーベルングの指環』の主人公のひとり。名前をつけるとき、「英雄」と書いて「ジークフリート」と読ませようと、真面目に考えたものの、妻に反対され止めることに。（あたりまえか・・）今の名前はすごくかわいくて、我ながら良い名前をつけたと思いつつ、“ジークフリート”は捨てがたく、ミドルネームに。もちろん、公には認められておりません・・。　好きなもの：1.英語。０歳の時から英語漬けの彼は、今ではすっかり英語好き。２歳だというのに、発音など、私よりぜんぜん良く、単語も結構読んだり、意味を理解しているらしい・・。恐るべきというか、ムカツくぅ～っ　2.歌。歌好きはママ譲りか、パパ譲りかはわからないが、多分、ママ譲りだろう。なにせお腹の中でも、ママの歌を聞いていたのだから。レパートリーを英語の歌が占めているし・・。（パパは英語の歌なんて歌えない・・・）　3.おっぱい。無類の“おっぱい星人”である。もちろん一番好きなのはママのおっぱい。未だに一日１回はママのおっぱいに吸い付いている。問題はそれだけではない。私の母や妻の母といった、もう、おっぱいと呼べないそれにまで、触れ、吸い付こうとする。そればかりか、近所のおばちゃんがかわいがってくれることをいいことに、そのおばちゃんのおっぱいまでムギュっと触って値踏みする・・。さらには、私のおっぱいのちくびまでつまもうとするのだっ！いやぁん　4.たべもの：とにかく赤ちゃんのときから何でも食べる。中でも、納豆、豆腐、ブロッコリー、きゅうり等を貪るように食べる。最近は枝豆、コーン、いくら、すいか、海苔、海苔の佃煮、漬物などもそのレパートリーに加わる。（ちょっと渋めの食べ物が多いのがミソでしょ。）　5.じいちゃん、ばあちゃん：うちは私の母と同居（二世帯住宅）、しかも近所に妻の実家があるということで、じいちゃん、ばあちゃんの愛情をどっぷり受けて育っている。また近所のおじちゃん、おばちゃん達も息子が大好きで、とっても遊んでくれる。だから息子もみんなにご挨拶する。「こんにちわ！」「おいでぇっ！」まるで友達のように声をかける。でも、出て来て遊んでくれるので有り難いです。ついでに言ってしまうと、若いきれいなおねえちゃんはもっと好きらしい・・・。【じいちゃん・ばあちゃん】　さっきも書きましたが、うちは私の実母と同居。もう、口うるさくてムカツク親で参ってます・・。タクシーの運転手で頑張ってますが、いやぁ、神経質で自分勝手。私も妻も閉口しております。まぁ、かなり気が強いのですが、人付き合いは上手くて、近所づきあいも良く、近所の人が子供の面倒を良く見てくれるのも、ある意味この人のお陰かなぁ、と感謝はしているんですがぁ・・。その上、健康オタクと来ているので、なかなかすぐにはオッチンでくれそうにありません。　そして、歩いて５分のところには妻の実家が。ここにはお父さんとお母さんが住んでいます。妻の家はみんな子供が女の子なので、皆今は家にません。しかし、妻はほとんど毎日入り浸っているので、多分、さびしくはないでしょう。というか、孫が一緒に来るので、それが楽しみみたい。お父さんは昔気質の厳しい人で、時々、その感覚には驚かされることも・・。結婚する前も大変だったけど、今では孫にでれでれの優しいおじいさんです。外に食事に行った時にはいっぱいご馳走してくれるのですが、お父さんは食べきれないほどの注文をして、自分はちっとも食べず、みんな「君たべなさい。」というんです。嬉しいやら辛いやら。　お母さんは、気遣いがあって、人付き合いも良く、ちょっとお父さんとは正反対。私から見ると、ちょっと気遣い良すぎない？？と思う反面もあります。とにかく好奇心旺盛で、６０過ぎてから看護福祉士（？）の免許を取ったりと、活動的。派手なところと良く喋るところはうちの親と似ています。といってもうちの親のように無分別なことは言いません。　以上が私の家族の紹介です。なんだかこれから書いていけばいいものを一挙に書いてしまった気が・・。読み疲れてしまったらすみません。

August 12, 2006

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はじめまして！ブログ初体験です！

昨日夜中ずっとブログの設定をして、書き込みをせずに力尽きてしまいました・・。いまどきの三十路の割りに、パソコンやネットがどうも苦手・・。だから、流行りのブログというものにもなかなか手が出ませんでした。ようやく、今日が出発日です。ブログは専業主婦している妻が、子供が生まれたのを機に始めまして、いろいろと記事を書いている間にいろんな方とも友達になれたりとかして、すごいものなんだなぁと思って、それならばおいらもやってみよう！ということで手をつけてみました。いやぁ、でも、まずその設定からして大混乱。みんな、どうやって作ってるのかなぁ？なんて人のブログを参考に見てみると・・・、いやぁいやぁ、老若男女問わず、皆さん、とっても上手に作っているじゃぁないですか！もうびっくりで・・。いやぁ、全然みんな抵抗なく作ってるのかなぁ、と思うとただただ感心しきり・・。ずぼらな性格なので、果たしてどこまで続けることが出来るかなぁ？とか、文書作るのが下手（とにかくまとまりなく長くなってしまう・・）だから、読んでくれる人もいるのかなぁ、とか、お友達とかできればいいなぁ、とか、いろいろと不安や期待が混じっているブログスタートですが、お暇なときにでも読んでいただけたらなぁと思っています。どうぞよろしくお願いします。

August 12, 2006

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中国軍機、日本国の領空を侵犯初確…

(2024-10-30 15:11:26)
今日のこと★☆

ワイキキ来たよ　３日目

(2024-11-10 01:20:56)

ラインの黄金仮面 Weekly

ＤＡＳＡＮＩは素晴らしい！

意気消沈！！

メル・ブルックス賛！

『プロデューサーズ』

リニューアル

雨漏り画像

DWEのプレイアロングショーに行く

学校大洪水～教育行政を考える～

荷物がとどく

東京のオペラの森の『オテロ』

久しぶりの家族旅行記 ３ ～完結編 栃木路編 ２～

久しぶりの家族旅行記 ３ ～完結編 栃木路編 １～

久しぶりの家族旅行記 ２ ～大洗編～

久しぶりの家族旅行記 １ ～ひたちなか編～

明日から

幼児教室の遠足に参加！

イングリッシュ・カーニバル初体験！

父親の威厳

ミヤサマ～ミヤサマ～（公園で遊ぶ２）

公園で遊ぶ

スカルピア男爵のテ・デウム

ブログの安全対策

訳詞家Ｍさん

ＤＷＥダンスアロングショーに行きました。

あ～あ

息子の崇拝者

『こうもり』合唱練習１

幼児虐待！？

フリーページをつくりました

かみさんと歌う！？

真夜中の夫婦＆今日の息子

吐いた息子

昨晩の顛末

新手の詐欺？！

かなしばり

知人の発表会に行く（Opera Piccola)

ラープ（ｒｐ）でつけめん

蓮沼ウォーターガーデンに行って来ました

やっぱりイキモノ

これって成長？

小泉の靖国参拝

ベートーヴェンの第九

ＤＷＥイヴェントに行きました！

Ｍｙ Ｆａｍｉｌｙ

はじめまして！ブログ初体験です！

久しぶりの家族旅行記　３　～完結編　栃木路編　２～

久しぶりの家族旅行記　３　～完結編　栃木路編　１～

久しぶりの家族旅行記　２　～大洗編～

久しぶりの家族旅行記　１　～ひたちなか編～

Ｍｙ　Ｆａｍｉｌｙ