仕事2
仕事を辞めたいと、何度も上司に言った。具合が悪いときが多くて、ご飯も食べられなかった。ふらふらで、重い荷物を持っていた。正直、もう身体がもたん!!と思った。で、上司に言ったら、引き留められた。「休みたいときは休んでいいから、とにかく辞めないで」と。ああ、なんと幸福ものであるか、わたしは。今のこの世の中、辞めさせられていく人が爆発するくらいいるというのに、引き留めてくれている。仕事は、お金をもらうもの。それがいちばん。でも、もう一つのいちばんは、「誰かに必要とされること」と思っている。あなたがいて良かったよ。助かったよ。来てくれただけでいいよ。こんな言葉を、私は聞いた。こんなに心地よい、しあわせな言葉ってあるかな。休めば、それだけ給料が減る。物理的に、満たされない。けど、ココロは満たされている。だから、私は最近平凡な自分だけど、しあわせものだとココロから感じる。もっと会社に貢献することが出来ればなおいいかな。